小学四年生のジェニーのクラスでは、授業でねずみになったつもりで下の学年の子たちに手紙を書きます。ジェニーに返ってきたのはふしぎな手紙でした。ジェニーの文通相手には何かひみつがありそうです。小学校初級以上。
森に住む年寄りの魔女は、いじわるで、おこりんぼ。すぐにはらをたてては、とんでもない魔法をかけてまわるのです。こまったのは森の動物たち。なんとか魔女を追いだそうと、相談しました。さて、どんな名案を思いついたでしょう…?森のゆかいな毎日をえがいた、楽しいおはなしがいっぱい。
ちょびちょびは、ちいさなねずみのおんなのこ。ちょびちょびのおかあさんは、こどもたちのためにまいにちやすむまもなくはたらいていました。おかあさんにらくをさせてあげたいとおもったちょびちょびはあるひ、おもいきって…3歳から。
読みきかせとピアノの演奏がうみだす楽しく不思議なお話の世界。本書では、お子さまがわくわくどきどき夢中になれる、日本と世界の有名なお話20編をご紹介しています。西村由紀江さんによる読みきかせとピアノの演奏で、今まで親しまれてきたお話の世界がさらに趣き深く、魅力的に再現されています。CDを聞いているうちに、いつのまにか主人公と一緒にお話の旅へ出ていることでしょう。お子さまの想像力や勇気、相手を思いやる気持ちを育む、読みきかせのひとときをお楽しみください。
きょうはとくべつのひ。おふろにはいるとおわっちゃう。ねえわかるでしょう、このきもち。
ママがねてるなんてつまんないな。ぼくなにをしよう。「そうだ。ぼく、えほんをよもうっと」ミコはおもいつきました。「ママがねてるなんてつまんないな。ママはぼくとおんなじくらいえほんをよむのがだいすきなのにね。あっ、そうだ」ミコは、ママのすきなえほんだけべつにつんでおくことにしました。「そしたら、ママがおきてからぼくといっしょによめるもんね」
ぼくははりねずみのハリー。ぼくのすんでるもりにあばれんぼうのくまがいた。“ムクバク”っていうんだ。
おひさまにこにこ、いいてんき、あれあれ!くもがでてきたよ、おひさまがかくれんぼだ。ぼくたちもかくれんぼしよう、かくれんぼするもの、このゆびとまれ。
使える英語を自分のものにするには、親しみやすい内容の「やさしい」英文を「たくさん」音読するのが近道。「英語で読む日本昔ばなし」シリーズはだれでも知っている有名な昔ばなしを良質のやさしい英語で紹介した最良の音読素材です。
もりのおくにふかくてつめたい“みどりがいけ”がある。はりねずみのハリーが“みどりがいけ”とつながっているせかいでであったのは…。ボローニャ児童図書展エルバ賞受賞作家が贈る、出会いの贈り物。想像する楽しさを知る絵本。
「此の度手放したき品は今迄の品とは違ひて、世に出る事は有り得ぬ神品也」。禅僧・小坂了稔の手紙に心惹かれて箱根の老舗旅館、仙石楼に投宿した骨董屋の今川は元医師の老人・久遠寺を知る。が、二人が発見したのは世にも奇妙な小坂の屍。思えばそれが謎の巨刹、明慧寺を舞台の惨劇の始まりだった…。
「もしやあの男ー本気だったか」。不可解な呟きを残し、今度は老師の大西泰全が惨殺された。天下の険の懐深く入り込んだ捜査陣はなす術もない。空しく仙石楼に引き揚げた骨董屋の今川、カメラマンの鳥口、そして文士の関口。そこに待っていたのは京極堂による、典座・桑田常信の「憑物」落としだった。