★小学校で英語を教える人のための基礎知識
小学校で英語を教える人にとって必要な基礎知識をコンパクトに収めた半期用の大学教科書。好評を博した『小学校英語教育法入門』(2013年)の改訂版で、平成29年3月告示の学習指導要領に対応。本書では、英語の教科化、モジュール授業、文字指導、アクティブラーニング、Can-do評価など、新しい指導要領で課題となっているテーマを積極的に取り上げた。執筆は、小学校英語教育を理論と実践の両面でリードしてきた日本児童英語教育学会のメンバー。
はしがき
1章 外国語教育の目的と目標
2章 関連分野から見る外国語教育の意義と方向性
3章 指導者の役割、資質と研修ーよりよい指導者をめざして
4章 教材の構成と内容
5章 指導目標、年間指導計画、指導形式の目標の立て方と具体例
6章 言語材料と4技能の指導
7章 教材研究1-児童が英語に楽しく触れ、慣れ親しむ活動
8章 教材研究2-児童が創意工夫し、生き生き英語を使う活動
9章 指導方法と指導技術
10章 いろいろな教材、教具の活用法
11章 評価のあり方、進め方
12章 授業過程と学習指導案の作り方
13章 授業づくりー事前準備から振り返りまで
14章 外国語教育の課題と克服のためのヒント
資料1. 教室英語
資料2. 学習指導要領
参考文献
部落差別の現実と解放への諸問題を伝える特集 いまなぜ人権教育なのかーー当事者の教員から学ぶ 園田雅春・榎井縁責任編集
「差別は間違っている」と言える子どもをー同和教育のなかで育てられて/高田三起
自分らしく生きるためにーセクシュアリティをめぐる葛藤のなかで/新井久美子
人権を基盤とした教育をー障碍のある教員の立場から/栗川 治
生きづらさを抱える子どもたちに寄り添うー問題行動への対応と多様性理解/川瀬信一
ボクはメディエイターー人権団体〈国際運動ATD第四世界〉機関紙で紹介されたロマ青年/ムアレム・アブディ/金子マーティン訳
部落解放運動活性化に向けた議論の開始をー谷元昭信著『冬枯れの光景ー部落解放運動への黙示的考察』を読んで/伊藤 満
一番隠したいことは実は一番知ってほしいことー「私たちの部落問題 vol.2〜カミングアウトとアウティングを考える」に参加して/李信恵
日本の研究機関ではここ数年、研究不正防止に向けた新たな体制の構築が進められている。特定の分野で研究不正がおきやすいのはなぜか、現在採用されている方策はどの程度有効か。研究不正を科学的知識の質保証責任違反とし、科学研究の質保証がどこでどのように行われているのかを明らかにすることで、研究不正を理解する。
《特集=研究公正とRRI》
研究公正とRRI 特集にあたってー科学的合理性の再考(原塑、山内保典)
研究不正とは何かー専門誌共同体と研究者集団の自律性をめぐって(藤垣裕子)
研究不正の時代(美馬達哉)
研究公正と社会の関係ー幹細胞研究におけるSTAP細胞を例として(八代嘉美)
研究不正とピアレビューの社会認識論(伊勢田哲治)
オープンな科学コミュニケーションが公正な研究に資する可能性と役割(山内保典)
誰をオーサーにするべきか?-「オリジナリティー」の分野特性を考慮した自律的オーサーシップの提案(菅原裕輝、松井健志)
研究公正のための利益相反対応へ向けて(尾内隆之)
研究公正・倫理教育におけるオンライン教材の利点と課題(東島仁)
私はテラスにいますー責任ある研究・イノベーションの実践における憂慮と希望(吉澤剛)
デュアルユース研究とRRI-現代日本における概念整理の試み(川本思心)
学会組織はRRIにどう関わりうるのか(標葉隆馬)
公正な研究のための欧州行動規範(欧州科学財団、全欧州アカデミー連合、翻訳:原塑)
学会の活動
投稿規定
執筆要領
真のグローバル時代を迎えて次世代の子供、若者の活躍が期待される。本書は成城学園創立100周年を記念して開催されたシンポジウムより、教育を基点にスポーツ、演劇・文学、科学・都市デザイン、放送・マスコミ文化、創造支援などを含む「文化創造と公益」の関係を深く探る。各界の第一人者による本質を見極めた新たな提言を行う注目の一冊。
第1部 教育の理想と公益 第1章 成城学園初等学校は、澤柳政太郎の建学の精神をどのように具現化しているか(加藤陸雄)/第2章 現代における公益(活動)の新しい動向と課題(小松隆二)
第2部 演劇・文化の創造性
第1章 『日本の心』目に見えないものの大切さ(梅若靖記)/第2章 アート・プロデューサーによる感動創造と価値創造の過程に関わる考察(境 新一)/第3章 美術作品を通じての郷土意識の涵養と地域の活性化(頼松瑞生)/第4章 胎動するアール・ブリュットと地域創造(渡邉芳樹)
第3部 スポーツ・放送・マスコミの市民性
第1章 競技スポーツとしての新体操(石崎朔子)/第2章 幼少期のスポーツの公益及びその現状と課題、今後の展望について(杉山芙沙子)/第3章 東日本大震災にみるマッチングの重要性とよりよい支援のためのフレームワーク(堀(永井)美奈子)/第4章 未来への投資(藤村さおり)
第4部 環境・都市デザインとアメニティ革命
第1章 現代の環境問題を考える 解決のための文理両面からのアプローチの提案(北野 大)/第2章 ものづくりとものがたり・ことづくりとひとづくり(田中 豊)/第3章 19世紀パリの都市改造(大森弘喜)
