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ジェンダー の検索結果 標準 順 約 2000 件中 1221 から 1240 件目(100 頁中 62 頁目) RSS

  • 女性の文章と近代
    • 出雲 朝子
    • 花鳥社
    • ¥3850
    • 2019年10月17日頃
    • 在庫あり
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  • 明治女性の書きことばから日本の性差を切り出す!

    明治十八年『女学雑誌』が創刊され、多くの女性が論説文を執筆した。
    漢字平仮名交じり文で書かれ、文体としては基本的に男性の論説文と同様な漢文訓読的要素を多く含んでいる。

    本書では、読者の寄稿文のほか、
     跡見花磎 荻野吟子 中島俊子 佐々木豊寿
     清水紫琴 若松賤子 樋口一葉
    の書きことばを初めて解析。
  • 平塚らいてう
    • 米田 佐代子
    • 吉川弘文館
    • ¥13200
    • 2025年10月10日頃
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  • 女性解放の先達とされながら、性役割容認という批判もある平塚らいてうの知られざる姿を解明。「ジェンダー・アイデンティティ」の確立を求めた思想と行動を、彼女の生きた時代と個性の葛藤のなかから描き出す。
    はじめに/「父の近代」との葛藤(「近代日本」批判の論理/青春の彷徨ー「性としての自己」の模索)/デモクラシーとジェンダーの葛藤(『青鞜』と「社会」の接点ー平塚らいてうと生田長江を中心に/『青鞜』にみる「性の自己決定」)/「産む性」の社会構想と現実(平塚らいてうの国家観ー「母性保護論争」を中心に/平塚らいてうと新婦人協会ー「花柳病男子結婚制限法」運動を中心に)/「協同自治社会」の実践と挫折(平塚らいてうにおける「母性主義」の歴史的意義/平塚らいてうと宮沢賢治の「協同」思想)/「清算されるべき過去」とその克服(「個」と「国体」の間/平塚らいてうの「戦争責任」論をめぐって)/終章 平塚らいてうにおける「自然」と「社会」-その世界構想
  • 現代エキュメニカル運動史
    • 藤原佐和子
    • 新教出版社
    • ¥3740
    • 2024年09月19日頃
    • 在庫あり
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  • キリスト教において、教会一致運動と訳されるエキュメニズム。その中心的な課題とは何か。
    女性の按手の是非やセクシュアリティに関わる問題群は90年代以降の「エキュメニカルの冬」をもたらしたとされるが、そこではいかなる論争と実践が展開されてきたのか。多くの取り組みと議論を一次資料を通して丹念に辿る。
    ジェンダー正義の視点から綴られた、これまでにない新たなエキュメニズムの歴史!
    「コラム」ではエキュメニカル運動を理解するための基本概念を丁寧に解説する。
    序 論
    第1章 エキュメニカルの冬
    第2章 信徒の参加
    第3章 女性の参加
    第4章 女性の按手
    第5章 ヒューマンセクシュアリティ
    第6章 ジェンダー正義
    結 論
    [コラム]
    1 世界宣教会議(WMC)
    2 国際宣教協議会(IMC)
    3 生活と実践(Life and Work)
    4 信仰と職制(Faith and Order)
    5 世界教会協議会(WCC)の成立
    6 ミッシオ・デイ(missio Dei)
  • 現代日本の規律化と社会運動
    • 及川英二郎
    • 日本経済評論社
    • ¥6930
    • 2022年11月30日頃
    • 在庫あり
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  • 誰も他人と同じようには働けない。国家による生活統制を機に、主体化の作用が民衆に及ぶ状況を、戦時下、産業報国運動の展開過程に見る。また、人間を部品と化す規律化。それに抗する戦後社会運動の可能性を、生活協同組合と胎児性水俣病患者たちに着目し探る。
    序 章 規律化の二面性と「普遍主義」
    第1章 近代社会と公私の分離
         ──規律化・ジェンダー・「普遍主義」
    第2章 戦時下の生活統制と産業報国運動の展開
         ──国家社会主義と規律化
    第3章 1950年代における横浜生協の生活文化活動
         ──規律化に抗する「主婦」の運動
    第4章 1970年代における胎児性水俣病患者の運動
         ──規律化されない身体と新しい共同性
    終 章 主体性の回復と新しい共同性
  • カント『判断力批判』入門
    • 高木 駿
    • よはく舎
    • ¥2090
    • 2023年03月31日頃
    • 在庫あり
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  • 今までになかった『判断力批判』入門!
    近年の再検討事項でもあるジェンダーの視点を取り入れつつ、「難解」と評判のカント美学を理解しやすいように解説。
    はじめに
    第一章 無関心性:快の感情の分析(その一)
    第二章 主観的な普遍性:快の感情の分析(その二)
    第三章 目的のない合目的性:快の感情の分析(その三)
    第四章 範例的な必然性:快の感情の分析(その四)
    第五章 三つの原理と正当化:快の感情の正当化
    おわりに
  • 姓と性
    • 高田知波
    • 翰林書房
    • ¥4180
    • 2013年09月
    • 在庫あり
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  • 比較福祉社会学の展開
    • 西下彰俊/何妨容/山口佐和子/乙部由子/加藤典子/嶋守さやか
    • 新評論
    • ¥3080
    • 2024年12月10日頃
    • 在庫あり
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  • 「ケア」と「ジェンダー」の両概念の「定義」に正面からアプローチし、
    福祉社会学を多様な視点と分析手法によって考察した意欲作。 

