「40代は多忙だが、やりたいことがやりたいようにできるゴールデンエイジである」
多くの人が口を揃えて、40代をこう評する。
しかし、実際には、この年代に「何もできなかった」と後悔している人のほうが多いのが現実だ。
その理由として、1万人以上のビジネスパーソンにインタビューしてきた著者は、「時間の使い方」と「頑張り方」を間違えているからだと指摘する。
30代のときと同じように、「がむしゃらに」「会社のために」働く人ほど、むしろ仕事も人生もうまくいかなくなる「負のスパイラル」に陥ってしまうのだという。
それを避けるために、「やるべきことをとことん絞り込む」ことを説くのが本書。
仕事はもちろん、プライベートやお金、勉強まで、充実した40代を過ごしてきた人が「これだけは必ずやってきた」ものを紹介する。
「忙しくて首が回らない」と嘆く人にこそ読んでほしい、「40代」生き方論の決定版。
根津権現にほど近い「鯖猫長屋」に、隻眼の盗賊「鯰の甚右衛門」が姿を現す。牢屋敷を出た甚右衛門は蘭方医になりすまし、再び仕事を始めるために必要な相棒を探していた。
狙いは、長屋を“仕切る”猫サバの飼い主で、もとは独り働きの盗人だった画描きの拾楽だ。
ところが、悪の道に引き戻されそうになっている主を横目で見つつも、サバは動かない。拾楽の運命は?
そんな折、歌舞伎役者の卵が長屋に転がり込み、涼太の部屋には座敷童まで現れる。長屋の面々をも巻き込んだ怪事件に拾楽、そしてサバの大将はーー。
猫好きの心に火をつけ、累計36万部越えの人気シリーズ最新巻。江戸を舞台にした謎解き&人情ばなし第九弾。文庫書き下ろし。
子どもから大人まで大人気の「しろくま」シリーズ第7弾!
ぼくは、おにくをたべるのがだ〜いすき。おおきなおにくだって、ペロリとたべちゃうもんね。
あるひぼくはおもったんだ。「だいすきおにくりょうりのなかにはいってみたら、どんなかんじかな?」そうぞうしただけで、よだれがでちゃう。
「ステーキ」おにくといったら、やっぱりステーキ! ジュージューあつあつ、やきたてがさいこうだね。ステーキといっしょにやかれたら、ぼくにもやきめがついちゃった。
「にくまき」どんなやさいも、おにくでまいちゃうもんね。ぼくもいっしょにまかれてみたよ。
「やきにく」どんどんやいて、もりもりたべよう! やきにくにはやっぱりしろいごはんだよね。タレをつけたおにくをのせて、パクッ。さいこうにしあわせ〜。
「からあげ」たかいたかいからあげのやまにうもれてみたいな!
読み聞かせにもぴったり! 想像力をかきたてるユーモア絵本です。
“再建の神様”早川種三に憧れる銀行マンが絶望の末に出会ったのは、一人の経営コンサルタントと、会津の倒産した旅館。地元の抵抗、従業員の軋轢、そして震災ー蘇らせるのは企業じゃない街だ!人だ!大逆転劇が始まる!
仕事、人間関係、恋愛、SNS…「つながり疲れ」で心をすり減らさないためにーほんとうに大事なモノに出合える49の方法。
お金持ちが必ずやっている共通点とは? 株式投資は投機とは違い、ギャンブルではありません。勝ち続ける投資家(=負けない投資家)が大事にしているたった一つのこと。それは、“再現性"です。本書では、「ビギナーでもわかる! テクニカル分析の全技法」「投資マインドを醸成するための勉強法」など、株式投資歴23年で培った経験、MBA理論に裏付けされた独自のメソッドを惜しげもなく公開。本書で書かれているとおりに投資と向き合えば、どんな人でも必ず「億り人」になれます。難解なチャート解説や、専門用語はほとんどなし。株を始めたばかりの初心者は最初の手引きとして、スランプ気味のベテランには「特効薬」として本書を活用いただけます、経営者としての顔を持ち多忙な日々を送る著者ならではの「仕事やビジネスにも活きる投資実践術」は必見です。
1923年に完成した帝国ホテル二代目本館、通称「ライト館」。“世界一美しいホテル”“東洋の宝石”として絶賛された名建築だが、完成までの道のりは、想像を絶するものだったーー。二十世紀を代表する米国人建築家、フランク・ロイド・ライトによる飽くなきこだわり、現場との対立、難航する作業、襲い来る天災……。次々と困難が立ちはだかったが、男たちは諦めなかった。ライト館の建築に懸けた者たちの熱い闘いを描いた、著者渾身の長編小説!
金はないが情はある、お節介で名高い「おけら長屋」を舞台にした大人気シリーズの“外伝”は、人気登場人物たちの若き日を描く前日譚。
●「馬鹿と外道は紙一重」万造と松吉は偶然、同じ日におけら長屋に引っ越してくる。意気投合した二人は、長屋の髪結いの女の家で、小遣いをもらって暮らしている小一郎という優男に憧れるが……。
●「家督は寝て待て」上総久留田藩藩主の四男だった高宗は、いかにして津軽黒石藩藩主になったのか? 十五歳の高宗と五歳の玉姫の出会いを描く。
●「金太が街にやってくる」おけら長屋は、実は“事故物件”だった!? 住民らに立て続けに災いが起きる中、長屋立ち退きの話まで持ち上がる。なんとか阻止したい住民たちが考えた案とは?