金融のイノベーションやグローバリゼーション時代を迎え、フィンテック、クラウドファンディングなどに象徴されるように、パーソナルファイナンスにかかわる諸問題の研究がますます重要になっている。最近の激動する金融環境の変化を視野に入れ、パーソナルファイナンスにかかわる最重要課題について、イノベーション、グローバリゼーション、金融教育、制度設計の4つの視点からアプローチし、その研究の新しい地平を開く。
第1部 イノベーション
第1章 パーソナルファイナンスにおけるイノベーションーマーケットプレイスレンディングの可能性ー
第2章 中国のパーソナルファイナンスにおけるビッグデータの活用
第3章 パーソナルファイナンスにおけるマイクロファイナンスの役割と地域産業の育成ーマイクロファイナンスを利用して6次化を実施した場合の小規模ワイン・清酒産業の地域における経済効果(北海道のケース)-
第2部 グローバリゼーション
第4章 日本のパーソナルファイナンスの海外事業の展開
第5章 日本のパーソナルファイナンス企業のアジア展開ーアコムとSMBCコンシューマーファイナンスのケースを中心にー
第6章 小売業のアジア市場進出における金融サービス事業とその有効性
第3部 金融教育
第7章 行動経済学に基づく金融教育ー大学生から社会人に向けた金融教育の手法と展開ー
第8章 日本の中等教育における金融教育の課題とその解決ー学校教育における金融教育の体系化ー
第9章 学校における金融教育のあり方ー中学校教科書にみる金融の扱い方と方向性ー
第4部 制度設計
第10章 パーソナルファイナンスの主体をめぐる与信・決済・運用のモデル像と債権法改正・倒産法改正・特別法改正のあり方の視点ーフィンテック・クラウド時代の金融グループの内部統制とコンプライアンスの枠組みの将来像ー
第11章 パーソナルファイナンス関連法制における経済合理性ー日本とアジア諸国の比較ー
第12章 貸金業法の政策決定プロセスに関する調査研究
明日の保健体育を創造する教師の為の専門誌”[特集1] いま、体育と道徳の関係を問い直す
巻頭エッセイ…森敏生/道徳改革は体育の何をどう変えるか…中瀬古哲/道徳教材を体育の視点で分析する…岸本肇/学習指導要領の変遷から読み解く「体育」と「道徳」の接点…石垣健二/スポーツでモラル・道徳心を高めるために…杉山佳生
【実践の探究】サッカー授業の導入に道徳教育的内容を位置づける…加藤真也/体育の先生だからこそできる道徳の授業…内田雄三
[特集2]体育から発信する「学びに向かう力、人間性等」の育成
【誌上シンポジウム】問題提起:なぜ、「学びに向かう力、人間性等」の指導内容は体育のみに示されたのか…岡出美則/意見□…大友智/意見□…鈴木聡/意見□…加登本仁/まとめ…岡出美則”
最新試験の出題傾向に完全対応!!理解度を確認できる一問一答付き。絶対に押さえたい頻出人物一覧を収録。赤シートで用語が隠せる保育所保育指針。最新法改正に対応。
これからは「トライリンガル」の時代。トライリンガルとは、国語・英語・プログラミング言語という「3つの言語」を体得すること。偏差値やTOEICの点数で一喜一憂するような教育では、10年後、日本の子どもたちが世界で活躍することは難しい。本当に創造的な知性を育む「トライリンガル教育」とは何か。科学的視点から語り尽くす!
国内外の多言語状況を肯定し、尊重する社会をめざして。「多言語」を考える教科書にも最適!
地域包括ケアシステムの推進により、日本の医療は、生活者としての療養者を最期まで支える在宅医療へと移行しつつあります。訪問看護は、“地域における看護の最前線”としての役割が期待され、その拡充が喫緊の課題となっています。『平成29年版看護白書』では、これからの在宅療養を支える訪問看護の役割について特集いたします。小児から高齢者までの“全世代を対象とした地域包括ケア”における看護の方向性を解説し、訪問看護ステーションと医療機関双方の視点から、生活と医療をつなぐ看護の新たな取り組みを報告していただきます。
提出書類の自己アピール力アップ!決意・熱意・創意が伝わるスペース別の最適な記載法!
協調性・調整力・表現力…集団討論・集団面接で問われる力とその身に付け方を完全収録!
貧困については、原因とその対処法、子ども・高齢者・非正規(特にシングルマザー)の貧困の実態、生活保護制度と社会保障制度の境界を探る。格差については、教育・所得・雇用・社会保障・住宅の格差の実態とその是正策を探る。さらに貧困解消と格差解消は同時並行的に行えるのか、優先順位はあるのか。これらの課題に社会福祉・社会保障の専門家が大胆に提案する。
生の日本語にみられる、教材も見落としている文法事項とは。
日本語には、基本的・典型的な文法事項では説明できない用法が多く存在する。学習者が誤ってしまう、例外的な用法を探り、文中の要素や形式の間で機能している関係を手がかりに、潜んでいる文法を帰納的に解明する。
教育現場での難しくも微妙な問題に対する解答がここに。
【文の成分どうしの関係、節と節との関係、接続詞の前後の関係、照応関係、あるいは類義表現どうしの関係について、日本語学習者が一目見てすぐにわかるように、明快に示すことができたら便利だと思い考察を重ねてきた。……基本的な用法、典型的な用法を示したうえで、微妙なところーー直感では何か違いが感じられるものをどこまで正しく記述し整理して提示できるかが問われているのでもある。その必要にこたえるべく、本書の研究成果が今後の日本語教育における文法指導等に生かされれば幸いである。】……「おわりに」より