     本書は、編者である西下が名古屋市内にある金城学院大学に在職当時に指導した社会学専攻博士課程大学院生あるいは修士課程院生であったメンバー達と共同で執筆している。筆者は、30代前半から40代後半まで14年間在職しており、その間に指導した院生達である。ここ数年にわたる活発な議論を通じて本書は完成している。
     本書は、幾つかの特色をもつ。まず第1に、本書のタイトルに入る「ケア」と「ジェンダー」の両概念についてそれぞれの「定義」に正面からアプローチしている点が挙げられる。具体的には、序章でケアとジェンダーに関する先行研究の定義を参照し、批判的に検討した上で筆者の暫定的な定義を提示している。第2に、これも本書のタイトルに入る「福祉社会学」の概念が、その定義において重層的であることを明らかにした点が挙げられる。つまり、福祉社会学は、第1に社会学の一分野である連字符社会学であり、第2にあるべき福祉社会を模索する学際的な科学であるという2層から構成される概念であると理解する。その考え方は、前職の大学で「福祉社会学科」を新設する際の基本的な枠組みとなった。第3に、具体的なトピックスとして各執筆者の研究キャリア上で選ばれた介護制度、子供の共同監護、女性労働、単身高齢者、路上生活者に焦点が当てられ実証的な分析が行われている。その際、国際比較の視点あるいは国内比較の視点、共時的視点、通時的視点といった様々な視点から多様な分析が展開された。第4に、本書は大学の学部、大学院の教科書として使われることを意識して執筆された。具体的には、多くの章で、章の最初に理論的な考察や理論的な背景の説明がなされ、その考察や説明を踏まえた「人々の語り」(質的データ)が多様な方法で事例分析されている。教科書としての分かりやすさが、十分に発揮されていると考える。意欲に満ちた本書が広く長く読まれることを期待したい。
  • トランスジェンダーの生活史
    • 宮田 りりぃ
    • 晃洋書房
    • ¥2750
    • 2025年09月19日頃
    • 在庫あり
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  • 性別移行し生きる道を模索し続ける人々の生活史
    女(らしさ)/男(らしさ)という二元的かつ固定的な性のあり様にもとづく社会の様相に変革をもたらす当事者たちの可能性とは

    日本における性同一性障害にもとづく社会問題化の様相およびその背景について明らかにし、また、ジェンダー形成の観点から、当事者たちが直面している困難が生じるプロセスや、その背後にある社会構造の問題を明らかにする。
    はしがき

