ことばは知識ではなく、体験である。ことばを育てる体験とはー「折々のうた」の著者・詩人が語りつくした、生きた日本語の世界。
大英帝国の女性たちは、19世紀後半、フェミニズムを追い風に中・高等教育を獲得し教師となって、男子進学校と同等レベルの、女性による女子教育という領域を切り開いた。さらに植民地拡張の時流に乗って、単身オーストラリアやアフリカなどへ渡っていく。2つの大戦期までの女教師たちの姿を追いながら、彼女たちが女子教育にかけた夢、その光と影を浮き彫りにする。
真のグローバル時代を迎えて次世代の子供、若者の活躍が期待される。本書は成城学園創立100周年を記念して開催されたシンポジウムより、教育を基点にスポーツ、演劇・文学、科学・都市デザイン、放送・マスコミ文化、創造支援などを含む「文化創造と公益」の関係を深く探る。各界の第一人者による本質を見極めた新たな提言を行う注目の一冊。
第1部 教育の理想と公益 第1章 成城学園初等学校は、澤柳政太郎の建学の精神をどのように具現化しているか(加藤陸雄)/第2章 現代における公益(活動)の新しい動向と課題(小松隆二)
第2部 演劇・文化の創造性
第1章 『日本の心』目に見えないものの大切さ(梅若靖記)/第2章 アート・プロデューサーによる感動創造と価値創造の過程に関わる考察(境 新一)/第3章 美術作品を通じての郷土意識の涵養と地域の活性化(頼松瑞生)/第4章 胎動するアール・ブリュットと地域創造(渡邉芳樹)
第3部 スポーツ・放送・マスコミの市民性
第1章 競技スポーツとしての新体操(石崎朔子)/第2章 幼少期のスポーツの公益及びその現状と課題、今後の展望について(杉山芙沙子)/第3章 東日本大震災にみるマッチングの重要性とよりよい支援のためのフレームワーク(堀(永井)美奈子)/第4章 未来への投資(藤村さおり)
第4部 環境・都市デザインとアメニティ革命
第1章 現代の環境問題を考える 解決のための文理両面からのアプローチの提案(北野 大)/第2章 ものづくりとものがたり・ことづくりとひとづくり(田中 豊)/第3章 19世紀パリの都市改造(大森弘喜)
大阪母子医療センターでの経験を基に、性分化疾患(DSD)の多職種で行う臨床管理について解説.DSD診療にて重要となる移行支援や自立支援,法的側面の記載も充実し,DSDの子どもや家族へのフォローアップについても配慮した.また,子どもと家族に向けたQ&Aや移行支援シートなど,臨床の場でDSDの子どもや家族に遭遇したときに役立つ情報を網羅.
◆異能の脳機能学者にしてオピニオンリーダー苫米地英人の名著復刊シリーズ!
◆復刊にあたって書き下ろしの「特別付録」を収録。苫米地英人ファン必携の永久保存版。
◆第4回刊行の本書は、ビジネスマンに必須のスキル、「書く」を根本から鍛え直す。
◆本当の意味で「文章上手」は、日本にほとんどいない。この本でライバルに差をつけろ!
帰国後の英語力向上とソフトランディングをサポートする「帰国子女アカデミー」校長が、帰国生を持つ家庭全てに贈る指南書。付録として「帰国子女のための国内外の大学オプション」、「帰国子女枠入試における英語試験の見本」などの情報も収録。
愛工大名電高校野球部出身者に成功者が多いのはなぜか?そのカギは、中村豪元監督の教えにあった!“豪流”個の磨き方が、卒業生のインタビューによって明かされる!
【概要】
〜化学物質管理者必携のテキストがリニューアル!
必要・便利な事項・資料をこの一冊に収録!〜
■城内博先生編著、及び労働安全衛生総合研究所研究員による執筆・編纂
■法令により新たに選任義務が生じる「化学物質管理者」必携テキスト!
