一九三三年
人 殺 し
インターナショナル
選 挙
一九三四年
行 進
歓 迎
募 金
一九三五年
祭 典
本
ユダヤ人
一九三六年
小 箱
予 選
新入団員
一九三七年
模擬野戦
槍
大 隊 長
一九三八年
三人の父親
供出物資
ノ - ト
一九三九年
ヒトラー・ユーゲント
野 営 で
プ ラ ン
一九四〇年
パーティ
後 継 者
別 れ
一九四一年
農繁期動員
英 雄
入隊前の軍事教練
一九四二年
空 襲
配置転換
変 化
学童疎開
徴兵検査
一九四三年
夜
年 表
訳者あとがき
註
地域の優れた生産者と都市の消費者をつなぐ、史上初の食べもの付き月刊情報誌「食べる通信」は、いまや東北にとどまらず、全国16もの団体が刊行している。その基盤をつくった高橋博之は何を目指し、どんな思いで全国を駆け回っているのか。東北から日本の一次産業を変える取り組みとともに、アツいこころざしが詰まった一冊。
小学5年生の夏、死者と会話できる大地の前に一人の霊が現れた。彼の名は悟。大地の大好きな幼馴染・空の兄で、悟は父とともに、彼女によって殺された。悟は殺された理由を探るべく、この世に留まったという。それ以降、大地の周囲でさまざまな事件が起こり…。そして、親友との関係に苦しむ妹の姿を目の当たりにした悟は、大地が決して知ることのない、空の哀切な秘密に触れていく。
この島の別れの言葉は「行ってきます」。きっと「おかえり」が待っているから。 瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。
17歳。卒業までは一緒にいよう。
この島の別れの言葉は「行ってきます」。
きっと「おかえり」が待っているから。
瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。
大人も子供も一生青春宣言!辻村深月の新たな代表作。
I
II
III
IV
ぼくのしましまのパンツどこにあるかしらない?おふろあがりのおとこのこがどこどこどこ?じぶんのきがえをさがします。いっしょにさがしてほしいなかわいいさがしもの絵本。
輪は遥か時の壁を越えて、紫苑を連れ戻すことを決意。そして、辿り着いた場所で出会ったのは──!? 「ぼく地球」次世代編の第13巻。 2013年9月刊。
アンパンマンの作者が見た戦争
2013年10月13日に94歳で亡くなったマンガ家で、詩人で、『アンパンマン』の作者であるやなせたかしが自らの戦争体験を綴った本。やなせは昭和15年の春に召集を受け、小倉の野戦銃砲部隊に入隊。召集期間満了直前の昭和16年12月8日の開戦により、召集延期に。その後、中国戦線に派遣され、上海郊外で終戦をむかえた。やなせは自伝などの中で簡単に戦争のことを語っているが、戦争体験だけをまとめて話すのは、これが初めて。人殺しも、団体生活も嫌だったというやなせにとっての軍隊はばかばかしいだけの世界。しかし、辛い中にも何か楽しみを見出していく持ち前の性格で、戦争と軍隊を内部から風刺していく。特攻に志願した弟との別れなど、辛く悲しい思い出にも持ち前のユーモアを交えながら語る笑いと涙の戦記。嫌いな戦争のことはあまり語りたくないと考えていたやなせが、90歳を超え、戦争体験、軍隊体験を語り継ぐことで、過去の戦争のことが未来を生きる世代の記憶に少しでも残ればいい、と亡くなる直前まで語ったラストメッセージ。
第1章 軍隊に入ってみたら、こんなとこだった
第2章 決戦のために、中国に渡ることになって
第3章 ようやく故郷に戻る日が来た
「こんにちは あたらしい せかい。ぼくになにができるだろう。」
ひとりの少年が成長していく過程で、様々な出来事に遭遇し「自分にできること」を探していく物語。
大人になっていく主人公は、役割、出会い、別れ、環境、仕事など、その時々の課題と向き合うたびに自分に問いかけ、やがて答えにたどり着く。
可能な限り省かれ洗練された言葉と絵が、想像力をかきたてこの物語を読者のものにする。
絵本作家・サトウヒロシの原風景であり、処女作。
【こんな人にオススメ】
頑張る勇気が欲しいと考えている人
生きていくこと、成長することと向き合いたい人
受験や就職、結婚、出産など人生の転機にいる人
妹と協力して(※まぁ兄さんがほぼ一人で終わらせましたが)女王を救った英雄(?)になったぼく。しかしその報償でもらった領地が占領されたと言われ、仕方なく解放しに向かうとーー
「ご主人様検定、合格……!これからご主人様にお仕えする」
ぼくのことをご主人様だと呼ぶメイドがそこで待っていた。(※このメイド、幼女のくせして胸がデカい)さらに女騎士のユズリハさん、女王となったトーコさんまで何故かついてきて彼女たちに囲まれながらぼくの貴族人生(?)が幕を上げる。(※ちなみに占領軍は当然のように兄さんが蹴散らしました)
自称庶民による無自覚女騎士ハーレム×成り上がり、第二弾!
