本書は、熱力学の初歩をひととおり学んだ読者を対象にして、蒸気工学、特に、蒸気プラント、すなわち、作業流体の相変化を巧みに利用して熱エネルギから仕事を得る設備について平易に解説した教科書または参考書である。
本書は著者らが1963年から1994年にかけて、九州大学工学部冶金学科および鉄鋼冶金学科さらには材料工学科の2ないし3年生に、金属物性論、固体物性学として講義してきた内容の前半部分を「金属物性学の基礎はじめて学ぶ人のために」として、一学期(半年)用にまとめたものである。近年採用されつつあるセメスター制を意識する。
物質を細かく分解していくと、原子、原子核、核子(陽子と中性子)と階層を進み、核子はさらにクォークとグルーオンと呼ばれる素粒子に分解できる。宇宙初期や中性子星中心部などの超高温・高密度の世界ではクォークとグルーオンを基本自由度とした物質が実現し、そこでは真空の相転移である「カイラル対称性の自発的破れ」の回復や「カラー超伝導」と呼ばれる物質状態の実現などの多様な物性現象が発現すると考えられている。
本書は、このような「素粒子の世界の相転移現象」に対する研究の基礎と新たな進展に関する最新の数値シミュレーションの結果や有効模型による解析を使った概説である。有効模型の解析に使われたPythonによる計算コードも公開しているので、数値計算の入門書としても活用できるであろう。
本書の特徴としてその他に以下の事項を上げることができる。
(1) 意欲的な大学学部学生や修士課程の学生諸君を想定し、前提知識を極力廃して本書だけで学習事項が完結する構成になっている。公開されたPythonの計算コードを使い、更に理解を深めることもできる。
(2) ノーベル賞の対象となった南部陽一郎博士の研究の思想に従い、超伝導のBCS理論を基礎としてカイラル対称性の自発的破れとそれに伴う励起モード(南部ーゴールドストーンボソンとしてのπ中間子を含む)の理論が学べる構成となっている。
(3) 和書では初めてとなるカラー超伝導の解説が与えられている。またそこでは、その通常相での前駆現象にも焦点が当てられ、クォーク物質中の対場のゆらぎが引き起こす「擬ギャップ現象」や「伝導率の異常増大」およびその有限エネルギー版としての「電子対生成」の異常増大の可能性が議論されている。
(4) 高温・高密度のクォーク物質を網羅的に探索する高エネルギー重イオン衝突実験の現状と将来計画も紹介されている。
本書は甲種危険物取扱者試験を受験する方を対象としたテキスト+問題集です。覚えづらいところ、イメージしづらいところは、図や表を交えて丁寧に解説しています。「試験でどのように出題されるか?」「迷ったときにはどう考えればいいか?」などのヒントが散りばめてあるので、出題傾向をつかみつつ、無駄なく学習ができます。また、学習したことをその場で確認できるように小問題を多数掲載し、試験の同じ形式の問題も掲載しています。「模擬試験」を巻末に1回分収録、ダウンロードで2回分提供しています。インプットとアウトプットが確実にできる参考書です。
第1章 危険物に関する法令
1-1 危険物と指定数量
1-2 製造所等の種類
1-3 許可・認可・承認等の申請手続き
1-4 危険物取扱者
1-5 保安講習
1-6 危険物施設での災害防止に向けた管理体制
〇演習問題1-1 法令に関する問題(その1)
1-7 保安距離と保有空地
1-8 製造所等の基準
1-9 予防規程と定期点検
〇演習問題1-2 法令に関する問題(その2)
1-10 標識・掲示
1-11 貯蔵・取扱いの基準
1-12 運搬・移送の基準
1-13 消火・警報設備
1-14 違反等に対する措置
〇演習問題1-3 法令に関する問題(その3)
第2章 物理学および化学
2-1 共通した予備知識
2-2 密度と比重
2-3 温度と熱エネルギー
2-4 物質の三態
2-5 気体の状態変化
2-6 熱の移動
2-7 熱膨張
2-8 静電気
〇演習問題2-1 物理学に関する問題
2-9 化学の基礎用語
2-10 物理変化と化学変化
2-11 物質の種類
2-12 化学反応式と熱化学方程式
2-13 反応の速度と化学平衡
2-14 溶液の性質
2-15 酸と塩基・中和・水素イオン指数
2-16 酸化と還元
2-17 金属・イオン化傾向と腐食
