●帰ってきたシネマのヒロイン
21世紀を迎え早20年、スクリーンの中の女性像は変わったのだろうか?
ここに登場する2020年代のヒロインたちは、ヘリテージを受け継ぎながら、大胆に、勇敢に、
映画の中の女たちをアップデートしている。注目の新作から、映画の未来を感じてほしい。
●「持続可能性」のためにできること
「サステナビリティ」は今、あらゆる企業にとって喫緊の課題だ。
そんななか、自然の恩恵を受けて成長する美容業界では、多様な取り組みが実践されている。
さまざまな角度から、その最前線に迫る。
●モードな気分で新デニムスタイリング
今シーズンの必須ボトム、デニムパンツ。
どんなデザインを選び、どうコーディネートすればいい?
都会的な着こなしを成功させる7つのヒントをチェックして。
●ファッショニスタの指名買いリスト
トレンドに敏感なモードラバー6人より、2020年春夏の厳選ウィッシュリストが到着。
かぶり必至の人気ブランドからECサイトで見つけたイットアイテムまで、絶対に欲しいものだけ大集結!
●時間を纏うファッション
ファッションのいちばんの醍醐味は、クリエイションに込められたストーリーをそれごと纏うことではないだろうか。
ベルエポック、70 年代、そして90年代…
デザイナーたちはまるで歴史と会話をするように時代の美をすくい、新たな一枚を紡いでいくのだ。
●グウィネス・パルトロウ、自然体のLAライフ
生まれながらの裕福なハリウッドセレブ、誰もが認める美貌の持ち主で、
円満な離婚に順調な2度目の結婚、2人の子供に恵まれ、キャリアも絶好調‥‥‥。
完璧な人生を謳歌しているように見えるグウィネス・パルトロウが、家族や昔の恋人、
”MeToo”についてオープンに語った。
●女たちの声に耳を傾けて
エネルギッシュに生きる女たちが、思いを語り、言葉を交わす。
これまでの歩み、これからの展望‥‥‥。
混沌とした2020年代の始まりに、彼女たちの声が高らかにこだまする。
【インタビュー】●アメリカに遅れること約10年……やっと芽吹き始めた日本の不動産DX巻口成憲 不動産テック協会代表理事●乗り越えるべき壁日本の現状とその先に見えるもの平井清司 EYストラテジー・アンド・コンサルティングストラテジー・アンド・トランザクション アソシエートパートナー●不動産DXが変える私たちの生活不動産業界の常識を変えうるユーザー目線からのDXの可能性桜井 駿 プロップテック・ジャパン ファウンダー【Part 1】不動産DXで変わる!不動産ビジネスのビフォー&アフター●業界を活性化するには?アメリカの事情から占うニッポンの不動産業の未来●日本の現状を俯瞰する多岐にわたる不動産DXの種類と多様な広がり●不動産市場の変化にテクノロジーで対応官民一体の不動産DXで不動産取引を変える●デジタル化された不動産市場のビジョン取引の透明性を向上させ不動産流通市場を活性化する【まちと不動産の新しい関係】●不動産の魅力、都市の魅力アーバンサイエンスは都市と不動産の何を変えるか吉村有司/東大先端研特任准教授●DXとアナログを融合するまちづくり「次世代まちづくりスクール」にみる「人」中心のテクノロジー活用福田和則 エンジョイワークス代表取締役●DX導入に積極的な大手不動産の手法テクノロジーを生かして住民の満足するまちづくりを 篠原靖直 三菱地所 DX推進部 データ&UXデザインユニット ユニットリーダー【Part 2】不動産DXが拓く新たな地平住まいと暮らしのイノベーション●宅建業法改正が不動産売買に与える影響紙と判子からの解放で業界全体にDX化の追い風が吹く●不動産DXで住宅購入と不動産投資はどうなる?マイホーム探しから契約締結まで全てがオンライン化する日●不動産DXで始まる未来の暮らしと働き方在宅ワーカー増加の影響で需要が高まるスマートホーム【コラム】不動産DXの注目技術・顔認証とは【Part 2】AIによる管理の効率化●AIによる管理の効率化の可能性を探る「三老」に悩むマンション管理組合 最新技術で若返りを図る!土屋輝之 マンション管理コンサルタント さくら事務所執行役員 ●誰でも使いやすいICTをマンション管理に活用管理組合業務の負担軽減には簡単なアプリの導入が効果的【Part 3】先進事例に学ぶ!最新不動産DX ケーススタディ●不動産管理会社向けAI「管理ロイド」実務のペーパレス化に寄与 中古物件の流通も活性化●住宅ローン「いえーる ダンドリ」スマホ1つで最適な住宅ローンを提案する●顔認証システム「FreeiD」顔ひとつ、手ぶらで街を歩ける時代が来る!●商業用不動産データ分析基盤「estie pro」オフィスビル市場をデータとテクノロジーの力でアップデート●不動産仲介サイト「東京R不動産」デジタル化が進めば進むほど信頼性の確保が鍵に●マンションのオンラインショップ「sumune for LIVIO」思いついた時が買い時。引渡しまでワンストップ●不動産エージェント真に顧客ファーストになれるシステム【AIとDX】●日本が不動産DXのトップランナーになる可能性先端技術者が語る 不動産業界のAI実装片渕博哉 トリプルアイズ技術本部AIZE開発部部長
文×論。
【創作】
「多頭獣の話」 上田岳弘
・新連載
「チャイとミルク」 長島有里枝
「国歌を作った男」 宮内悠介
【新連載】
「文化の脱走兵」 奈倉有里
【特集・「弱さ」の哲学】
・創作
「カプチーノ・コースト」 片瀬チヲル
・対談
「「弱さ」のこと……」 永井玲衣×三木那由他
・新連載
「「くぐり抜け」の哲学」 稲垣諭
・短篇集
「時が戻りませんように」 工藤あゆみ
・批評
「あなたを許さないーー高瀬隼子作品と弱さをめぐる捻れについて」 水上文
・論考
「人間とロボットのコミュニケーションの可能性 「弱さ」から考える技術の活かし方」 江間有沙
「おのが社会的弱さを語ることーーそれを取り巻く力について」 栗田隆子
「〈意志の力〉への信仰がゆらぐ時代に 「弱さ」の可能性」 中村英代
【特別寄稿】
「中井久夫、そして三宅一生 生きてあることの地肌へ」 鷲田清一
【エッセイ】
「戦争の匂いがかぐわしかったことなど一度もない」 関口涼子
【批評】
「空海」 安藤礼二
【対談】
「結ぶ技術、対話の可能性をめぐって」 小峰ひずみ×戸谷洋志
【論点】
「〈偽者〉とは何か」 尾久守侑
【article】
「選挙とジェンダー、LGBT 「多様性」を巡る公約点検」 奥野斐
【最終回】
・「旋回する人類学」 松村圭一郎
・「見えない道標」 若松英輔
【連載・随筆・書評】
古川日出男/保坂和志/堀江敏幸/工藤庸子/宇野常寛/阿部公彦/大山顕/永井玲衣/百瀬文/山本貴光/伊藤潤一郎/田中純/神田伯山/石戸諭/東辻賢治郎/竹田ダニエル/三木那由他/古井由吉/穂村弘/くどうれいん/武田砂鉄/石井ゆかり/皆川博子/津田周平/川名潤/今井真実/古賀詩穂子/谷頭和希/藤井仁子/ラランド サーヤ/上野昴志/篠原雅武
GAMING THE MULTIVERSE
拡張するゲームと世界
『WIRED』日本版、10年ぶりのゲーム特集──。この世界では今日も30億人のプレイヤーたちがゲームパッドやVRコントローラーを夢中で握りしめている。AIという“知性”を獲得したゲーム内世界は「リアルとは何か」の再考を迫り、XRが3次元の制約を超えた没入体験を実現し、オープンワールドを埋め尽くす無限のストーリーがわたしたちの人生を紡いでいるのだ。いまやゲームエンジンによって物理社会をもその領域に取り込み、マルチバース(多次元世界)へと拡張していくゲームのすべてを総力特集!
水口哲也、中村育美、三宅俊輔、生高橋、溝部拓郎、外山圭一郎、npckc、Daigo、アン・フェレロ、但木一真、田中“hally”治久、戸田誠司、中村弘二、Jini、中川大地、山内万丈、玉樹真一郎、樹ひかり、伊藤明日香、クリス・コーラー、三宅陽一郎、八島游舷、水野祐、豊田啓介、倉田哲郎、川田十夢ほかが登場。
EDITOR’S LETTER
ゲームが世界をのみ込む
WELCOME TO THE WORLD WITHOUT SCREENS
ゲームは四角いスクリーンを飛び出し
いよいよ空間に溶けていく
水口哲也に再び訊く、次の10年に起こること
『WIRED』日本版が前回ゲーム特集を行なったのは2012年。そのなかで「今後10年のゲーム業界を読み解くキーワード」として、ゲームエンジン、インディーデべロッパー、デモクラタイゼーションといった今日につながる重要な視座を提示したのが、クリエイター/ゲームデザイナーの水口哲也だった。彼はいま、何を見据えるのか。10年の時を経て、再び「次の10年の展望」を訊く。
WHY STAY INDEPENDENT?
