語用論研究におけるコーパス利用の現状を概観し、利用が先行してきた語法文法研究、特にコロケーション研究を中心に、心の中の言語知識を研究するための資料としてのコーパスデータの位置付け、検索方法・分類・数値化・解釈等の問題について検討した後、語用論研究においてコーパスを適切に活用するのに必要となる関連概念やThe Movie Corpus検索時の注意点を取り上げる。最終章ではコーパス研究における失敗学の試案を提起する。
ケースや状況に即した遺族側のあいさつ・通知・礼状から弔問側のあいさつやお悔やみ状まで。図解の弔事マナーつき。
中学生の頃、自分オリジナルの文字を作ることに熱中し、青春のページをムダに破り捨てた著者は考えた。
「あれから20年、いろいろな文字を知ったうえで今、究極の文字を作ろうとしたら、もっとすばらしい文字ができるのではないか?」
そんなバカな試みに全力投球したウェブ連載は、多くのファンを獲得。そしてついにーー
前著『声に出して読みづらいロシア人』にて、津村記久子氏、恩田陸氏など、そうそうたる作家陣に絶賛された松樟太郎、満を持しての新作!!
第1章 中二病的とんがり文字VS女子高生的丸文字
第2章 どこで切るか、それが問題だ
第3章 古代の文字はロマンの香り
第4章 母音をどう表すか問題
第5章 そんなルール、ありですか…?
第6章 何かに似ている
第7章 文字で遊べ!
第8章 オリンピックとか、国旗とか
第9章 身のまわりの文字たちの起源
日本から世界まで、珠玉の名作文学の数々をなぞり書き!
なぞり書き&音読で、脳にうれしい効果!
本書では日本から外国まで、時代を超えた珠玉の「名作文学」をなぞって、口に出すことで、脳を鍛えることができます。なぞり書きを行っているときに、脳の前頭前野が活発に働くことが研究で明らかになっています。実際にえんぴつを持ち、手を動かしなぞるという動きは、脳の血液量が多くなり、認知症予防やもの忘れ予防の効果があります。なぞり書きの動きには、手を動かすように命令する運動野、場所や位置関係を教える頭頂連合野、文字の知識がしまわれている下側頭回、左右の前頭前野などが広範囲にわたって活発に働いています。
音読もまた、脳の前頭前野を効果的に刺激してくれます。作品の背景や登場人物の心情に思いをはせながら声に出すことで、脳の側頭頭頂接合部(角回)という部分の活動が高まります。ここは想像力をつかさどる領域で、側頭頭頂接合部を刺激することで想像力の向上につながります。
そして、なぞり書きと音読を同時に行うなど、2つ以上のことを同時に行うことを「デュアルタスク」といいます。私たちは日常生活でもさまざまな場面でデュアルタスクを行っています。例えば、電話をしながらメモを取る、音楽を聴きながら料理をするなどです。年を重ねると、若い頃はできていたデュアルタスクが脳の変化に伴い、やりづらく感じることが多くなると思います。本書のなぞり書きと音読を意識的に一緒に行うことで、普段なかなか使わない脳の領域も刺激してくれます。最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、慣れないことをすること自体が脳へのいい刺激になるので、ぜひチャレンジしてみてください。
本書の特長
・一首、見開き1ページでたっぷり練習ができる
・開きやすく、書きやすい特別製本
・作品の場面解説や豆知識で教養も身につく
・中山佳子先生による美しいお手本
思考を言葉で表現することも、言葉が表現する意味が他者に伝わることも、ありふれていて自明に思える。けれども意味は柔軟で、臨機応変で、ふつう考えられているよりずっと複雑なものだ。意味をめぐる従来の考察が行き詰まる理由をていねいに解きほぐし、認知的視点から、人がどのように思考し、話し、世界を認識するかを解き明かしていこう。そこから否応なしに出てくるのは、思考と意味の大部分は私たちには意識できないという奇妙で落ち着かない結論だ。そう、私たちが合理的思考として意識的に経験しているのは、脳の中で起きていることをおぼろげに映し出したものにすぎない。
自己紹介からスキル、経験の話まで。お話迷子にならない!!ネタの集め方、緊張を克服。スピーチ、自己紹介、プレゼン、SNSライブ…人前で話す全てに対応。
口腔機能が低下すると、生きるために必要な「食べる」ことにも支障が出てきます。健康寿命を伸ばすためには、口の周りの筋肉が衰えないようなトレーニングが必要です。本書は、誰でも言える「あいうえお」を用いた簡単なトレーニングを紹介しています。「あいうえお」以外にも、早口言葉や古典、アナウンサーの原稿など楽しみながらできるトレーニングをたくさん紹介しています。滑舌トレーニングは、脳トレにつながります。また、イキイキとした表情にもなります!
