人工知能(AI)技術の飛躍的発展により、近年「AIが人間の知能を超える」と言われるようになった。
しかし、そもそもAIは本当に役に立つのか? AIと人間の知性の違いはどこにあるのか?
常々「脳」と「意識」について考えてきた解剖学者・養老孟司が、各界のトップランナーと縦横無尽に議論を交わす。
■AIの発展がめざましい棋界に身を置く棋士・羽生善治
■経済学者であり、AI技術にも精通する井上智洋
■著書でテクノロジーと人間のあり方を考察してきた哲学者・岡本裕一朗
■人工頭脳プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を進めてきた数学者・新井紀子
4人の叡智との対話から見えてきたのは、AIの限界と可能性。AIはいわば「高級な文房具」、AI化がむしろ「人間本来の暮らし」に戻れる余白を作ってくれる……AIの限界と日本の未来を語り合う、知的興奮に溢れる4つの議論。
第1章 AIから見えてきた「人間の可能性」 羽生善治×養老孟司
第2章 経済はAI化でどう変わるか 井上智洋×養老孟司
第3章 AIから人間を哲学する 岡本裕一朗×養老孟司
第4章 わからないことを面白がれるのが人間の脳 新井紀子×養老孟司
新宿署で煙たがられる鮫島。のちに彼の理解者となる上司・桃井との出会いを描く「区立花園公園」(大沢在昌)、銘酒を守るため、完全犯罪を企図した男の小さなミスを福家が突く倒叙ミステリ「月の雫」(大倉崇裕)、同僚の安積に敵愾心を燃やす相楽。奇しくも二人が抱える事件が交鎖し…「オブリガート」(今野敏)など、組織を率いる上司と現場の捜査官、ライバルの刑事同士、各々の矜持が衝突する警察小説の秀作五篇を収録。
決して「戦略」を見失わず、ドイツ統一を達成したビスマルク。片や連戦連勝なれど戦略を見失い失敗した上杉謙信ーー偉人の叡智に学ぶ。
生き方の達人たちが語る、真に幸福な人生とは。
3分でおもしろいほどサクサク読めるどんでん返しのショートストーリー! ラストには「まさか!」なエンディングが待っています。
第七回京都本大賞受賞で話題のあやかし警察小説シリーズ、待望の第三弾!
伝説の太刀に封印されし「亡霊」が放たれた時、清水寺での激闘が幕を開けるーー。
化け物や神仏に関する事件を専門に扱う警察組織「京都府警あやかし課」の隊員・古賀大のもとに、ある大男が現れた。その男の正体は、源義経に仕えたかの有名な豪傑「弁慶」。謎の僧兵集団に追われる弁慶の警護を請け負った大達だったが、その過程で『義経記』の裏に隠された衝撃の事実が明らかとなって……。
大達は、強大な敵から弁慶を守り切れるのか? 今冬一番熱いお仕事現代ファンタジー。
文庫オリジナル。
少しの音が気になる、やけにカバンが重たい、ため息が増えた…。そんな日常生活の“小さな変化”でも、放っておくと大変なことに!本書は、仕事が忙しい、対人関係に気を遣うなど「プチ・ストレス」を感じがちな人に、人気の精神科医が早めのケア方法を解説。ストレスの予防から5分でできるお手軽な解消術まで、癒しのヒントが満載です。
子育てのプレッシャーに親がつぶされないために、
そして、かわいい我が子を誤ってつぶさないために。
子どもの人生の選択肢を増やしてあげたい。
あの時、子どもに「あれをやらせておけばよかった」と後悔したくない。
いつまでもシャキっとしない我が子を、立派な大人に育てたい。
そんな深い親の愛情は偉大。
しかし、愛情が暴走してしまうことも。
習い事では、「どうしてできない!?」と子どもを責めたり、
勉強では、「そんな点数じゃ、〇〇中学なんて入れないぞ!」と脅したり。
それで、子どもがつぶれては本末転倒。
もう少し、肩の力を抜いてみては?
そんなお母さん、お父さんたちに意識して欲しいのが
「大きく伸ばす秘訣はまず芽を摘まないこと」。
子どもは、大体なるようにしかならないもの。
諦めでも放任主義でもなく、子ども自身の成長する力を信じて欲しい。
子どもとの適切な距離感がわかり、子育て不安が軽くなる1冊です。
英単語を一つひとつ暗記していませんか?
じつは「語源」を理解するだけで、知らない英単語でも意味を予測でき、なんと1万語以上が理解可能になるのです。英単語はいくつかの要素から成り立っています。
先頭について<方向や位置関係>などを表す【接頭辞】
語の<中核の意味>を表す【語根】
最後について<品詞や追加機能>を表す【接尾辞】
以上の【接頭辞】+【語根】+【接尾辞】で構成されているのです。
【例】
extract = 接頭辞「ex」:外 + 語根「tract」:引っ張る
→ 引き出す
本書では、「中学レベルの誰もが知っている単語」を構成する41個の接頭辞と126個の語根を、イメージが膨らむ楽しいイラストとともに解説。語源を知って、英単語が「意味のある塊の組み合わせ」に見えてくると、理解力が飛躍的にUPします。
パラパラと眺めているだけで、いつのまにかネイティブ並の語彙力が手に入る一冊!
人気シリーズ第9弾!
