COVID-19(新型コロナウイルス感染症)により突然広まったリモートワーク。日本の各企業はどう対応していったのか。
本シリーズは、リモートワークの実態を把握し、企業の今後の取り組みに寄与すること、企業経営に関心をもつ研究者やアナリストに新たな知見を提言すべく編まれたものである。8つのアンケート調査から得られた研究成果を一冊に集めた第I巻(調査分析編)と、10社以上の企業ケースを幅広く収録した第II巻(事例編)からなる。
事例編となる本書第II巻『日本企業のケースから読み解く本質』は、企業がリモートワークに対してどのように取り組んできたかを5つのテーマに分け、10社以上の企業の対策や人事担当役員の議論を通して実像を提供する。読者がその参考とすべき課題によって読み進めるように工夫を凝らしている。
なお、調査分析編となる本書第I巻『データで示す日本企業の課題と対策』では、COVID?19が拡大したほぼ同時期に、独自の視点で行われた8つの調査を掲載している。複数の調査結果を一度に眺められるだけでなく、思いも寄らない発見などを通じて、リモートワークの多面的な様相を描き出しており、データ指向の高い実務家・アナリスト、そして研究者や大学院生にとっても、新たな視座を得られるものとなっている。
コロナ禍が終息した後も、一旦大きく広がったリモートワークは多少なりとも残り続けると考えられている。今後のより良い働き方や人的資源管理のあり方を考える上で極めて重要な研究成果の集成。
【目次】
序章 ケースで学ぶリモートワーク(?橋潔・加藤俊彦)
第I部 リモートワークへの移行プロセス
第1章 ヤフー(平本奈央子) / 第2章 インテック(堀上明) / 第3章 NECネクサソリューションズ(鈴木智之) / 第4章 セグウェイジャパン(鈴木智之)
第II部 コロナ禍における企業を横断した状況
第5章 人事担当責任者によるリモートワーク座談会(樋口知比呂) / 第6章 リモートワーク時代の企業における学び・育成のあり方(小方真)
第III部 ITを活用した営業・販売方法の革新
第7章 アダストリア(横家諒介) / 第8章 旭化成ホームズ(鈴木智之)
第IV部 業務活動と事業活動の構造改革
第9章 コマニー(平本奈央子) / 第10章 BorderLeSS(筒井香) / 第11章 大手機械機器メーカー(堀上明)
第V部 コロナ禍における製薬産業の状況
第12章 COVID-19感染拡大と製薬産業(栗原道明)
不正はなぜなくならないのか!不正調査のプロフェッショナルによる待望の実務書。「不正調査ガイドライン」に加え不正調査のプロフェッショナルによる「座談会」「失敗事例」を追加収録。
大学の入試や卒業要件にTOEFL等の外部検定試験を導入する案が、自民党教育再生実行本部や政府の教育再生実行会議によって提案された。しかし、もしそれが現実となれば、学校英語教育が破綻するのは火を見るよりも明らか。危機感を持った4人が、反論と逆提案に立ち上がった…。小学校英語教科化の問題点、白熱した座談会、関連年表なども収録。
近年,地球環境や温暖化への世間の関心が高まるにつれ,これらへの影響を緩和するために,高選択性の分子触媒を開発しようとする動きが高まっている.これまでに知られている触媒の中で最も高選択的に反応を行わせることができる分子触媒は,生体触媒である酵素である.酵素では有機物であるタンパク質により,活性中心に近づくことができる反応基質の選択や,反応基質の配向が精密に制御されている.この酵素の活性中心を人工的な分子触媒へと置換することで,天然の酵素を凌駕するより高活性かつ高選択的な触媒を生み出そうとする試みがなされている.
本書では,主にエネルギーに関連する分子触媒に関して,その機能統合化の観点から現状と課題をまとめ,今後を展望する.
