恋は大袈裟なものだが、誰もそれを笑うことはできない。
男女、生死、老い、社会などーー。
瑞々しい感性とユーモアで綴る名エッセイ45編。
楽しむことのできぬ精神はひよわだ、楽しむことを許さない文化は未熟だ。(「楽しむということ」より)。
恋、愛、結婚、欲望、男女の謎。
父、母、少年青年期、詩作の始まり、出会った人々。
生、死、沈黙、老い、社会、こだわりなどーー。
存在の本質や愛の真髄に瑞々しい感性とユーモアで迫る名エッセイ45編。
「二十億光年の孤独」の鮮烈なデビューから70年余り、現役の世界的詩人の全作品から厳選した決定版随筆集。
オバサンという言葉が、呼ばれる側に違和感や不快感を生じさせ、呼ぶ側を躊躇させる理由はいくつかあるが、一つは“女は若いほうがいい”という価値観の浸透である。これは男性だけに限ったことではなく、“若い”と言われる女性もまた、同様の価値観を発しているのだ。本書では、女性の年齢が意味するものや女性が年齢を隠したくなる背景を検証し、さらには「オジサン」よりもはるかに多義的な「オバサン」という言葉の意味、当の中高年女性に対する社会の視線などについて多角的に考察する。
一緒に暮らす純一郎さんは、やさしい人だ。出張が多くて不在がちだけれど、一人息子の太郎をよく可愛がっている。じゅうぶんに幸せな親子三人の暮らしに、ある日「川野純一郎の本当のことを教えます」と告げる女から電話が舞い込みー(「遊園地」)。行ってはならない、見てはならない「真実」に引き寄せられ、平穏な日常から足を踏み外す男女を描いた七つの物語。第6回中央公論文芸賞受賞作。
恋人でも家族でもない、猫好き男女3人暮らし。
書店で働く40代お一人様女性の灯は、30代女医の鹿乃子、20代のインテリアショップ勤務の男性・仁、みんなの愛猫のミカヅキと仲良く暮らしている。熊本でごく普通の人生を歩んできた灯にとって、人生で一番【普通ではない生活】をしているものの、その生活はとても楽しくて……。三日月の様に満ちていく途中の、迷えるオトナ3人といとしい猫の共同生活物語。
異才・中島らものB級ホラーの頂点!
瀬戸内海の小島に、サイコセラピーのために集まった5人の男女。薬の投与と催眠術を使った治療で、彼らの意識は10歳のこどもへと戻ってゆく。抱腹絶倒、やがて恐怖が襲う超B級ホラー。(解説/いしいしんじ)
ある季節、ある一日、ある瞬間。十七文字のゆたかに広がる物語。言葉の不思議なコレクション220句。第一句集。
男女の情が、親子の愛が、胸を打つ!
子供をさらって手にかける老人の秘密。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性(さが)。小伝馬町の牢内に沈殿する暗く悲しい浮世の難事を、人情味あふれる青年獄医がさわやかに解決する。だがある日、かつての捕物の恨みから、登の命をもらうと脅す男が現れたーー。著者が5年にわたって書き継いだ傑作シリーズ完結編。
40歳も目前にしてようやく、これまで避けてきた恋愛というテーマに真剣に向き合う決意を固めた独身漫画家よしたに。
カリスマ美容師や人気ブロガーの力を借りて、外見・内面それぞれ磨いていく中で気付いた自分自身の心境変化とは…?
モテたいといえばモテたいけれども、そんなに自分を変えてまでは別に…。緩やかにくすぶり続ける全ての男女に捧げるナナメ前向き・異性関係向上コメディ!!
愛はお金で買えるのか?結婚は妥協の産物なのか?SNSは恋愛をどう変えたのか?恋愛、セックス、婚活、結婚、不倫、離婚といったテーマに経済学の考え方を取り入れ、学生たちがその成果を私生活に生かし始めた人気講義、待望の邦訳。これまでの思い込みを次々とひっくり返す、経済学・心理学の最新研究!
文学に憧れて家業の魚屋を放り出して上京するが、生活できずに故郷の小田原へと逃げ帰る。生家の海岸に近い物置小屋に住みこんで私娼窟へと通う、気ままながらの男女のしがらみを一種の哀感をもって描写、徳田秋声、宇野浩二に近づきを得、日本文学の一系譜を継承する。老年になって若い女と結婚した「ふっつ・とみうら」、「徳田秋声の周囲」なども収録。
理学療法的な立場から言えば、男女で体の作りが違うのだから、それぞれにあったダイエット方法があってしかるべき。そのカギとなるのが、「筋肉ほぐし」です。男女には筋肉には違いがあります。それぞれの機能を生かす方法で筋肉にアプローチすれば、効率よくやせることができ、さらにリバウンドをすることがありません。男女本来の体に合わせた最適な筋肉ほぐしダイエット方法を、男女の体の作りの違いとあわせて紹介します。
筋肉をほぐして男は鍛え、女は脂肪を落す
こんなに違う、男と女の体。それでも同じダイエットをしますか?
