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のんびり気ままに、そぞろ歩き。そして、陽のあるうちからの一杯。準備も手間もいらなければ、たいしてカネもかからない。それでも、日々あくせく暮らしていると、なかなかできることではありません。それゆえ、最高の贅沢というものです。豪華な温泉旅館への旅や高級料亭で呑むお酒では、けっして味わえない至福の時間を堪能。呑み歩きの達人が、ご案内いたします。
本書の主人公・北条義時はマイナー武将だ。しかし、鎌倉時代を真に作ったのは、源平合戦に勝利した源頼朝でも、鎌倉幕府で暗躍した有力御家人「鎌倉殿の13人」でもなく、最後まで生き残り、鎌倉幕府を我が物にした北条義時なのである。義時は頼朝と父・北条時政に巻き込まれる形で源平の戦いに加わり、やがて鎌倉幕府の有力者へと成長する。頼朝没後、義時は幕府中枢「鎌倉殿の13人」の死闘を勝ち抜き、ついには父親を追放して鎌倉幕府の実権を握る。そして義時は朝廷と対立し、天皇・上皇との戦争という前代未聞の沙汰に及び、後鳥羽上皇らを打ち破って流罪にした。知られざる名将の覇業が、この一冊で明らかに!
鎌倉時代の中ごろ、鎌倉幕府は蒙古襲来の危機に直面し、執権政治にかわって、北条氏嫡流家の得宗による専制支配が進行していた。安達泰盛は、源頼朝の従者で側近として活躍した盛長の曾孫という名門の血をひき、北条時宗の死後、次々と改革の指針を打ち出し、幕府政治の転換点に立った人物である。本書は、盛長・景盛・義景の安達家三代の軌跡をたどりながら、有力御家人層の信頼を一身に集めた泰盛が、弘安八年(一二八五)の霜月騒動によって、新興勢力である得宗被官の平頼綱に滅ぼされた生涯を明らかにする。
コストを削らなきゃ、競争に負けてしまう。世界は時々刻々と変わっている、情報は先取りせねば。英語を覚えないと、リストラされちゃう…とうとう疲れたウサギは、また眠ってしまいました。一方カメは、その後も長く歩き続けたとさ。日本を元気にしてくれる18の会社。
旬のしらすにボリューム海鮮、絶品甘味に鎌倉イタリアン!小町通り、江ノ電沿線、逗子・葉山、辻堂・茅ヶ崎の名店も。鎌倉・湘南を知り尽くした案内人による★厳選36軒。
なぜ人は、こんなにもきのこに魅了されるのか?奈良時代から江戸時代まで、昔の説話や日記から読み解く、楽しくおかしい日本人ときのこの歴史。
日本人と温泉の関わりは古く、三古湯と称される道後・有馬・白浜温泉は『日本書紀』にも出てくる。中世には箱根・熱海・草津・別府などの名湯が歴史の表舞台に現れた。武田信玄ら戦国大名が直轄した領国内の温泉地は「隠し湯」として知られる。江戸時代に入ると大名や藩士、幕臣らはこぞって湯治旅を楽しむようになり、旅行案内書や温泉番付が登場。初の秘湯ブームも到来したー。多彩なエピソードでつづる通史。
言葉は人々の暮らしや文化を映し出す鏡。普段何気なく使っていても、じつはそこには数々の複雑な歴史や秘密が隠されている。日本語の成り立ちや仕組みを知り、美しく使いこなすための技をやさしく学ぼう。
日本のオーナーシェフの世界は圧倒的に男社会、飲食の仕事は肉体的にも精神的にもハードで、結婚や出産などライフステージが変わりやすい女性には務まらないと。そんな厳しい世界に飛び込み、生き生きと活躍する女性料理人がいる。彼女たちはなぜ料理の道を志したのか、その決断を支えたものは。飲食に生きる人生を選んだ彼女たちの想いや喜びを丁寧に描いた、すべての働く女性たちへのエール。
源頼朝が急逝した。妻・政子は弟・義時とともに豹変、北条家への権力集中を画策する。北条家はもともと平氏である。二代将軍頼家、三代実朝を傀儡に使い、自らは執権として政権を恣にする。さらに、源氏の滅亡を狙い奸計を巡らすー一族同士の血にまみれた抗争の末開幕した源氏、源氏を裏切り頂点を奪った北条家。鎌倉政権の栄枯盛衰を描く大河歴史小説。
歴史を動かしてきたのは、政治や経済システムや軍事力だけではない。ものをつくる技術とそれを支える科学の進歩が、大きな原動力になってきた。日本でも、縄文土器から始まったさまざまな技術革新や海外からの新技術の受容により、歴史はつくられてきた。本書は、ものづくりの技術の進歩とそれを担った技術者・科学者の営みにスポットをあて、それが日本の歴史をどう進めてきたのかを描きだし、日本のものづくりが世界の最先端であり続けた歴史から未来を切り拓く指針を考える。
ほっこり寺社巡り・魅惑の鎌倉グルメ。癒されて元気をもらう旅。
ヤマト朝廷の時代から江戸・明治の世まで、その言葉が生まれたころの意味や使われ方にさかのぼると、当時の社会のようすや人々の暮らしぶりが、いきいきとよみがえる!
窮乏する御家人、旧式化した騎馬武者の合戦、悪党の活動、分裂した王家…。さまざまな矛盾によって幕府政権がゆらぐなか、後醍醐天皇による討幕運動が起きた。鎌倉末期十年の政治と合戦を詳述し、幕府滅亡の理由を問う。
京の笛師・智太郎は頼朝の落胤であった。姉弟同然に育った白拍子の珠子は、日蔭の子である弟を世に出したい一心で、鎌倉武士の恋を容れ、智太郎と二人京を発つ。鎌倉では、北条義時の命で動く猫(みょう)と呼ばれる宋人が暗躍していた。弟・頼家を退けてまで天下に号令する気のない智太郎は、宗像水軍の船に乗り筑紫へ去る。
北条氏の隠謀はやがて将軍頼家の命をも狙う。筑紫の海の豪族、宗像水軍の財力と威力を後ろ楯に、智太郎は弟・頼家のため立ち上がる。北条の密偵・猫は敵か、味方か。幽閉の身にある頼家、正気を失った妻・若狭に時政の討手が迫り、修禅寺は炎に包まれる。頼家は死んだのか?物語は意外な結末を迎える。