ノートル=ダム大聖堂やサント=シャペルの意外な見どころ、パリに三つほどしか遺っていないロマネスクの教会、ルーヴルのしずかな一室、シャトルやサンリスといった近郊の街の楽しみ方…。パリとその近郊にあるロマネスクやゴシックの美を求め、旅する5日間。歩き方ガイド&詳細地図付き。
胸いっぱいの愛を、美しきものたちに捧ぐ。美麗な作画と精緻なプロット、個性あふれるキャラクターで描き出す「エロイカより愛をこめて」「アルカサルー王城ー」「ケルン市警オド」……。少女マンガに新たな地平を切り拓いた現役レジェンド作家の傑作群に、アートと歴史、創作の方面から迫る1冊。初公開の秘蔵絵コンテにもご注目。いざ、疾風怒濤の青池ワールドへ!
北海道を代表する彫刻家・砂澤ビッキ(1931〜1989)。
旭川に生まれ、60〜70年代に札幌と鎌倉で意欲的に制作・発表を続けた後、北海道北端にある音威子府へ移住。小学校を改築したアトリエで木彫による大作「風」シリーズを生み出しました。
本書は、砂澤ビッキ没後30年を記念して開催される札幌美術展の図録であると同時に、主な彫刻と、木彫の概念にとどまらない作品群を掲載した作品集です。
本書では、「風」をテーマにした晩年の大作を、制作を象徴するものとして大きく取り扱い、「風」に至るまでの様々な制作を、彫刻に限らず絵画や素描にも光をあてながらたどります。基本的な情報は網羅するようにし、作品は彼が手がけた様々なテーマをおおまかに分類して、解説を付しました。
1章 四つの風
2章 砂澤ビッキ、風を彫る
3章 作品でたどる彫刻家の生涯
ミラクル定規で構図を決めて、目盛をたよりに写して描くだけ!観察力が高まり脳が活性化!輪郭が正確にとれ、絵が上手くなる!認知症の名医が開発。普段あまり使っていない右脳を活性化!!集中力アップ、ボケ防止、記憶力アップ、そして、絵も上手くなる!
現在、世界のクラシック界で重要な役割を果たしながら演奏活動を続けている名門オーケストラの活動と、その音楽の魅力を紹介するムック。音楽評論家、寺西基之、満津岡信育、山野雄大3氏の監修で、左記3名および『音楽の友』編集部、『レコード芸術』編集部の合議により、世界の名門オーケストラ132団体を選定、各オーケストラについて、その歴史や現在の活動(今後の予定等も含む)、その音楽の魅力を紹介しているほか、「これだけは聴いておくべき」代表的なディスクを、各執筆者の選定によりコメントとともに紹介。
掲載するオーケストラはウィーン・フィル、ベルリン・フィルなど、世界的に評価の高い名門オーケストラ。
国際的に活躍する指揮者のインタビューなど、取材企画やコラム等も多数。
●とびら
●目次/略号一覧&凡例
●前書
●巻頭言
●本文
◎132オーケストラの個別紹介(各1〜4ページ)。それぞれのオーケストラについて、その歴史、現在の活動、音楽の魅力を本文で紹介、あわせて「これだけは聴いておくべき」代表的なディスクを各執筆者の選定により、コメントとともに紹介する。
◎付随記事「世界のさまざまなオーケストラ」
(個別紹介されていないオーケストラを紹介)
[1]ヨーロッパのオーケストラ
[2]南北アメリカのオーケストラ
[3]オセアニアのオーケストラ
[4]日本のオーケストラ
[5]過去に存在したオーケストラ&録音専門のオーケストラ
●取材企画
◎指揮者が語るオーケストラ(インタビュー/予定)
[1]トゥガン・ソヒエフ
[2]アンドレア・バッティストーニ
[3]大野和士
[4]下野竜也
[5]山田和樹
◎若手指揮者座談会(沖澤のどか/太田弦/園田隆一郎/原田慶太楼)
◎アジアのオーケストラは今
●索引/奥付
主な執筆者=相場ひろ/池田卓夫/奥田佳道/城所孝吉/片桐卓也/寺西基之/東条碩夫/那須田務/増田良介/満津岡信育/松本 學/諸石幸生/矢澤孝樹/山崎浩太郎/山田真一/山田治生/山野雄大/渡辺和彦/渡辺 和/ほか
ダンサーの活躍をサポートする
治療家・トレーナーの必読書!