実践! ミオドレ式ダイエット 男はほぐして鍛えなさい、女はほぐしてやせなさい
筋肉をほぐせば、老化を遅らせることもできる
幽霊が存在するために、死は、必要充分条件か?
触れ合うことも、声を聞くことも、姿を見ることすら出来ない男女の亡霊。許されぬ恋を悲観して心中した二人は、今なお互いを求めて、小高い丘の上にある古い城跡を彷徨っているという。
城壁で言い伝えの幽霊を思わせる男女と遭遇したグアトとロジの元を、幽霊になった男性の弟だという老人が訪ねてきた。彼は、兄・ロベルトが、生存している可能性を探っているというのだが。
最初で最後の講演録集。女が本流、男はサンプル!? なぜ「この人」でなくてはダメなのか?
稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのかーー〈愛の法則〉では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また〈国際化とグローバリゼーション〉では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。
四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。
[著者情報]
米原 万里(よねはら まり)
一九五〇年東京生まれ。作家、エッセイスト。少女時代プラハのソビエト学校で学ぶ。ロシア語会議通訳として多方面で活躍。二〇〇六年五月没。著書に『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』(新潮文庫、読売文学賞)、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川書店、大宅壮一ノンフィクション賞)、『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社文庫、Bunkamuraドゥ マゴ文学賞)、『必笑小咄のテクニック』(集英社新書)など多数。
急接近!
ブッキーに「かっこいい」と言われ、舞い上がって告白しようと考える陽向。
しかし、そこに謎の眼鏡クールイケメン椿先輩がアオハル荘に帰ってきて…!?
波乱の予感が止まらない中、男女12人がアオハル荘に集結するドキドキのハロウィンパーティーがいま始まる…!
検校貸し上がりの二代目・西門屋慶左衛門は景気も器量も良い女好き。寄ってくる女には満足できず、美人局の片棒をかつぐおきんに男心を擽くすぐられ男女の仲になる。しかし慶左衛門には妻子がいた。おきんは妾になることを条件に亭主毒殺を試みるがーー。いつの時代も色恋沙汰は庶民の華やぎ。巧緻な性愛描写で名高い『金瓶梅』に案を得た、極上官能絵巻。
近年、次々と発覚する性加害事件。それらは、特別な人間による例外的な出来事なのだろうか。ジェンダー=男女の不均衡がいまだ根深い日本社会では、事件が起きると、女性の振る舞いを問題視する声さえある。しかしそこに深く関わるのは、加害者の悪意・無自覚だけではなく、社会に埋め込まれた偏見、メディアが再生産する固定観念、声を上げない組織文化だ。個人を断罪しても不正義は正されない。小児精神科医が自身の経験と心と脳のメカニズムから問題の構造を解き明かす。社会の見方と自らの意識を更新する一冊。
昭和モダン華やかなりし頃、その惨劇は起きたー。関西のハイカラな医師邸に納車された最先端の自動車「T型フォード」。しかし、ある日、完全にロックされたその車内から他殺死体が発見されたのだ。そして46年後、この車を買取った富豪宅に男女7人が集まり、密室殺人の謎に迫ろうとするが…。半世紀を経てあきらかになる事件の真相とは?著者会心の傑作ミステリ中編ほか2編を収録。
晴れて小春と付き合い始めた英二。意外にも(?)ラブラブで楽しく過ごすふたりは初デートへ! だけど、小春の付き合い方になんだか違和感が…!? さらに瑞穂と太一の関係も大きく進展!? 大ヒット男女6人クロスラブ、堂々完結!
昭和26年、京都。二百年続く料亭・桑乃木の長女いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めていた。
「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日と、桑乃木を立て直そうとする大学生の周。
二人は仕事のパートナーとして、少しずつ信頼しあっていき、そして夫婦として、男女としても、ゆっくりと近づいていくーー。
ー3巻のあらすじー
料理長・戸川が他の店に移るために辞めてしまい、料理人を失った桑乃木。周に促され、また、恩人であるホテルのシェフ・田嶋にも背中を押され、いち日は桑乃木の料理長になることを決心した。
しかし客足は遠のき、「新生・桑乃木」の滑り出しは順調とは程遠いものだった。
初仕事となる、常連の家での出張料理では、戸川の料理を期待していた客を満足させることができず、実力不足に落ち込むいち日。
そんな中で、いち日と周の二人が立てた、起死回生の計画とはーー?