世界で最も多くの米軍基地を抱え、米兵が駐留する日本。米軍のみならず、終戦後一貫して友軍の「国連軍」も駐留する。なぜ、いつから基地大国になったのか。米軍の裏の顔である国連軍とは。本書は新発見の史料をふまえ、占領期から朝鮮戦争、安保改定、沖縄返還、冷戦終結、現代の普天間移設問題まで、基地と日米関係の軌跡を追う。「日本は基地を提供し、米国は防衛する」という通説を覆し、特異な実態を解明。戦後史を描き直す。
日本が直面する大きな課題の一つに移民がある。すでに欧米各国では社会問題になっているが、これまで日本では大々的に論じられてこなかった。しかし、近年は少子高齢社会の進展や産業界からの要請、排外主義の昂揚など多くの論点が浮上している。本書は、実証的な研究を下敷きにして、日本の移民をめぐる問題を包括的に論じる。さまざまな分野にまたがる移民問題の実態を描く。
明治維新に際し、朝敵の汚名を着せられた会津藩は、降伏後いかなる運命をたどったか。維新の裏面史を赤裸に描く回顧録。
コロナ禍、ウクライナ危機を経てインフレ転換した世界経済。有事対応で財政出動を繰り返した日本は、債務残高対GDP比で先進国最悪である。デフレ下でこそ持ちこたえられた財政には新たな破綻シナリオもよぎる。日本の危機的状況を再確認するとともに、立て直しの方策として、税制と財政ルールの改革、成長戦略、セーフティネット構築、ワイズスペンディングなど5つを提言。未来につなぐ財政民主主義のあり方を問う。
危険を冒して異国の富を求めた先駆的実業家たち。大航海時代に先立って海外に飛躍し、「世界」経済の基礎制度を作り上げた人々の活躍を生き生きと描いた、文明史の名著!
序
第1章 地平(新たな世界/道路と河川/需要と交換/経済空間)
第2章 開放(航海術/新たな交易、新たな通商ルート/イタリア人と非イタリア人)
第3章 世界を知る(教師とカウンター/書物/通信/仲介者とパートナー)
第4章 特権の世界(実業と公権力/集団と市場/統制経済主義とその束縛)
第5章 競争(自由競争/保護主義/平等主義と広告)
第6章 外国人(外地での暮らし/集団的自己組織化/同化)
第7章 貨幣(貨幣制度/両替商と貨幣市場/貨幣操作)
第8章 決済(貨幣不安定/代替貨幣)
第9章 資本(資本と労働/会社諸形態/コンパニーア)
第10章 実業(普遍的商品/工業の登場/商人覇権)
市場金融(理論と実践/信用の世界/預金と振替)
近代的銀行への道(預金勘定上の為替取引/為替契約から為替手形まで/擬制取引と闇取引)
実業の危難様々なリスク/予防から非生産的投資まで/保険の成立)
会計(事業の制御/数的処理/取引相手と元帳/資産勘定ーー現金と商品/簿記システムの確立)
実業界の権力(商業と政治職/寡頭支配/実業と政治)
実業と君主(都市の実業/君主への奉仕/利害の対立)
実業家の変転(資産家への道/実業家と貴族/貴族階級への道)
財産と意識(利益と救済/良き政治)
精神とフィオリーノ金貨(勘定と物語/商人文学/新たな君主、新たな文芸庇護者)
結び
訳者あとがき
関連邦語文献
事項索引(巻末)
日本全国を5つのブロックに分け、フリー・クライミングの好ルートを網羅したガイドブック。
『日本100岩場 3 伊豆甲信』の増補改訂版は2009年5月に初版が刊行され、2010年に第2刷が刊行されたが、その後、2011年秋に日本最大級のボルダリング・エリア「瑞牆山ボルダー」が発表となった。
このたび、クライマーたちの熱い要望に応えてこの人気エリアを収録。さらに各エリアの新ルートを加えることにより、16ページ増のうえ、増補改訂新版として新たに刊行。
日本のフリークライミングのメッカ小川山と、日本を代表するシークリフ・城ヶ崎の2エリアを中心に、最新情報を加えて紹介した内容となっている。
◆絵本 〈こどもびじゅつえほん ようかいだいこうしん〉◆
室町時代 大徳寺真珠庵蔵
大徳寺真珠庵蔵の重要文化財『百鬼夜行絵巻』が、大好評の「こどもびじゅつえほん」になりました!