一見優雅なダンサーのパフォーマンスには、芸術家としての繊細な表現力と同時に、アスリートと同様のパワーや機敏性、ケガの対策や予防などの自己管理力も求められています。しかし、スポーツ現場で見られるような医療従事者や治療家によるトレーナー活動は、日本のダンス現場ではまだまだ未発展であり、ダンスに特化したヘルスケアの知識を得られる機会は少ないのが現状です。
本書は、芸術家のくすり箱主催「ダンサーズヘルスケアトレーナー認定セミナー」第一期の講義の書き起こしをもとに、ダンサーの心身の健康をサポートする治療家や、トレーナーが知っておくべきヘルスケア情報を1冊に凝縮。ダンサーを取り巻く環境や、よくあるケガの外科治療の知識、栄養管理、婦人科疾患、身体を整えるさまざまなトレーニング方法などをまとめました。ダンサーの健康を守り、パフォーマンスを向上させるための基礎知識が得られる、必読の1冊です。
CHAPTER 1 ダンスの基礎知識とダンサーの活動環境
No.1 多様なダンスの個性を知る
No.2 ダンサーの活動環境とトレーナーの役割
column バレエレッスン見学
column 知っておきたい舞台の裏方
CHAPTER 2 ダンス傷害の基礎知識
No.1 ダンスにおける運動器の問題(概論)
No.2 足の傷害と治療
No.3 膝の外傷と治療ーACLを中心に
No.4 脊柱・骨盤の障害と治療
No.5 ダンスの動作特性〜ダンス傷害予防から考える〜
No.6 劇場等での治療・ケア
Part 1 劇場・稽古場での医師の対応
Part 2 劇場・稽古場でのトレーナーの対応とテーピングの基本
付録 公演ヘルスケアサポート「フィジカルチェック問診票」男性用
付録 公演ヘルスケアサポート「フィジカルチェック問診票」女性用
CHAPTER 3 ダンサーのヘルスマネジメント
No.1 ダンサーのスクリーニング
No.2 ダンサーの食事・栄養
No.3 ダンサーの婦人科の問題と対策
No.4 皮膚のトラブルの対処と予防
No.5 ダンサーに必要な体力と休養
No.6 ケガの予防と軟部組織理学療法
column 第1 回ダンサーズヘルスケア トレーナーセミナー「公演鑑賞」
CHAPTER4 パフォーマンス向上のためのアプローチ
No.1 ダンサーのためのトレーニング
No.2 ダンサーのためのアレクサンダーテクニーク
No.3 ダンサーのためのピラティス
No.4 メンタルトレーニングの理論と実際
column さまざまなコンディショニング〜ジャイロキネシスⓇ〜
ブラームスは「地味」で「渋い」のか? このムックを読めば、ブラームスのイメージが変わるかもしれないーー。
J.S.バッハ、ベートーヴェンと並び、「3大B」と称されるヨハネス・ブラームスのすべてがわかるムック。交響曲、協奏曲、室内楽曲、器楽曲、声楽曲……各ジャンルにまんべんなく、しかも精度の高い作品を残したブラームス。シューマン夫妻やJ.シュトラウス、ワーグナー、ドヴォルジャーク、ヨアヒム他、19世紀を代表する音楽家たちとの交流にも注目しながらその人となり、作品を掘り下げる。併せてその作品の演奏史も追いながら、おすすめディスクも紹介。『音楽の友』『レコード芸術』編ならではの、演奏家への取材記事や、音楽学者のブラームス論など情報満載。
2020年12月、ベートーヴェンは250歳。《第九》シーズンと重なることから“ベートーヴェン・イヤー”のハイライトとなろう。
本企画は既刊、ONTOMO MOOK「ベートーヴェンの交響曲&協奏曲」(2019年12月)、「ベートーヴェン 32のピアノ・ソナタ」(2020年4月)に続く楽聖生誕250年記念MOOKの第3弾である。
全4章立て。[第1章]では「音楽の友」「レコード芸術」に掲載された指揮者、歌手、オーケストラ団員がそれぞれに語る《第九》論、《第九》の魅力をまとめて紹介する。[第2章]は「第九物語」として、《第九》の成立過程、初演とその後、日本における受容史などを詳しく見ていく。[第3章]では、管弦楽と声楽から成る《第九》という作品に様々な角度から光をあて、分析、解剖する。[第4章]では、古今東西の《第九》の名盤とその名指揮者たちを紹介する。「巻末」には本書をより深く理解する一助として、ベートーヴェンの生涯と《第九》に絡む出来事を年表にして掲載する。
[主要目次(予定)]
■[第1章]演奏家が語る《第九》の魅力
(インタヴュー)ズービン・メータ・小林研一郎・本名徹次・朝比奈隆・田中信昭/他
(復刻対談)山本直純×石丸 寛〜古き佳き時代の《第九》論
(コメント集)私の《第九》--国内オーケストラ団員が語る《第九》
■[第2章]《第九》物語
■[第3章]《第九》徹底分析
■[第4章]《第九》の名盤を聴く
[巻末]《第九》関連年譜
加藤泉、四半世紀の軌跡を辿る214作品を徹底収録。