    第1章 トランスジェンダーの社会問題化
     第1節 用語ーートランスジェンダー・LGBT(Q+)・SOGI(ESC)
     第2節 ラベリング理論と構築主義アプローチ
     第3節 一九九〇年代後半から二〇一〇年代までの様相
     第4節 社会問題化と〈中心ー周縁〉化
    コラム1 りりぃの生活史ーー生い立ち

    第2章
    トランスジェンダーの生活史調査
     第1節 トランスジェンダーの病理/脱病理化
     第2節 調査の概要
     第3節 3名の事例分析
     第4節 当事者たちのリアリティ
    コラム2 りりぃの生活史ーー性別越境と性風俗

    第3章 トランスジェンダーの教育支援
     第1節 教育支援とジェンダー形成
     第2節 4名の事例分析
     第3節 ジェンダー/セクシュアリティに関する意識
    コラム3 りりぃの生活史ーー学びと研究

    第4章 トランスジェンダーの二重生活
     第1節 女装者論と理論的枠組み
     第2節 2名の事例分析
     第3節 女装者たちが直面する困難
    コラム4 りりぃの生活史ーー海外渡航

    第5章 トランスジェンダーのジェンダー形成
     第1節 まとめーー主流となった社会問題化と当事者たちの困難再考
     第2節 今後の展望ーー差別の客体から変革の主体へ
     第3節 本書の意義と限界

    あとがき
  • からだは語る
    • A. レマ/鍛冶美幸/村井雅美
    • 木立の文庫
    • ¥3960
    • 2025年11月10日頃
    • 在庫あり
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  • 昨今、美容整形手術/施術は一般的になりつつあり、ジェンダー・アイデンティティにまつわる議論も活発に交わされています。そうしたなか本書は、心の器としての“からだ”を介して“わたし”が再ー創造されていく様を、多くの実例からビビッドに描きます。--本書の登場人物は、美容整形や身体改造、倒錯的な性行動、ネット世界での耽溺、排泄行為などの、自らの“苦悩”を「無痛」化する作業に囚われています。そして、こうした行動では癒されないとわかった時、かれらは「心と対話する」相談室の門を叩くのでした。
    序 章◆身体が語るとき 
       ・体現化された自己
       ・ふたつの身体を心に留めて
       ・相談室のなかの身体
       ・母 体

    第1章◆羨望と母体ーー美容整形の精神力動 
       ・現代の美容整形
       ・母親にまつわる風景
       ・自己ー製空想
       ・再生空想
       ・完全一致空想
       ・現実をつくり直す

    第2章◆いったい、誰の皮膚なのか?--屍姦幻想の精神的機能
       ・カウチの上の身体
       ・わたしの母の家で
       ・皮膚と屍姦幻想
       ・自分の皮膚のなかで生きる 

    第3章◆純粋な決定の秩序ーー仮想世界で成長する
       ・テクノロジカルな体現化の誘惑と危険
       ・思春期の身体/精神病空間に浮かぶ仮想身体
       ・ノーボディであること
       ・仮想空間における身体の運命

    第4章◆過去なき現在ーー思春期の性別移行における時間的統合
       ・カップルの時間
       ・雲の上で生きる
       ・時間的つながり

    第5章◆もって生まれた身体と、自分そのものである身体
       ・カウチから出て
       ・体現化された自己と、見られるという体験
       ・自分自身にくつろいで
       ・トランスセクシュアルの心に至る道

    第6章◆トラウマと身体ーー映画 《私が、生きる肌》
       ・喪失に対する倒錯
       ・良い対象が生き残ること

    第7章◆分析家の身体と設定ーー体現化された設定と共生的転移
       ・体現化された設定と共生的転移
       ・身体的な逆転移と「警告の物語」
       ・最初の二年間
       ・要するに
       ・共生、分析家の身体