■実習3時間分も含む、厚生労働大臣告示12時間の講習内容に対応した総合版テキスト!
■今般の大改正の主目的である自律的管理を何から始めたらよいかを記載!
■さらに化学物質の「自律的な管理」の簡易チェックリスト(例)も収録!
■本編(第1章〜第11章)はカラー刷りで分かりやすい!
化学物質管理の抜本的見直しにより、事業所によって化学物質管理者選任が義務づけられました。本書は、厚生労働大臣が定める、化学物質の管理に関する講習のカリキュラムを網羅した、厚労省発行のテキストがベースとなり、実習内容も追加しております。さらに、押さえておきたい通達類や各種資料など化学物質管理者に必要な情報が総合的にまとまった便利な一冊となっています!
本書は、初版の改訂版として発行。化学物質管理者にとって不可欠な情報が凝縮された便利な書籍となっております。
《初版からの改訂のポイント》
・最新のマスク関連通達の反映
・化学防護手袋の選択・使用に関する通達の追加
・リスクアセスメント対象物健康診断に関するガイドラインの追加
・ケミサポ(職場の化学物質管理サイト)情報の追加
・リスクアセスメント対象物健康診断に関するQ&Aの追加
・マニュアル類の最新版への更新
初級終了段階から取り組める、タスクベースの日本語教材。プロジェクト・ワークの実践を通して、日本に関する社会的・文化的なテーマ(住まい、文化、食、防災、教育、環境)について理解を深めるとともに、日本語の運用力を身につけ、自分の言葉で表現することの楽しさや達成感を味わう。初級の勉強を終え、語彙や文法の知識はあるけれど、うまく使いこなせない学習者におすすめの1冊。
■初級終了段階の学習者でも無理なく取り組める手厚いサポート
・テーマの導入から準備・発表まで、プロジェクト・ワーク完成までのステップを丁寧にフォロー
・発表のためのスクリプトやパワーポイントの枠組みを提示し、例に沿ってスムーズに作成
・語彙や文型説明への翻訳付き(英語・中国語・ベトナム語)
タスクベースの日本語教育を重視する総合クラスのほか、会話・口頭表現クラス、アクティブ・ラーニング型、もしくは課題探究型の日本文化・日本事情クラス、短期研修など、様々な授業に。
<目次>
Lesson 1 アニメから日本の生活を見てみよう -家や生活について描写する
Lesson 2 日本の伝統文化にふれよう -伝統文化の体験イベントを計画する
Lesson 3 いろいろな食文化を知ろう -食の多様性について学ぶ
Lesson 4 地震から身を守ろう -防災ビデオ作り
Lesson 5 教育を考えよう -自己肯定感を高める教育とは?
Lesson 6 リサイクルを考えよう -物をむだにしないアイデアの提案
<WEBサイト>(ダウンロード・コンテンツ)
・音声ファイル
・ワークシート・ふりかえりシート
・解答(読み物など)
・[表現]の日本語説明・練習問題・解答
・プロジェクト・ワークのためのTips集
・教師用手引き
Lesson 1 アニメから日本の生活を見てみよう -家や生活について描写する
Lesson 2 日本の伝統文化にふれよう -伝統文化の体験イベントを計画する
Lesson 3 いろいろな食文化を知ろう -食の多様性について学ぶ
Lesson 4 地震から身を守ろう -防災ビデオ作り
Lesson 5 教育を考えよう -自己肯定感を高める教育とは?