いまだ多くのオーディオファンの心をつかんでいるオーディオ評論家 長岡鉄男氏。オーディオ機器の批評にとどまらずソフト紹介も盛んに行い、音や映像の質がよいディスクをオーディオ誌などで発表していました。自らあまのじゃくという長岡氏は、一般の人にあまり知られていない作曲家の音楽などが紹介されました。それらをまとめた書籍は数多く出版されましたが、今回は単行本化されていなかった「レコード芸術」誌1987年1月号から始まる長岡氏の連載「レコードえんま帳」を上下巻2冊にまとめました。ディスクのいい面だけでなく、悪いところもズバズバと書き綴った、まさにディスクの「えんま帳」は、各回の切り口もユニークで「ソフトのCPを考える」(上巻に収録)という長岡氏らしいテーマでタブーに斬り込むなど、時には厳しく、時にはジョークも交えて紹介していきます。下巻は連載第78回から亡くなる直前の執筆となった2000年6月号掲載回までを収録しました。
連載第78回〜159回
過去数回にわたってムック化され、発売のたびに好評を得ている『レコード芸術』の定番『名曲名盤』の最新版。前回の刊行以来6年ぶりの刊行となる。今回は『レコード芸術』誌上で2020年から2022年に渡って掲載された特集「新時代の名曲名盤500」と、2022年9月、11月号に掲載された特集「新時代の名曲名盤プラス100」を底本とし、1冊にまとめている。個人が選んだ名盤ガイドは多数あるが、8名という複数の投票によって選定するという方法を採っている名盤ガイドは他に例を見ず、信頼度が非常に高い好企画だ。各曲で「ベスト1」に選ばれたディスクについてはジャケット写真の掲載並びに選者によるコメントが付くほか、各曲について、投票結果についての講評も記されている。また各筆者には本誌掲載後に発売されたディスクを含めて、投票の見直しをしており、2023年現在の最新名盤ガイドの決定版として、ファン必携の1冊となるだろう。
【選者・執筆者】
相場ひろ、石原立教、草野次郎、國土潤一、白石美雪、鈴木淳史、中村孝義、那須田務、増田良介、満津岡信育、矢澤孝樹、安田和信、山崎浩太郎、芳岡正樹
いまだ多くのオーディオファンの心をつかんでいるオーディオ評論家・長岡鉄男氏。オーディオ機器の批評や自作スピーカー紹介の一方で、ソフト蒐集を精力的に行い、音や映像の質がよいディスクをオーディオ誌などで発表していました。それらをまとめた書籍は数多く出版されましたが、今回は単行本化されていなかった「レコード芸術」誌1987年1月号から始まる連載「レコードえんま帳」をまとめました。下巻と合わせて特別回(作曲家などへのインタビュー等)を除く全159回を収録。本連載は単なる優秀録音盤紹介とは異なり、ディスクのいい面だけでなく、悪いところもズバズバと書き綴ります。まさにディスクの「えんま帳」で、時には厳しく、時にはジョークも交えた長岡節は痛快。長岡氏の知識に驚きます。上巻は連載第1回から77回までと、新規記事の長岡氏の弟子筋である炭山アキラ氏と高崎素行の対談「記憶に残る登場ディスク」(仮)を収録しました。
炭山アキラ×高崎素行対談「記憶に残る登場ディスク」(※)
連載第1回〜77回
※タイトルは未定
千数百年前に中国大陸や朝鮮半島を経由して伝えられた技法や素材が、今日まで連綿と受け継がれている日本画。この世界に類を見ない長い伝統を誇る絵画様式は、天然の素材が紡ぎだす繊細な美しさが最大の魅力のひとつですが、それはつねに脆弱性と隣あわせにあるということも意味しています。本書では、日本画とその素材、模写、そして日本画をとりまく環境のなかで必要不可欠な文化財修復などに関連する用語を、貴重な作業工程や素材といった豊富な写真とともに丁寧に解説しています。
“フルートの帝王”ジャン=ピエール・ランパル、“トランペットの神様”モーリス・アンドレ……彼らをはじめ、歴史に名を遺す偉大な管楽器奏者たちはどうやって技術を高め、どんな音楽を目指していたのか? 時代を象徴した海外の奏者が『バンドジャーナル』に語った、貴重なインタヴューを厳選。楽器を演奏する人への即戦力なヒントが満載だ。また、カラヤンやメータなど大指揮者のサウンドを彩ったオーケストラ奏者のエピソードも見逃せない。さらに『音楽の友』『レコード芸術』の視座から名手たちの人間性、そして今も輝く名盤を掘り下げる。オーケストラ、吹奏楽で演奏する人もクラシックを愛聴する人も必読の書。巻頭言はオーボエ奏者・指揮者の茂木大輔氏。
ここには、とっておきのパリ時間があります。ルーヴルもオルセーも大好き。ポンピドゥも行きました。そんなあなたにお薦めする個性派ミュゼをたっぷり紹介。街中にひっそりたたずむ歴史ある邸宅や元修道院。ちょっと足を延ばして郊外の現代アート系や古城美術館へ。二度目三度目のパリでは、住人たちがこよなく愛する“ふだん着の美術館”で、かけがえのない時間を過ごしてください。
江口寿史の創作の秘密とは? さまざまな角度から解剖する初めての単行本! 彼の生み出すギャグはポップ&クール。彼の描く女の子はとてつもなくキュート! 江口寿史のマンガ&イラスト世界を多方面から見つめます。大友克洋との超貴重対談、おのののかライブスケッチはほとんど神業、衝撃の白いワニの伝説も。80年代半ばに連載された単行本未収録のマンガ「パパリンコ物語」第1〜3話を掲載。