    第8章◆ラプンツェル再考ーー髪の無意識的意味
       ・髪にまつわる物語
       ・髪の精神的なルーツ
       ・もっとも露出した身体的境界

    第9章◆カウチから離れてーー分析家のトイレの心理的な使い方
       ・トイレと秘密ーー隠匿と分泌物
       ・トイレット・ブレストとしての分析家のトイレ

    第10章◆自己の起業家たちーー変身リアリティ番組の精神的・社会的機能
       ・自己の再創造
       ・プロジェクトとしての身体
       ・変身リアリティ番組の残忍さ
       ・完全な監視状態
       ・まなざしの倫理
  • 農業開発の現代史
    • 足立 芳宏
    • 京都大学学術出版会
    • ¥5280
    • 2022年07月29日頃
    • 在庫あり
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  • 冷戦体制下、人と自然のありようをテクノロジーが根底から変化させ、食と農の営みが土から遊離した。機械化・化学化と複雑に絡み合う各国の農業政策によって失われた農村の姿と翻弄される人々の経験は、戦後日本の変貌を映す鏡である。工業化ばかりが語られがちな戦後史に、農民の近代科学受容の経験と農村女性が担った役割の変化をグローバルな視点から描く。
  • 「大恐慌の子どもたち」親世代のライフコース
    • リチャード・A・セッターステン・Jr./グレン・H・エルダー・Jr./リサ・D・ピアース/岡林 秀樹
    • 明石書店
    • ¥6380
    • 2025年04月17日頃
    • 在庫あり
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  • ライフコース研究の金字塔『大恐慌の子どもたち』の著者グレン・エルダーらが別のデータを用いてまとめた、20世紀を通貫してアメリカ人の人生を追跡した縦断調査分析の成果。20世紀初頭生まれの人々の人生経験と社会変動を重ね合わせた貴重な記録である。
  • 家族経営の労働分析(15)
    • 岩田 正美/遠藤 公嗣/大沢 真理/武川 正吾/野村 正實/宮下 さおり
    • ミネルヴァ書房
    • ¥6600
    • 2022年03月29日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 中小企業において、経営者家族の労働と報酬がどのような性質を持つものなのか。本書では、織物業の事例を通じて今まであまり論じられてこなかった中小企業経営者層の労働・生活を、制度と歴史、分業、報酬、主観的世界の側面から検討する。そのフレキシブルな労働の実像に着目し、ジェンダーの視点を取り入れた新たな社会理解のモデルを提起する。
    序 章 経営者家族はどのように働いてきたのか
     1 中小企業における経営者家族の労働への着目
     2 小規模企業の重みと家族の比重
     3 生きられた経験から中小工場制の成り立ちを探る
     補 論 家族従業者の定義

    第1章 織物業とその経営者世帯の構造
     1 戦後の絹人絹織物業が抱えた経営環境
     2 量産型織物業における分業
     3 織物業を営む経営体の構造
     4 労働力の構成からみる家族の比重

    第2章 織物業を営む家族の働き方
     1 経営者の家族は何をしていたのか
     2 経営者家族が行う仕事の具体的な様相
     3 多様な妻の働き方と役割ーー家族経営のなかの女性
     4 家族の柔軟な労働と妻が果たす大きな役割

    第3章 家族に対する報酬の配分とその行方
     1 家族労働に対する金銭的報酬
     2 戦後税制における家族労働の扱い
     3 家族従業者に対する報酬付与の過程
     4 支払われた報酬の行方ーー報酬の回収・指示・自己抑制
     5 回収されていく報酬
     補 論 事業を営む家族の老齢年金と高齢期の生活保障

    第4章 男性経営者の世界とその帰結
     1 男性たちにとっての関心事とその背景
     2 男性経営者たちにとっての家族と責務ーー親・きょうだい・子ども
     3 男性経営者たちにとっての事業ーーその思いと夢
     4 家族的責任と一生をかけた仕事への思いの帰結