わたしたちがゲームをつくる理由
いわゆる“大手”と呼ばれるゲーム会社から独立した立場をとり、自らが理想とするゲームづくりを追い続けるスタジオや開発者たち。ゲームの多様性の源ともいえるその創作のモチベーションやインスピレーションはどこにあるのか? 世代もキャリアも立場もさまざまな東京の独立系開発者たちの横顔を追うフォトストーリー。
中村育美/三宅俊輔/生高橋/溝部拓郎/外山圭一郎/npckc/Daigo/アン・フェレロ
THE PLAYER-DRIVEN ECONOMY
「プレイして稼ぐ」の経済圏
但木一真
ブロックチェーンゲームの文脈で注目されている「Play to Earn(P2E)」。しかし、ゲームを中心に生まれる経済活動は、NFTを利用したゲームが生まれるずっと前から存在していた。興行や動画コンテンツ、議論の的となることも多い二次創作まで、「プレイして稼ぐ」の経済圏の過去と現在、そして未来を見つめる。
FROM CHIP TO POP
かくしてゲーム音楽はポピュラーミュージックになった
1980年代、チープな電子音が街を満たし始めた。街角のゲーセン、またはファミコンが接続されたお茶の間のテレビから、それは響いた。これぞ偉大なミニマルサウンド。なんて議論は当時は(ほぼ)なかったが創造性という点でいうならポップスもゲーム音楽も同じなのだといまでは断言できる。ゲーム音楽史の第一人者田中“hally”治久がひもとくゲーム、あるいは音楽の拡張の歴史。
田中“hally”治久/戸田誠司/中村弘二
SIMULATING THE REAL WORLD
ゲームをつくらないゲームエンジン
ゲーム開発に不可欠なゲームエンジン。デザイン、アセット、音楽、さらには人工知能まで、ビデオゲームの開発を効率化したミドルウェアはいまやゲーム業界を飛び出し「社会のミドルウェア」になろうとしている。
VIDEO GAMES AND STORYTELLING
ヴィデオゲームの物語論
Jini
他メディアにはないインタラクティブなシステムやデザインをもつゲーム。没入感を生かしたメディアは、これまで物語をどう語ってきたのか? そして、インタラクティブなメディアであるが故のゲームの責任とは?
EXPANDING CHRONOLOGY
「一緒に遊ぶ」の現代史
中川大地
20世紀から21世紀にかけての社会や情報技術の変遷において、ゲームはどんな役割を果たしてきたのか。世界大戦後の「現実」に拮抗する〈理想〉〈夢〉〈虚構〉、そしてポスト冷戦期の「現実」を塗り替える〈仮想〉〈拡張〉〈複合〉という時代性の読み解きから、人々が「一緒に遊ぶ」テクノロジーの系譜を振り返る。
NINTENDO
THE MAKER OF NEW RECREATION
娯楽の進化とゲームの深化
任天堂と5つの視点
日本を代表するゲーム企業のひとつ、任天堂。花札やトランプからゲームへとその舞台を拡張した同社のDNAはどこにあるのか。エリア開発やスタートアップ投資を手がける創業家ファンドや起業家、ゲームクリエイター、元任天堂の作曲家やジャーナリストなど、5人がもつ外部の視点から同社の独自性を追った。
山内万丈/玉樹真一郎/樹ひかり/伊藤明日香/クリス・コーラー
INVISIBLE/SEAMLESS
ゲームAIが都市(≒環境)に溶け出すとき
ゲームは本来エンターテインメント。しかしこの領域で培われた人工知能(AI)の生態系が、これからの生活に少なからずかかわってくることは間違いなさそうだ。ゲームから発達したAIは、わたしたちの未来に何をもたらすのか。ゲームAI研究の泰斗・三宅陽一郎と、スマートシティの真なる実装を目指す建築家/研究者の豊田啓介にその可能性を訊いた。
三宅陽一郎/豊田啓介
AS A TOOL
GAMING STUFF
ゲームのテクノロジーと思考は、ますます社会へ拡張されていく。当然ライフスタイルだって無縁ではいられない。ヘビーゲーマーであろうがなかろうが、仮想ではなくフィジカルな生活をアップデートするべきで、そのためのツールはいろいろある。
天駆せよ法勝寺 for PrayStation VR3、
ただしメタバース死にゲー
八島游舷
作家・八島游舷のもとに、台湾のゲーム会社から『天駆せよ法勝寺 for PrayStation VR3』のβ版が送られてきた。「天駆せよ法勝寺」とは、宇宙僧が星寺に搭乗して遥か彼方の星を訪れる冒険を描いた游舷のSF小説である。訝しく思いながらも、「原作者は果たして最強になれるのか」を確かめるべく、游舷はヘッドセットとグローブ型VRコントローラーを装着する……。『WIRED』初登場となる偉才・八島游舷による、自身の作品世界を下敷きにした「死にゲー」と転生を巡るメタストーリー。
GET IN THE GAME
eスポーツコーチの孤独と挑戦
辺境の地の「若者たち」と「社会」の接点としてのゲーム
愛する妻を亡くした失意のなか、自分自身をも見失いかけた男が、再び生きる気力を取り戻そうと掲げた使命──それは、米国ワイオミング州シャイアンの若者たちに、eスポーツを通して希望を与えること。学費の問題や学業との両立など、血と汗がにじむような努力を重ねた新生eスポーツチームと、その集団を率いたコーチの奮闘の記録。
NEW TRUST, NEW SOCIAL CONTRACT
水野祐が考える新しい社会契約
〔あるいはそれに代わる何か〕
第11回 アヴァターと相互運用性
法律や契約とは一見、何の関係もないように思える個別の事象から「社会契約」あるいはそのオルタナティブを思索する、法律家・水野祐による連載。ゲームの先に見えているメタバースにおいて課題となる「相互運用性」について、アバターの標準化ファイルフォーマットの視点からひも解く。
すすめ!! VIRTUAL CITIES Inc.(仮)
豊田啓介 × 倉田哲郎
第9回 ルールを制定するのは誰?
モノと情報が重なる“共有基盤=コモングラウンド”の可能性を追求する建築家・豊田啓介と、大阪府箕面市の市長を3期にわたり務めた倉田哲郎。この両名が、日本のスマートシティ戦略にもの申すべく張った「共同戦線」に密着する集中連載の第9弾!
Way Passed Future
川田十夢の「とっくの未来」
第23回 プロンプトエンジニアリングと『智恵子抄』
文学が記述した「ジャンル分けされる前の未来」の痕跡を見いだし「いま」と接続することで、文学とテクノロジーを新たなパースペクティブで捉える本連載。今回のテーマはプロンプトエンジニアリング、いわゆる「お絵描きAI」だ。同技術を駆使するために必要な能力を、高村光太郎を引きながら探る。
●時代を変える女たち
誰かの気づきや努力によって、世の中が新しい方向へシフトすることがある。
時代が変化する、その先駆けとなるような女性たちの意思は日常を生きる私たちにも確かに届き、
世界を見るための新しい視点をくれるのだ。
●自然を満喫、究極のグリーンリビング
心地いい生活を突き詰めれば、たどり着くのは自然というテーマ。
のびのびと、そして自分らしく毎日をクリエイトする女性たちの、
愛着いっぱいのインテリアと、ライフスタイルにまつわるストーリー。
●夏美容で停滞ムードに活!
在宅勤務、外出自粛の日々‥‥‥
だからといって美容までも自粛してしまったらQOLの低下につながる。
夏の日差しを味方につけて、ポジティブに乗り切りたい。
●スタイリング上級者を探せ!
各地のコレクションに登場したファッショニスタたちのスナップを拡大版でお届け!
ミニマルな単色コーデや春夏らしいビビットな色使い、トレンドのデニムなど
今すぐ取り入れられる大人なスタイリングが満載。
●お気に召すまま
「ファッションの性差は終わった」と彼は言う。
インスタグラムでジェンダーレスなファッションやメイクを楽しむセルフィを投稿し
センセーションを巻き起こしているデザイナーのマーク・ジェイコブスが今シーズン、
最も心奪われるルックをさっそうと着こなす。
●最旬ベージュ 7つのテクニック
多様性に富んだ今年のベージュ。
クールに夏を乗り切る、脱コンサバなベージュのスタイリング法7アイデアをお届けします。
●ググ・バサ=ロー 英国気質のミス・ハリウッド
今までの出演作やググ・バサ=ロー自身のルーツである
南アフリカを訪れたエピソードなど過去を振り返りながら、
着実にキャリアを積み重ねてきた心境を語りつくす。
●本物のセレステ・バーバー
皮肉屋で心優しいセレステ・バーバーは、オーストラリアの森林火災被害支援のために
5000万ドルの募金を集めた救世主だ。俳優でコメディアンである彼女は、
大胆にも過去の名作ファッション写真のパロディを実践。
そしてオーストラリア人作家でジャーナリストのカースティ・クレメンツに対し、
一筋縄ではいかないファッション界で彼女らしさを貫くことや、インスタグラムでの名声、
疑問に思っていることや政治的であることをフランクに語ってくれた。
表紙:福士蒼汰
1
●伝統、破壊、成熟ー 多様性がきらめく街ロンドン
歴史と伝統があり、ファッションや文化の中心地であり、センスやユーモアがあふれる、そんな英国に憧れる人は多い。それはなぜか? 英国のオーセンティックさの秘密を探るなかで、行きついたのが、4つのキーワード。その大もとは、世界中からの人々を受け入れてきた歴史に紡がれた豊かな多様性だった。変化や革新を恐れず、破壊をものともせず前に進み、多様性を包括しながら、成熟
していくーーこの国が何たるか、その現在をひもときたい。
2
●多様性がロンドンの面白さを創り出す ロンドンの最新アート案内
「グローバルでダイナミックな生き方を貫いていきたい」。そう断言するローレンス・ヴァン・ハーゲンの
まなざしは刻々と変化する美術界を常に見据えている。彼が選んだ活動拠点ロンドンの最新スポットも含めて、
この街から得られる多様な刺激が独自のアート発見術に一役買っていることについて語ってもらった。
3
●他者への寛容性から生まれる成熟のカルチャー ロンドンで活躍する日本人ミクソロジストがこの街のバー・カルチャーを分析
カクテル・キャピタル、ロンドン。ここで活躍するミクソロジスト、
中村充宏さんと鳥潟彦人さんの対談が実現。
そのロケーションとして、ふたりが選んだのは
ソーホーの名店「バー・ターミニ・ソーホー」。
取材時に店内に居合わせた顧客の
バー関係者たちは彼らに気付くと握手やハグを
求めてくる。業界に溶け込み、同業者たちに
心から愛されているふたりが、大人の街・ロンドンの
バーシーンについて大いに語ってくれた。
4
●破壊的なエネルギーから生まれるもの ブリティッシュ・ロック黄金期グラフィティ
1960年代後半から70年代にかけてロック史に残る才能を輩出。
世界の音楽シーンを揺さぶったブリティッシュ・ロック黄金時代に
シーンの躍動を撮り続けた浅沼ワタルのリアルな体験談!
