日本ブランドが世界で再び飛躍するための
ヒントがここにある!
「冬のソナタ」から始まった韓流ブームは、いかにして世界を制覇するまでに至ったのか。韓国の国家戦略から官民あげての巧みなメディアミックス、聖地巡礼への誘導、ファンによるSNSや動画とも連動したフリーミアムモデルまで、新たなファンを次々と巻き込み、巨大なブームを創り出すビジネスモデルの秘密を解き明かす。
韓国の現地取材も敢行、ドラマで使用され聖地化されたロケ地を訪れ、コンテンツツーリズムの実態や街全体での取り組みを、豊富な写真や地図で紹介。
「太陽の末裔」「愛の不時着」「梨泰院クラス」「トッケビ」「マイ・ディア・ミスター」「椿の花咲く頃」「ある春の夜に」「青春の記録」「ヴィンチェンツォ」「イカゲーム」「その年、私たちは」「賢い医師生活」「二十五、二十一」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などのヒットドラマを取り上げながら、熱狂なファンを生む作品が生まれる背景を解説している。
さらには、世界視聴ランキング・トップ10作品を次々と世に送り出している制作会社スタジオドラゴンのシステムについても詳述、その秘密のベールを解き明かしている。
著者は法政大学大学院政策創造研究科教授の増淵敏之。東芝EMIやソニー・ミュージックエンタテインメントなどでコンテンツ制作に携わった経歴を持ち、現在はコンテンツツーリズム学会会長や文化経済学会<日本>特別理事などの公職も務める、コンテンツ戦略の第一人者だ。
世界を熱狂させる韓国コンテンツのヒットの裏側を詳細に解き明かした本書は、韓流ファンはもちろんのこと、ファンビジネスやブランド展開を考えているビジネスパーソンにとっても有益な内容となっている。
【目次】
第1章 日本のドラマはなぜ韓流に負けるのか?
第2章 コンテンツ大国を目指す韓国
第3章 K-POPの海外戦略
第4章 活発化する韓国ドラマの「聖地巡礼」
第5章 韓流ブームを下支えするSNSや動画共有サイト
第6章 韓国ドラマが日本人を魅了する理由
第7章 日本のエンタメ業界から見た韓国ドラマの強さ
「映画クレヨンしんちゃん」30周年記念!第1作目〜19作目ブルーレイ化プロジェクト!
第1作目は、みんなの正義のヒーロー アクション仮面をフィーチャー!
アクション仮面VSハイグレ魔王、世紀の対決!
オラがアクション仮面をお助けするゾ!!
「映画クレヨンしんちゃん」30周年記念!第1作目〜19作目ブルーレイ化プロジェクト始動!
今までDVDでしか発売されていなかった「映画クレヨンしんちゃん」第1作目〜第19作目がブルーレイで登場!
名作の数々を高画質、高音質でもう一度!
〇1993年7月24日に全国東宝系にて劇場公開された記念すべき「映画クレヨンしんちゃん」第1作目!
〇しんのすけが大好きな正義のヒーロー アクション仮面をフィーチャー!
〇本作オリジナルキャラクターのハイグレ魔王役には野沢那智を起用!
○主題歌はMEWの「僕は永遠のお子様」!
