ウェブデザイナーの真田まりえは夫の定年退職を機に自分も早期退職してフリーランスとなり、夫婦で車で日本一周する旅に出た。が、その途中で夫を不慮の事故でなくし、自宅に戻って引きこもる。が、一筆書きの一周の旅を完結させるため、春の訪れとともに車中泊を続けながらの旅を再開する。
友人の熟年離婚、ヒッチハイク中のユーチューバーの女子大生との出会い、青木ヶ原樹海や富士五湖周辺のキャンプ場めぐり、自転車事故、図書館での仕事とビブリオバトル、タウン誌の取材、ひょうたんからコマの鵜飼い見物、離島での映画の聖地巡礼、カヌー軍団との遭遇と自作の精霊舟流しなど、道の駅やキャンプ場、国道脇の駐車場、季節外れの海水浴場などでの車中泊を繰り返しながら、各地でさまざまな人々と出会い、交流が生まれ、そうした日々のささいなできごとにあたふたしつつ、少しずつ日常に復帰していく。
ヨットに乗り一人で瀬戸内海を旅している老婦人、京都から四国まで自転車でツーリング中の学生、細長い半島の先端の岩場で聴いた吹奏楽ーー人生はかならずしも計画したようには進まず、思いがけない挫折に見舞われたりもするが、支えてくれる友人や、予想外の展開や喜びに恵まれたりもする。そうした経験を日々積み重ねながら、徐々に一人で生きていく覚悟のようなものが生まれてくるのだった。
目次
プロローグ
一 龍神とポテチパン
二 山の神と樹海
三 点滴とビブリオなんちゃってバトル
四 文明開花と測量野帳
五 磯笛とポータラカ
六 ワッパとヤシの実
七 国際児童文学館とどんぶらこっこ
八 パンクと脱藩の道
九 てんとう虫とイカ刺し
この世のすべての人に見に行ってもらいたい、
アンデス文明のさまざまな遺跡をご紹介します!
クスコ、マチュピチュ、ティワナク、シパン、モチェーー
ハイカロリー、コスパ高めの愉快な旅本です!
「アンデスの旅行といえば、多くの人の視線がマチュピチュ一極に集中してますが、
どこもかしこも充実していて、奥深いところでしたよ。
特に、北なんて! モチェ界隈のスゴさなんて!
シパンの墓群の重層構造や副葬品の絢爛豪華&奇天烈たるや。
…今思い出しても身悶えします」(はじめに)
その遺跡の不可思議な構造や、素っ頓狂な工芸品をつくった人びと。
それをつくり、そこに生きた人たちの存在をじわっと感じる
まことに豊かな旅の一部始終を、絵と文で愉しく紹介。
人生を変える言葉がある。人生を変える景色がある。絶景×名言が、あなたの世界を変える!
登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者の旅の随筆集3部作の第2集。旅の記憶や広がる思考を読者がともに体感できるような、濃やかで静謐な文章で綴る。旅先はカナダやネパール、チリなど多種多様。前作『旅の断片』は第5回斎藤茂太賞を受賞。
・旅の朝
素焼きのカップ/花屋のあかり/ハスのあした/オアオの声/白いもやの朝/オマロスの はちみつ/霧雨の朝/柳袈の別れ/生きているインド
・ギリシャ・クレタ島
・カナダ
青い鳥/ダリエン岬/ケムクーの道/道の途上/チャッピーの訪問/サスカツーンパイ/タムラックがよい/ビジービーバー/おじさんの湿原/さらばD-7
・自然の姿
地球の形成/春の林/ヘルンリ小屋/竹の水/サボテンおじさん
・チリ
・モロッコ
・インド
・生きものの地上
・ネパール
・ニューカレドニア
父が緊急入院した! 駆けつけた病院で聞かされたのは,父の容体と,異母兄の存在だった.その日から,見知らぬ家族,岩波映画で映画を作っていたという父の青春を辿る旅が始まる…….看護をきっかけに初めて見えてきた父の人生とは,なんだったのか.現役証券マンによる渾身のノンフィクション.
第一章 緊急入院
第二章 映画の青春
第三章 第二の人生
第四章 もう一つの家族
第五章 残された作品
エピローグ
参考文献
人気占い師イヴルルド遙華が、あなたにぴったりの開運旅を伝授。
マインドナンバーや旅テーマから導き出された、おすすめの旅先を紹介します。
また叶えたい運気ごとに準備から旅行中にすべきアクションを解説!
イヴルルド本人&友人の旅エピソードも満載です。
開運旅のヒントが詰まった、今までない永久保存版の一冊!
