有名店・人気店のそば打ちの技術
手打ち・機械打ち・自家製粉
18 店に学ぶおいしさの理論とプロの技法
近年そば店の「麺のおいしさ」が目覚ましく進化しています。
人気店・繁盛店の多くは、そばの素材選びから自家製粉・自家製麺のプロセスを研究し、
その店ならではのおいしさを表現しています。
同時に、毎日営業する中でも品質にばらつきがなく、
効率よく麺を製造できるような仕事のやり方も工夫しています。
本書は、そうした有名店・人気店の「そば打ちの技術」を数多く集めた一冊。
手打ちの有名店をはじめ、機械打ちの繁盛店、新しい製麺方法で評判を集める店も数多く登場し、
手順写真付きで詳しく「おいしさ」「仕事のやり方」の秘訣を紹介していきます。
合わせて、そばに欠かせない「だし」や「つゆ」をはじめ、商品開発の考え方も掘り下げていきます。
また、そば店開業に欠かせない専門機器も紹介。
既存店だけでなく、そばへの新規参入を考えている方にも役立つ専門書です。
※本書は月刊誌「近代食堂」の連載「麺料理の技術」および旭屋出版ムック「そば・うどん店繁盛BOOK」の掲載内容をまとめ、
大幅に加筆・修正・新規取材を加えた一冊です。
人気18店の「そば打ち」
プロの技術と考え方
・手打 玄蕎麦 ことぶき(群馬・館林市)
・玉笑(東京・明治神宮前)
・きそば 中清(東京・吉祥寺)
・国分寺そば(神奈川・海老名)
・きぬたや(東京・国分寺)
・手打ち蕎麦 銀杏(東京・西大島)
・グリーングラス(東京・中井)
・倉田(東京・武蔵小山)
・手繰りや 玄治(東京・東村山市)
・手打ちそば 八溝(埼玉・新座市)
・季創り蕎麦・膳 奈美喜庵(東京・府中市)
・手打そば 太古福(東京・三鷹)
・武蔵境増田屋 蕎麦処ささい(東京・武蔵境)
・蕎麦切 森の(東京・本郷)
・手打ち蕎麦処 蕎千花(東京・唐木田)
・soba みのり(東京・拝島)
・石臼挽き十割蕎麦 八(大阪・天神橋筋六丁目)
・みたか 鷹場そば(東京・三鷹市)
「かえし」×「だし」の研究
▪指導・料理製作 永山 寛康
自家製粉そば店の「仕入れ」研究
▪手打 玄蕎麦 ことぶき(群馬・館林市)
新規参入で知っておきたい 「新・製麺機器」「厨房づくり」の視点
▪麺ビジネスコンサルタント 渡邉 眞人
そば店の自家製麺・自家製粉 専用機器ガイド
▪(株)品川麺機
▪(株)ミツカ
▪新宿吉野麺機(株)
▪(株)富士工業所
▪(有)大成機械工業
シャルリ・エブド襲撃事件の生き残りとなった風刺画家。
その妻であるジャーナリストが、夫のとなりを歩んだ5年間の記録。
■跳ね返り[Ricochet]
もとは(石の)水切りや跳弾を表す言葉。
転じて、ある加害行為により損害を受けた直接被害者と
身近な関係にある者が被る影響や被害も意味する。
■あらすじ
2015年1月7日、フランスのパリにある風刺週刊紙『シャルリ・エブド』の編集部に、覆面をして武装した二人組の男が侵入し、12名を殺害、11名に重軽傷を負わせた。犯人たちは逃走するも、二日後に警察との銃撃戦で射殺された。また、8日にはパリ近郊で女性警察官が銃殺され、犯人は翌9日にユダヤ系スーパーマーケットに籠城するが、こちらも突入した警察部隊に射殺された。一連の事件は犯人たちに交流があったため、あわせて「シャルリ・エブド襲撃事件」と呼ばれることが多い。
本書の著者の夫リュズは『シャルリ・エブド』の風刺画家だったが、編集会議に遅刻し、わずか数分の差で襲撃を免れた。しかし、凄惨な犯行現場を見たことで、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、「直接被害者」として認定された。不眠と悪夢に悩まされ、かすかな物音にも怯えてはパニック状態に陥る夫を支える著者の生活が、こうして始まった。
再び襲撃されるのではないかとの不安、警護による束縛、パリを離れての生活と異国の地での出産、加えて国の理不尽な対応や周囲の無理解……。こうした日々を耐えがたく感じた著者の心をとらえたのが、事件当日の夜、心理士に言われた言葉だった。
「あなたは被害者の近親者ですから、跳ね返りによる被害者なのですよ」
そのときは意味がわからなかった。自分が「被害者」だとは思いもしなかったから。だが、いまではこんな疑問を抱くようになった。どうして自分には「無償の愛」や「自己犠牲」ばかりが要求されるのか? 直接被害者である夫の影響を受けざるをえない自分のような存在を、どう考えればいいのか?