気鋭の批評家・映画史研究者である渡邉大輔による初の評論集。インターネット、スマートフォン、SNS、Zoom、VR、AR、GoPro……新たなテクノロジーによって21世紀の映画はどのように変容したのか? 「明るい画面」と「暗い画面」という見立てから、これからの映画の可能性を読み解く画期的論考を収めた第1部、『君の名は。』『天気の子』『鬼滅の刃』『ドライブ・マイ・カー』など、話題のアニメ・映画を鋭く論じた第2部、合計328頁のボリュームでお届けする。
「これぞ「ポスト・パンデミック時代の映画」の条件だ。
だがそれは、現状より10年以上前から、私たちにひたひたと忍び寄ってきたものの汪溢だった。
その事実を、本書は、徹底的に暴く。デスクトップ的なZoom映画、人新世、「明るい暗さ」、暗黒啓蒙、接触的平面、ポスト・ヒューマニティーズ、そしてZ世代ーー。映画と、世界とを語る、最先端のキーワードを充填して。
これが、僕たちの時代の切れ味である。」(さやわか・物語評論家)
まえがき
【第 1 部 新しい画面の映画論】
第 1 章 「明るい画面」の映画の到来
第 2 章 Zoom映画と切り返しの問題
第 3 章 現代映画の「暗さ」と接続/断絶の問題
第 4 章 現代アニメ文化における高さ=超越性の喪失
第 5 章 「明るい画面」の映画史に向けて
【第 2 部 画面たちの星座】
第 1 章 21世紀映画のインフラストラクチャー
第 2 章 変容する現代日本アニメ
第 3 章 スタジオジブリとその周辺
あとがき
1:愛のテーマ
2:エデンの東
3:80日間世界一周
4:テキサスの黄色いバラ
5:タラのテーマ
6:エターナリー(テリーのテーマ)
7:ひまわりのテーマ
8:メロディフェア
9:第三の男
10:ドレミの歌
11:追憶
12:サウンドオブサイレンス
13:シェルブールの雨傘
14:慕情
15:愛のロマンス
16:ユアソング(僕の歌は君の歌)
17:ボヘミアンラプソディ
18:星に願いを
19:ムーンリバー
20:いそしぎ
21:私のお気に入り
22:雨に唄えば
23:魅惑のワルツ
24:枯葉
25:ムーンリバー
26:いつか王子様が
27:酒とバラの日々
28:星影のステラ
29:アイガットリズム
30:虹の彼方に
31:テネシーワルツ
32:フライミートゥーザムーン
33:ミスティ
34:ユードビーソーナイストゥカムホームトゥ
35:ニューシネマパラダイス
36:愛のテーマ
37:SHE
38:ダンシングクイーン
39:バックトゥザフューチャー
40:ツァラトゥストラはかく語りき〜冒頭
41:ジェームズボンドのテーマ
『ディズニーファン7月号』
7月2日から始まる東京ディズニーリゾートのスペシャルイベント「サマー・クールオフat Tokyo Disney Resort」で楽しめるコンテンツを速報でご紹介! Mrs.GREEN APPLEが登場した記者発表会もレポート!
東京ディズニーランドで開催中のスペシャルイベントシリーズ「ディズニー・パルパルーザ」第4弾「ドナルドのクワッキー・ダック!ダック!ダックシティ!」の見どころや、期間限定プログラムをたっぷり紹介。リニューアルオープンした「クリスタルパレス・レストラン」の詳細、食べ歩きにぴったりのフード&ドリンク、スウィーツも。
東京ディズニーシーで開催中の「ダッフィー&フレンズ20周年:カラフルハピネス」の続報や、6月6日に1周年を迎えるファンタジースプリングスの魅力に迫る特集などをお届け。
さらに6月6日公開のディズニー映画『リロ&スティッチ』(実写版)の速報をはじめ、スティッチの話題が盛りだくさんです!
※この号の記事は2025年5月12日現在の情報にもとづいています。掲載した情報は、予告なく内容が変更、中止になる場合があります。
【今月号の注目】
■スペシャル企画
[映画『リロ&スティッチ』特別ポスターステッカー]
実写版映画『リロ&スティッチ』の特別ポスター4種をステッカーに。
[「ディズニーファン」創刊35周年記念 パークチケット&グッズ大プレゼント]
ディズニーファン創刊35周年記念のプレゼント第6弾! ベイマックスやミッキー、ミニーがデザインされたグッズをプレゼント。
【東京ディズニーリゾート特集】
■東京ディズニーシー
[ダッフィー&フレンズをもっと楽しむ5つの“わくわく”]
「ダッフィー&フレンズ20周年:カラフルハピネス」の続報をはじめ、20周年のパークの魅力をピックアップしてご紹介。新レギュラーグッズ情報も!
[ファンタジースプリングスのココがスゴい!]
グランドオープンから1年を迎えるファンタジースプリングス。取材を続けてきた編集部が、魅力と人気の理由に迫ります。
■東京ディズニーランド
[初夏の東京ディズニーランドは期間限定のお楽しみがいっぱい!]
