本書は、基礎的な物理の法則や考え方が、環境とそこに生じる問題の理解にどのように役立つかを示すことに重点を置いたものである。
二十歳の土師巴は、探偵歴半年ながら仮所長を任されている。ある日、巴が一番会いたくなかった男・八貴竣が、偶然を装い巴探しの依頼で事務所にやって来る。実は巴はある事情により、若手実業家として地位も金も得ていた八貴に、十六歳から三年間、同棲を強制されていたのだ。兄のように優しかった八貴の豹変と執着の意味が判らず、巴は八貴の元から逃げ出したのだが、一年後とうとう捕まってしまい…。
文字が読めなければ文章が綴れないように、モノの知識がなければ設計はできない。本書は、モノを観察し解剖することを通じて設計の基本知識を習得する、人工物工学の入門書である。さまざまな人工物に共通する構造を抽出し、設計の観点から、その仕組みと特性を解説する。工科系学部生のための必修テキスト。「岩波講座 現代工学の基礎」からの単行本化。
蒸気タービンの分類・概要から熱サイクル・各部名称・付属装置まで基礎的な事項を多くの図表でわかりやすく解説。最近の海技試験を網羅し、受験者の便を配慮。
エクセルとマウスだけで本格的な熱流体問題が一網打尽に数値解析できる。すぐに使えるエクセルシートをCD-ROMへ豊富に収録。「1つのセル内での4次方程式の解法」、「シートを時系列に対応させた新しい非定常数値解析法」、「アイコン化セルによる新しい数値解析法」など独自の画期的な解析手法を新たに提案し活用した、熱流体シミュレーションの解説書。
本書は、学科試験の全科目を120講に整理し、“建築一般知識”35講、“建築法規”20講、“建築設備”65講としてまとめている。さらに、それぞれの講は1ページで完結させると共に、復合的な学習ができるように対向する見開きページに関連するオリジナル問題と解答を付している。また、本書の後半にまとめた“ベスト模擬試験”は過去の試験で出題されたすべての問題から、筆者の判断でその出題頻度やその重要性を考慮して再構成し、詳しい解説と解答を付したものである。
基本事項から重要事項までを10日間で総点検!本試験出題状況と各項目の重要度がひと目でわかる!レベルに合わせた問題演習で習熟度を確認!国1・国2・地上・警察官レベルに対応。
材料の基本的な測定手段である熱分析は、無機・セラミックスから高分子、食品・生体物質に至るすべての物質が測定対象となる。また、測定温度領域は、-200℃の低温から2000℃の高温まで広範囲に及ぶ。本書は、種々の材料の基礎研究から応用研究、さらにはものづくりの工程管理や品質管理などの広い分野で利用されている熱分析を、最大限に利用するために必要な事項をまとめ、熱分析で可能なことと不可能なことを利用者の観点から記述した。定評の既刊「熱分析」、「新版熱分析」の伝統を受け継ぎ、新しい測定技法や解析法を加えて全面的に改定。
受験者数が急増している技術士第一次試験。本書は機械部門・専門科目の試験準備のため、過去問題とともに合計100問の予想問題を用意。受験者待望の直前対策問題集である。
予備校の人気講師・橋元淳一郎先生が大学生に贈る、爽快で奥深い学習参考書!良質な文章によるていねいな解説は、熱力学の本質を直観させてくれます。そしてイメージを喚起する豊富なイラストは、確実な理解をしっかりサポート。こころ躍る知的冒険の旅がいま、はじまる。
「これは、どうもおかしいぞ…」だれもが“異変”を肌身で感じ始めている。とてつもない危機が、ひたひたと迫っている。それを、もはや疑う者はいない。様々な予兆は、それがもはや杞憂ではないことを、われわれに突き付けている。