「翻訳をする」とは一体どういう事だろう? 引く手数多の翻訳家とその母校の生徒達によるとっておきの超・入門書。スタートを切りたい全ての人へ。
全国学力テスト(国語)で「引き続き」の課題とされ、OECDのレポートでは今日のデジタル環境における読解の「最も差し迫った側面」とされた、「事実と意見の区別」。その言語技術的側面について理論的にまとめ、それが特に厳しく問われる各界のエキスパートたちとの対談と彼らの論考を収録。言葉を技術として教えることにこだわり、日本の言語教育に貢献する。
執筆者:渡辺哲司、島田康行、入部明子、細尾萌子、三森ゆりか、中山迅、羽田徳士、橋本雄、大西直樹、酒井邦嘉、徳野仁子
幾世紀にもわたって行われてきた通訳という営みは、20世紀に入りようやく専門職として登場し、最近になって独自の学術研究対象となるに至った。本書によって、学生も研究者も現役通訳者も「通訳学」という急速に発展している分野に導かれる。
通訳分野の中心的存在であるポェヒハッカーによって書かれたこの『通訳学入門』は、国際会議通訳からコミュニティ通訳、音声通訳から手話通訳まで多彩な通訳形態を網羅している。
本書はまず通訳分野の進展を扱い、影響のあった概念、モデル、方法論的アプローチを検討する。その上で、通訳に関する主要研究分野を提示し、通訳学における現在から将来への流れを確認する。
各章に要点が提示され、さらなる研究へのアドバイスも付されたこの本は、実用的で使いやすい教科書であり、今後さらに発展していく通訳学という重要な分野の、最も信頼できる地図である。
「『通訳学入門』は通訳研究全般への最高レベルの入門書である。信頼できる情報が明晰かつ読者を引きつける文体で書かれている。通訳教育者や研究者には必読の書であり、現代世界における異言語間、異文化間のコミュニケーションに関心のある誰にとっても価値のある書である」
ーーマイケル・クローニン
謝辞
凡例
『通訳学入門』への入門
第I部 基礎編
第1章 通訳という概念
1.1 概念的なルーツ
1.2 通訳の定義
1.3 通訳が行われる場と通訳の種類
1.4 類型化へのパラメータ
1.5 通訳研究の領域と諸相
第2章 通訳学の発展
2.1 社会的な職業としての基盤
2.2 新たな地平の開拓:通訳者と心理学者
2.3 学術的な基盤を形成する
2.4 再生と新たな出発
2.5 通訳学の確立と統合
2.6 21世紀の通訳学
第3章 アプローチ
3.1 学問分野的な視座
3.2 通訳のミーム
3.3 方法論
第4章 パラダイム
4.1 「パラダイム」という考え
4.2 パラダイムを構築する
4.3 通訳を実験する
4.4 科学を希求する
4.5 視座を拡げる
4.6 相互行為への焦点化
4.7 多様性の中の統一
第5章 モデル
5.1 モデル構築について
5.2 社会・職業的モデルと制度的モデル
5.3 相互行為モデル
5.4 プロセス・モデル
5.5 モデル、検証、応用
第II部 研究
第6章 プロセス
6.1 バイリンガリズム(二言語併用)
6.2 同時性
6.3 理解
6.4 記憶
6.5 言語産出
6.6 入力変数
6.7 方略
第7章 訳出物と訳出行為
7.1 ディスコース
7.2 起点ー目標の対応
7.3 効果
7.4 役割
7.5 質
第8章 専門職としての実践
8.1 歴史
8.2 通訳の場
8.3 基準
8.4 能力
8.5 テクノロジー
8.6 エコロジー
8.7 社会学
第9章 教育方法
9.1 カリキュラム
9.2 選抜
9.3 指導
9.4 評価
9.5 メタ・レベル訓練
第III部 方向性
第10章 指針
10.1 動向
10.2 展望
10.3 通訳学へのオリエンテーション
監訳者あとがき
参考文献
インターネット・リンク
事項索引
欧文人名索引
欧文組織名索引
ウェブブラウザを使用したオンライン音声実験の入門書。感染症により対面での実験が制限され、一般化したオンライン実験。単なるウェブフォームでは実施が困難な音声実験を短いスクリプトで実現。対面実験が再開されつつあるなかでも、地理的・時間的制約が少なく、コストや効率の面でも色あせないオンライン実験。魅力的な実験手法をあなたの新たなレパートリーに。
1 音声のオンライン実験
1.1 オンライン実験とjsPsych
1.1.1 jsPsych の全体像
1.1.2 JavaScript の基本的な文法
1.1.3 JavaScript のHTML への組み込み
1.1.4 jsPsych とミニマルな例
コラム ローカルで動かすには
コラム jsPsych で使える多様なtask のパターン
1.2 外部に公開する方法
1.2.1 Cognition.run(サーバー)
1.2.2 Cognition.run のサービスが終了したら