こうして著者は、実体験をもとに関係者や専門家へのインタビューをおこない、さまざまな調査を重ね、「跳ね返りによる被害者」とは何なのか、自分に起きたことにどんな意味があるのかを明らかにすることを決意する。
テロ、人災、無差別殺傷……この傷ましい時代を生きるすべてのひとに捧げる一冊。
誕生日のピザパーティ
ぽちゃん
饒舌
狂った小道具係
幕間1:疑問
青いコート
ハトの羽ばたき
ボニーとクライド
ピーポーピーポー
ピーポーピーポー、アンコール
幕間2:鳥たち
サバイバー
幕間3:馬車の蠅
スタンダップ
おそれ
定義の試み
再定義
幕間4:鳥たち、再び
テロ後の住い探しドットコム
大きなチェスボード
ナマステ
エロスとタナトス
幕間5:植物
自己への回帰
運命愛
ムステラ
フランス万歳、共和国万歳
横になってください
パスタとワイン
フィニステール県
亡霊
謝辞
訳者あとがき
往年の名曲をスーパープライスで!
しかられているのに、とっても癒やされる。
それはいつもそばで優しく見守ってくれるから。
そんなしかるねこが再びあなたのもとへ。
そばでいつも見守り、叱咤激励してくれます!
・巻頭マンガ
1)うっかりしすぎ
2)食べものに要注意
3)しっかり楽しんで!
4)ちょっとだらしない
5)体に気をつけて
6)マイペースすぎ
7)今日も一日お疲れ様!
やり込んでいた乙女ゲーム『100人の彼と100の恋☆乱舞』のヒロイン・スフィアに転生した涼花は喜んだ!「この世界には最推しのアルティナ様がいるじゃないか!!」と、しかしスフィアは100人のイケメンたちに言い寄られる設定で、惚れやすいアルティナと必ず恋敵になってしまう。そして、最後には悪役令嬢となった彼女を「ざまぁ」しなければいけなかった。愛する人をこの手で不幸にするなんてできません!!そうなるくらいなら、恋の花が開く前に芽を刈り取らせていただきます!
◎素敵な大人は、
心を遊ばせる術を知っている
物と情報が、求めずとも押し寄せてくる今、
本当に贅沢な時間とは、なにか?
贅沢な時間とは、快いもの、美しいものに満たされている時間のこと。
そのためには、お金がかかるとか、十分な時間が必要だと思う人は、
本当に贅沢な時間の過ごし方を知らない。
贅沢な時間とは、何かを「する」ことではない。
たとえばカフェでぼんやりする時間に、想像の翼を働かせてみる。
食事や散歩、趣味の時間など、何気ない日常の中に、
どれだけの楽しみを見つけられるかが勝負なのだ。
物にもお金にも縛られず、本当の豊かさを見つけて生きるための珠玉のエッセイ。
今、一番画力を無駄遣いしている作家No.1! 今回も美少女達が顔面崩壊しちゃいます♪ 大ブレイク中の美少女×お遊戯コメディ、最新刊!!