5
●英国的なるものの現在
いつの時代も我々を引きつける、メンズウエアのルーツである英国の伝統と品格。
原点回帰し、本質的価値の追求へと立ち返るハイファッションはいま、この英国的クラシックをも再定義する。
舞台はロンドン─これが現代のエスタブリッシュメントと呼ぶにふさわしい、最先端の “ブリティッシュ”だ。
その他のコンテンツ
・Top Runner 福士蒼汰インタビュー
・日比野克彦 作品は何を伝えるのか?
・田根剛 誰のためか
・石川直樹 生きた火山、エトナ山を旅する
・鈴木正文 クルマの時流をよむ
・揺るぎなきエレガンス 竜星涼
・スターの輝き 玉森裕太
【有訓無訓】 難題に直面しても 心の声を聞けば答えが分かる●塚本 こなみ氏[はままつフラワーパーク理事長/樹木医]
【編集長の視点】 今週の名言:「ハネムーン」なき バイデン氏の船出
【ニュースを突く】 首相は福島廃炉を動かせるか●田村 賢司[本誌編集委員]
【時事深層】 INSIDE STORY:富士フイルムの古森重隆会長が退任 人生かけた21年間の「通信簿」
INSIDE STORY:車谷社長の「古巣」が買収提案 東芝、「非上場化」へ3つの関門
INDUSTRY:米ブラックストーン、近鉄から8物件買収 金融主導でホテル再編の兆し
STATISTICS:インバウンド収入減が主要国最大に 「観光客依存」が露呈した日本
COMPANY:日立金属の有力売却先候補にベイン連合 日本製鉄、「逃した獲物」の大きさ
COMPANY:後発でも自動運転の「レベル2」 「名より実」選んだトヨタの深謀
MARKET:次のバブルはデジタル資産「NFT」? ツイッターの「第一声」に3億円
INDUSTRY:アサヒビールは「微アルコール」飲料を発売 「アル健法」が生む新市場
INDUSTRY:政府、多様な働き方の制度検討 週休3日、企業に迫る生産性向上
FRONTLINE シリコンバレー:「技術王」になったマスクCEO(シリコンバレー支局 市嶋 洋平)
グローバルウオッチ:グローバルウオッチ:バイデン政権で初、対中禁輸を拡大
【特集】 バイデン 100日 消えないトランプの呪縛
【スペシャルリポート】 IT人材不足に負けない 広がる「身の丈DX」 ノーコードで現場が動く
【ケーススタディー】 大王製紙(洋紙・板紙・家庭紙の製造加工、販売) 脱創業家、「指示待ち」も脱却
【編集長インタビュー】 非汎用、中国に勝ち続ける●小川 啓之氏[コマツ社長]
【不屈の路程 SERIES14 No.3 4人の社員と決めた覚悟●桜井博志 旭酒造 会長 おいしいと言ってもらいたいから】 0
【ゲームチェンジャー 新鋭気鋭】 グローバルモビリティサービス(金融とIoTを使ったモビリティサービス) 金融×車で社会的弱者救う
【テックトレンド】 異常気象と消費の変化追い風に 植物工場、立地・コストの壁越える
【特別誌面講義】 多角化は企業価値を毀損するか●牛島 辰男氏[慶應義塾大学商学部教授]
【敗軍の将、兵を語る】 カキ12万個、売り場失う●石川 宣雄氏[石川県穴水町長]
【世界の最新経営論】 OECD諸国の利益率は6%以下 企業は思うほど稼げていない●ハーマン・サイモン氏[経営学者、サイモン・クチャー&パートナーズ名誉会長]
【小田嶋 隆の「pie in the sky」〜 絵に描いた餅べーション】 隣のリーダーは有能に見える?
【著者に聞く】 「マネジメント=管理」が生んだ誤解を解く
【世界鳥瞰】 The Economist:コロナ禍で改革進む製薬業界
FINANCIAL TIMES:「無意識の差別」どう対処するか
FINANCIAL TIMES:国際税制改革、その実現性は?
【賢人の警鐘】 社員の頑張りを認め、 会社が従業員を大事にする 姿勢を伝えることが重要●鈴木 茂晴氏[日本証券業協会会長]
表紙:水原希子さん
1
●時代は多面性!
メンズライクなテーラードジャケットにトレーンの付いたスカート、
シャツとブラックタイにマイクロミニ、コンサバティブなクルーネックニットに
ショーツのボトム……。2023-24年秋冬のランウェイに登場したルックは、
相反する要素、多様な要素が共存し、調和し、進化する新しい時代を
予感させた。二面性や多面性とは、実はもっともリアルで、
本来あるべき姿なのでは? それはまさに今を生きる女性たちを体現している。
シネマに見る多彩な表情を持ったヒロインたちの生き方をひもときながら
新時代の女性の自由な生き方をクローズアップ。
2
●“タイムレスだけど、今どき”なバッグと靴の選び方
おしゃれの決め手となるバッグとシューズをゲットして、秋冬ムードにいち早くスイッチしよう。タイムレスなデザインとユニークシェイプがキーワード。
次なる名品と呼べそうな各ブランドの新作から、長く愛せる逸品を選んで。
3
●未来を変える女性たち
ずば抜けた信念や行動力で、社会を変える影響力をもった女性たちを
あらゆる年代、さまざまな国からピックアップ。
パワーとは、より良い変化のために使わなければ
何の意味もないのだから。彼女たちが描く未来とは?
4
●新色メイクで私の多様性が開花する!
いつものメイクを変えるだけで、エモーションからキャラクターまで別人に。
旬の秋コスメを使って、新たな自分の扉を開けてみない?
5
●スイッチシーズンを乗り越えるリアルクローゼット
天気や周囲の環境によって着るものが左右されやすい
夏から秋にかけてのスイッチシーズン。
曖昧な季節にうまくフィットするため、ベーシックを軸に
実用性とトレンドを意識した8つのアイテム選びを伝授。
6
●[ELLE MEN]輝きを放つ存在感!山崎賢人の飛躍
大ヒットシリーズの第3弾
『キングダム 運命の炎』が公開され、
俳優としてますます進化する山崎賢人。
アンバサダーを務めるサンローランの
構築的な'23秋冬コレクションに身を包み、
内からあふれる28歳の大人の魅力を
クールに表現してくれた。
『ハーパーズ バザー』6月号のカバーを飾るのは綾瀬はるかさん。これまで演じてきた人物は実に多彩で、変幻自在な役者である彼女自身の素顔には、誰もが引き込まれてきました。誌面では普段のファッションやジュエリーの好みから、人を惹きつける人物像、この先のヴィジョンなど語ってくれました。カバーが異なる特別版も同時発売(中面はすべて同じです)。
【6月号の主なコンテンツ】
1
●IN THE MOOD FOR PASSION 綾瀬はるか、無限の情熱を秘めて
今年で誕生75周年を迎えたブルガリのシンボル「セルペンティ」。
永遠の変容を象徴するジュエリーを、俳優・綾瀬はるかが大胆にまとったら?