1.2.3 より多くの実験参加者を集めるには
2 音声の提示(知覚実験)
2.1 実験の構造
2.2 ABX 課題
2.2.1 概要
2.2.2 timeline_variables を用いた実践
コラム Gorilla:GUI で実験を作成する方法
2.3 自然度評価課題
2.3.1 概要
2.3.2 実践
3 音声の収集(産出実験)
3.1 実践
3.2 録音データを取り出す方法
4. 発展的な記法
4.1 ランダマイズ
4.2 フィードバック
4.3 被験者の環境について
5. R による可視化と分析
5.1 環境設定
5.2 データの読み込み
5.3 可視化
5.4 統計分析
付録 初歩的事項、独学用
A.1 ほかのメディアを扱う実験
A.2 Praat(音声分析(VOT)、音声刺激作成(VOT))
A.3 音の研究に便利な資源
A.4 Git とGitHub を用いたスクリプトの管理
A.5 jsPsych バグが出たとき
「ゴキブリだ!」という発話は「ゴキブリがいる」という新しい情報を相手に伝えることもあるが、発話される状況によっては、驚きや警告などいろいろな意味にも解釈できる。限られた文字情報からどのようにして話し手、書き手の「心」に迫ることができるのであろうか。認知語用論としての関連性理論の知見を援用して、発話、メタ表象現象、修辞表現、テクストの統一的な説明を試みる。
認知科学における言語研究の基礎と流れを概観し,理論的・実証的研究の展開を解説。言語研究に考えを巡らせられる「ことばの認知科学」への誘い。〔内容〕ことばと主観性/ことばとマルチモダリティ/ことばと思考/ことばと感性/ことばと脳/ことばと知覚・情動/ことばと記憶/ことばと運動
怖くて、深くて、おもしろい!普段使っているあの漢字のルーツはとても怖かったー。掲載150字以上!
おなじみのクロスワードパズルに、新シリーズが登場しました。コンパクトな新書判に、オーソドックスなクロスワードの新作を62問収録。ほかとは一味違うニコリのクロスワードを、思う存分お楽しみいただけます。家でも外でも、ちょっと空いた時間に気楽に遊んでいただきたい一冊です。
言語に関心のある好奇心旺盛な人へ! 言語学や哲学や論理学の予備知識はいりません。考えながら楽しく読んで下さい。
本書は、言語に関する素朴な疑問から出発し、その疑問に答えるにはどうしたらよいか、という形で議論を進める。言語学や哲学や論理学の予備知識を要求しない、文字通りの入門書である。しかし、哲学一般にいえることだが、哲学は何か完成された知識を暗記することではないので、本書もじっくり考えながら読む必要はある。そうすることによって、知識ではなく、「思考の方法を学ぶ」という哲学の核心を身に付けることができる。テーマは、より専門的な文献を読む基礎になるもの、関連した分野のトピックスに配慮したものを選んだ。
アドラー心理学は人前で話すのが苦手な人をどう支援することが出来るのか?アドラー心理学による「勇気づけ」により、あがり症が抱える諸問題の解決策を提示する 世の中には人前で話すためのテクニック本があふれています。うまく話すための話し方のテクニック、話のまとめ方や理論。そして、あがらないで話すための呼吸法、姿勢、声の出し方、緊張と不安を抑えるための方法、等々。しかし、この本はそういった本とは一線を画したいと思っています。私はこの本では、人前であがらないで話すための話し方のテクニックなり技法は書きません。(中略)私は自分自身の体験や、これまで私が出会った人前で話すのが苦手な人達との関わりを通して、あがり症克服の核心は、あがらないためのテクニックよりあがることに対するあり方と他者との関わり方を変えていくことにこそあると思っています。あがらないようにするためのテクニックや技法には一切触れずに、あがることへのあり方と他者との関わり方を変えていくことで、あがり症を治さずしてあがり症を治す。これが私の方針です。不思議なことにあがり症は治そうとすると治らず、治すことを手放したとき治り始めます。--はじめにより
人前で話すのが苦手な人の特徴
アドラー心理学と人前で話すのが苦手な人の心理
人前であがってしまう人がハマっていく仕組み
人前で落ち着いて話せる自分になる
人前を恐れるあがり症の克服像
出会いのあいさつは、「握手」?「お辞儀」?日米のしぐさや顔の表情は、それぞれの文化に根づいています。なにげない日常の身ぶりが語るメッセージを読み解く異文化理解の必携書!日本人とアメリカ人の身ぶり約150を、インタビューやアンケートをもとにイラスト付きで解説。巻末に、解説「身ぶりと異文化理解」を増補し、ハンディな新装版として再登場。小・中学校の国際理解教育や、留学生・在日外国人への日本語教育にも役立つ最適ガイド!