誰にも予測できない3分間。冬に読みたいショートストーリー!
【本書の特徴】
★3分間ショートストーリー×25話! 朝読にもぴったり!
★雪の日のお話、クリスマス、お正月、節分、バレンタインなど、冬ならではのお話を収録。
★ラストには「まさか!」のエンディングをお約束! ひんやり冷たい「冬」のお話をあなたに。
【もくじ】
プロローグ/消えないで雪だるま/鍋神/猫の手/てぶくろ かたっぽ/凍れる星の論争/冬の気配/氷のジジイ/裏サンタとユメ/冬のポケット/花を抱いた人/抜け道/葉っぱの地図/雪女を待ってる/コタツ天使/お助け地蔵/初雪コーヒー倶楽部/書き初め/大罪/餅姫/ぼくの青いコート/雪の下には何かが埋まっている/ふきだしの森/ドキドキバレンタイン/さよなら、ユキコ
生き方に迷い、人生がつらいとき、この小さな本が、あなたの運命をひらく!素直に前向きに生きるヒント。経営者、働く人、学生、アスリート…あらゆる人を勇気づけ、気づきをもたらした、520万部を超えるベストセラーからの贈りもの。
明治・大正・昭和と、三井財閥のトップとして、日銀総裁として、大蔵兼商工大臣として、怒濤の人生を走り抜けた池田成彬ーー。▼しかし、日本の財界をリードしつづけたその業績と較べると、彼の名前はあまりにも知られていない。▼金融恐慌、2・26事件、そして太平洋戦争と、逆風吹き荒れるなか、世間の悪評を物ともせずに突き進み、歴史の荒波に消えていった池田成彬の人生に光を当てた長編小説。
こんなことがあったなんて!国民的アイドルが、テレビでおなじみの歴史作家に“とっておきの歴史”を教わった。飢饉をなくすために一人で道づくりを始めたお坊さん、私財を投じて吉野山の桜を守った林業家、戦争で敵味方関係なく看病した女性…。47都道府県の知られざる偉人の活躍は、胸を打つものばかり。この歴史を知らなかったら、あなたも「すみません」と思うかも!?文庫オリジナル。
本書では、「プログラミング関連の知識はゼロ」という状態から、プログラミングの基礎知識や作法、PHPの基本構文、テクニックなどを無理なく習得し、かつプログラムが自力で作れるようになるところまで、しっかりとフォローします。PHPの基礎固めをしっかりとしたい方だけでなく、ほかの入門書で挫折した方やプログラミングに苦手意識を持っている方にもおすすめです。
西陣にある「なごみ植物店」で、「植物の探偵」をしている実菜と、京都府立植物園の新米職員で彼女を慕う神苗が、植物にまつわる謎を解く物語、完結編。
十日間にわたって盛大に催す予定だった北野大茶湯を、豊臣秀吉がわずか一日で中止にした理由とは? 「和の植物の博物館」を作りたいという実菜に、彼女の祖父、ダイゴ種苗社長が出した資金援助の条件は、その真相を探ること。はたして実菜と神苗は答えを見つけられるのか?
実菜と姉・花弥の幼馴染、華道次期家元の雪伸が幼い頃、亡くなった祖父と共に見た、一面赤紫と薄紅に染まった山はどこにあるのか?
中学生のミノルの友達、久美の母の実家から出てきた明治時代の籠。そのなかには布と種と和歌「昼白く 夜には黒き うらみの実 くわくわ言うて ここに納めん」が入っていた。呪いの箱ではないかと恐れる久美の両親。この箱はいったいなんなのか?
でたらめな住所から届いた葡萄とリスが描かれた掛け軸。それを見て妻が涙を流したという。掛け軸の送り主は一体誰か? など、京都の四季を背景に、植物にまつわる謎を描いた優しい連作ミステリー、ついに完結。
文庫書き下ろし。
「人生でもっともいたたまれない三十秒」とはどんな時間か。「完全防水」という携帯を手にした時、人はどんな行動をとるべきか。料理で失敗するたびに現れる「脳内姑」との壮絶な戦いとは。40代独身、趣味昼酒。札幌の実家で愉快な両親と同居するキミコが、ぐうたらな日々に頭の中で思うことを、漏れ出るように綴っていくエッセイ集。奥の深いくだらなさに心の底から笑いがこぼれ、何となく元気になれるかも。
「あなたとまた仕事がしたい」と言われる人と、二度と声がかからない人ー両者の違いはどこにあるのか?本書では、「待ち合わせ場所はできるだけ書店で」「紹介して下さい、と自分から言わない」など、仕事の縁が途切れない人が実践しているビジネスの意外な極意を紹介。小さな習慣を変えるだけで、チャンスに恵まれ、他人に好かれる人になれる!
まるでコインの表と裏。同じ人物のはずなのに、別人みたい!?学校では「男勝りなキャラ」で有名な、中学二年生になったばかりの楓は、幼いころに引っ越しで離れ離れになってしまった千里が同じ学校に転校してくることを知る。再会を楽しみにしていた楓に対し、千里は「おれはずっと、楓みたいなガサツな女、大っきらいだった」と爆弾発言!その日以来、楓と千里は犬猿の仲になってしまう。ところが、家の用事で女の子らしい服装で街に出ていた楓を目撃した千里は、それが楓だと気づかずに一目ぼれしてしまって…!?小学上級から。