4月にオープンしたばかりのブルガリ ホテル 東京で実現したアイコニックな競演が、魅惑的なケミストリーを生み出す。
2
●EYES ON YOU フレッシュなミューズ、IVEのアン・ユジン
フェンディのアンバサダーに
就任したIVEのメンバー、
アン・ユジンは、音楽活動は
もちろんバラエティ番組でも
大注目の人気者。
これまでの道、未来へと
続く思いについて語った。
3
●STYLE AT WORK ワークスタイルのモードな正解
日々のワークスタイル、アップデートしていますか? 各国のファッショニスタたちが披露する
リアルなアット・ワークコーデから、お仕事バッグの中身、ジャケットに合わせたいジュエリーの提案まで、
明日からのお仕事スイッチをスタイリッシュにオンしてくれるヒントを見つけよう。
4
●THE HAPPIEST AT WORK 私が見つけたベストな働き方
職業も働き方も多様化し、少しずつ、一人一人がワークライフとキャリアバランスを組み立てられるようになってきた。
バザー世代の働く女性たちのなかにも、キャリアの岐路にどう向き合うかに頭を悩ませている人も多いだろう。
さまざまな方面で活躍する8人の仕事に対する姿勢から、生き生きと働くためのヒントを見つけてみよう。
5
●2023-24 AW COLLECTION REPORT 2023-24秋冬コレクションリポート
世界情勢の変化とともに大きく揺れる経済。SNSのパワーゲームがさらに加速するファッションシーンはいま、新たな局面を迎えている。今季多くのデザイナーが原点回帰を掲げ、それぞれが描く“普段着”、リアルクローズを提案した。一見普通に見えて、メゾンの職人技でこそ可能なデザインや素材使い、また最高峰の審美眼があるからこそ成り立つスタイリングのセンスを見せつける。それぞれのブランドがその存在価値を存分に発揮したコレクションは、ファッションラバーにとってはうれしい挑戦。デザイナーによる新しいリアルクローズとは?また、コレクションを東京で発表したマルニのフランチェスコ・リッソにインタビュー。注目のトレンド、ニュースとともにリポート。
6
●HOPE SPRINGS ETERNAL 彼女と過ごすやさしい時間
ファッションテイストも似ている、いつも一緒のベストフレンド。
アイテム、素材や色使いをキーワードに、さりげなくおそろいモードを楽しむのがふたりの秘密。
7
●BIG SKYE アウトドアの未来形
90sの影響を受けたストリートスタイルは影を潜め、遊び心を備えた機能性や
ディテール、近未来的な素材使いなど、ひねりを利かせたアウトドアファッションが急浮上。
■【特集】多死社会を生きる
「人が死ぬ話をするなんて、縁起でもない」
はたして、本当にそうだろうか。死は日常だ。
その時期は神仏のみぞ知るが、いつか必ず誰にでも訪れる。
そして、超高齢化の先に待ち受けるのは“多死”という現実だ。
日本社会の成熟とともに少子化や孤独化が広がり、葬儀・墓といった
「家族」を基盤とするこれまでの葬送慣習も限界を迎えつつある。
そのような時代の転換点で、“死”をタブー視せず、向き合い、共に生きる。
その日常の先にこそ、新たな可能性が見えてくるはずだ。
文・浅川澄一、小谷みどり、鵜飼秀徳、小林武彦、宮下洋一、足立倫行、山田敏弘、佐藤弘夫、編集部
PART 1 地盤沈下する葬儀・火葬
東京圏の葬送事情 生の出口と死の入り口をつなげ
編集部
PART 2 変わる終末期医療
“病院信仰”から脱却し、「死」を受け入れる医療へ
浅川澄一 福祉ジャーナリスト
PART 3 多様化する墓
個人でお墓を持たないという選択
編集部
COLUMN
お墓問題も「福祉政策」にすべき
小谷みどり シニア生活文化研究所 代表理事
PART 4 消滅する寺院
人口減少で“寺院消滅”の危機 「地域に開く」役割を取り戻せ
鵜飼秀徳 ジャーナリスト
COLUMN
「坊主バー」の店主が描くお寺の近未来
編集部
PART 5 サイエンス×死生観
INTERVIEW 生物はなぜ死ぬのか? AIが人間の進化を止める
小林武彦 東京大学定量生命科学研究所ゲノム再生研究分野 教授
PART 6 「死ぬ権利」の歴史
「多死社会だから安楽死」が日本人に不向きな理由
宮下洋一 ジャーナリスト
・一冊一会 特別編 書籍でめぐる死生観
足立倫行 ノンフィクション作家、編集部
PART 7 法医学の窮状
「死者の声」を社会に還元 死因究明制度の強化は急務
山田敏弘 国際ジャーナリスト
PART 8 葬送の過去・現在・未来
変わる日本人の死生観 生者と死者をつなぐ新たな物語を
佐藤弘夫 東北大学大学院文学研究科 教授
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
・ウクライナ侵攻から1年 日本が学ぶべき教訓
PART 1
侵略国はなくせない この戦争が突き付けた厳しい現実
東野篤子 筑波大学人文社会ビジネス科学学術院 教授
PART 2
ロシアの「Z」に意味はない 21世紀に復権するシンボル政治
佐藤卓己 京都大学大学院教育学研究科 教授
PART 3
「平和な戦後」は訪れるのか? 戦争の行方を読み解く
鶴岡路人 慶應義塾大学総合政策学部 准教授 × 服部倫卓 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 教授
■WEDGE_OPINION
・金融政策の転換 揺らぐ低金利 企業・国民が持つべき意志
小黒一正 法政大学経済学部 教授
■WEDGE_REPORT 1
・フェムテックの成長を好機に女性の“困り事”と向き合う時
編集部
■WEDGE_REPORT 2
・COLUMN 「乳がん検診」というプレゼント
編集部
■WEDGE_REPORT 3
・「有事」に無力な日本の電波法 ドローン活用に必要な覚悟
部谷直亮 慶應義塾大学SFC研究所 上席所員、編集部
■連載
・社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉:行動経済学・実践の「過去・現在」 (佐々木周作)
・インテリジェンス・マインド:秘密警察が阻止したマルクスの共産主義革命(小谷 賢)
・新しい原点回帰:酪農発祥の歴史を現代につなぐ 牛乳の高付加価値化(磯山友幸)
・MANGAの道は世界に通ず:ルールと常識、行儀を守る「良い子」 ブルー段階の「島耕作」(保手濱彰人)
・1918⇔20XX 歴史は繰り返す:諜報の本分を見失った戦間期日本 稚拙な対ソ連秘密工作(増永真悟)
・時代をひらく新刊ガイド:『田中耕太郎』 牧原 出(稲泉 連)
・さらばリーマン:「映画少年」から経営者へ 選球眼を武器に新たな道を拓く
鈴木 仁さん ミッドシップ代表取締役(溝口 敦)
・近現代史ブックレビュー:『私の昭和史 二・二六事件異聞』 末松太平(筒井清忠)
・Letter 未来の日本へ:“感動”という新たな一皿は「変化」と「挑戦」の先にある
岸田周三 「カンテサンス」オーナーシェフ(河合香織)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●読者から/ウェッジから
■“自分時間”を楽しむ家
住まいは生活動線や収納計画、温熱環境など機能性や効率性を高めるだけでなく、好きなものを身近に置き、好きなことに時間を使って過ごせるよう計画したいもの。ここでは、車やアートに加え、音楽や茶道、書道など住み手の“楽しみ”を内包した住宅4軒を紹介します。
■ベッドリネンのコーディネート
豊富なカラーバリエーションでテクスチュアに富むベッドリネン。季節や気分に合わせて、手軽に空間の雰囲気を一変できるのも魅力です。肌触りや使い心地の良さはもちろん、インテリア性も考慮し、さまざまなコーディネートを試してみましょう。
■“くつろぎ”を形にする。建築家・デザイナーインタビュー
心地良い住まいを設計するために必ず必要となる“くつろぎ”の要素。建築家やインテリアデザイナーはそんなくつろぎの空間・時間に対して、どのような考えをもってデザインしているのでしょうか。また、自身はどのようにくつろぎの空間・時間を得ているのでしょうか。今回は9人の建築家・インテリアデザイナーに五つの質問を投げかけました。
■多様化する暮らしからベッドルームを考える
ベッドルームは一日の始まりと締めくくりのひとときを過ごす大切な空間。心地良く暮らすためにはプランニングが重要となり、ライフスタイルが多様化する今は仕事や趣味のスペースとしての役割も担います。これからの住まい方にふさわしいベッドルームを考えます。
■住まいに取り入れたいホテルのデザイン手法
ラグジュアリーホテルは“非日常”を体感できる場ですが、それは“非現実”ではありません。日常の延長線上にあり、一日を楽しく心地良く過ごせる場所です。さらに、日常の行為を魅力的なものにするヒントが詰め込まれています。工夫が施された空間デザインを探り、ホテルのように上質な住まいをかなえましょう。
■バスタイムの“居心地の良さ”をデザインする
入浴しながら景色を眺め、映画を観たり、健康のためにサウナに入ったり……。近年、バスルームには“過ごす楽しみ”が求められ、空間のつくり方が居室化しています。快適に過ごせるバスルームではどのような設計が必要なのでしょうか。そのポイントと共に、住み手の入浴スタイルを反映した実例を紹介します。
■セカンドハウスで過ごす癒やしのひととき
葉音や波の音に耳を傾けながら過ごす時間……。自然に包まれた空間は日々の慌ただしさを忘れさせ、心と暮らしにゆとりをもたらしてくれます。今回訪れたのは、森の中や海沿いに立つ3軒のセカンドハウス。雄大な自然を取り込むプランニングや、くつろぎを演出する美しいインテリアが、癒やしのひとときを生み出していました。
■自然と共に小さく暮らす。鳥の巣のような“ツリーハウス”
