日本魚類学会市民公開講座での議論を基に、身近な生物多様性構成員である淡水魚の保全を積極的に進めていくための理論と実践をまとめる。様々な調査報告、研究、水辺環境の保全、保全活動の悩みなどの紹介は役立つに違いない。
巻頭言 ── 「ざわめく自然」を求めて
はしがき
第1部 日本産魚類の危機と保全
第1章 レッドデータブックからみた日本産魚類の危機
第2章 保全手法としての放流─その有効性と危険性─
第2部 魚類の積極的保全事例
第3章 ミヤコタナゴ野生個体群を長期的に存続させるために
─自然生息地における繁殖補助と生息環境の創出の試み─
第4章 イタセンパラ:生息地再生と野生復帰プロジェクト
第5章 シナイモツゴとゼニタナゴの永続的な保全をめざす戦略と取り組み
第6章 ウシモツゴ:決して諦めない外来種対策
第7章 イチモンジタナゴ:地域とともに将来につなぐ
第8章 行政, 市民, 研究者の連携による保全と再導入:絶滅危惧種ヒナモロコ
第9章 生物学への探究心と郷土の宝を守る心─環境教育としての調査活動─
第10章 ポルトガルの絶滅危惧コイ科魚類の保全に向けた“自然的”生息域外繁殖と再導入
第3部 魚類を本当に増やすには
第11章 野生復帰を目指した生息域外保全:水族館の役割と限界
第12章 環境改善─人工構造物が作る生息環境─
第13章 外来魚類対策:侵略的サケ科魚類に焦点を当てて
第14章 積極的保全:何を目指し,どのように守っていくか?
付録 生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン
索引
ポップカルチャーが日本語を学ぶ動機になるってホント?「ポップカルチャーが学習動機となる」とわたしたちが考えていることを知っている学生は、本当の理由を隠してわたしたちが喜ぶ話をするのだ。
心とは何か。精神疾患はどこまで解明されたのか。脳神経生物学や精神療法、臨床哲学、科学哲学、実存哲学の専門家が、最先端の研究成果を交えて論じる。
多民族・多言語多文字社会である中国における「調和的言語生活の構築」とは、何を意味しているのか。言語政策の現代的展開を追いつつ、その実施過程に現れた諸問題と「言語意識」の危機的状況を明らかにするとともに、圧倒的力を持つ「普通話」(=国語)のもとでの危機に瀕した(方言を含めた)少数言語の現状と、その位置づけを展望する。
宇宙は対称性に支配されている!ノーベル賞物理学者レーダーマンが、ビッグバンからヒッグスボソンまで、物理学の最前線を語りつくす。
境界性人格障害、うつ病、アルコール依存症の治療やいじめ、非行への対応…。さまざまな場面においてロールレタリングの臨床的有効性を探究し続けてきた、著者の三十年にわたる実践・研究の集大成。
●最新の化粧品GMPを学べる1冊
2007年11月15日付で、ISO22716:2007 COSMETICS - GOOD MANUFACTURING PRACTICE (GMP) -GUIDELINES ON GOOD MANUFACTURING PRACTICE(ISO化粧品GMPガイドライン)が発行され、日本化粧品工業連合会ではこの「ISO化粧品GMPガイドライン」を業界の自主基準として採用したことから、多くの化粧品製造業者がISO22716を自社のGMPの基準として採用することになりました。
本書は、「ISO化粧品GMPガイドライン」をより深く理解し実施するために、化粧品GMPとは何か、どのように運用したらよいのかなど、基礎的な項目から実際の運用までを図解でわかりやすく解説。第3版では各項目の見直しを行い、最新のGMPの考え方を盛り込んでいる。また、教育訓練等に活用できるように図解のPDFを収録したCD-ROMを付録としています。
自己モニターって何?音声指導はいつやるの?○○語話者にはどう指導する?学習者の声を聞き、効果的な指導方法を考えよう!ずっと使える理論と実践法。
撮って視てすぐ理解できてすぐマネできる。動画がこれからのビジネスの問題解決の主流になる。_x000D_