琵琶や傘、狐の妖怪など、コミカルな妖怪たちが列をなして夜の町を闊歩する姿が実にユニークで面白い作品です。
妖怪たちはどれも、仏具、楽器、調度、生活用品といった身の周りの物が擬人化されたり獣と合体した姿で表現されたりしているので、親子や家族で「これは何かな?」とクイズして楽しむのも良いですね。
夏の季節に親しむ絵本として大変おすすめの商品です。
「SX2」(戦略販売・購買情報システム)は、販売・購買業務の省力化を支援するとともに、商品戦略・市場戦略を策定するための多彩な戦略情報を経営者に提供するツールです。本書は「SX2」の使い手の立場に立ったガイドブックです。専門家からの実務上のアドバイスも随所に盛り込まれています。 初版の発刊(2018年3月)から1年半が経過し、その間、「SX2」では法令改正や機能強化に伴う大幅なシステム改訂が実施されました。これらのシステム改訂内容を盛り込み、実務上の留意点やポイントなどについても見直しを行った第2版。
CEFR-CVでは、CEFRから何が更新され加筆されたのか。著者が想定する具体的な例や、勉強会や研修会で出てきた疑問の声を紹介しながら、これらをわかりやすく紹介する。また、言語教育にどのように生かせるのかについても記す。
■「はじめに」より
2018年にCEFR-CVの試行版が公開されると、早速、更新された「仲介」の箇所を各々で読み始めました。ですが、抽象的な記述も多く、理解はしたものの、その理解が本当に正しいのかどうか自信が持てずにいました。そんな折、たまたま互いにCEFR-CVの理解に苦しんでいることを知り、一緒にCEFR-CVの全文を読むことにしました。分担して翻訳し、月に一度、内容と解釈を確認しながら意見交換を重ね、1年間をかけてゆっくりと読み進めていきました。まずはCEFR-CVとCEFRとの関係性を理解することから始め、必要に応じてCEFR-CVの背景となる論文も参照しながら行われたこの作業は、日常の業務から離れた楽しい時間でもありました。
その作業がひと段落した頃、「欧州日本語教育研修会」(国際交流基金パリ日本文化会館主催)において、2020年には「Mediation(仲介)から考える日本語教育実践」というテーマで櫻井が、2021年には「CEFR Companion Volume (CEFR-CV)って何?」というテーマで奥村が講師を務めることになりました。これらの研修会は、自分たちの理解を再考する良い機会となり、これと並行して、筆者らの協働活動から得た知見を整理して論文等の執筆にも取り組みました。
本書は、筆者らがCEFR-CVを読んで考えたことを、広く、多くの人と共有したいという願いから執筆しました。本書を通じて、言語教育に関する対話の輪が広がっていけば幸いです。
「習うより慣れろ!」中学時代、丸暗記で授業をやり過ごした人も多いでしょう。しかし、大人になった今だからこそ、中学英語を学び直すと、英語の理屈が身にしみて理解できます。「日本語と違って同じ単語が動詞にも名詞にもなる」「副詞は動詞の前に置くか後ろに置くか」など、文の構造、修飾語や受け身などの重要ポイントを、日本語と比較しながら、最適な順番で解説していきます。今度こそ無理なくマスターしましょう。
13人の能楽師が自らの過去・現在・未来を語るインタビュー集。何十年後にも読み返したい、能・狂言ファンにとって必読の一冊。〈能・狂言ファン、必読! 13人の能楽師が自らの過去・現在・未来を語る〉〈いま注目を集める能楽師13人が勢ぞろい。能楽界にとって意義あるインタビュー集〉
港湾関係者はもちろん、横浜を、ミナトを愛する人必見の写真集です。港湾関係者以外足を踏み入れることのできない保税地区の現場で、そして港湾で働く人たちの目線で、シャッターを切り続けてきた堀内利通氏と、横浜の港・街・人を「森の観測」と名づけて長年撮り続け、写真集や個展に多数発表している写真家森日出夫氏、二人のカメラが捉えた、横浜港の歴史とその魅力を存分に伝えます。ドイツ装製本を採用し、デザインや装幀にもこだわった保存版!
