乱歩もその巧妙な手法に魅せられた、アメリカの本格推理作家スカーレット。数少ない作品中、未訳だった最後の一冊が満を持して登場。とある屋敷にて病死する主。その裏でほくそ笑むのは誰だ?未亡人、義姉、主治医、執事、そして親友を名乗る男…。それぞれの横顔が疑惑の影に覆われる。複雑に絡み合った怨念の糸を、ボストン警察のケイン警視が巧みに繙いてゆく。
苔むした倒木で遊ぶリス、大雪山を駆け巡るナキウサギ。『KALAHARI チーターがいる砂漠』につづく“佐野高太郎の視点”シリーズ第2巻。イギリスBBCワイルドライフ写真集「動物の生態部門」受賞作品。
聖子ちゃんの独身最後のオリジナル・アルバムで、シングル曲「天使のウィンク」と「ボーイの季節」が入っている。作詞は銀色夏生、吉田美奈子、尾崎亜美、来生えつこ等の女性陣によるもので、女になった聖子を強調したアルバムといった雰囲気です。
名曲がてんこ盛りのコンピレーションです。この80年盤では、山口百恵から田原俊彦や松田聖子の世代へと変わる瞬間をスロー・モーションで体感でき、YMOからシティ・ポップへの流れを追体感できて贅沢のキワミです。
なんとも不思議な佇まいを持ったバンドのファースト・アルバム。詞の世界観やヴォーカル・スタイルはたとえば斉藤和義を彷彿とさせるし、サウンドの雑多性や妙にドラマティックなところはたとえばユニコーンを連想させる。それでいてオリジナリティ抜群だ。
初期のシングルをA・B面順にファイルしたCD。(1)〜(20)は松本隆作詞・筒美京平作曲。歌謡曲としては(7)(17)が突出しているが、(6)(16)の中間的な感情やテンポの曲も◎、本作1枚で両氏の才能が堪能できる。さらに可憐な地声と綺麗な裏声を併せ持つ太田の魅力も。★
地味と言っても良いくらい素朴な佇まいでありながら、聴くにつれてうっとりとその世界に誘われる壮大さを兼ね備えた楽曲だ。荒井由実の楽曲を松任谷正隆のプロデュースで平原が歌う。それだけで最高の贅沢だが、名前負けしないクオリティが嬉しい。
94〜95年に放映されて人気を集めたアニメ『ママレードボーイ』の主題歌をはじめとする歌モノ楽曲をすべて収録。長い間廃盤状態にあった作品の再CD化とあってファンの注目度も抜群。
「最強」と銘打っただけに、すべてのOPとEDに加え、各キャラの人気ナンバー、限定メモリアル・ボックスの楽曲など16曲が収録されたソング・コレクション。まとめて聴ける便利さはあるものの、新規な部分がなくコレクターズ・アイテム色が強いアルバムだ。
独特の歌詞とヴォーカルで人々を魅了する彼女が、ファースト・アルバムからわずか半年で完成させた2作目。ブルージーなナンバーやカントリー・ロック調の曲など、さまざまな要素を含んだ1枚だ。
『飛び出せ!青春』や『ゆうひが丘の総理大臣』など、熱血教師を主人公にした青春ドラマの主題歌・挿入歌を厳選収録。初CD化となるインスト作品や、初音源化となるテーマ曲も含む貴重盤だ。
78年発表のアルバム第6作目をデジタル・リマスタリング。シングル「あなたのすべて」やファンに人気の名曲「夏の終り」を含む。作詞・作曲のよさと美しいハーモニーが見事に融合。
本書は対談、つまりバトル形式でクルマを語り尽くした新感覚のクルマ評である。判断基準は「モテるか」「見栄を張れるか」「自己満足できるか」のみ。あなたのクルマはその条件を満たしているか?新基準で見ればきっと「ホントに欲しい」クルマが見つかるはず。クルマはもはやスペック中心に語るべきではない。
省エネ法の改正による新試験制度に対応。エネルギー管理士試験対策書シリーズの決定版。
テレビ東京系アニメ『ARIA The ANIMATION』『ARIA The NATURAL』のサウンドトラックから、CD未収録のピアノ・ソロ曲を集めたコレクション・アルバム。曲間にはメイン・キャラクターのモノローグも。