    第5章 妻たちの労働観と再生産領域における役割
     1 女性たちの労働の実像
     2 妻たちの職歴と職業観
     3 再生産領域に関わる労働の調整
     4 彼女たちの労働・生活観

    第6章 事業に対する妻の思いと責務
     1 妻は事業をどう捉えていたのか
     2 事業経営における妻の位置の違い
     3 経営者家族の一員としての自負
     4 どう捉えようと働かざるを得ないーー家族であることの社会的効果
     5 工場を支えた妻たち

    終 章 事業を営む人々の側に立って社会を見る
     1 経営者家族が社会のなかで果した役割
     2 経営者家族が稼ぎ出したものの行方
     3 21世紀の労働分析に求められるもの

    引用文献
    あとがき
    資 料 編 【東北・北陸調査地における聞き取り調査票】
    人名・事項索引
  • イメージで読み解くフランス文学
    • 村田京子
    • 水声社
    • ¥3850
    • 2019年08月23日頃
    • 在庫あり
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  • スタール夫人やバルザック、ゾラの文学に現われる、逸脱者としての女と男。ときに「宿命の女」「ヴィーナス」と呼ばれた彼女/彼らは何者なのか? ダヴィッドやドラクロワ、モローらの絵画・彫像のイメージから文学作品を読み解くことで、近代におけるジェンダー規範を照射する。
  • 戦場に忘れられた人々
    • 松本 悠子
    • 京都大学学術出版会
    • ¥4180
    • 2024年02月19日頃
    • 在庫あり
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    • 0.0(1)
  • 第一次世界大戦、言葉も肌の色も異なる人々が世界中からヨーロッパに集まった。るつぼの中、語られることなく歴史から抜け落ちていった女性たち、黒人兵たち、「原住民」労働者たち、そして戦場に遺体がさらされたままの無名の人々。人種、ジェンダー認識の起源としての第一次世界大戦を描き、砲撃がかき消した人々の声に耳を澄ます、戦場の社会史。
    はじめに

    第1章 軍隊と人種
    (1)「白人の名誉」
    (2)「黒い戦力」
    (3) アメリカ軍と人種
    (4) 軍隊・階級・人種
    (5) 兵士たちの社会
    (6) ハーレム・ヘルファイターズーーあるアフリカ系アメリカ人連隊の経験

    第2章 戦争と労働
    (1) 戦場の労働ーー戦いを支える
    (2) フランスにおける労働力ーー「外国人」・「原住民」
    (3)「原住民」労働者の労働と生活
    (4) 労働補給部隊
    (5) 砲撃を受けて
    (6) 労働者たちの声
    (7) 中国から戦場へ
    (8) 戦後に残る人種認識

    第3章 人種とジェンダーの交差
    (1) 戦場のジェンダー規範ーー「純潔」をめぐって
    (2)「白人」女性と植民地兵及び「原住民」労働者との出会い
    (3) アメリカ軍におけるジェンダーと人種の交差
    (4) インドシナ植民地出身者とフランス人女性労働者
    (5) 人権の境界を越えた親密な関係のもつ意味

    第4章 越境する人種主義ーーセクシュアリティをめぐって
    (1) ドイツ軍の侵攻占領と戦争プロパガンダ
    (2) ドイツの情報戦と人種認識
    (3) アメリカ流人種主義の輸出
    (4)「黒い恥辱」--国際的な「恐怖」の共有

    第5章 象徴としての平等性ーー戦死者を悼む
    (1) 埋葬と追悼
    (2) 象徴としての平等性
    (3) 追悼と記憶
    (4) 無名兵士の埋葬
    (5) 追悼のジェンダー化と人種化ーーアメリカの場合