人生の達人の言葉は、当たり前なことを言ったとしても、そこにその人の全人格の裏打ちがあるから、強くこちらの胸に迫る。一読、真の勇気と永遠なる平安を与えられ、読み返すたびに、私たちは浄福感に満たされるのである。
著者が五井先生から時折り拝聴した言葉の数々を書き留めたもの。何気ない言葉の中に、五井先生の人格や思想が偲ばれる好著。
短編370篇
現場での試行錯誤を許す「実験的領域」はいかに成立するか。救命病棟、原子力発電所、学校等、組織での学習を解く理論的枠組みを示す。解説 熊谷晋一郎===医療現場、原子力発電所等、一つ間違えば大きな事故が生じうる組織において、学習はどのようになされるかーー。失敗を含む「日常的実験」の繰り返しこそ、現場での学習の資源である。本書では、このリスクを伴う試行錯誤を許す空間を「学習の実験的領域」と呼び、法的・経済的諸条件に影響され、組織ごと、状況ごとに変動するその不安定なありようを明らかにする。フィールドワークや豊富な民族誌的資料をもとに、学習を社会科学のテーマとして扱い、状況的学習論といった従来の理論モデルを超える新たな枠組みを示した。事故と安全、科学技術、組織といった具体的文脈のもとでの学習を考える、数々の概念装置を与える書。 解説 熊谷晋一郎===医療現場、原子力発電所…… 失敗が許されない組織で学習はいかにして可能か===【目次】はしがき文庫版のための序I 実践から日常的実験へーー学習理論の再検討第1章 野生の知識工学ーー暗黙知の民族誌のための序論第2章 状況・行為・内省ーー共同体神話を超えて第3章 空洞の共同体ーー教育研究における徒弟制モデルの功罪第4章 学習の実験的領域ーー試行・コスト・免責II 組織というレッスンーーリスク・知識・テクノロジー第5章 組織、リスク、テクノロジーーー高信頼性組織研究について第6章 アメリカン・アサイラムーー精神病院民族誌と科学社会学の起源第7章 野生のリスク管理ーー病棟のダイナミクスを観る第8章 救命救急センターにおける組織と学習あとがき 実験というルートメタファー文庫版のための解題 文庫版へのあとがき 解説 周縁者が参加できる組織の条件(熊谷晋一郎)
はしがき文庫版のための序I 実践から日常的実験へーー学習理論の再検討第1章 野生の知識工学ーー暗黙知の民族誌のための序論第2章 状況・行為・内省ーー共同体神話を超えて第3章 空洞の共同体ーー教育研究における徒弟制モデルの功罪第4章 学習の実験的領域ーー試行・コスト・免責II 組織というレッスンーーリスク・知識・テクノロジー第5章 組織、リスク、テクノロジーーー高信頼性組織研究について第6章 アメリカン・アサイラムーー精神病院民族誌と科学社会学の起源第7章 野生のリスク管理ーー病棟のダイナミクスを観る第8章 救命救急センターにおける組織と学習あとがき 実験というルートメタファー文庫版のための解題 文庫版へのあとがき 解説 周縁者が参加できる組織の条件(熊谷晋一郎)
学校と心理士が協働して、すべての児童生徒に適切な援助をするための校内体制づくり、アセスメント、チーム援助の実際を解説。
1 学校心理学にもとづいた教育相談とは
第1章 学校心理学にもとづく教育相談の考え方
1 教育相談の意義と定義
2 教育相談における3段階の心理教育的援助サービス
3 教育相談におけるアセスメントと援助サービスーー学習、心理・社会、進路、健康の4側面
4 教育相談におけるチーム援助ーー4種のヘルパー
コラム
第2章 学校心理学にもとづく教育相談のすすめ方ーーチーム学校による対応
1 組織的に教育相談を行う体制づくり
2 学校で行うカウンセリングーー教師、SC、保護者で取り組むチーム援助
3 支援・援助につながるアセスメントーー援助シートの活用
4 学校外の専門家と連携するチーム援助
5 教育相談における援助の心がまえ
コラム
2 支援・援助にむすびつく児童生徒の理解
第3章 子どもの発達段階と発達促進的働きかけ
1 乳幼児期ーーアタッチメント・安全基地と探索・社会的参照
2 児童期ーー意欲・動機づけ
3 思春期・青年期ーー第二次性徴・アイデンティティの形成・自立
コラム
第4章 児童生徒の発達特性の理解と対応
