本書は、EMC規格・規制の最新動向と電磁シールド材料の開発動向に焦点を当て、電波吸収体、電磁シールド対策の実施例も加えた構成となっている。それぞれの分野の第一線で活躍されている方々が執筆。
この本は、準備時間を除いて実験が5分程度でできるものを扱っています。また、この本を読むだけでも楽しめるようにしました。
本書は、相溶化剤の「技術的課題と展望」「開発と実際展開」「評価技術」「リサイクル」「市場」「海外動向」等についてまとめ、全体の動向が把握できるように編集されている。
見かけが大事、だから…きれいになりたい!この万人の願いをかなえてくれるテクニック=美容整形。整形にはしる人たちの欲望とそれに応える医療技術を通して、人種、性、老いの問題を考える待望の書。
本書は、これから化学を学ぼうとする若い人びとや、二一世紀の日本をささえる方がたに化学の未来への広がりと、ケミカルパワーを感じとって、心の糧としていただくようにと考えて企画されたもの。生命に関して、脳と人工頭脳、ついで身近な病気のうち、こころの病気、生活習慣病、肥満、インフルエンザをテーマとしてとりあげて、化学との関連から二一世紀を展望。さらに、テクノロジーと新時代の化学、人類社会が持続的発展を行うための厳しい条件下で、化学がどのように社会とかかわっていくかについて論じている。
本書は、農業機械学会によって専門を問わない産官学横断の研究会活動を目的に設置されたアクテイ21プロの1部門として、平成7年度から3年間にわたり活動した「未利用資源研究会」(U-brecs)の研究集会『コンポスト化研究の最前線』に参加した大学、行政、民間研究者の中から、現在正にコンポスト化技術の研究・開発・実践に取り組んでいる研究者、技術者らによって執筆されている。研究会活動を通じて特に厳選されたトピックス、即ち、コンポスト化反応のメカニズム、反応制御、機能性の拡張等に必要とされつつ欠落の多かった熱力学的挙動に関する熱的・物理的性質を始めとする基礎から臭気対策や開発の実践例まで、ほぼリアルタイムの情報が盛り込まれている。
本書では、反射型カラーLCDの基礎から各方式・各モードの反射型カラーLCDの技術開発動向および構成部材の開発動向について、各分野の第一線で活躍している研究開発者が分担して紹介する。
なぜモノは壊れるのだろう?物質はなぜそれなりの強度をもっているのだろう?かのファラデーをも悩ませた、材料強度に関する現象は、日用品から大型構造物の安全性や寿命などに多大な影響を与える。それにもかかわらず、応力集中などの知識は専門技術者の間でさえ定着していない。本書では、金属や木材、セラミックス、ガラス、骨などの強度は互いにどう関係しあっているのか、そしてこのような材料がさまざまな構造物ー建物、橋、船舶、航空機、乗用車などーのなかでどのようにふるまうか、なぜそのようにふるまうか、といった事柄を扱う。工学系はもちろん、理学系で実験に携わる人には必読の書。
「物質」はすべての源である。それだけに、その在り方の環境への影響は大きい。本書は、有害物質を分解する方法、有害物質を使わない方法、環境に優しい製品・材料・エネルギー資源の開発、環境を修復する技術、物質の安全性予測など、「物質工学」が環境問題に対してどのようにアプローチしているかをわかりやすく解説した。
本書は、「家電リサイクル法」についての詳細な解説を皮切りに各業界でのリサイクルへの新技術と対応について述べている。また、リサイクルにかんするLCA(ライフサイクル・アセスメント)などの設計手法や環境に最も厳しいとされるEUでの環境対応も記載している。
家電リサイクル法対策のための一冊。本書は、TV、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの家電4製品に限らず、PC、PPCなどのOA機器を含めてエレクトロニクス製品について、リサイクル技術をまとめたものである。取り上げた約100項目の基本用語を電子・電気機器の構成と機能、家電リサイクル法及び関連法規の法律関係、並びに処理、リサイクルに関わる技術、装置と大きく3分野に分けた。
リサイクル対策を考慮に入れない製品の生産ができなくなりつつある社会情勢において、既刊『地球に優しい未来技術』で分解+組立容易性の解析による未来技術のあり方を提唱した執筆陣が、続編として、分解技術でリサイクルできない製品への対応策である破壊技術を提示するとともに、難リサイクル材料のプラスチックの再利用技術を調査し、あわせて特許MAP解析を行った意欲作。
本書は、内分泌かく乱化学物質の全体像を捉えた上で、身近な食品の容器包装材料に焦点をあて幅広い諸分野を包括したものである。食品の容器包装材料を中心に材質試験、高分子素材から溶出する内分泌かく乱化学物質とされるものの概要、分析法、法的規制、安全性試験、リスクアセスメントなどについて記述した。