神奈川・箱根。強羅にほど近い森の中に、“泊まれるツリーハウス”があります。自然とつながるシンプルな暮らしを提案する小さな家は、オーナーの思いを建築家が形にした、これからの豊かさを問うプロジェクトです。愛らしい鳥の巣のような家に込められた思いを聞きました。特集/暮らしを豊かにするベッドルーム、過ごすためのバスルーム、“自分時間”を楽しむ家
【商品構成】雑誌【仕様】A4判縦/116頁【分類】雑誌|エレクトーン【楽器】エレクトーン【商品説明】今月の特集は、【 ジャズの入り口を覗いてみよう 】と【 「ストリングス音色」音作りのコツ 】月刊エレクトーン2022年11月号は、【編成、アドリブ、必聴名盤etc.その“感性”と“自由”の音楽に触れる〜ジャズの入り口を覗いてみよう】と【プロならではのノウハウを伝授!さまざまなジャンルの音楽を美しく彩る♪〜「ストリングス音色」音作りのコツ】の2大特集です。第1特集【ジャズの入り口を覗いてみよう】では、憧れの音楽“ジャズ”について、その歴史や多様性、楽器の役割、基本的な構成について紐解いていきます。シーンの第一線で活躍する倉沢大樹さんと武本和大さんに、ジャズとの出会い、セッションを弾く上でのコツや練習方法、そしてオススメの楽曲やアルバムをお聞きしました。第2特集【「ストリングス音色」音作りのコツ】では、エレクトーンに搭載されたバイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバス、そして小編成から大編成まで多彩なストリングス音色について、探求していきます。ストリングスサウンドの音作りのコツを、人気アレンジャーの大木裕一郎さん、岩崎孝昭さん、坂井知寿さんにお聞きしました。また、キーボーディスト・作編曲家の向谷実さんと、現役高校生でテレビ出演等でも知られる井上暖之さんに、今月、開業150年を迎え話題となっている“鉄道”と“音楽”について語っていただいたスペシャル対談や、エレクトーン演奏動画も話題の人気VTuber、姫森ルーナさんとのコラボ企画情報を掲載。「ライブ&イベントレポート」は、毎月恒例の月エレマンスリーライブをはじめ、オーチャードホールにて3年ぶりの有観客開催となった「ヤマハ・ガラ・コンサート2022」、サッカー モンテディオ山形 の試合を音楽で盛り上げた、尾野カオルさんのレポートなどを掲載。エレクトーン唯一の専門誌として、役立つ講座やイベント情報、ヒット曲からスタンダードスコアまで、今月もエレクトーンを楽しむコンテンツ満載でお届けします。【収載楽曲】●マンスリースコア・風のゆくえ(Ado) *映画『ONE PIECE FILM RED』劇中歌・JUICY (Snow Man)●2つのレベルから選べるスコア・<7級>エジソン(水曜日のカンパネラ)・<9級>エジソン(水曜日のカンパネラ)●かんたん初級アレンジ・リメンバー・ミー *ディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』●リクエスト・W / X / Y(Tani Yuuki)●みんなが弾きたい JAZZ! JAZZ!! JAZZ!!!・カリキュラマシーンのテーマーJazz Funk ver.-・All of You●きれいに弾きたい! We Love CLASSIC・ピカデリー(エリック・サティ)●三原善隆の弾いておきたい スタンダードアレンジ・埠頭を渡る風(松任谷由実)●スペシャルスコア・絶対忠誠なのなのら!(姫森ルーナ)・キセキ結び(ホロライブ4期生)●エレクトーン&エレクトーン アンサンブルスコア・STRIX((K)NoW_NAME) *TVアニメ『SPY×FAMILY』より全12曲【収載曲】[1] 風のゆくえ / Ado 映画『ONE PIECE FILM RED』劇中歌 難易度: 6級[2] JUICY / Snow Man 難易度: 7級[3] エジソン(7級) / 水曜日のカンパネラ 難易度: 7級[4] エジソン(9級) / 水曜日のカンパネラ 難易度: 9級[5] リメンバー・ミー ディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』 難易度: 8級[6] W/X/Y / Tani Yuuki 難易度: 6級[7] カリキュラマシーンのテーマ -Jazz Funk ver.- 難易度: 5級[8] All of You 難易度: 5〜4級[9] ピカデリー 難易度: 6級[10] 埠頭を渡る風 / 松任谷 由実 難易度: 5級[11] 絶対忠誠なのなのら! / 姫森 ルーナ 難易度: 6級[12] キセキ結び / ホロライブ4期生 難易度: 8級[13] STRIX(エレクトーン&エレクトーン) / (K)NoW_NAME TVアニメ『SPY×FAMILY』より 難易度: 中上級
●特集
子どもたちのための多様な吹奏楽とは?
少子化や文科省による部活動改革などの影響で、子どもたちの活動を充実させることが従来どおりにできなくなり、吹奏楽界は岐路に立たされています。
では、私たち大人はどうすればよいのでしょうか。魅力的な場づくり、大会への向き合い方、教育方法などのテーマごとに、業界内外の多様な考え方を紹介します。
●表紙&スポットライト
ブラス・エクシード・トウキョウ
ゲームや映画の音楽に特化した演奏会を開いている同楽団。そのステージはエンターテインメント性があって華やか、そして客席は満席に近い! 活動の真意をうかがいました。
●my楽器 myパートナー
今込治(トロンボーン)
●別冊付録楽譜
ローズバッド・マーチ(ジョプリン 作曲/和田直也 編曲)
20世紀はじめにスーザ・マーチのスタイルに則って生み出されたピアノ曲が、最少人数5名から演奏できるフレキシブル編成になりました! 軽快なリズムでコンサートにぴったりの一曲です。お楽しみに!
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。ご了承ください。
『ハーパーズ バザー』7・8月合併号のカバーを飾るのは永野芽郁さん。映画にドラマにバラエティにと活躍し日本アカデミー賞を2年連続で受賞する一方、プラダのアンバサダーとしての活動が4年目を迎えた永野さん。インタビューでは自身とプラダの関係性をはじめ、20代の展望への大胆なアイデアについて語ってくれました。
カバーが異なる特別版も同時発売(中面はすべて同じです)。
1
●PORTRAIT OF A LADY イノセントに共鳴する、永野芽郁の肖像
シンプルでありながらセンシュアル、ベーシックでいてエレガント。俳優・永野芽郁が
乙女心をくすぐられたプラダのプレフォールコレクション。デビューしたばかりのファインジュエリー
「エターナル ゴールド」とのピュアな競演で、次世代のモダンレディ像が完成する。
2
●THE PERFECT ESCAPE 日本で探す スモールラグジュアリーな夏休み
本格的な夏到来。今年はとっておきのホリデーに出かけたい。隠れ家のようなステイ先から美食のリトリートまで、
日本のリゾートの素晴らしさを再発見できる、えりすぐりのスポットをご紹介。
3
●HOROSCOPE もっと幸運なあなたへ!2023年下半期占い
今年前半の運勢を振り返りつつ、この夏必携のラッキーバッグやサマーアイテムを12星座別にリコメンド。
Love Me Doの下半期占いで、年末に向けて運気のボトムアップを!
4
●READY FOR HOLIDAY? 来たる夏、旅の準備はできた?
バカンスシーズンはすぐそこ。
今年こそ、特別な旅へ出かけたい。
ホリデームードを盛り上げるのは、
旅先を思い浮かべながらの準備の時間。
リゾート旅の達人が披露する旅支度から、
目的別ファッション&ビューティアイテムの提案まで、
夏の旅をスタイリッシュに謳歌しよう。
5
●FESTIVE SEASON 祝祭の季節に包まれて
ビキニトップに鮮やかな色彩、シアーなドレス…。
ワクワクする夏の到来をお祝いしたくなる
開放的なスタイルを満喫して。
6
●BLOOM NOW 待ちわびた新時代のアイコン
5月17日にメジャーデビューのボーイズグループ「MAZZEL」(マーゼル)。
8人のメンバーがそれぞれの多種多様な個性を生かしたスタイリングで登場し、
自分たちの魅力と情熱、グループの結束力を表現してくれた。
●仕事やデートで使えて、着こなしも簡単 こんな万能ウエアは他にはない!!
トラッドな大人は今こそスーツ
「スーツにネクタイは絶対…」。今回はそんな堅苦しいことは言いません。というのもスーツは今、
Tシャツとスニーカーを合わせてビジネスカジュアルにしたり、リネンやベージュなど、
トレンド色が強いスーツをデート着にしたりと、さまざまなオケージョンで使えるものに変化しているのです。
つまりスーツ=仕事着ではなく、スーツ=オールラウンダーということ。今特集では、
そんな変化するスーツを格上げしてくれる極意、ビジネスに一番ふさわしい色や形、トレンドはどう着こなすかなど、
基本から応用までを完全網羅。自由になった今だからこそ、改めてスーツを学び、思う存分着こなしたいのです。
●ビジネススタイルで口ほど以上にモノを言う
“働くスーツ”
仕事に向き合うスタンスや相手に対しての敬意を装いで示し、ビジネスマンとしての信頼を得るのが、
働くスーツの最優先事項。闇雲にトレンドを追いかけるのも、遊びに走りすぎるのも賢明ではありません。
オケージョンに合ったスーツを選ぶスキルは、いわばビジネスマンのたしなみ。またアンタイドやクールビズなど、
ビジネスシーンでのスーツスタイルがますます多様化している昨今、基本を知らずして応用は楽しめません。
そこで、まずはデキる男を演出する働くスーツの基本をご紹介します。
●今や週末もスーツで楽しむ時代!