2-18 電池
2-19 有機化合物
〇演習問題2-2 化学に関する問題
2-20 燃焼の三要素と消火理論
2-21 燃焼の形態
2-22 危険物の燃焼特性
2-23 燃焼の難易
2-24 火災の種類と消火法
〇演習問題2-3 燃焼に関する問題
第3章 危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法
3-1 危険物の概要
〇演習問題3-1 共通の特性に関する問題
3-2 第1類の危険物
〇演習問題3-2 第1類の問題
3-3 第2類の危険物
〇演習問題3-3 第2類の問題
3-4 第3類の危険物
〇演習問題3-4 第3類の問題
3-5 第4類の危険物
〇演習問題3-5 第4類の問題
3-6 第5類の危険物
〇演習問題3-6 第5類の問題
3-7 第6類の危険物
〇演習問題3-7 第6類の問題
〇演習問題3-8 第1類から第6類までに関連した総合的な問題
甲種危険物取扱者模擬試験(第1回目)
別冊「直前チェック総まとめ」
「時間とともに価値が上がる物件」とは?不動産の価値を2倍、3倍、5倍にする方法。六本木の高級花屋から都心一等地不動産業へ。東京を熟知する著者が富裕層物件を徹底解説。
「今度は私がイクまで、我漫しなさい」新人編集者・卓斗は、担当している天才小説家・八神と秘密の恋人同士。八神が暮らす超一流ホテルで、快楽を知ったばかりの身体を乱され…乳首を甘く舐られ、雄芯を弄られ、最奥を激しく穿たれて…。傲慢な八神に振り回されるも、幸せな日々を送る卓斗。だが、二人の仲が世間に暴露され、破滅へ!?コミックスで超人気の八神と卓斗の恋の続きが、新作ノベルズで登場。かき下ろし小説&マンガ収録。
平成26年10月〜平成23年10月公表問題をジャンル別に収録!出題問題の根拠法令・知識のみの収録で覚える範囲が狭く効率的に勉強できる!
本書は、熱処理の実務に従事する若い技術者は無論のこと、機械部品や切削工具・金型類の設計にたずさわる方々、設計図面から加工工程を選定される現場技術者、さらに材料工学や機械工学を専攻する学生諸君などを対象として、熱処理技術の要点を実際に則して平易に解説したものである。
IT・マルチメディア関連の企業を経営する著者が語るデジタル社会をより活性化させるアナログ的思考論。
化学熱力学を体系的に詳述し、初めて熱力学を学ぶ方でも慣れることで身につけることができる入門書。とくに難解とされるエントロピーと化学ポテンシャルには十分にページを割き、納得のいく説明がなされ、また、純物質と混合物をはっきりと分けてその取り扱いを解説している。
必須項目に絞ってまとめたコンパクトな教科書です。
熱力学と統計力学の初歩からていねいに解き明かします。基本法則と具体例とを明確に切り分け、言葉を尽くして説明することで、読者が混乱しないように工夫されています。
さらに、量子統計の応用として電子物性の基礎を取り上げています。熱力学と統計力学がどう関係しているのか、統計力学によって半導体の性質がどのように理解できるのか、一冊を通してスムーズに学ぶことができます。
例題と演習問題をあわせて80題以上掲載。それぞれにきちんとした解説がついているので、着実に理解しながら読み進めることができます。
講義用の教科書としてだけでなく、独習用の参考書としてもおすすめです。
【目次】
第1章 熱力学第一法則と第二法則
第2章 エントロピーと自由エネルギー
第3章 熱力学曲面と相転移
第4章 具体例:理想気体とその応用
第5章 統計力学の原理
第6章 分配関数の具体例
第7章 量子統計の基本
第8章 電子物性の基礎
付録A 数学公式
付録B 量子力学の基礎
本書は、はじめて生体計測を学習しようとする理工学系、医学系、保健学科系の大学生、大学院生を対象にして、なるべく半期で生体計測についての基礎知識が把握できるよう教科書サイズとして簡潔にまとめたものである。
断熱など基本的な技術からコジェネレーション、スマートグリッド等の最新技術を含め、全体として効率が良くバランスの良いシステムを、建物、街区レベルでいかに作り上げるか、需要のあり方も含め基礎から解説。行政・都市・建築・機械・ガス・電気・情報・エネルギーの分野を横断した教科書。技術者・政策関係者必読の書。
第1章 都市エネルギーシステムとは何か?
