ストリート・ミュージシャン“井の頭公園の歌姫”として知られる女性歌手の10枚目のシングル。2005年発売の『あさみのうた2』からのシングル・カットとなる「黄昏シネマ」は、タイトルからもうかがえるように昭和の懐かしさを感じさせる。「青春の忘れもの」は村下孝蔵「初恋」を思わせる甘酸っぱい青春ソング。
“あさみのうた”シリーズ第6弾となるオリジナル・アルバム。家族や人間がテーマのうた、青春回顧のちょっとほろ苦いうた、叙情たっぷりの癒しのうたなど、彼女のうたの魅力にあふれた一枚となった。シングル曲「黄昏シネマ」ほか、全11曲を収録。
歌のうまさに舌を巻くのは、2009年の『NHK紅白歌合戦』で初出場最高齢記録を作った秋元順子なら当然か。大ヒットとなった「愛のままで…」に続く1年半ぶりのこのシングル。その懐かしいメロディと歌詞は、いくつになっても愛に生きたい人間への讃歌となっている。
ハーモニカの鉄人・斎藤寿孝、8枚目となるアルバムだ。今回はフォーク&ニューミュージックの定番といえる名曲を取り上げている。業界初のハーモニカ譜面&ハーモニカ用カラオケ付きで、BGMとしても練習用としてもよし。
PS2用ゲーム・ソフトの新作『遙かなる時空の中で3』のドラマCD。ゲーム内のエピソードを題材にした、主人公の春日望美と八葉のドラマ30分に、ゲームの名シーンからの選りすぐりメッセージなどを収録。
プレステ2のRPG『.hack//Liminality』のテーマ曲と、TVアニメ『.hack//黄昏の腕輪伝説』のエンディング・テーマをカップリング。音楽担当はSee-Saw。
テレビ東京系にて放映のアニメ『.hack//黄昏の腕輪伝説』のオープニング・テーマ。ヒット・アニメ『ちょびっツ』で人気となったROUND TABLEが音楽を担当。
オカルティックなOVAから恐怖心をあおるBGMを抽出。ジャーマン・プログレとコラージュ・ノイズをミックスしたような重いテーマに終始するが、プリミティヴな民族音楽の影響も多数ありなかなか楽しめる。アニメ・ファンの珍品にするには惜しい作品だ。
天野滋、中村貴之、平賀和人によるNSPが77年に発表したアルバムの初CD化。かつて彼らを叙情派フォークと呼んだのは正解だった。残酷な若さを持て余していた70年代ならではの優しさがいっぱいで、想い出したくない傷をフッと思い出させる歌ばかりだ。