“魅せるスーツ”
働き方が多様に変わってきていることは、読者の皆さまも肌で感じていらっしゃるかと。
で、それに伴いスーツも多様に、豊かに、進化しています。ここからは、
カジュアルシーンをも華やかに彩るP魅せるRスーツをご紹介。例えば、トレンド素材のリネン。
厄介だったシワも、今季は男っぷりを上げる要素として捉えられ、右のモデルのように、
ぐっと洒脱に見せられます。他には、トレンドカラーとしてカムバックしたブラウン、
着流して装うことで余裕を醸せるダブルブレスト、ハイテク素材を駆使した機能性スーツをピックアップ。
職種次第では仕事着としても活用できるので、適材適所で、新しいスーツの楽しみ方を見いだしていただけますと幸いです。
●上質なものが手頃に買えて、カスタマイズもお手の物
今、WEBオーダーのシャツが熱い
ジャストサイズが大前提のビジネスシャツは、店頭で試着しながら選ぶのが常識…
こんなステレオタイプは今や過去のもの。フィッティングの最重要箇所であるネック寸や袖丈などが
明確に数値化されているからこそ、一度買って購入のコツさえ知っておけばWEBで買っても失敗がないのです。
オンラインショッピング市場が成長を続ける昨今は、さまざまなシャツブランドが通販を拡充。
試着&返品OKだったり、バリエーションも驚くほど豊富になっています。そう、今こそ“シャツはWEBで”の時代なのです!
●上品に、トラッドに、旬を楽しむ
カジュアルトレンド〇と× 2020/春夏
流行というものは面白いもので、ちょっと前までは「どうなのコレ?」なんて思われていたものが、
急にカッコよく見えてきたりするものです。その代表として、今年のトレンドカラーである白を
挙げることができます。左ページの紳士たちは見事に着こなしていますが、ぼくらが着ると
ディナーショーコスプレまっしぐら。服の存在感に負けてしまいます。というわけで、
今回の〇×特集でも、日本人でも手軽に取り入れられる解決策をいろいろとご用意。
トレンドとして俎上に載せたのは白、ネイビーブレザー、リネン、ショートアウター、
ニュープレッピーの5つ。組み合わせ方やアイテムの選び方など、それぞれ肝となるところをレクチャーします。
働き方、遊び方の変化を受けて、装いの自由度も高まってきていますが、やっぱりルールあっての自由ですし、
その中で遊んだほうが楽しめる。アイテムもいろいろとピックアップしていますので、買い足しの際にもお役立てください。
●エスクアイア
12人の英国人俳優たち
英国出身の彼らは様々な地方のアクセントを使いこなし、英国人を演じる。そして、
アメリカ人以上に巧みにアメリカ人の役をこなす。将来のジェームズ・ボンドは、
(きっと)この中から誕生するはず。今注目したい12人の若手をここに紹介しよう。
●トラッド目線で考えるウエア選びと着こなし
「きちんと楽」なゴルフが正解!
素材やカッティングのめまぐるしい進化によって、昨今のゴルフウエアはよりスポーティに動きやすいものへと
パラダイムシフトしています。とはいえ、紳士のスポーツたるもの見た目の“きちんと感”は
とても重要。トレンドを押さえた王道「英国クラシック」と新潮流「アスレジャー」の2タイプを
上品に着こなすことで好印象、かつこなれ感のあるゴルファーを目指しましょう。
●彼らと「きもの」の化学反応
高木雄也さん(Hey! Say! JUMP)、中山優馬さん、高地優吾さん(SixTONES)の3人が『美しいキモノ』に初登場。
10ページにわたってインタビューとスペシャルポートレートをお届けします。
3人が共演する舞台『星降る夜に出掛けよう』のお話はもちろん、きものを着たお互いの印象についてなど、
3人の関係性が垣間見える鼎談にもご注目ください。
※高木雄也・高地優吾の「高」はともに、正式には「はしごだか」
※3人の特別版はプリント版のみの発売となります。
●旅に推し活、パーティへ……!秋のお出掛けきもの
この秋は旅や観劇、パーティなどのお出掛けシーンで、着物を心ゆくまで楽しみたいもの。
日常から離れた場だからこそ、ひとさじの遊び心や冒険心を加えた新たなおしゃれにチャレンジしてみませんか。
シーンに合わせた最新コーディネートをご提案します。
●色に、柄に、思いを込める「推し活」きもののすすめ
色や柄で思いを語れるのが着物。何かと話題の「推し活」と「きもの」は考えてみれば好相性です。
応援するスターや愛する作品への思いを身にまとう「推し活」きもの、その楽しみ方をご紹介します。
●吉田羊さんが愛する色を身にまとう 紫が薫る時間
古から高雅な色として貴ばれてきた紫。紫草の根から染め出すこの美しい色は、着物愛好家たちの憧れとして愛され続けています。
日本人が尊ぶ憧れの色を生み出す、各地の作り手たちによる着物を吉田羊さんがゆかしく着こなします。
●君島十和子さん、憂樹さんが出合う多彩な金の表現
染料では表現できない金と銀。人は古くから工夫を重ねて金銀を加工し、染織品に取り入れてきたのです。現在では金銀彩の技法は多種多様に発展。
着物姿を引き立てる金銀をさまざまな表現で楽しめるようになりました。
華やかなお集まりも復活してきたいま、永遠の輝きをまとう着物で出掛けませんか。
●霧島れいかさんと浸る華麗なる更紗の世界
かつて世界を夢中にさせた、異国情緒れるインドの木綿布は多様に変容を遂げ、例えばきものに描かれ、帯に変えられ、いまもしゃれ者たちの心をくすぐり続けています。
いま再び高い人気を誇る、更紗の技法や模様を生かした着物の新作をご紹介。
霧島れいかさんのどこか謎めいたムードが、その捉え難い魅力と溶け合いました
|特集|DXを成功に導く組織のデジタルリテラシー●誰もがイノベーションの当事者となるデジタル・トランスフォーメーションを民主化せよハーバード・ビジネス・スクール 教授 マルコ・イアンシティマイクロソフト 会長兼CEO サティア・ナデラ●既存人材の育成がカギデジタルマインドセットが組織変革を実現するハーバード・ビジネス・スクール 教授 セダール・ニーリーカリフォルニア大学サンタバーバラ校 教授 ポール・レオナルディ●アマゾン、グーグル、ネットフリックス……巨大テック企業が活用するデータグラフとは何かダートマス大学 タックスクール・オブ・ビジネス 教授 ビジャイ・ゴビンダラジャンボストン大学 クエストロムスクール・オブ・ビジネス 教授 N.ヴェンカット・ヴェンカトラマン●デジタル人材だけに任せないヤマト運輸のデータドリブン経営は社員全員のデジタルリテラシー向上で実現するヤマト運輸 執行役員(DX推進担当) 中林紀彦●[インタビュー] 現場、エンジニア、戦略担当者の協働を促すDX人材の育成にはプロジェクトを通じた相互学習が欠かせないベイシア 代表取締役会長、カインズ 代表取締役会長 土屋裕雅|HBR翻訳論文|【イノベーション】●デジタルツールの利点を活かす顧客の「まだ満たされていないニーズ」をイノベーションにつなげる法IMD 特任教授 ジャン=ルイ・バルスーIMD 教授 マイケル・ウェイドIMD 教授 シリル・ブーケ【テクノロジー】●クオリティ、コスト、アクセスが劇的に改善するバーチャルヘルスケア時代の幕開けスタンフォード大学 ファカルティ ロバート・パールインターマウンテン・ヘルスケア 遠隔医療サービス担当エグゼクティブディレクター ブライアン・ウェイリング【ファイナンス】●TSRは経営指標として万能かCOSR:企業の価値をより適切に評価する方法ハーバード・ビジネス・スクール 教授 ミヒル・デサイハーバード・ビジネス・スクール 准教授 マーク・イーガンハーバード・ビジネス・スクール 上級講師 スコット・メイフィールド【リスクマネジメント】●行動科学の知見を活用する職場の不正行為を未然に防止するアプローチ&サムハウド 行動リスク・エキスパート ウィケ・ショルテン&サムハウド マネージングパートナー フェムケ・ド・ブリース&サムハウド 行動変革分野シニアエキスパート タイス・ベジュー【自己管理】●キャリアの成否を決める同僚との関係性を戦略的にマネジメントする方法ロンドン・ビジネススクール 教授 ランドール S.ピーターソンロンドン・ビジネススクール 客員教授 クリスティン J.バーファー|Idea Watch|●多様な取締役を揃えるだけでは不十分 『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編●ありふれた寄生虫が人を起業家にする IEビジネススクール 助教授 ダニエル・ラーナー|EI[Emotional Intelligence]|●変革に必要なのは、権限よりもリーダーシップ コンサルタント グレッグ・サテル|Synthesis|●メタバースを探索する 『ハーバード・ビジネス・レビュー』シニアエディター トーマス・スタックポール
●トピックス
◆レッスンで大活躍!ヤマハC3X espressivo (長井進之介)
いま最も注目されているピアノ「ヤマハC3X espressivo」を実際に購入し、指導に活用されている鈴木万里子先生に、このピアノの音色と表現力についてお話を伺いました。
◆古典派を弾くときに知っておきたい 18世紀奏法の基本〜小倉貴久子さんのレッスンから 前編(中嶋恵美子)