2017年8月刊。
「僕はそばかすが好きだよ」
落ちこむ彼女に、教授は言った。
私は子供たちを守ろうとしただけなのに、“猛女”ですって?
子守りのデボラは、突然現れた雇主の兄ギデオンに立腹した。
ハンサムで優雅な身なりの彼は教授らしいが、態度が尊大なのだ。
魅力的な笑顔にほだされちゃだめ。こんな失礼な人、もう会いたくない。
ところがある日、デボラが雇主一家の休暇先に同行すると、
なんとそこには、またしてもギデオンの姿が……。
驚き、とまどうデボラだったが、一緒に過ごすうち、
赤ん坊や子供に優しい彼の意外な一面を知り、急速に惹かれていった。
デボラの淡い恋心はしかし、ギデオンの不意の言葉に振り回される!
「僕と結婚してくれないか? ああ、ロマンスや愛は問題ではないが」
唯一無二の作家の名作集《ベティ・ニールズ・コレクション》をお贈りします。本心では何を考えているのかわからないヒーローですが、雇主にそばかすを指摘されて赤面する年頃のヒロインに対し、彼が後日、ドライブ中にさりげなくかけてあげる言葉が印象的です。
転生者(ストレンジャー)であるユキトが営む名代辻そば異世界店は、旧都アルベイルで人々の胃袋と心を満たし続けていた。
続々とメニューが増え、ますます活況を見せるツジソバには、今日も今日とて新たな客が訪れる。
大陸にその名を轟かせる剣豪、魔族の国の王女である龍人族の少女、霊峰と呼ばれる地に住まうエルフ、ツジソバ従業員チャップの弟、『拳聖』の称号を持つ鮫のビースト、逃亡中の身となったウェンハイム皇国の貴族ーー。
ツジソバの一杯には、彼らの生き方を、人生の目的を、そして運命をも変えていくような力があった。
そんな不思議な一杯が織りなす人間模様を描く珠玉のグルメファンタジー、待望の続刊をどうぞご賞味あれ。
「いままで誰にも言えなかったーー」喪った最愛の人との“再会”の告白。「亡き妻があらわれて語った〈待っている〉という言葉が唯一の生きる希望です」「兄の死亡届を書いているとき〈ありがとう〉と兄のメールが届いて」「夫が霊になっても抱いてほしかった」--未曾有の大震災で愛する者が逝き、絶望の淵にあった人びとの心を救ったのは、不思議でかけがえのない体験の数々だった。“奇跡”と“再生”をたどる、感涙必至のノンフィクション。
預金残高325円。相棒に裏切られ、カフェ開業の夢を絶たれた武士は、今まさに屋根から飛び降りようとしていた。その一瞬、目に留まったのは向かいのそば屋。「最後に美味い飯が食いたい」実はそこは、かつての友人・道久が働くお店。そして、絶賛求人募集中だった! 人生最後のご飯のつもりがまさかの逆転!? しかもこの商店街、何かが変で…!? 料理に人生を賭けるふたりの男が、人間も幽霊も、とにかく皆のお腹を満たします!
老舗AVメーカー桃太郎映像出版の監督であり、営業マンであり、広報をも務める鈴木リズ初のエッセイ。レズ寄りのバイセクシャル。代表作は『ヤリマンワゴンが行く!!』。いやらしく耽美で狂気的ビジュアルと知的で理論的で端的な発言に女性ファン多数。自身の体験を通して見てきた、レズの世界、AV業界、AV嬢たちの苦悩と葛藤を綴る。恋や性に悩む女性へメッセージ集。鈴木リズは名前じゃない、性癖だ。
日本で唯一!!本格そば漫画!!
名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された矢代 稜。
今回は、ヤル気をなくした漫画家を鼓舞するため、
トマトを使った変わり蕎麦、“赤茄子切り”を作る。
そのトマトというのは、漫画家の彼を心配する彼女が、
トマト農家である自分の実家から送ってもらったもの…
しかし、彼はそんなトマトにトラウマがあり!?
さらには、必要以上に有り難がられる“手打ち”と、
なぜか悪者にされがちな“機械打ち”という
二つ言葉の意味と、その歴史に隠された真実に迫る!