クラスではちょっとだけ変わり者の3人組、冒険も恋もひたむきに
慎重で大人っぽいサクと、スポーツ万能で天真爛漫なハセは、仲良し中1男子コンビ。夏休みの最終日、町の古墳へ冒険に出た二人は、謎の暗号を拾ってくる。教室で解読にいそしんでいると、いつもフシギな行動が目立つ近田さんが割りこんできて、暗号調査隊に加わることに。最初は乗り気になれないサクだったけれど、無防備な笑顔やまっすぐに歌う姿を見るうち、近田さんが気になっていく。彼女の奇行には、どうやら秘密があるようでーー。
くじけそうな心に響く、青春小説の快作。
むずむずした。そわそわした。
心がくすぐったくって、じっとしていられなくなった。
やっぱり小嶋陽太郎は、チャーミングの天才! --吉田大助氏(書評家、ライター)
<著者略歴>
小嶋陽太郎(こじま・ようたろう)1991年長野県松本市生まれ。2014年『気障でけっこうです』で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。著書に『気障でけっこうです』(角川文庫)、『火星の話』(KADOKAWA)、『おとめの流儀。』(ポプラ社)、『こちら文学少女になります』(文藝春秋)などがある。
おとうさんが ぼくに いった。
「そろそろ きを つつく れんしゅうを はじめよう」
コンコンコンコンコン…
「わあ!みてみて!あなが あいたよ!」
たのしくなったぼくは しばふをこえて さくまできて
おおきな あおいドアを つついて つついて…。
つつきだしたら とまらなくなった ぼくは
なんでも かんでも あなをあけちゃった!?
しきさい ゆたかな ルーシー・カズンズの あなあき しかけえほんです。
海外リーグで挑戦するまでの怒濤の28年間を振り返るー。都並敏史、三浦淳寛、小野伸二、森重真人、武藤嘉紀らが語る“太田宏介の魅力”も収録!!
フランクは10歳。弟のマックスは5歳。マックスは気に入らないことがあると、暴れて叫んで溶けてしまう。ママはそんなときも「わたしの宇宙で、銀河で、世界のすべて」と二人を抱きしめてくれる。でも、ママの時間を独占しているマックスを、フランクはときどき憎いと思わずにいられない。……一番そばにある”家族という宇宙”のなかで、ぶつかりあい、傷つけあいながら生きる兄弟を描く感動の物語。『わたしの名前はオクトーバー』でカーネギー賞を受賞した作家のデビュー作。
どんな人にもトラウマはある。まずはそのいたみを自覚し、こじらせてしまわないことが肝要だ。トラウマのメカニズムや和らげる術を豊富な事例から紹介する。
「ずっと探していたんだーーおまえのこと」わたし、唯以。小学6年生。 どこから見ても「フツー」な子だと思う。 そんなわたしが、ある日全身キラキラしてるみたいな、超かっこいい男子から 手をさしのべられたの! 彼、月読ライトは、全世界でブレイク中の天才音楽家。 そんな子から「おれの音楽を、歌ってくれ」と言われたって…そんなの、ムリにきまってるじゃん!!!!! 王子さまに選ばれちゃった「フツーの子」の一生、忘れられない恋の物語。
ラジャーは、少女アマンダが想像してつくり出した親友だ。
ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。
しかしある日突然、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちになってしまう。
アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。
さらに、子どもたちの想像力を盗む、不気味な男もあらわれて・・・。
大切な友だちを探すため、ラジャーの旅がはじまった・・・・・・!
子ども時代の不安や喜びをスリリングな展開で描く、イギリス発のファンタジー。人気画家、エミリー・グラヴェットの挿絵入り。
「子どものときのことなんて、みんな忘れていく。でも、子どもに忘れられていく友だちを書いたこの本を、きみはきっと忘れない」-金原瑞人氏(法政大学教授・翻訳家)
「とても明瞭かつ独特な語り口で読者を魅了する、温かくて笑いのある物語」
ーガーディアン誌
「恐ろしくもあり、ユーモアもあり、感傷的になることなく、感動させてくれる。エミリー・グラヴェットの絵も美しい。はじめから終わりまで、喜びにあふれた本」
ーファイナンシャル・タイムズ
「想像力について、一風変わった作風で描くことに成功している。ケイト・グリーナウェイ賞を受賞したことのあるエミリー・グラヴェットの挿絵は、モノクロでもフルカラーでも美しく、文章と融合することで特別な一冊に仕上げている」
ーブックリスト