作曲家が作曲した時代の鍵盤楽器(打弦)でレッスンが受けられる、フォルテピアノ・アカデミーSACLAの第3回が7月に開催されました。講師のフォルテピアノ奏者・小倉貴久子さんのレッスンから、古典派を弾くときに知っておきたい18世紀奏法のポイントとなる項目を、ピアノ指導者の視点でレポートしていただきました。各項目にQRコードで動画を連動させていますので、ぜひ微妙なニュアンスを体感されてください。
◆Report ピアノランドフェスティバル2021 (豊永泰子)
刊行30周年を迎えた『ピアノランド』シリーズ。今年のフェスティバルは、第1部は子どもたちに向けて、第2部は大人たちに向けてオンラインで配信されました。「みんなで選ぶ! ピアノランド人気曲アンケート」の結果も発表された、第1部の様子を豊永泰子先生にレポートしていただきました。
◆Report 音楽物語『わたし、ピアノすきかも』 in France (ルノー有馬絵里子)
フランスでピアニストの夫とともに音楽教室や音楽祭を運営しているルノー有馬絵里子さんに、轟千尋先生の音楽物語『わたし、ピアノすきかも』に子どもたちが取り組んだ演奏会の様子をレポートしていただきました。
◆Report KAWAI PREMIUM CONCERT〜第18回ショパン国際ピアノコンクール壮行演奏会
第18回ショパン国際ピアノコンクールの予備予選を通過した6名のピアニストが出演し、河合楽器製作所の主催により、Shigeru KawaiシリーズのフルコンサートピアノSK-EXを使用して開催された演奏会から。出演者のインタヴューを通して、それぞれのコンテスタントの素顔に迫ります。
●連載
[学ぶ]
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(岡原慎也)
人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、『ブルクミュラー25の練習曲』より《牧歌》。
◆【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論(仲道郁代)
ピアニストの仲道郁代さんが、ベートーヴェンの楽譜から何をどのように捉え、推理し、音にしていくのか、実際の作品をもとに独自の演奏論を紹介する連載。
今回は、「ピアノ・ソナタ第13番」の第2〜4楽章を取り上げます。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ (上杉春雄)
ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
第9回は「暗譜についての提案〈その3〉“チャンク”と脳の働き」。
◆イタリア語のニュアンスで理解する きほんの音楽用語(関 孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ)
「音楽用語」と呼ばれている単語は、イタリアでは日常会話で使われている言葉です。生活の場面ではどんなときに使うか、本来はどんなニュアンスがあるのかが分かると、音楽用語が身近に感じられ、より生き生きとした演奏になるのではないでしょうか。連載では、初級の楽曲によく出てくる音楽用語を中心にご紹介します。
今月のテーマは、「『遅い』を意味する音楽用語の代表格〜LentoとLargoとAdagio」です。
◆ピアノテーマパーク〜バロックから近現代のやさしい名曲の背景をたどる〜(江口文子)
「つながる音切れる音」「両手の対話」「リズムと踊り」「色と形と構成」の4つのテーマごとに、4期の名曲を集めた楽譜『4期のピアノテーマパーク』(江口文子先生監修)と連動した連載です。「自由な気持ちが音楽のはじまり」「心に浮かんだイメージを大切に育ててほしい」という、江口先生の思いが詰まったページです。創作漫画ユニット・留守keyさんによるイラストも魅力。
第19回は、「ショパンの《マズルカ》」です。
◆世界史から読み解く 音楽史(広瀬大介)
18世紀から20世紀に至る世界史の大事件と、それを描いた、あるいはそれに影響を受けた音楽作品にスポットを当てることで、音楽をより深く愉しめるようになる連載。同時代の日本の状況にも目を向け、毎回ミニミニ年表で整理していきます。
今回は、「ロシア音楽の夜明け〜ロシアの二つの音楽院とチャイコフスキーのピアノ協奏曲」。
◆はじめての ドホナーニ教則本(鈴木啓資)
ハンガリー生まれの音楽家であり、卓越した技術を持ったピアニストとして世界中で活躍したドホナーニ・エルネーは、多忙な演奏活動の傍ら、若い頃から教育にも力を入れていました。ドホナーニが残した教則本「確かなピアノテクニック習得のための必須の教則本」は、「指の独立と強化」を効率よく習得できるものとして知られており、日本人唯一のドホナーニ直系の流れをくむ研究者が、研究に基づいた解説および練習法を全6回にわたりお伝えします。
第4回は、「第14番の解説」。
◆特別付録 大型ポスター『ヴィジュアル音楽史』解説 第3回 古典派(音楽史:湯浅玲子、西洋史:広瀬大介)
ポスターに載っている項目の理解を深めるための、音楽史と西洋史の解説を時代別にお届けします。
[教える]
◆【新連載】入会2年で音大入試問題が解けるようになる!あやか先生の楽典 〜レッスン応用編:楽典の知識を「表現」に結び付けよう〜(永瀬礼佳)
人気連載『入会2年で音大入試問題が解けるようになる! あやか先生の楽典ドリル』(2019年3月号〜2021年7月号)での学習内容をレッスンに反映する方法について、3回にわたって、実例とともにご紹介します。第1回は「楽典を譜読みに生かす」。
◆練習しない子のための 教材選び(山本美芽)
保護者の協力のもと、家庭で練習をしてくるのが当たり前だった昭和のピアノのレッスン風景は、令和の現代において様変わりしています。子どもも大人も忙しく、ピアノの開始年齢が多様化し、進み具合が年齢ではくくれない時代に。この連載では全12回にわたり、入会から「両手奏」までを一つのゴールとして、現代のピアノ指導者に欠かせない力=「生徒さん一人ひとりに合わせた教材選び」のノウハウをお伝えします。
第4回は「導入の指はどれから?5指ポジション・クラスター・1本指」。「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による動画の補足解説をアップしています。こちらもぜひご参照ください。
◆生徒を変身させる 24のキーワード(根津栄子)
「こどものスケール・アルペジオ」の著者としても知られる根津栄子先生に、テクニック・表現・ステージマナーの3分野にわたり、生徒を無理なく上達させるコツを分かりやすいキーワードの形でご紹介いただきます。
今月のキーワードは、「起きた時と寝る時こそバッハのCDを」。
◆ 保護者と良好な関係を築くための 伝え方講座(古内奈津子)
保護者との間でよくある問題を例に、良好な関係性を保ちながらスムーズに教室を運営していくための「指導者としての考え方」や「保護者への具体的な伝え方」をお伝えしていきます。
今回は、「『もう○年生なのに……できない』と心配する保護者への伝え方」です。
◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田奈緒先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
今月のテーマは、「スケールやアルペッジョの時の親指くぐり」。
◆バッハ《インヴェンション》が楽しくなるレッスン(福田ひかり)
バッハの《インヴェンション》を実際のレッスンでどのように指導したらよいのか、悩まれる先生は少なくないのではないでしょうか?生徒の目を輝かせるためには……そこでご提案、子どもが大好きな「謎解き」をレッスンに取り入れてみるのはいかがでしょうか?謎が詰まった《インヴェンション》は、うってつけとも言えます。曲のしくみや歌い方を生徒さんと一緒に探しながら、楽しく創造的なレッスンを目指してみませんか?
今月は、「第2番 ハ短調」の後編をお届けします。「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による動画の補足解説をアップしています。こちらもぜひご参照ください。
【福田ひかり先生によるオンラインセミナー開催】
2022年1月25日(火)10:30〜12:30
連載でこれまでに取り上げた第1、4、8、13、14番について、ピアノ演奏を交えながら、生徒への伝え方の極意をお届けします。
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◆ポピュラー音楽指導塾〜リズム力をつけよう!〜(佐土原知子)
34年ほど前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。ポピュラーを4つのリズム区分に分け、ジャンル別に「演奏と指導のポイント」をお伝えしていきます。
今回は「バラード系3ロッカ・バラード」。オンラインレッスンなどでも活用できるよう、リズム音源のQRコード付きでお届けします!
