通訳のモットーは“得其意,忘其形”(意味は汲み取り、形は忘れる) 同じ漢字を使う日本と中国だからこそ起こる誤解、文化の違いによる摩擦を、ビジネスや通訳の「現場」で遭遇した笑い話、裏話を交えて解説。おもしろくてためになる、さらには元気が涌いてくる「一読三鳥」の語学エッセイ。
旅行、グルメ、スポーツ、電車などなど、人気のテーマが続々! 文字が大きくて読みやすく、手軽な脳活にピッタリです。また、持ち運びも便利で、時と場所を選ばない一冊。脳力アップのお供にオススメです!
明治初期、当時一流の洋学者たちを総動員して進められた、文部省主導の大規模な翻訳プロジェクトがあった。英国の百科事典を70名以上に及ぶ翻訳者・校正者が協働して日本語訳し、最先端の西洋文明を紹介した全97編の出版事業は、近代日本の言語・文化・学問に何をもたらしたのか。事業の概観とともに、各分野の主要翻訳語に着目し、翻訳学の視点から初めて総合的にアプローチした画期作。
〈推薦〉柳父章氏
近代日本の精神にとって、「百科全書」は「黒船」であった。
──「黒船」が封建社会日本を極めて短期間に改編したように、文部省『百科全書』の翻訳は、未知なものを未知なままに受け入れて、「近代日本」の精神、文化をつくりあげていったのだ。 本書には、その次第が精細に描かれている。
〈推薦〉小森陽一氏
翻訳学の画期的業績としてだけでなく、日本近代史、明治思想史、社会文化史にも大きな学問的貢献。
物語のテクストは、多様で自由な「読み」に開かれているのだろうか?読者に無限の解釈を許すのだろうか?記号・意味・テクストをめぐるさまざまな概念を精緻に定義し、物語のメカニズムを詳細に分析する、エーコの記号論の代表作。
もう心配はいらない。この本に書いてある考えかた・理論・技術をマスターし実践すれば、あなたの悩みはたちどころに解消する。
一瞬で優位に立つ必殺の一言45! どんな状況でも自在に操る巧みな「言い換え」テクニック
優位に立つ、相手の心を操る、デキると思わせる、その気にさせる、ノーと言わせない、そしてピンチを脱する……社会の厳しい目を逃れながら世の中を渡るヤクザが編み出したマル秘テクニックとは。言ったら揚げ足を取られる「NGワード」と、相手を手玉に取る「OKワード」を紹介。ヤクザから、ホスト、ホステス、政治家、トップ営業マンまで“対人関係のプロ"たちに取材してきた著者が取材ノートに書きとめた、ビジネス心理戦に絶対負けない「話し方」の極意。
【目次】
第1章 「一瞬で優位に立つ」ものの言い方
第2章 「思いどおりに人を操る」ものの言い方
第3章 「デキると思わせる」ものの言い方
第4章 「相手をその気にさせる」ものの言い方
第5章 「ノーと言わせない」ものの言い方
第6章 「ピンチを脱する」ものの言い方
本書は言語学習について、フランスからカザフスタン、あるいはペルーからタンザニアと、世界中の国々を巡って考察している。これを読むことで、現在でも、また未来においても、「言語」と「文化」こそが人間性の核をなすという基本的な認識が得られるのではないか。世界中で「言語」と「文化」について人道的な対話が行われる、その端緒を本書が拓くものと思う。
自然言語における非同一指示効果には、束縛条件に起因するものと反意識主体照応制約に起因するものがある。しかし、とりわけ後者に関しては、どのような条件下で生起するかがほとんど明らかにされていない。本書は、従来、束縛条件違反として捉えられてきた非同一指示効果の中に反意識主体照応制約違反によるものがあることを示し、反意識主体照応制約の適用条件を明らかにするとともに、束縛条件の適用範囲を再考する。
さあ、みんなで回文をつくってみよう。そして、面白い回文作品が出来上がったら、絵を描いてみよう。きっと楽しくなり、笑えるはずです。小学校の国語でも、言葉遊びの一貫で回文づくりの授業があります。大人の人にとっても、普段と違った脳を働かせる頭のトレーニングにもなります。言葉の魔術師で、回文の先生による、切れ味シャープなオリジナル作品と、思わず笑う楽しい絵を満載しながら、つくり方のコツまでお伝えします。
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言葉のパワーが、あなたを変える。気になる彼を振り向かせ、人間関係をスムーズにする、自分の気持ちを上手に伝えるために大切な50のレッスン。
はじめに
一、外国語と権力──外国語学はどのようにして生まれたか
欧米帝国主義と近代日本における外国語/ 「和魂洋才」──実用主義と権力/英語(米語)帝国主義/多文化主義/第三者装置としての「バベルの塔」
二、言語というシステムを外部から見る──外国語学を学ぶ意味とは何か
言語は力なり/メディアとしての言語/ 「ドイツ国民に告ぐ」/未来の国民、未来の国語/フィヒテVSルナン/蝶か蛾か/言語というOS/差異のネットワーク/言語システム論の罠/言語による変身/言語の選択/複数の言語から言語の複数性へ
三、翻訳の倫理学──外国語学は社会の役に立つのか
ポスト・モダン社会/抗争する「島宇宙」/翻訳の問題/同化と異化/翻訳の倫理的効果/名(づけ)の権力/名の暴力/象徴的歴史の暴力システム論/ 「翻訳者の使命」/伝達不可能なもの/抵抗の生き残り/純粋言語/自己超出する言語
四、異質な言語たちの未来──外国語と未来
他者の言語/言語自身の他者性/言語内翻訳/来たるべき言語/マイナー言語/アイヒマンと杉原千畝/ 「そして誰もいなくなった」/クレオール──混交する言語/人文学の可能性
五、「来たるべき言語」たちのために何を読むべきか
おわりに
「言えなかった…」「言わなきゃよかった…」がなくなる話し方50。会話のあと「よかった!」と心から思えるヒント満載。
「話せばわかる」と思っていても、そう思っているのは自分だけ。現実は、自分の本当の気持ちは相手に思うように伝わらない。そんなコミュニケーション・ギャップを埋めるための「少しの工夫」を20のスキルで実践的に解説!自分の思いを「わかりやすい説明」できちんと相手に伝えよう!
アドラー心理学は人前で話すのが苦手な人をどう支援することが出来るのか?アドラー心理学による「勇気づけ」により、あがり症が抱える諸問題の解決策を提示する。 私は自分自身の体験や、これまで私が出会った人前で話すのが苦手な人達との関わりを通して、あがり症克服の核心は、あがらないためのテクニックよりあがることに対するあり方と他者との関わり方を変えていくことにこそあると思っています。あがらないようにするためのテクニックや技法には一切触れずに、あがることへのあり方と他者との関わり方を変えていくことで、あがり症を治さずしてあがり症を治す。これが私の方針です。不思議なことにあがり症は治そうとすると治らず、治すことを手放したとき治り始めます。--はじめにより
はじめに 第一章 人前で話すのが苦手な人の特徴
第二章 アドラー心理学と人前で話すのが苦手な人の心理
第一節 アドラーとアドラー心理学
第二節 アドラー心理学と人前で話すのが苦手な人の心理
第三章 人前であがってしまう人がハマっていく仕組み 第四章 人前で落ち着いて話せる自分になる 第五章 人前を恐れるあがり症の克服像 あとがき