「ドナルドのクワッキー・ダック!ダック!ダックシティ!」とあわせて楽しみたい期間限定のプログラムをご紹介。
【その他のパーク特集】
[夏のイベント情報をCheck 今年の夏は東京ディズニーリゾートでCOOL-OFF]
[“SUNNY SUNNY Summer”のグッズ&メニュー]
【本誌特集・連載からピックアップ!】
■[ディズニーシネマCLUB]
実写版『リロ&スティッチ』の公開にちなんで、テレビシリーズなどに登場したスティッチのイトコたちを大紹介!
●講談社は東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーです。
© Disney
本書に収録した映画ポスターは、昭和四十二年後半から四十四年にかけて製作・公開された、いわゆる「成人映画」、または「ピンク映画」と呼ばれる作品のものである。
理想と現実のギャップに思い悩み,人生100年時代のさまざまな場面で立ちすくむ女性に,先行きが不透明で将来の予測が困難な時代を生き抜く勇気と選択の手がかりを提供する。
第1部 ヤングの生き方
1.『若おかみは小学生』から学ぶ初期キャリア
2.『魔女の宅急便』から学ぶ仕事の意味
3.『時をかける少女』から学ぶタイム・マネジメント
4.『インサイドヘッド』から学ぶ感情マネジメント
5.『千と千尋の神隠し』から学ぶタフネス
6.『耳をすませば』から学ぶキャリア観の変遷
7.『紙ひこうき』から学ぶ計画された偶発性
8.『天気の子』から学ぶ愛するということ
9.『ルパン三世THE FIRST』から学ぶ学習の意義
10.『おもひでぽろぽろ』から学ぶワーク・ライフ・バランス
11.『君の名は。』から学ぶパラレル・キャリア
第2部 ミドルの生き方
12.『アナと雪の女王』から学ぶ女性の活躍
13.『アラジン』から学ぶガラスの天井
14.『トイ・ストーリー』から学ぶリーダーのあり方
15.『ライオン・キング』から学ぶリーダーシップスタイルの変換
16.『美少女戦士セーラームーン』から学ぶ若手社員の人材育成
17.『シング』から学ぶ多様性マネジメント
18.『ズートピア』から学ぶアンコンシャスバイアス
19.『メリダとおそろしの森』から学ぶ組織マネジメント
20.『となりのトトロ』から学ぶボランティア
21.『風の谷のナウシカ』から学ぶサスティナビリティ
第3部 シニアの生き方
22.『カールじいさんの空飛ぶ家』から学ぶ人生100年時代
23.『カーズ/クロスロード』から学ぶジェネラティビティ
24.『エセルとアーネスト』から学ぶハッピーエンド
第4部 人生を変えた15のアニメ映画
「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」の世界がマグネットブックで登場!
いつものすみっコはもちろん、映画に出てくるいろんな衣装のすみっコたちのマグネットもい〜っぱい♪ まほうつかいたちもいるよ。
マグネットブックのお話は全部ふりがな付き。貼ってはがせるマグネットは3シート・計44ピース付きです★
すみっコぐらしの仲間たちが活躍するアニメ映画『映画すみっコぐらし』シリーズ第2弾をベースにした、パーティーゲームです。
映画の印象的なシーンをモチーフにしたミニゲームを20種類収録。どのミニゲームも、最大4人プレイ可能なので、ご家族やお友達と映画を思い出しながらお楽しみ頂けます。
さらに、ミニゲームで遊んだごほうびにもらえる「パズルのピース」を集めると、映画の名場面のジグソーパズルを完成させることができます。一度完成させたジグソーパズルは、何度でもチャレンジすることができます。
©2021 日本すみっコぐらし協会映画部
©2021 NIPPON COLUMBIA CO., LTD.