1 診断横断的なアプローチによる発達特性の理解と対応ーー発達障害の理解を具体的な対応に結びつける工夫
2 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
3 注意欠陥・多動症/注意欠如・多動性障害
4 限局性学習症/限局性学習障害
コラム
第5章 小児科・精神科的な課題への理解と対応
1 心身症・不定愁訴
2 うつ
3 不安・恐怖
4 チック
5 摂食障害
6 自傷
コラム
3 学校心理学にもとづく教育相談の実際
第6章 事例に学ぶ「チーム学校」による援助ーー現代的な課題を中心に
1 不登校
2 SNS、LINEによるいじめ
3 ネット/スマホ依存
4 暴力行為
5 性的マイノリティ
6 児童虐待
7 受験ストレス
8 発達障害
コラム
「人は助け合うべきだ」と説かれて否定する人はいないだろう。しかし、なぜ助けるべきか、どこまですべきか、と問われたら返答に窮すかもしれない。倫理学は、一般に「善い」とされる価値について、立ち止まり吟味する学問である。本書は、その主要理論を紹介。さらに、医療、人工知能など最先端技術がはらむ問題や、戦争、移民、環境破壊などの課題をとおして、思索を深める。理論を説き、生き方を問う倫理学入門。
好評を博した金言集の決定版を約60頁の大増補!健康、夫婦、子育て、老い、人づきあい…あなたの悩みにそっと寄り添う、寂聴さんの熱いメッセージ。
作家として、僧侶として、瀬戸内寂聴さんはたくさんの名言を残しています。年齢を重ね、老いを受け入れ、周囲との人間関係や、家族のかたちも変わっていくなかで、私たちは、その言葉に心のよりどころを求めます。
本書は『婦人公論』に掲載された瀬戸内寂聴さんのエッセイ、対談、インタビューから厳選したものです。私たちの気持ちに寄り添い、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる瀬戸内寂聴さんの言葉を、この一冊にぎゅっと詰め込みました。
目次)
第一章ーー教えて! 寂聴さん 悔いなく生きるコツ
この世に一人の自分を、自分が認めてあげる ×瀬尾まなほ
95歳で得た気づきーー。もう十分生きたと思ったけれど
96歳、出会いを革命の糧にして
人は生きている限り変わり続けるのです
第二章ーー人生を照らす8つの話
第1話 悩みの正体ーー悩み、迷うことこそが生きている証なのです
第2話 怒りとのつきあい方ーー幸せは笑顔に集まるもの
第3話 人生後半の生き方ーー自分を変えるのはひとつの革命です
第4話 からだーー離婚、恋愛、セックス したいことは何歳でもおやりなさい×伊藤比呂美
第5話 家族ーー褒め言葉を浴びると、夫も子供も輝きはじめる
第6話 プラス思考ーー自分の機嫌を取る方法を知っていますか
第7話 男と女、夫婦ーー女を輝かせる男とは ×梅原 猛
第8話 切に生きるーー幸福になるための努力を惜しみなく
第三章ーー人生を変える3つの対話
「あの世」と「この世」はつながっています×横尾忠則
小保方さん、あなたは必ず甦ります×小保方晴子
家庭のある男を愛した女と、夫の嘘を信じた妻の胸の内は×井上荒野
第四章ーー心を揺さぶる愛と決意の手記
「妻の座なき妻」との訣別
“佛の花嫁”になった私の真意
第五章ーー寂聴63歳、本気の人生相談
あるものを美しい、醜い、などと評価するとき、私たちは何を考えているのか。評価を下すのに用いる「センス」とは。こうしたことを考える学問が美学だ。本書は、絵画や音楽ではなく、身近な食事から美学の扉を開く。「美味しい」「まずい」という評価は人それぞれ? レビューサイトの情報があると純粋に食事を楽しめない? 美食の感動は言葉にすべきじゃない? そもそも料理は芸術か? やさしくも奥深い美学入門。
2024年11月1日から施行されたフリーランスのための新しい法律「フリーランス法」(フリーランス・事業者間取引適正化等法)について、図解でコンパクトに解説します。受注者・発注者共に押さえるべき新常識がよくわかります! 新しい「7つの義務」がよくわかる! 取引適正化のポイントがよくわかる! 義務違反した時の対処法がよくわかる! 従来の下請法との違いがよくわかる!