教育を基点に文化創造と公益の関係を深く探る!真のグローバル時代を迎えて次世代の子供、若者の活躍が期待される。本書は成城学園創立100周年を記念して開催されたシンポジウムより、教育を基点にスポーツ、演劇・文学、科学・都市デザイン、放送・マスコミ文化、創造支援などを含む「文化創造と公益」の関係を深く探る。各界の第一人者による本質を見極めた新たな提言を行う注目の一冊。
圧倒的大多数の現地語といくつかのヨーロッパ諸語の織りなす重層的な多言語使用の実態。危機言語、母語主義といった西側世界による介入。それらがつくり出す複雑な言語状況を概観し、サハラ以南アフリカ14カ国の、ことばと社会をめぐる諸問題を具体的に論じる。アフリカ社会を理解するうえで、なぜ言語問題が重要なのかを明らかにし、アフリカ地域研究への新たな視点を提示。
豊富なイラストレーションが指南。「百聞は一見にしかず」の耳科顕微鏡手術アトラス!外科医は手術をマスターするために、解剖の視覚的・臨床的知識を徹底的に身につけ、手術空間を立体的にイメージできるようにする必要がある。本アトラスは、著名な外科医Robert JacklerとイラストレーターChristine Gralappの30年以上にわたるコラボレーションの成果である。豊富なカラーイラストにより手術解剖と手技をきわめて明瞭・正確に伝授。簡潔かつ洞察に満ちた解説とイラストが重要なランドマークを描き出し、関係性を解きほぐし、複雑なコンセプトを明示する。耳科領域の一般的な手術から複雑な3次・4次手術まで、耳科で現在行われる幅広い領域を全15章で網羅する。付録として、外科医が患者に渡すことができる教育用イラスト集を収載。1,100点以上の精緻なカラーイラストと解説文で、マイクロサージャリーの手技を幅広くカバー。アブミ骨手術、鼓膜形成術、耳介形成術、乳突削開術、めまいに対する手術、人工内耳、側頭骨切除術、錐体尖切除術など、幅広い手術に対応。真珠腫、顔面神経の問題、側頭骨骨折、難聴、脳瘤、髄液漏出、拍動性耳鳴など様々な疾患・症状の管理を解説。本アトラスは、耳科や耳鼻咽喉科の初学者に向け最良の手術結果を得られることを目指し、手技を段階的に解説。経験豊富な外科医には、技術に磨きをかけ、より複雑な手技の課題に取り組むための洞察に満ちたヒントやアドバイスとなる。
アート×テクノロジーが未来の都市を創り出す
「20年後の私たちはどのように生きるのか?」
竹中平蔵氏、南條史生氏、市川宏雄氏、伊藤穰一氏が
国内外の有識者と語り合った、10年間の貴重な講演がまとまった一冊
クリエイティブとはすべてゼロから作ることではありません。
物の見方を変えたり、目標を変えたりする、
それだけで十分クリエイティブなのですーー。
「常識を疑う」ことから始めればいいのです。(南條史生氏 「はじめに」より抜粋)
今私たちは、「新しいカンブリア爆発」にいます。
30年後の私たちの仕事や生活のもととなる
新しいものが爆発的に出現している。
その根底にはAIやビッグデータがあり、
しかも、まだ“初期”なのです。(竹中平蔵氏 本文より抜粋)
【目次抜粋】
PART1 基調講演
・2050年に向けて、限りある地球におけるグローバルな発展
--ヨルゲン・ランダース
PART2 スピーチ
・ニューヨークにおける都市戦略と新たな価値
--ヴィシャーン・チャクラバーティー
・今アジアで起こっていること
--ユージン・タン
PART3 対談
・我々はどこから来て、今どこにいるのか?
--南條史生×エマニュエル・トッド
PART4 ディスカッション
・人は明日どう生きるのか
[森美術館「未来と芸術展」関連プログラム]
分科会1:都市と建築の新陳代謝
● 臨床看護師必須のテーマ,心電図・X線画像・採血の「押さえておくべきこと」がこの1冊ですべてわかる! 現場のあるある事例と基本の波形・画像・検査項目をコンパクトに集約し,やさしく解説.所見が読めて臨床判断・対応につなげられる!
どこでも活躍できる人材をつくる!7つの考え方×20の能力×4つの環境の方程式で会社は強くなる。