※本書には以下のコンテンツが収録されています(抜粋)
■旅して開運のススメ! イヴルルド遙華からのメッセージ
■CHAPTER 1 マインドナンバー別 Fortune Trip
・マインドナンバーとは?
・マインドナンバーでおすすめの旅先が分かるの?
・マインドナンバーの導き方
・マインドナンバーであなたのタイプをチェック!
→各ナンバーの特徴とおすすめの旅先
・ケミストリーナンバーとは?
・ケミストリーナンバーの導き方
→各ナンバーの特徴とおすすめの旅先
■CHAPTER 2 テーマ別 Fortune Trip
・絶景×開運旅
・建築×開運旅
・色彩×開運旅
・祭り×開運旅
・チャクラ×開運旅
→各テーマの特徴とおすすめの旅先
■CHAPTER 3 運気別 Check List
・恋愛運/金運/仕事運/健康運UPの秘訣
・出発前にしたいこと
・空港&機内でしたいこと
・旅行中にしたいこと
■CHAPTER 4 人生を変えたMy Best 5 Fortune Trip
・バリ
・イタリア
・ハワイ
・カンボジア
・上海
■CHAPTER 5 十人十色の Fortune Place
・ロスアンゼルス
・イギリス
・インド
・ドバイ
・クレタ島
・ドイツ
・バリ
・パリ
・ソウル
・タイ
■CHAPTER 6 イヴルルド遙華の開運旅8ヵ条
■Special Contents
・トラベルカレンダー
・28日宿をチェック
→おすすめの旅日程をご紹介
■COLUMN:全6本
予告なく一部内容が変更される可能性もあります。予めご了承ください。
どこかにいきたいね。どこにいく?
水族館、遊園地、キャンプに温泉。
計画をたてて、小さな鞄に荷物を詰めて。
ゆる可愛くて、シュールな猫イラスト『mofusand』が初イラストブック!
にゃんこが自由きままに旅行するすがたにキュンがとまらない。
3巻は、船と物の旅です。「海ではどんな船で荷を運んだの?」「菱垣廻船と樽廻船のちがいは?」「北前船ってどんな船?」「乗組員の役割は?」「船で使われた道具は?」「江戸時代にも灯台はあったの?」「代表的な川船は?」「陸上の輸送手段は?」…。すべての「?」にお答えします!
この本の塗り絵の舞台は熊本県。豊かな自然に育まれた美しい情景や歴史文化、四季折々の姿が、個性あふれるイラストに描き出されます。ネコたちの目線でぶらりと旅する気分であなただけの塗り絵ブックを完成させてください。
世界の国花と四季折々の花が描かれた癒しのぬり絵ブックです。絵ハガキを切り取ったかのような素敵な風景の数々は、まるで小鳥と一緒に花のある風景の中を散歩しているように感じられます。著者がこれまで旅した国の風景を思い出しながら、あるいはいつか訪れてみたい国とともに描いています。そこにはネコ、イヌ、ウサギ、リスなど可愛い動物たちもたくさん登場します。色鉛筆やカラーペンなど、好きな画材で、自由な気持ちで、思うままに塗ってみてください。「キレイに塗らなきゃ」と難しく考えずに、自然を感じながら、リラックスして、楽しんでいただきたいと思います。花いっぱいの「世界の風景」の中をぬり絵で旅をしてみてください。[掲載国:スイス、フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、イギリス、オランダ、スウェーデン、フィンランド、ロシア、ペルー、カナダ、ハワイ、タヒチ、ベトナム、中国、日本]
少年は、鉄道に揺られて大人になる。たとえ人生にレールはなくともーー国鉄がまだ健在だった1981年、北海道から東京までひとりで旅をする男の子がいた。切なくて、あたたかい、人と鉄道の「絆」を描く成長小説。
旅と言葉を巡る珠宝の紀行文集。待望の続編
「若い時に旅に出なさい、と先輩たちがすすめるのは、人が人に何かを教えたり、伝えたりすることには限界があり、夜のつかの間、後輩たちに語って聞かせる人生訓がいかに周到に準備されたものであれ、そこにはおのずと言葉によって伝達する壁がある。“百聞は一見にしかず”とはよく言ったもので、百回、エジプトのギザのピラミッドの大きさを聞くより、一回、本物を目にすればすべてがわかるのである」(本文より)