1.1 「どのエネルギーを使うか?」を議論する前に
1.2 エネルギーシステムの理想像に関するいくつかのコンセプト
1.3 都市エネルギーシステムを見る三つの視点
第2章 都市のエネルギー需要をデザインする─都市エネルギーシステムの全体像
2.1 都市エネルギーシステムの要素と構成
2.2 都市エネルギーシステム計画の手順
第3章 エネルギーシステムの基礎33
3.1 国土のエネルギーシステムと都市エネルギーシステム
3.2 需要側でのエネルギー量表示法
3.3 二次エネルギーの種類とその供給システム
第4章 エネルギーサービスとライフスタイル
4.1 エネルギーサービスとは何か?
4.2 東日本大震災後の節電行動に学ぶ
4.3 省エネライフスタイルにどこまで頼れるか?
4.4 これからのエネルギーサービス
第5章 熱エネルギーの技術
5.1 熱需要の発生メカニズムとその供給方式
5.2 熱力学の基礎
5.3 熱を作る装置
5.4 都市に賦存する熱源
第6章 家庭部門のエネルギー消費とその改善シナリオ
6.1 家庭のエネルギー消費の成り立ち
6.2 シミュレーションによる都市・国レベル対策効果の試算
6.3 家庭の低炭素化を如何に進めるか
第7章 業務部門・中心市街地のエネルギー消費とその改善シナリオ
7.1 業務建物の特性
7.2 業務建物のエネルギーシステム
7.3 エネルギーの面的利用と地域冷暖房
7.4 街区の長期エネルギーシステム改善シナリオ
7.5 都市全体の業務部門エネルギーシステム改善シナリオ
第8章 エネルギーシステムと都市
8.1 都市におけるエネルギーマネジメントとは?
8.2 まちづくりの中に低炭素を埋め込む
第9章 情報化と都市エネルギーマネジメント
9.1 情報通信機器の普及と都市におけるエネルギー消費の変化
9.2 ライフスタイル・ワークスタイル・ビジネスの変化とエネルギー消費
9.3 スマートグリッドとエネルギーマネジメント
9.4 スマートグリッドの実例と課題
第10章 自治体政策としての低炭素まちづくり
10.1 公営エネルギー企業の大胆な取り組み
10.2 日本の自治体が行いうる政策
10.3 都市におけるエネルギー消費構造の把握
10.4 超長期のビジョンづくり
10.5 これからの都市エネルギーシステム
定評ある教科書『機械工学テキストシリーズ2.熱力学(2006年)』の改訂版。
身近な熱現象の理解から,熱力学の基礎へと進む,初学者にもわかりやすい教科書。エネルギーの話題も充実〔内容〕熱/熱現象/状態量/温度/熱量/熱力学の第一法則/第二法則/物質とその性質/エネルギーと地球環境。
本書は薬学の基礎科目の一つとしての物理化学を学ぼうとしている学生のための教科書で、物理化学全般に関する入門書ではなく、あくまでも薬剤師として修得しておかなければならない限られた範囲の限られた内容とした。また、各章末ごとに国家試験問題などを例題的に収載し、その詳細な解答を載せて学生の自主的学習意欲の高揚に努めた。