Part1 基礎概念と研究現場
酵素活性中心の改変による高活性人工酵素
統合型分子触媒の理論的解説
光合成膜タンパク質複合体の構造と触媒機能
タンパク質結晶を利用した分子・ナノ粒子触媒
光エネルギー変換にかかわる分子触媒に関する研究の歴史と将来展望
Part2 研究最前線
光合成タンパク質PSIIの構造解析と機能
酸素発生のための統合型分子触媒系の構築
人工金属酵素によるエネルギー創製
蛋白質結晶を利用した統合型分子触媒
統合型分子・ナノ粒子触媒によるエネルギー創製
レドックスメディエータを用いた統合型光触媒
酵素と分子の統合によるエネルギー創製
金属有機構造体を利用した統合型光エネルギー変換触媒
異種金属錯体の連結による光エネルギー変換
シングルサイト光触媒を利用したエネルギー変換技術
統合型分子触媒を利用したCO2還元触媒
CO2還元を行う分子触媒
エネルギー変換反応で利用される金属錯体光増感剤
ビタミンB12分子をはじめとするCo錯体を利用した水素発生触媒
可視光を利用したCO2還元による蟻酸生成
エネルギー変換機能を持つ酵素の工業利用
Part3 役に立つ情報・データ
この分野を発展させた革新論文
覚えておきたい関連最重要用語
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クラニオフェイシャルサージャリーと美容外科をつなぐ斯界初の本
全手技が、美しくわかりやすいイラストレーション(コマ送り)で説明され、「見えないところが見える!」 のが、本シリーズの最大の特長。ページをめくると内容はロールプレイングゲームテイストで展開されていきます…。
発行以来、大好評をいただいている『顔面骨骨折の治療』ベーシック編(2022年刊行)と対になりますが、アドバンス編では顔面骨骨折に留まらず “顔面骨そのもの” にアプローチする内容となっています。このため美容外科が含まれました。
第1章 複雑な骨折 / 第2章 顔面輪郭術(変形治癒から美容まで) / 第3章 先天異常 / 第4章 レジェンド対談集
今回のアドバンス編の新たな特長に、世界そして日本の形成外科の歴史が随所に、ちょっとずつ触れられることが挙げられます。歴史が動いたときの逸話や背景が語られるので、単なるHowTo本にはない、読み物としての奥行きも感じられます。過去と現在(未来への課題)が上手に編み込まれている、と言っていいでしょう。
《以下、編者 記す》
意外かもしれませんが、クラニオフェイシャルサージャリーと美容外科のシンクロ率は高く、「顔」を治療対象とし、体表からは見えない硬組織の形態を変えることで軟部組織を整えていきます。日々黙々と実践するクラニオフェイシャルサージャンで、かつ美容外科も行う気鋭の執筆陣に手技の極意を書いてもらいました。きっと何かが、明日の診療に役立つはずです。
第1章 複雑な骨折の治療
第2章 輪郭形成術
第3章 先天異常
第4章 レジェンド対談集
四国遍路は、弘法大師空海ゆかりの霊場寺院八十八箇所をめぐる巡礼であり、その道は、四国を一周し約1,400キロにおよぶ。近年、世界遺産には文化の道や熊野古道などの巡礼道も登録されているが、四国遍路の特徴は世界に類のない回遊型の巡礼道であり、道沿いでは遍路を物心両面から自発的に支える「お接待」という独特のおもてなし文化が、現在も続いている。本書は、日本を代表する巡礼の道「四国遍路」の歴史、概要、魅力を、世界遺産登録の視点であますところなく紹介する。
目次
第一章 四国遍路の歴史との概要
四国遍路の歴史と特徴にせまる 大石雅章 06
「四国八十八箇所霊場と遍路道」の構成資産 北山健一郎 24
第二章 座談会
世界に類のない円環構造の遍路道
五十嵐敬喜+岩槻邦男+大石雅章+西村幸夫+松浦晃一郎 38
第三章 遍路をめぐる信仰と文化
路を彩る景観と信仰 遍路から学び取る安心 岩槻邦男 56
四国遍路と心の総有 五十嵐敬喜 72
聖なる島と人々の邂逅 四国の文化と求心力 胡 光 88
四国遍路の魅力を世界に伝えた西洋人
オリヴァー・スタットラーの功績を中心に モートン常慈 106
第四章 世界遺産登録の向けて
ロングトレイルとしての四国八十八箇所巡りの可能性 古田尚也 120
文化の道、巡礼の道 スペイン・フランスの取り組み 岡崎純子 134
四国遍路の世界遺産登録を目指して
早渕隆人+今田 充+日和佐宣正+北山健一郎 150
四国遍路をめぐる議論「顕著で普遍的な価値」と今後の論点 西村幸夫 162
バンコク、ハノイ、仁川、台北、横浜など、歴史と文化を活かした都市再生の先進事例を解説。各国の執筆者による座談会や対談も収録。
人間の心はどのように進化したのか?不可思議な心というものの存在を、生物学から読み解く。
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