作家・伊集院静が、世界中で体験したこと、出逢った人とのエピソードとともに、色褪せずに記憶にとどまる“ひと言”を紹介する。若い頃世話になった逗子のホテルの支配人がかけてくれた励ましの言葉、今は亡きパリの日本食料理人Kさんが言ったスズランの花言葉、夭折した兄弟弟子の故郷・北海道様似町を訪れた武豊騎手の言葉、教え教わることの尊さを気づかせてくれた恩師の言葉、パリ、バルセロナ、ロスアンゼルス、ヴィンチ村、伊勢……旅を通じて気づかされる至言の数々が綴られる。ダイナースクラブ会員誌『シグネチャー』の連載から生まれた紀行文集『旅だから出逢えた言葉』待望の続編。連載開始時から挿絵を描いた故・長友啓典氏への追悼文も収録。
各界で活躍している著者の旅にまつわるエピソードや忘れがたい思い出の数々を綴ったエッセイ集。JR西日本の広報誌『Blue Signal』で2003年より始まった連載「Essay出会いの旅」の中から、作家、作曲家、映画監督、俳優、落語家、棋士など64名の著名人のエッセイをまとめた読み応えのある一冊です。
あなたの心に輝くストーリーを見つけてください。
■著名人が綴る64のストーリー(掲載順)
・赤木明登(塗師) ・秋元雄史(東京藝術大学大学美術館館長)
・阿久悠(作詞家、作家) ・麻生圭子(エッセイスト)
・有栖川有栖(作家) ・アレックス・カー(東洋文化研究者)
・安野光雅(画家、絵本作家) ・市田ひろみ(服飾評論家)
・五木寛之(作家) ・イッセー尾形(俳優)
・井上康生(柔道家) ・井上章一(評論家)
・井上博道(写真家) ・今井雅子(脚本家)
・尾池和夫(京都造形芸術大学学長) ・大野裕之(脚本家、プロデューサー)
・小栗康平(映画監督) ・柏木博(デザイン評論家)
・桂文福(落語家) ・桂米團治(落語家)
・金子國義(画家) ・川内倫子(写真家)
・川尾朋子(書家) ・河瀬直美(映画監督)
・倉内憲孝(住友電気工業名誉顧問) ・くらもちふさこ(漫画家)
・小林研一郎(指揮者) ・小林聡美(女優)
・ゴンザレス三上(ミュージシャン) ・さだまさし(シンガーソングライター、作家)
・島津忠裕(島津興業代表取締役社長) ・白洲信哉(文筆家)
・千宗室(茶道裏千家家元) ・武田双雲(書家)
・武豊(騎手) ・立松和平(作家)
・谷川渥(美学者) ・谷川浩司(棋士)
・谷村新司(シンガーソングライター) ・玉岡かおる(作家)
・坪内稔典(俳人) ・中村好文(建築家)
・丹生晃市(丹生都比売神社宮司) ・西加奈子(作家)
・西村由紀江(作曲家、ピアニスト) ・畑正憲(作家)
・浜村淳(タレント、映画評論家) ・林望(日本文学者)
・ホンマタカシ(写真家) ・松浦弥太郎(エッセイスト)
・松本幸四郎(歌舞伎役者) ・松本零士(漫画家)
・三浦しをん(作家) ・南伸坊(イラストレーター)
・村上典吏子(映画プロデューサー) ・村松友視(作家)
・毛利衛(理学博士) ・森下洋子(バレリーナ)
・八名信夫(俳優) ・山下裕二(美術史家)
・山根基世(アナウンサー) ・養老孟司(解剖学者)
・六角精児(俳優) ・和田竜(作家)
アラフォー女ひとり、京阪神を食べ歩き♪ いつもの日常をそっと抜け出す、おひとり旅コミックエッセイ! 20代の頃はインドア派で満足していて、ほぼ旅行に行っていなかったおづさん。でも30代を過ぎてだんだん旅に興味が湧いてきて…? そんな旅ビギナーの著者が京都、大阪、兵庫でのひとり旅に挑戦!
「京都で6店19個!! パン買い歩き」「大阪・15年越しのあこがれカップケーキ」「兵庫で夏のリフレッシュ温泉」「神戸ときめきアンティーク探し」など、京阪神の6ヶ所を訪れます。楽しい旅コラムもたっぷり収録で、オールカラー&50ページ以上を描きおろし!! 『ゆるりより道ひとり暮らし』『おひとりさまのゆたかな年収200万生活』など、ひとり暮らしエッセイで大人気・著者累計30万部のおづまりこ最新作!
ルネサンスの大富豪メディチ家がフィレンツェ郊外トスカーナ地方に所有していた14の別荘と庭園(2013年ユネスコ世界遺産に登録)を、初めてまとめて紹介!!
