新卒一括採用は、もはや意義を失ってしまったのか。年功序列デは、若き優秀なリーダーが育たず、グローバル戦略で負ける要因となっているのか。中途採用を行わない純血主義を貫く日本企業では、斬新な人材を社外から呼び込めず、産業育成の足を引っ張ってしまっているのか。「人事・雇用のカリスマ」が、通説を覆し、解決策を提示する。
時代を切り開いてきた人の半生をたどり、思いや夢に迫るNHKBSの番組「100年インタビュー」の単行本化。今回は元国連難民高等弁務官で、現在国際協力機構特別顧問の緒方貞子さんのお話。▼父は外交官、曽祖父は犬養毅元首相という家に生まれ、アメリカや中国で幼少期を過ごす。大学卒業後、二度のアメリカ留学を果たし、結婚後は夫の仕事で大阪、ロンドンに住み、子育てをしながら、国際基督教大学の非常勤講師に。市川房枝の働きかけで国連公使として総会へ出席。その後、多国間外交の経験を積む。1991年、それまでヨーロッパの男性政治家が就いていた国連難民高等弁務官に初の女性、初の学者出身者で就任。冷戦集結後の宗教や民族間の対立が激化した10年間、世界中の難民支援を指揮した。その後、国際協力機構理事長として復興支援に尽力。▼前例のない難局を乗り越えてきた日々に貫いてきた信念、平和を築く哲学、国際社会での日本の役割を語る。
文筆家が膨大な量のインプットとアウトプットを実現させる技術は、実はビジネスマンに非常に有用だ。仕事の量は減らせない、でも質を下げるのは論外。その厳しい線を突き詰めた著者の「読み・書き」のノウハウは、情報を選りすぐって血肉とし、知的生産へと昇華させるヒントにあふれている。発刊当時「非常に個性的で、かつ実践的」と反響を得た福田和也氏の著作を改訂した本書は、ビジネスマン、読書家、文筆家志望者の必読書である。
「なぜあの選手はこう動いたのか」が理解できれば、日本代表や好きなチームの試合がもっと愉しめる!
大人になって発達障害と宣告された本人と、宣告した専門医。もっと早く医者に診せていたら……。▼本人による幼少期から今日までの独白、それを聞いて病名を下した医師の見立てを紙上で再現した本書は、数ある類書とは一線を画す。幼少期からのさまざまなエピソード、診断の経緯、なぜここまで発達障害は見過ごされてきたのか、そして今後の処方箋。当事者2人が、発達障害の真実を語った。▼人の話を聞かない、急に感情的になる、約束を守らないーー「変わった子」といじめられて育ち、その原因に気づかないまま職場や家庭の「困った人」に。さかもと氏もそうだった。「甘え」だと家族に否認されてきた彼女は、最近、発達障害の専門医である星野氏と出会い、ADHDを合併したアスペルガーと診断された。悩み抜いた者にとって、それは驚きであり福音だった。▼発達障害は「治せる」。心の病をタブー視する社会の空気を変え、苦しむ人たちの救いとならんことを。
この本は、暮らしのなかの工夫と発見ノートのシリーズとして発刊し、多くの読者の方の支持を得てベストセラーとなった『今日もていねいに。』『あたらしいあたりまえ。』『あなたにありがとう。』の3冊の本の中から選び抜いた101のエッセイを、暮らし、仕事の工夫、人づきあいの3つの章にわけて、再編集したものです。▼よく働き、よく暮らし、自分とは違う別の誰かとかかわりあいながらより良く生きていきたいと願う僕が、ときに迷い、ときに悩みながらも、自分の経験から発見し、工夫を重ねながらノートに書き続けてきた毎日を大切に、ていねいに生きるためのヒントがつまっています。▼さあ、この本のページを開いてみてください。この本に書かれたことが、お読みになる方の役に立つことを願っています。 松浦弥太郎
『三省堂国語辞典』編集委員を務める著者が日々出会う日本語について、言葉や挨拶、表現方法、敬語など幅広くさまざまに語る。
夜鷹が三人、続け様に腹を裂かれて殺された。下手人は侍かはたまた人のふりした物の怪か。好評「おいち不思議がたり」シリーズ第三弾!
突然の父の死。息子の私に遺されたのは40億円の負債だった。「完済に80年かかる」と言われた日から、負債がなくなるまでの奮闘記。
12歳の時に難病発症、10年以上を植物状態で過ごした著者。しかし彼には、意識があった。世界中でベストセラー、驚異と感動の自伝!
美しく人望もある母には、もうひとつ別の顔があった。実母から壮絶な虐待を受け続けた僕が、自分の人生を幸せに歩き始めるまでの奇跡。
整理収納アドバイザーEmiさんが実践している、ちょうどいい暮らしが見つかる、こころと家の整え方。
相手の心を読み、「快適な人間関係」や「相手との信頼関係」を築くために、すぐに役立つ、あらゆる心理テクニックを集めた一冊!
公園のすなばで遊んでいたら、空からすながふってきた! すくなば、すなばなな、すながねばねば……。ことばあそびが楽しめる!
大人気ない大人の代表・成毛眞が、これからの働き方・遊び方・生き方を説く。『40歳を過ぎたら、三日坊主でいい。』待望の新書版。
建仁寺の「雲龍図」を描いた男・海北友松。武士の子として、滅んだ実家の再興を夢見つつも、絵師として名を馳せた生涯を描く歴史長編。
ぼくは、おやつがだ〜いすき。みんなから「くいしんぼうのしろくま」っていわれている。3じのおやつになると、大きな声で「やったー!!」っていっちゃうよ。
ある日、ぼくはおもったんだ。「おやつの中にはいってみたら、どんな感じかな?」想像しただけで、よだれがでちゃう。
プリンの中って、ぷるんぷるんしてやわらかいだろうなぁ。ぼくは、カラメルソースがたっぷりかかったプリンがだーいすき。
ふわふわあったかいホットケーキもいいなぁ。はちみつとバターをのせて、いっしょにたべればほっぺがおちちゃう。
あつい日にぴったり。ひんやりつめたいかきごおり。ぼくは頭からすっぽりはいってたべたいなぁ。きみはどのシロップをかける? ぼくはシロップじゃなくて、れんにゅうだけかけるもんね!
まる〜いあなにすぽっとはいれば、まるでうきわみたい。きみはどのドーナツにはいってみたい?
想像力をかきたてるユーモア絵本!
アメリカの心理学会でも話題のポジティブ心理学を、不安遺伝子を多くもつ日本人がどう取り入れるべきかをわかりやすく紹介する一冊。
コンピュータなんて吹けば飛ぶようなものーー80歳を迎えた解剖学者が何にも囚われない筆致で現代人の盲点を突く。「平成論」も収録。
人生は日々新たに始まる。アドラー心理学とギリシア哲学に学ぶ、“今を生きる”幸福論。