◆私の小さな「フォルマシオン・ミュジカル」(津覇えりな)
フランスで生まれた総合的音楽基礎教育「フォルマシオン・ミュジカル」は、時代、特定の作曲家やジャンル、楽器編成等に偏ることなく様々な楽曲を用いながら、音楽家に必要とされる音楽基礎能力をバランスよく育てる指導法です。レッスン内容は読譜、リズム、視唱、聴音、楽典、鑑賞、アナリーゼ、音楽史と幅広く、子どもたちの年齢・学習レベルに合わせた様々なアプローチによる学習が行われますが、指導内容が豊かであるがゆえに、「取り入れたいけれど何から手を付けたらよいのか……」と悩まれる方も少なくないようです。そこで、日本のピアノ指導者がもっと気軽にフォルマシオン・ミュジカルを個人レッスンやグループレッスンに取り入られるように、初級〜中級レベルのピアノ作品を用いて、他の楽曲にも応用できるフォルマシオン・ミュジカル的視点によるアプローチをお届けします。著者は、フランスの公立音楽学校でフォルマシオン・ミュジカルを指導されている、津覇えりなさんです。
第4回は、「【鑑賞】【歌唱】アプローチ?シューマン《楽しき農夫》を用いて」。
◆3世代で楽しく日本を歌い継ごう わらべうたdeソルフェージュ(井上史枝)
「日本人の四季を大切にする気持ちを伝えていきたい」。そんな想いから、ピアノ教室でわらべうたをソルフェージュとして取り入れている筆者。「音数が少ない」「どの音からでも歌える」「言葉や節が楽しい」など、わらべうたにはソルフェージュ教材としてのメリットが多くあり、さらに3世代で楽しむことができます。この連載では、毎月季節に合ったわらべうたを取り上げ、レッスンメニューを伴奏譜付きでお届けします。
今月のテーマは、《十日夜》。「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による手遊びの動画をアップしています。こちらもぜひご参照ください。
[楽しむ]
◆『アーニャの冒険』3.森の色彩(田中カレン/ティファニー・ビーク)
国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。
◆ピアノをめぐる情景(青澤隆明)
音楽評論家として活躍する著者が、『ムジカノーヴァ』読者に向けて厳選したディスク、ピアニスト、コンサート等について綴ります。読後はピアノについてもっともっと知りたくなるエッセイです。
◆フランス音楽を旅する (堀江真理子)
フランス音楽を得意とし、フォーレのピアノ曲、室内楽全曲演奏会を成功させたピアニストの堀江真理子さんが、「フランス音楽ってよく分からない」というあなたと一緒にフランス的なるものを探す旅へ。フランスの歴史や多様な風土、文化をとおしてフランス音楽の流れを辿り、演奏のヒントを見つけます。
第9回は「慣習を打ち破った傑作〜フォーレ《レクイエム》」。
◆今月の逸品〜第5回 ヤマハ C3X espressivo
ピアノメーカーの最新情報をお伝えする連載。第5回は、ヤマハが満を持して送り出した新しいピアノ「C3X espressivo」を一人でも多くの方に実際にお聴きいただきたいという思いから実施される「C3X espressivoコンサートシリーズ」について、ご紹介します。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆ふたりで弾きたい! ピアノ映えJ-POP連弾(壺井一歩)
子どもにも大人にも人気のJ-POPを、最新曲から王道の曲まで、弾きやすく、かつ「映え」る連弾アレンジでお届けします。レベルは、プリモ・セコンドともにブルクミュラー程度。先生と生徒さん、お友達同士、兄弟姉妹、親子でお楽しみください。
第8回は、millennium paradeの《U》です。
●巻末とじ込み
◆楽譜
田中カレン『アーニャの冒険』〜3.森の色彩
◆付録
Piano作曲家カード8
ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載していきます。裏面には、作曲家の生涯がすぐに分かる「ミニミニ年譜」や、レッスンの小ネタとして使える「Lesson Memo」も掲載。ぜひ、コレクションしてご活用ください。
第8回は、「メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト」。
※『反田恭平の新時代のクラシック』は休載します。
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。ご了承ください。児童心理からみた効果的な自宅練習法
文×論。
【創作】
「ウルトラノーマル」 金原ひとみ
【特集・テックと倫理】
・創作
「見張りたち」 円城塔
「明晰夢」 宮内悠介
・短篇集
「ニュースの時間」 工藤あゆみ
・批評
「技術多様性の論理と中華料理の哲学」 伊勢康平
「アバター共創が提供する社会的価値」 江間有沙
「メタバースとニヒリズム あるいはポストアトム時代の欲望について」 戸谷洋志
「親子関係と「デジタルおしゃぶり」を考える」 枇谷玲子
【震災後の世界12】
「もぬけの城」 久保田沙耶
「さみしさという媒介についての試論」 瀬尾夏美
「奪われたくらしと共感共苦」 高橋若菜
【『香港陥落』『食客論』刊行記念対談】
「書くことの味わいをめぐって」 松浦寿輝×星野太
【『ごっこ』刊行記念 小特集・紗倉まな】
・ロングインタビュー
「名づけられない関係を描く」 紗倉まな/インタビュアー:花田菜々子
・特別エッセイ
「その恋愛がことごとくうまくいかないのは」 紗倉まな
【追悼・加賀乙彦】
「偉大な魂と森で出逢う」 毬矢まりえ×森山恵
「加賀先生」 矢代朝子
【論点】
「「事実の時代」の考古学」 ジェレミー・ウールズィー
【新連載】
「本の名刺」 石田夏穂『ケチる貴方』/高山羽根子『パレードのシステム』
【レビュー】
「安全な場所 『作りたい女と食べたい女』」 三木那由他
【最終回】
「「近過去」としての平成」 武田砂鉄
「新「古事記」an impossible story」 村田喜代子
【SEEDS 現代新書のタネ】
「「私の他者」の生成ーーウィトゲンシュタイン的アプローチ」 槇野沙央理
【連載・随筆・書評】
羽田圭介/上田岳弘/古川日出男/保坂和志/毬矢まりえ×森山恵/上出遼平/鎌田裕樹/稲垣諭/奈倉有里/宇野常寛/阿部公彦/大山顕/永井玲衣/百瀬文/山本貴光/伊藤潤一郎/田中純/東辻賢治郎/三木那由他/竹田ダニエル/古井由吉/穂村弘/くどうれいん/石井ゆかり/大澤聡/浜野令子/アサダアツシ/小野絵里華/工藤順/水谷緑/南阿沙美/山村博美/三宅香帆/渡辺祐真/佐藤康智/関口涼子
■【特集】ムダを取り戻す経営データ 偏重が摘んだ「創造の芽」 バブル崩壊から30年の時が流れたが、日本企業はかつての勢いを取り戻せていない。
それもそのはず、この間、日本は世界がアッと驚く「価値」をどれだけ生み出してきただろうか。
合理化、生産性向上が叫ばれているが、「創造の芽」を育むムダは逆に取り戻すときだ。 文・野中郁次郎、やまだようこ、中島厚志
インタビュー・坂根正弘、金井誠太、小池利和、松本正義、星野佳路、森岡 毅
PART 1:失われた20年の失敗の本質 今こそ共感や直観による経営を取り戻せ
野中郁次郎(一橋大学名誉教授)
COLUMN:組織内の多様な「物語」が新しい価値を生み出す
やまだようこ(京都大学名誉教授)
PART 2:低成長を脱する処方箋 潤沢な「貯金」を使い未来への「種まき」を
中島厚志(経済産業研究所理事長)
PART 3:逆境を乗り越えた経営者の格言
「ビジネスモデルの変革なくして企業に未来はない」 坂根正弘(コマツ顧問)
「『そろばん』より『ロマン』 大事なのは『志』を持つこと」 金井誠太(マツダ相談役)
「階層を壊して語り合う 自由闊達な風土が付加価値を生む 」 小池利和(ブラザー工業会長)
PART 4:株主資本主義がもたらす弊害 「株主偏重のガバナンスは企業の成長を阻害する」
松本正義(関西経済連合会会長)
PART 5:米国型経営の正しい使い方
「経営者と現場は『こだわり』を持て」 星野佳路(星野リゾート代表) 「消費者価値を創る本当のマーケティング」 森岡 毅(刀・代表取締役CEO)
■WEDGE_ OPINION.1
・ホルムズ危機で露呈する脆弱なエネルギー安保
山本隆三(常葉大学経営学部教授)
■WEDGE_ OPINION.2
・商業捕鯨再開に潜む国際訴訟リスクに備えよ
坂元茂樹(同志社大学法学部教授)
■WEDGE_REPORT.1
・自業自得のケータイ業界 ぬるま湯体質を打破できるか
尾崎史生(ジャーナリスト)
■WEDGE_REPORT.2
・あなたの家電がサイバー攻撃に加担!? 5G時代に激増するサイバーリスク
山田敏弘(ジャーナリスト)
■連載
・【新連載】中国 覇権への躓(つまず)き :米中間の「新しい希望」は幻想(加茂具樹)
・Global Economy:景気悪化に先走るマーケット FRBがカギ握る下半期の世界経済(倉都康行)
・国防の盲点:「南西の壁」守るための3つの課題(勝股秀通)
・名門校、未来への学び:身近な興味から目指す「ノーベル賞」 千葉県立千葉高等学校(鈴木隆祐)
・VALUE MAKER:モノからコトへ、イタリアの逸品にほれ込んだ日本人の挑戦(磯山友幸)
・戦国武将のマネー術:豪傑・加藤清正の意外な「財務スキル」(橋場日月)
・さらばリーマン :童心にかえれる「ツリーハウス」 ものづくり一筋40年 新たに選ぶ創作の場 西田幸博さん(木工房Woody Factory空知代表)(溝口 敦)
・米国で挑む闘魂経営:米軍のマネジメント法が注目される理由(藤田浩之)
・時流仏流:祇園祭を継承する「よそ者」(鵜飼秀徳)
・各駅短歌:床屋(穂村 弘)
●世界の記述
●拝啓オヤジ (相米周二)
●CINEMA REVIEW (瀬戸川宗太)
●新刊クリップ (足立倫行)
●読者から/ウェッジから◆特集(仮)「ムダを取り戻す経営」バブル崩壊以降、日本企業はすっかりと自信を喪失してしまった。国内市場は成熟し、人口減少に拍車がかかる。海外では価格競争力でかなわない。そうした環境下だからこそ、無駄を許容し、新たな価値創造に取り組まなければいけない。「貧すれば鈍する」を乗り越えるための経営のヒントを探る。1.野中郁次郎氏:3つの過剰(計画、分析、コンプライアンス)を改め、無駄を許容せよ:科学的アプローチ偏重により失われた直観力を磨け2.インタビュー:関西経済連合会・松本会長3.経営者インタビュー・コマツ相談役・坂根正弘氏:ビジネスモデルを変革できない企業に将来はない 価格競争、シェア争いからいかに脱却するか・ブラザー工業・小池利和氏:変革の第一歩はトップと社員の距離を縮めること ・マツダ・米国式から脱却し、我が道をゆく4.コラム:デジタル時代だからこそ「物語」が必要5.価値創造の最前線・ビジョンなきマーケティングでは策に溺れる 元USJ・森岡氏 等々