日本のそばに関する歴史・文化や栄養など1155項目を収録した事典。配列は50音順。付録として「蕎麦関連文献解題」がある。
そばの「更科」、鮨の「二葉鮨」、鰻の「野田岩」、天ぷらの「天一」、フランス料理の「帝国ホテル」、甘味処の「若松」、バーの「門」などなど…。日本の“味の老舗”を、各分野から紹介、系譜や老舗度、地図などを用い「隠し味の秘密」に迫る。「なぜそばに更科が多い?」「店の伝統を味わう一品は?」「ご主人の料理哲学」など、素朴な疑問から、深い楽しみ方のお誘いまで。とにかく、おいしい本。
「仕事」か「結婚」か「出産」か。そんな迷いはこの一冊でふっ飛んじゃう!ワタクシから仕掛けた恋の行方、お姑さんは手ごわい!?不真面目な妊婦など熱くてハートフルなお話全5章。読み始めたらもう止まらない。
本書では、ハードディスクの基礎知識をはじめ、日ごろのメンテナンス、増設、バックアップなどといった基本的な管理方法を中心に詳しく解説してあります。それだけでなく、大容量ハードディスクの効率的な使い方の一例も紹介しました。
東京に2000軒近くあるといわれる立ち食いそば・うどんの店を“東京路傍の麺党”の党員が体を張って大調査、最寄り駅別に122軒を厳選。味が日々進化し、OLを中心に女性客も増えている「立ち食い」。小腹を満たす300円の一杯も、少しでも旨いほうがいい。麺・つゆ・茹で・天ぷらの揚げなどにその工夫の違いははっきり現れる。材料にこだわっても安価に抑えるための苦労や、個性豊かな店主の心意気を取材するなど、この世界の奥深さも紹介する。声無き「立ち食い」ファンの期待と胃袋に応える日本初の一冊。
現在国内で流通しているソバは中国、アメリカなど外国からの輸入が大部分で、約八割が輸入品で国産は二割しかない。香りや風味がよい国産ソバは、本物のソバとして消費者に求められている。ソバは機械化が進み低コストで栽培が可能な作物であり、水田の転作作物としても導入しやすい。栽培期間が短く輪作にも入れやすいし、肥料や防除もほとんど必要なくつくりやすい作物である。多くの方がソバづくりに取り組む条件はそろっている。国内のソバ栽培の発展を念じ、これまでの調査・研究、先輩の貴重な文献、さらに生産者の技術を参考にしながら本書をまとめた。栽培法だけでなく、起源や歴史、世界のソバ利用、植物としての特性、製粉や加工とその機械の紹介もしている。農家だけでなく、そば屋さんやソバ好きの方まで広く本書を活用することができる。
誰にでも、無理をせず簡単に健康が手に入る。一度学べば、一生使える。効果がすぐに現れる。費用がかからない。機械や薬を用いず、安全で安心。からだに無理をさせない。いつでも、どこでも自分の都合のいいときにできる。簡単なので子供からお年寄りまで。
あなたの常識がひっくり返る、これが驚異のチャーミング美容法だ!日本とアメリカで特許取得!安全、完全、簡単の美容革命。
与作は雑種の2歳犬で、人間で言えば22歳くらいです。青い大空のような伸びやかな心を持った自由犬の与作は、温もりとユーモアがあって、ウィットに富んでいます。著者が中学時代、授業中にノートに描きはじめてから、ずっと長い歳月、心の友として共に歩んできました。心なごむほのぼの絵ッセイ。
本書は、出雲そばについて多面的に考察した書物である。栄養学者、民俗学者、食文化研究家、茶道研究家、蕎麦きり技術職人等々、その道の専門家の参加をえて、論述や対談が盛り込まれ、さらに資料編も加えられている。まさに本格的なそば文化論である。いままでに類書がなかっただけに、そばを通じて出雲の食文化、いや日本の食文化を考えることができる画期的な書物といえるだろう。
ますますおもしろいウチナーグチの世界第3弾。
女性誌の企画で山形・蕎麦街道を訪れていた取材陣七名は驚愕した。投宿した温泉旅館からほど近い河原で、本来彼らと同行するはずだった料理評論家中村の他殺体が発見されたのだ。七名のアリバイは?写真記者の夏樹優一郎は、中村と確執のあった後輩評論家を疑うが、彼には完璧なる不在証明があった。やがて“不可能殺人”を解き明かす糸口が見えてきたとき、夏樹を驚倒させる新たな事件が…。蕎麦の里を舞台に味覚、旅情、鉄道トリックを満載して贈る列島縦断の新鮮グルメ推理、大好評第二弾。