    むすびにかえて
    あとがき
    索引
  • 教師の声を聴く
    • 浅井 幸子/黒田 友紀/杉山 二季/玉城 久美子/柴田 万里子/望月 一枝
    • 学文社
    • ¥3520
    • 2016年10月20日頃
    • 在庫あり
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    • 4.0(2)
  • 〈スキャンダラスな女〉を欲望する
    • 井原 あや
    • 青弓社
    • ¥2860
    • 2015年01月22日頃
    • 在庫あり
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  • 太宰治の恋愛と情死の報道、情熱の女=柳原白蓮、松井須磨子の道ならぬ恋、ミッチー・ブームを経て隆盛を極める女性週刊誌、そこに躍る女性のスキャンダル……。女性をスキャンダルの渦に巻き込み、身体や生を物語化して消費の対象にする構造を解き明かす。
    凡例

    はじめに

    第1部 スキャンダルを描く──〈太宰治〉の周縁

    第1章 「斜陽」のざわめく周縁──〈太田静子〉のイメージ化
     1 太宰治「斜陽」と太田静子『斜陽日記』
     2 〈「斜陽」のモデル〉という言説
     3 広告としての『斜陽日記』
     4 〈書く女〉の商品価値
     5 「文学少女」とテクスチュアル・ハラスメント
     6 〈太田静子〉というイメージ

    第2章 こぼれ落ちる声──太田治子『手記』と映画『斜陽のおもかげ』
     1 生み出される痕跡
     2 『手記』と『斜陽のおもかげ』
     3 母はどのように描かれたか
     4 こぼれ落ちる声

    第3章 「情死」の物語──マス(大衆)メディア上に構築された〈情死〉のその後
     1 「情死報道」と作家イメージ
     2 選び取られた〈物語〉
     3 「情死」を描く──小島政二郎「山崎富栄」と田辺聖子「実名連載小説」
     4 神話化する作家と山崎富栄の〈物語〉

    第2部 スキャンダルを連載する──〈女〉を語る

    第4章 「禁じられた恋」のゆくえ──女性週刊誌「ヤングレディ」に掲載された「実名連載小説」をめぐって
     1 女性週刊誌という「夢」
     2 「ヤングレディ」と「実名連載小説 禁じられた恋に生きた女たち」
     3 「禁じられた恋」のゆくえ──「女流作家」たちが内面化したもの
     4 女性週刊誌という「夢」?

    第5章 「情死」はいかに語られたか──「ドキュメント情死・選ばれた女」をめぐって
     1 文学を語る女性週刊誌
     2 「ドキュメント情死・選ばれた女」
     3 「いま」・ここの出来事として
     4 「選ばれた女」たち

    第6章 女性週刊誌で「ヒロイン」を語るということ──石垣綾子「近代史の名ヒロイン」を考える
     1 女性週刊誌「微笑」の誕生
     2 石垣綾子「近代史の名ヒロイン」
     3 写真から立ちのぼる「ヒロイン」の姿
     4 「自伝」を読むという行為

    終 章 〈女〉を語る場
     1 「明治百年」と女性週刊誌
     2 女性週刊誌のその後
     3 ミソジニーの現場

    初出一覧

    おわりに
  • イギリス帝国史
    • フィリッパ・レヴァイン/並河葉子/水谷智/森本真美
    • 昭和堂
    • ¥2970
    • 2021年07月14日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
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  • イギリス帝国が海を隔てた植民地下の帝国臣民および被支配民に与えた影響を考察する。政治・外交史というこれまでの植民地史のアプローチを超えて、ジェンダーやマイノリティ問題などにも言及しており、多文化社会のイギリスを考える上で重要な本となろう。
    初版への序文
    第二版への序文
    日本語版への序文
    目次
    地図
    第1章 王国の統合
    第2章 奴隷、商人、商業
    第3章 「新世界」への入植
    第4章 アメリカ合衆国独立以降
    第5章 インドにおけるイギリス
    第6章 グローバルな成長
    第7章 帝国を支配すること
    第8章 支配されるということ
    第9章 ジェンダーとセクシャリティ
    第10章 イギリス帝国への抵抗
    第11章 脱植民地化
    謝辞
    訳者のあとがき
    年表
    索引

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