●「みちのくさとり旅」妻を亡くし、黒石藩の剣術指南役を辞した鉄斎は、剣術とは何かという答えが見いだせないまま、江戸に向かっていた。旅の途中、仙台に立ち寄った鉄斎は、宿屋で盗難騒動に巻き込まれる。
特別付録として、シリーズ第一幕(1〜20巻)の名場面ガイドも収録。笑いと涙の“おけらワールド”を、ぜひご堪能ください。
文庫書き下ろし。
「めぐみ食堂」で見習い修業!?
小料理屋の女将を志す女性が恵の弟子となるが……
出会いと別れの人気シリーズ第10弾!
小料理屋を開店したいという夢を抱く桂日向は、真行寺の紹介で、元占い師の女将・恵に弟子入りし、「めぐみ食堂」で修業をすることに。
明るく人好きのする彼女を恵も応援するが、日向の恋人で芸能事務所のマネージャーの荒尾は、日向を女将として「お笑い居酒屋」を開く計画を立てる。日向も彼のために承諾するが……。
ホットワイン、カブとエビのチリ炒め、白子の味噌汁など、冬メニューも登場の人気シリーズ第10弾!
文庫書き下ろし。
目次
一皿目 早すぎる子持ち昆布
二皿目 闇の兜煮
三皿目 クリーム煮はすれ違い
四皿目 怪しいアヒージョ
五皿目 ホットワインで乾杯!
『婚活食堂10』レシピ集
「マガツキ」は、私の夢から生まれましたーー作家・神永学、デビュー20周年の新境地!
黒いワンピースの少女、消えた配信者、機械に繫がれた生首、崩れた鼻、血塗れの男女……。都会に暮らす平凡な人々を襲う悍ましい怪異、「それ」の正体とは。
「その身体、私にちょうだい」
奇々怪々な事件がひとつに結びつく時、驚愕の真相が明らかになる!
予測不能な展開で恐怖の渦へと誘う、傑作ホラー小説。
介護の現場に、光の種を撒く努力をしたい。
お笑い芸人の夢に挫折し、特別養護老人ホーム「森あかり」で介護士として働くことになった星矢は、初めての夜勤の日に、利用者の鼻に酸素を投与するためのチューブが人為的に切断されているという医療事故に遭遇。さらにその原因が星矢にあるのではないかと施設長から疑われてしまう。介護士としての将来に自信を失くし、仕事へのやりがいも感じられないまま過ごしていた星矢は、ある日、施設で厄介者扱いされている医師・葉山彩子を街で見かけて、意外な場所に連れていかれる。
お笑い芸人になる夢に破れた新人介護士、自分の信念が周囲に理解されない医者、過去に利用者の遺族から訴えられた施設長ーー。それでも彼らがここで働く理由とは。
吉川英治文学新人賞受賞の著者が贈る、感動長編。
業績低迷する企業。硬直した官僚機構。戦後の未曾有の繁栄をもたらした日本的組織を、今、何が蝕んでいるのか。本書では豊臣家、帝国陸海軍等の巨大組織のケース・スタディーから、「成功体験への埋没」「機能体の共同体化」「環境への過剰適応」という、三つの「死に至る病」を検証。時代の大転換期を生き抜く、新しい組織のあり方を提唱する。著者二十年の組織論研究を集大成した現代の名著。
毎日が何となくつまらない、もっと私らしい生き方がある気がするのに、一体何をしたらいいのかわからない。そんなあなたにおすすめしたいのが「夢ノート」づくり。一番好きな人との結婚、本の出版、ライフスタイル…大きな夢から小さな願望まで、このノートで次々と実現させてきた著者が、とっておきの秘密を公開。なりたい自分に必ずなれる、不思議なノートのつくりかた。
会社の利益・財産・借金などがひと目でわかる「決算書」は、企業活動の成果がすべて凝縮された「会社の通信簿」。経営状態から未来の戦略まで、さまざまな情報が読み取れる。本書では、損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書の3つの決算書の基本中の基本を、図表をふんだんに盛りこみ、わかりやすさにこだわって徹底解説。数字が苦手な手にこそおすすめしたい決算書入門の決定版。
自分の気持ちを見失って、そして男も失って、やりきれなさにムカつきながら、ジャストな自分を探そうとしているー彼女たちの8つの物語。
楊一族の前に「白き狼」が立ちはだかる…決戦の秋!運命に導かれるように戦場に向かう男たち。天はいずれに味方するのか?滅びゆく者たちの姿が切々と胸に迫る。本邦初、北方『楊家将』感動の後編。
友達と話をしているとき、同僚と食事をしているとき、楽しい話題を提供し、人の話にうまく相槌を打ち、なぜか人から好かれ、気がつくといつもグループの中心的な存在になっている。あなたの周りにもそんな人がいるのではないでしょうか。そして、できることなら、私もそんな人になってみたいと思ったことはありませんか?▼でも十人寄れば気は十色、残念ですが、どんな人からも好かれるようになる、都合のよいマニュアルはありません。しかし、多くの人に好かれている人に共通する事例はあります。▼この本では、精神科医であり、人間観察の達人である茂太先生が、そんな、人に好かれている人たちの話し方、話の聞き方、行動の具体例を99紹介しています。その事例をじっくり読むと、その人たちに共通する人づきあいのコツのようなものが見えてきます。すべてを実行しなくても、できることをコツコツと。きっとあなたも「人に好かれるいい人」になれるはずです。
●がんこではない人 ●無理のない人 ●人に押しつけない人 ●待つことのできる人 ●ひとりでも楽しめる人 ●水に流せる人 ●立ち直りのうまい人 ●頼りになる人 ●人を立てる人