ロケ中の秘蔵写真をはじめ、主演・寺田農と音楽・池辺晋一郎の対談、小和田哲男・平山優ら気鋭の識者による作品論、豪華な顔ぶれが揃ったキャストとスタッフ、さらに製作の舞台裏がわかるプロダクションノートやロケ地などの情報も満載。この映画がより深く理解できる登場人物の解説や相関図、舞台地や歴史用語の解説なども詰め込み、付録として本作の台本を収録した。この一冊で映画『信虎』のすべてがわかるガイドブック!寺田農「ムスカとわたし」収録。
湘南ビーチFMの映画音楽番組「seaside theatre(シーサイド・シアター)」(2020〜)の構成・DJを担当している志田一穂(ジョニー志田)がタイムマシーンに乗って「映画音楽」の歴史を巡る旅へ。同行者は1984年の志田一穂(中学生の丸刈り少年)。映画が大好き、映画を愛してやまないふたりの“志田一穂”が「映画」や「音楽」、そして「映画音楽」の魅力にかつてない斬新な手法でアプローチしていく。
[著者コメント]
様々な風景を聴かせてくれる映画音楽…。少年だったあの頃、映画館の暗闇に身を潜ませながらたくさんの映画を楽しみました。ビデオがない時代はサントラレコードを繰り返し聴いていたものです。レコードに針を置くと、スクリーンの幕が上がるかのように、楽しかった思い出もどんどん蘇りました。
そしていつしかラジオで映画音楽番組を手がけるようになり、改めてその楽しみ方を広げられればと、評論書という形にはあえてせず、一本の映画のような、主人公が時空の旅に出る冒険物語というスタイルで、映画音楽の本を書いてみたのです。
そもそも映画音楽の歴史を綴った書籍は希少ですが、歴代名著はあります。そこから得た大切な要素も盛り込ませていただき、大切な歴史情報も次世代に繋げられるバトンになればと意識しました。
映画音楽の歴史に時空の旅物語? そんなかつてないようなバトンを携え走り始めるのも、こんな多様性な時代なら面白いかなと感じています。是非この旅を一緒に体験し、映画や音楽、そして映画音楽をさらに楽しんでもらえたら幸いです。(志田一穂)
[出版社より]
志田一穂さんとは大林宣彦監督との縁で知り合いました。「これまで書くことに傾倒してきたが、それをユニコ舎で結実させたい」という志田さんが書き上げた原稿の率直な感想は「なんて奇妙奇天烈な内容なんだ」という驚きでした。どんなジャンルにも属さないこんな原稿が本として成立するのかと困惑。しかし、読み進めていくうちに原稿をめくる指が止まらなくなってしまいました。この奇妙奇天烈なストーリーの展開は大林監督の世界観ととても似ています。志田さんは大林監督のDNAを受け継いでいる。それならば大林監督の最後の著書『キネマの玉手箱』を出したユニコ舎で出版したいと考えるようになったのです。“映像の魔術師”と称された大林監督の流儀を彷彿とさせる本書は、まるで一本の映画作品を観るような気持ちにさせてくれます。
あの俳優、このシーン。懐かしの名画をめぐって気ままにそぞろ歩き。
あの俳優、このシーン。
感動のドラマからSF、ミステリー、ホラー、アクションまでーー
誰もが知る名画から知る人ぞ知るカルト作品までーー
懐かしのシネマをめぐってそぞろ歩き、気ままに想いを綴った映画エッセイ。
ナイアガラ・ダウン・バイ・ロー・ベニスに死す・殺人狂時代・眼には眼を・裏窓・墓石と決闘・冒険者たち・軽蔑・あゝ結婚・惑星ソラリス・雨の訪問者・パリ、テキサス・血とバラ・過去をもつ愛情・誘惑されて棄てられて・夕陽のガンマン・水の中のナイフ・バッファロー’66・革命前夜・女性上位時代・ふるえて眠れ・パピヨン・華やかな魔女たち・スタンド・バイ・ミー・荒馬と女・風と共に去りぬ・マーラー・未来惑星ザルドス・戦士の休息・サムライ・・ハムレット・泳ぐひと・回転・柔らかい肌・アルファヴィル・わらの女・女相続人・いつも2人で・イノセント・めまい・いぬ・反撥・アデルの恋の物語・ゲッタウェイ・神経衰弱ぎりぎりの女たち・激しい季節・世にも怪奇な物語・黒水仙・特別な一日・血ぬられた墓標・カンタベリー物語・華氏451
<<発売前重版決定>>
「この夏、いちばん熱い映画」が8月9日に公開決定!
2017年より「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載中の
山口つばさによる人気漫画『ブルーピリオド』が待望の実写映画化!
公式Photo Bookでは、現場の熱い雰囲気が伝わってくる
さまざまな企画を完全収録。
主要キャスト陣や制作陣、そして原作者へ独占取材を敢行!