各々を訪ね歩き、建築史・庭園史、滞在者・訪問者や出来事、美術・文学・音楽・思想などとの関係、周囲の景観や動植物などを探る画期的な一書。美しい写真・図版300点余を掲載。巻末に別荘で見られる植物小事典を付す。
取り上げた別荘と庭園 ▶▶▶
1.カファッジョーロの別荘:ムジェッロ地方の領主の城館/2.トレッビオの別荘:ムジェッロ地方のもうひとつの領主の城館/3.カレッジの別荘:プラトン・アカデミーの聖地/4.フィエーゾレの別荘:眺めのいい理想郷/5.カステッロの別荘:動物のグロッタ/6.ポッジョ・ア・カイアーノの別荘:古代神殿風ファサード/7.ペトライアの別荘:ダンスホールになった中庭/8.チェッレート・グイディの別荘:ジグザグの大階段/9.セラヴェッツァの別荘:僻遠の要衝/10.ラ・マージャの別荘:狩りの休憩所/11.アルティミーノの別荘:領域支配の中心/12.ポッジョ・インペリアーレの別荘:新古典主義のファサード/13.ボーボリ庭園:市内のイタリア式庭園/14.プラトリーノ庭園:イタリア式庭園からイギリス式庭園へ
内容紹介
紺碧の大海原を進む白亜の豪華客船に乗って、カリブ海に浮かぶ宝石のような島々を巡り、クリスタルなビーチで遊ぶ。ギリシャ・サントリーニ島の絶景のカフェに入り、ワイングラスを傾けながら青く輝くエーゲ海を眺める。地中海や北欧バルト海周辺に散らばる世界遺産の古都を訪れ、石畳の道を歩いて歴史の息吹を感じる。
船に帰れば綺麗な客室が待っており、洗練された船内のラウンジで午後のティータイムを過ごす。夕方になると客船内は一段と華やかさを増し、お気に入りのバーで生演奏を聴きながら食前酒のカクテルを楽しむ。そして夜にはフォーマルウェアに身を包んでシャンデリア輝く豪華絢爛なダイニングルームに入りフルコースの美食に舌鼓を打つ。そんな夢のような豪華客船クルーズの旅をしてみませんか?
本書には第1章のアジアクルーズから第9章のエーゲ海クルーズまで私が過去に実際に乗船した世界の船旅が詳細に書かれています。さらに本文中にある多数の写真番号は特設サイト上に収録されている写真(約1400枚)に対応しており、大画面のパソコンで見れば迫力満点のクルーズ写真が目の前に現れます。これらの写真は全て私が現地で撮影したものです。
乗船から客室内の様子、食事、船内施設、そして寄港地観光まで、臨場感溢れる海外クルーズが体感できます。もちろん本文中にも美しい写真の数々が掲載されていますので本だけでも十分楽しめる内容になっています。費用が気になる人のために各章末にはクルーズ旅行にかかった全費用が記してあります。
コーヒーか紅茶でも飲みながら優雅な気持ちでページをめくれば、より一層船旅の楽しさを実感して頂けると思います。本書によってクルーズファンが1人でも増えれば幸いです。
《著者プロフィール》
舟橋 栄二(ふなはし えいじ)
1952年、名古屋市に生まれる。 1978年、岡山大学大学院(理学研究科)を修了し、同年、愛知県の県立高校に赴任する。
以来、27年間、高校の数学教諭として勤務し、2005年3月、53歳で早期退職をする。 退職後は第2の人生を自ら創造しつつ執筆活動をしている。
【著書】
《アマゾン電子書籍キンドル版》
1『The World of Hotel Elite Members』(KDP出版)
2『ホテル上級会員の世界』(KDP出版)
3『旅好きシニア4人の痛快旅人生』(KDP出版)
4『国際線ファーストクラスの世界』(KDP出版)
5『大人のためのクアラルンプール英語留学』(KDP出版)
6『英語は世界を開く!大人の英語学習法』(KDP出版)
7『夢の国際線ビジネスクラスの旅 欧米編 第2弾』(KDP出版)
8『夢の国際線ビジネスクラスの旅 欧米編 第1弾』(KDP出版)
9『熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法ーリゾートクラブは宝の山ー』(22世紀アート出版)
10『夢の豪華客船クルーズの旅ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』(22世紀アート出版)
《紙の書籍》
1『夢の豪華客船クルーズの旅ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』
(東京図書出版 2014年4月 初版発行)
2『熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法ーリゾートクラブは宝の山ー』
(東京図書出版会 2006年8月 初版発行)
3『ひと味違った高校数学読本ー高校数学の理論的・歴史的・物理的アプローチー』(自費出版 1988年7月)
4『数学史ー高校数学再発見への道ー』(自費出版 1982年7月)