Lesson 6 リサイクルを考えよう -物をむだにしないアイデアの提案
『サンデー・タイムス』紙および『ローリング・ストーン』誌で想定を超える大ヒットとなっているコラムに基づいたこの『オジーに訊け!』はとてつもなく面白く、風変わりな情報に満ち、これまでで最も楽しめる診断書となっている。
長州ファイブ、アインシュタイン、工部大学校、重力波検出、ニュートリノ…科学界の第一線で活躍しつづけてきた著者が、社会の趨勢や制度の変化のなかで時代に寄り添いながら生きてきた「科学」の姿を描き出す。
戦後のアジア開発途上国の経済的成功の理由は何か。経済成長、産業構造の転換、貧困削減、保健や教育の改善などの指標から読み解く。
日本や新興工業経済地域(NIEs:韓国、シンガポール、香港、台湾)、いくつかの東南アジア諸国だけでなく、46のアジア開発銀行の開発途上加盟国・地域(アジア開発銀行からの借入卒業国であるNIEsを含む)のすべてをカバーし、戦争直後から現代に至るまでの長期間について、その急速な変遷をより幅広い観点から取り上げる。
自然災害、いじめ、体罰、学校事故等、学校を舞台とした紛争がマスメディアを賑わしている。
本書では、いわゆる学校教育紛争を法学と教育学の学際的観点から分析する。可能な限り現実に生じた事例に言及しつつ、学校運営の実務に依拠し検討する。また、訴訟大国であるアメリカ合衆国の裁判例、学校運営において近年注目を集めている、「学校教育の法化現象」、「スクール・コンプライアンス」等についても言及する。
1.学校教育紛争の現在 2.教育を受ける権利と学校の公共性 3.学校運営における学習指導要領・教科書の位置 4.学校教育における平等 5.学校教育と信教の自由・政教分離 6.特別支援教育と法 7.学校安全・学校保健と法 8.学校事故と法 9.体罰と法 10.いじめ問題と法 11.児童・生徒の問題行動と法 12.児童虐待と法 13.学校運営と個人情報 14.教員の非違行為と法 15.スクール・コンプライアンス
好評をいただいた『安全人間工学の理論と技術 ヒューマンエラーの防止と現場力の向上』の改訂版
事故の多くは人間のミスや不注意など “ヒューマンエラー” に起因する一方で、人間がもつ柔軟な対応力によって大事故が防がれることも多い。本書は、事故や災害を防ぐために、それら安全にかかわる人間行動をシステムに実装していくための実践的な知識と方法を提供する。
安全における “人間” の特性を理解し、「ヒューマンエラーによる事故をなくす、ヒューマンファクターにより事故をなくす」という視点で、よりよい安全への取り組み:事故の再発防止・未然防止の分析手法や対策、安全教育や監査、安全を推進するための技術やマネジメントシステムについて体系的にまとめて解説。初版の内容を全面的に見直し、実務に役立つよう最新の知見を網羅しました。
安全対策にきちんと取り組んでいるつもりであっても、ヒューマンエラーを起因とする事故が減らない、対策が形骸化している、現場力が上がらないという悩める読者に解決へのヒントが見つかる一冊です。
子どもたちの性被害・性加害防止に取り組む最前線である児童相談所・児童自立支援施設では、限られた時間と資源のなか、性問題行動への治療教育プログラムに取り組み、効果を上げている。
本書では、こうした現場の実践を振り返りつつ、まず介入の第一歩となるアセスメントについて、実際の初回面接の流れや聞くべき要点など、基本と理論的背景をおさえて論じる。さらに治療教育を実践する際のポイントとコツを、さまざまな例を示しつつ詳細に解説する。また、組織の中でいかに治療プログラムを開始し、実践し、継続していくかについても述べる。
子どもの性暴力による被害と加害をなくすために、日々取り組む支援者にとって、心強い助けとなる一冊である。
はじめに
第1部 性問題行動のアセスメント
第1章 アセスメントとは何か
第2章 アセスメントと介入の原則
第3章 アセスメントの実際
第2部 治療教育実践のポイントとコツ
第4章 動機づけと性問題行動の理解
第5章 治療教育における重要な概念と実践
第3部 治療教育プログラム実施のシステムづくり
第6章 治療教育プログラムを開始する
第7章 治療教育プログラムを継続する
第8章 保護者支援を組み込む
【座談会】性問題行動の治療教育ーー20年をふり返って