理論経済学の地平を切り拓きつつある研究者が平易なことばで“ミクロ経済学”“ゲーム理論”“意思決定理論”のエッセンスをおしえてくれる、社会のあり方を本質的に考える際の経済学からの贈り物。
今日の計量経済学の道具の中核的手法は、統計的コントロールのための線形回帰、自然実験の分析のための操作変数法、政策変更を利用する差分の差分である。応用経済学に革命をもたらした「実験学派」のアプローチを徹底解説。
練習問題を追加し、説明をより丁寧に。好評を博した『経済セミナー』増刊をグレードアップ。
エージェンシー問題と報酬、行動ファイナンスなど危機克服の議論が充実!
本書では、基準財政需要額の算定分析を通じ、地方交付税による財源保障を実証的に検討する。とくに高齢者保健福祉、生活保護、就学援助、公立病院等の市町村の役割の大きい対人社会サービスと財源保障の検証を行う一方、新型交付税や近年の普通交付税算定変化をとりあげ、地方交付税における財源保障のあり方や地方分権推進下での課題を考察する。
ミクロ経済学の基本が身につく!身近な経済ニュースがよくわかり経済学の考え方が身につきます。
一橋大学経済学部の教員が大学での講義経験をもとに編んだ楽しく読める経済学のエッセイ集。
波瀾万丈の天才的予言者ギャン、空売りで巨額の資産を築いたリバモア、バフェットが師と仰いだ投資家グレアムー。カリスマ投資家はどのような人生を送り、いかにして巨額の資産を残すことができたのか。世界を代表する株の名著10冊を紹介しながら、カリスマたちの生涯とその投資の極意を伝授する。
雑草はなぜ生えるのか、なんのために耕すのか、なぜ田植えが必要なのか…。有機・無農薬で米を作り、巨大胚芽米「カミアカリ」を開発した著者の農作業には、すべて意味がある。農薬と化学肥料に頼らず、おいしい米を追求する「稲オタク」が語る新しい農業のかたち。
組織と戦略の論理をわかりやすく解説。決定版テキストを改訂。経営学の考え方から組織行動論、組織理論、戦略論まで、基本項目をバランスよく理解。
上巻で学んだ組織論と戦略論に基づき、成長、国際化、イノベーションといった企業が直面している課題を、豊富な事例を交えながら多面的に解説。多くの日本企業にとっていま重要なのは、目標の優先順位の明確化、戦略性の強化、真のゼネラルマネジャーの育成であることを指摘。弱点克服の方策を探った。巻末には、付録として「経営学の変遷ー組織論と戦略論の前史」と「文献紹介」を収録。
65歳定年制では日本は衰退する!人口減少、超高齢化、経済縮小。成長する日本の戦略はこれだ。新しい「日本の形」をつくる変革の書。
お金はどこから来てどこへ行ったのか?一目でわかるビジュアルガイド。
日本の観光振興を牽引する第一級の実務家・研究者たちが、観光経済学の基礎からグローバル競争下の最新動向と展望までやさしく、楽しく、そして熱く紹介するツーリズム入門書。
本書は製品の生産・販売、各種サービスの提供などの企業活動を促進する財務活動を念頭に置いて、財務に関する意思決定問題を体系的に学び、考えるための入門書である。そのため、本書は、コーポレート・ファイナンスを初めて学ぶ方たちが、理論の基礎となっている知識から始めて、中級、さらには先端的な話題に取り組む基盤を提供している。
いまの日本では、大学生・大学の先生・企業の採用担当者のそれぞれが自分の利益を最大化した結果として、「勉強しない大学生」が量産されているのです。「もっと頑張れ!」とか、「若いうちは勉強しなきゃダメだ!」といった精神論では、問題は解決しません。それぞれが自分の利益を最大化した結果、大学生が勉強する「システム」を作る。本書では、そんな現実的な解決策を紹介します。
いかなるときでも、株式市場の方向性を予測するのは、不可能とは言えなくとも大変難しいものだ。しかし、市場に明確で予測できる周期的なパターンがあることもまた事実である。簡潔で良識ある指針を示す本書では、過去50年にわたって開発と洗練を重ねて、時の試練に耐えてきた最高の指標やパターン、季節性をまとめている。また、経済の長期的な好況と不況のサイクルを説明するだけでなく、1年のうちでトレードに最適な時間や日、週、月を含めて、短期的な傾向も取り上げているほか、85%以上の期間で市場に勝つと証明された、実行しやすい戦略の使い方を示す。その他、大統領選挙の周期性、「サンタクロースラリー」、最高の半年戦略など、イベントに触発されたサイクルやパターンのなかでも信頼度が極めて高いものを数多く説明。戦争、平和、インフレ、政治変動などを含めて、重要な外的要素が市場に及ぼす長期・短期の影響を徹底的に調べ上げている。