幸福な人生を送るために必要なものは何か?その問いに対する答えは、「富」や「名声」ではなく意外なくらい身近でありふれたものだった。ハーバード大学による、84年にわたる史上最長の研究が解き明かした健康で幸せな人生を送る鍵ーそれは「よい人間関係」。
湿原に浮かぶ檻、と密かに呼ばれていた全寮制の学園。ここでは特殊な事情を抱える生徒が、しばしば行方を晦ます。ヨハンの隠れた素顔、校長の悲しき回想、幼き日の理瀬、黎二と麗子の秘密、月夜に思いを馳せる聖、そして水野理瀬の現在。理瀬と理瀬を取り巻く人物たちによる、幻想的な世界へ誘う六編。
人を殺し、育った修道院兼教護院に舞い戻った青年・朧。なおも修道女を犯し、暴力の衝動に身を任せ、冒涜の限りを尽くす。それこそ現代では「神」に最も近く在る道なのか。世紀末の虚無の中、神の子は暴走する。目指すは、僕の王国!第119回芥川賞を受賞した戦慄の問題作。
わたしペネロペ。きょうはまきばでどうぶつにえさをやるおてつだい。えーとこぶたがすきなたべものはなんだっけ?おじいちゃんがおしえてくれたの、わたしわすれちゃった!さあほんをひらいて。ペネロペがまっているよ。
自閉っ子のフシギな振舞いにはリッパな理由があった!自閉脳の奥深さに迫る爆笑エッセイ。
日本の農業事情の中にあっても、家庭で食す野菜だけは「せめて自分でつくるなら、無農薬で」と願う方々に、本書は少しでもお応えできるよう、コンパニオンプランツを用いた野菜づくりを、イラストを駆使してわかりやすく解説しました。
沖縄音楽を人気アーティストの楽曲で楽しめるシリーズ・コンピ。今回は夏川りみ、BEGIN、Kiroroなど豪華なメンバーが集結。沖縄伝統の楽曲から、そのエッセンスを生かしたポップスまで、充実の内容。
2008年に迎える芸能生活35周年を記念した作品集。中高年を笑いの渦に巻き込んだおなじみのヒット・ネタから新ネタまでが、オール新録で楽しめる。巧みな話術に感服だ。
理系、文系を問わず、ビジネスシーンではプレゼンを避けて通れません。わかりやすいプレゼン術は全社会人の必須スキルといえます。本書では、そもそも「よいプレゼンとはなにか?」といった基礎のキソから、発表に臨む際の心構え、事前準備から、発表シナリオのつくり方、発表中の正しい振る舞い、パワーポイントの効果的な使い方、聞き手を飽きさせない技術、質疑応答のじょうずな方法まで解説していきます。
ソープ・カービング=「石けん彫刻」。ルーツはタイの宮廷料理におけるフルーツカービング。料理をおいしく、豪華に見せるため果物や野菜に繊細な彫刻をほどこしたのがはじまり。必要な道具はナイフ一本だけ。好きな色と香りの石けんを1個買ったら、さあ、始めましょう!石けんが上手に彫れるようになったら今度はおもてなしの料理に野菜やフルーツのカービングを添えてみませんか。可憐なモチーフがいつもの生活にうるおいをくれそうです。