【編集担当からのおすすめ情報】
本誌連載も大人気!
日本で唯一の本格そば漫画『そばもん』が
遂に単行本第10集到達!!
今や一般のそば好きのみならず、
そば職人のバイブルにもなりつつある本作品ですが、
今回は「市販の汁を美味しくする方法は?」という
ご家庭で簡単にお試しできるネタも収録!
是非是非単行本をお買い上げの上、
リアルそばもんワールドもご堪能ください!
そばもん第10集目次
第80話:赤茄子切り(前編)……………………5
第81話:赤茄子切り(中編)……………………29
第82話:赤茄子切り(後編)……………………53
第83話:機械仕掛けの手打ちそば(前編)……77
第84話:機械仕掛けの手打ちそば(中編1)…101
第85話:機械仕掛けの手打ちそば(中編2)…125
第86話:機械仕掛けの手打ちそば(後編)……149
第87話:市販の汁(ルビ:つゆ)(前編)…………173
第88話:市販の汁(ルビ:つゆ)(後編)…………197
ノスタルジックな銭湯×酒エッセイが全10話。『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』の久住昌之が描く、楽酔エッセイ。
大魔法使いを目指す世界最強の武闘家のアッシュは、魔力を得るため、一流の薬師・コロンからもらった薬を一気に飲み干し、無事(?)三歳児の姿になった。そして、さらなる修行をこなすためひとまず魔法学院に戻ることにする。一方、その頃、魔法騎士団のもとに《土の帝王》が出現!! 圧倒的な魔力で騎士団を絶望に追い込む魔王だったが、突如現れたアッシュが一撃で粉砕!! その活躍を気に入った王女様から最高なプレゼントをもらうことになるのだが……。しかし、魔王の出現は止まらない。迫り来る《終末の日》に備えて集まる勇者一行の前に、今度は《光の帝王》が出現!! 師匠の誕生日はどうなってしまうのかーー!? 世界最強の武闘家の大魔法使いになるための武者修行、第3弾!!
天国にお散歩に行った男の子は、大好きなおかあさんとまたお話ししたいと願う。おかあさんもまた、男の子ともう一度話したいと願っていた。するとある夜、空から糸でんわが降りてきた。おかあさんが糸でんわを手にすると男の子の声が聞こえてきた。そして男の子とおかあさんの、おしゃべりが始まるーー。
“こども”とは、どんな存在でしょうか? 私は歯科医師という職業を通して“こども”という存在と触れ合う機会が増えました。そして“こども”という存在に未来のワクワクや楽しみを感じるようになったとき、“我が子”を授かりました。兄弟や姉妹に憧れていた一人っ子育ちの私は、やがて3人の男の子の母となりました。そしてあるとき、1つのきっかけから絵本を描きたいと思うようになったのです。そのきっかけとは、三男の突然の他界でした。この絵本の主人公は、天国へお散歩に行った男の子です。その男の子が、大好きなおかあさんとまたお話をしたいと願い、おかあさんもまた、男の子と話したいと願っていました。するとある夜、空から糸でんわが降りてきました。その日から、男の子とおかあさんのおしゃべりが始まります。今どんなところにいて何をして過ごしているのか、お散歩中に出会ったおともだちの話、家族の想いなどを話すのです。このお話で伝えたいこと。それは、「見えなくてもそばにいるよ」のメッセージが常にこどもたちから送られているということです。そして彼らは、いつだって家族や大切な人のすぐそばにいて話しかけています。時には、お気に入りのぬいぐるみを抱えながら、あるいは家族との思い出を胸に抱きながら。我が子が天国へお散歩に行ったとき、きっといつも雲の上から見てくれているんだろうなあと思いながらも、「そばにいるんだ」と信じられるようなメッセージが聴きたい。この絵本は、そんなメッセージを受け取ったとしたら、家族にちょっぴり楽しみが増えるかもしれない、あるいは心から前向きに生きられるかもしれない。そんな想いで描きました。