本書でしか読めないインタビューなどをたっぷり収録。
[撮り下ろし&インタビュー]眞栄田郷敦
[撮り下ろし&インタビュー]高橋文哉
[撮り下ろし&インタビュー]板垣李光人
[インタビュー]監督・萩原健太郎
[インタビュー]原作者・山口つばさ
[スペシャルトーク]眞栄田郷敦×高橋文哉×板垣李光人 など
また、今回特別に原作者・山口つばさによる描き下ろし漫画も収録!
ほか、劇中の名場面やメイキング、一体感が感じられるオフショットなど、
制作秘話などを盛り込んだコンプリート感のある一冊を発売!
※ネタバレにご注意ください
c山口つばさ/講談社 c2024映画「ブルーピリオド」製作委員会
映画『ブルーピリオド』
主演・眞栄田郷敦 高橋文哉 板垣李光人ほか
原作:山口つばさ『ブルーピリオド』(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
監督:萩原健太郎 脚本:吉田玲子
前号が好評だったので、今号の特集は、24名のマンガ家の方々による「極私的偏愛映画ベスト10 PART 2」です。
世間一般とはまったくなんの関係もないのが「極私的」です。そして往々にして、自分自身でもなぜそれが好きなのかわからない、というのが「偏愛」です。
もしかすると深層心理に近いものが「極私的偏愛」なのかもしれません。
つまり、今回は作家のココロのなかをのぞきつつ、面白い映画まで紹介してもらおうという、
いまどきめずらしい「ゼイタク」な企画ですから、必ずやお楽しみいただけるはずと思います。
100年間の名画に映し出される日本統治時代、民主化、南北分断、フェミニズム。
現存する最古の作品から『パラサイト 半地下の家族』まで、
韓国映画の歴史を辿る決定書!
韓国映画の代表作を取り上げた本書は、韓国随一の映画専門家67名による評論集であり、
自国を見つめる視点から切り込んだ深い洞察が記されています。
原書に掲載された101作品に加えて、日本語版では原書刊行後に製作された5作品(ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』ほか)を新たに加えました。
映画はフィクションであると同時に、時代の記録でもあります。
例えば、『誤発弾』や『非武装地帯』『キルソドム』などに描かれる朝鮮戦争が庶民の生活に落とした影。ノンポリの大学生の恋愛を入口にした『馬鹿たちの行進』の背景に隠された軍事政権による検閲とのせめぎ合い。また、1970年代の『冬の女』、1980年代の『シバジ』、そして1990年代の『結婚物語』などには、女性の解放の歴史が映し出されています。そう、歴史を彩る映画の数々は、日韓関係や南北問題、民主化、フェミニズムなど、現代の韓国を紐解き、未来を考えてるための貴重な資料でもあるのです。
その時代に作られた映画は、時を経てもなおリアルな迫力と驚きを秘めています。「韓国
映画100選」をガイドブックとして、古の韓国にタイムスリップするのはいかがでしょう
か。
<本誌で紹介されている作品の一部>
・『青春の十字路』(1934年製作/現存する最古の韓国映画)
・『下女』(1960年)
・『馬鹿たちの行進』(1975年)
・『風吹く良き日』(1980年)
・『ペパーミント・キャンディー』(1999年)
・『JSA』(2000年)
・『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)
・『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』(2017年)
・『パラサイト 半地下の家族』(2019年/カンヌ国際映画祭パルムドール受賞)
まえがき
韓国映画100選はいかに選定されたのか
選定作品に見る韓国映画の歴史
日帝強占期
解放以降〜1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代以降
容疑者/私は殺さない/生きてる死骸/シカゴ・コーリング/三人の波紋/地獄の対決/明日なき男/Gメン対間諜/密輸空路/いのち短かし
<パーソナリティ>
天津 向清太朗 ゲスト:花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり
かわいさ500%のラジオが再び!
今年8月からスタートしたヴァイスシュヴァルツpresentsラジオ 映画「五等分の花嫁」のCD商品化が決定!
映画「五等分の花嫁」に関する、踏み込んだトークがぎゅっと詰まったラジオ番組!配信したラジオアーカイブ全5回に加えて、
本CDオリジナルの「新規録りおろしコーナー」を収録!映画を見た方なら楽しめること間違いなしのラジオCDです!
また本ジャケットの描き下ろしイラストを使用したヴァイスシュヴァルツ特製PRカード5枚が封入特典としてついてくる!