どこでも活躍できる人材をつくる!
「考え方×能力×環境」の方程式で会社は強くなる
有望な人材がいない中でエン・ジャパンの前身企業をつくり、最も支持される転職サイトにまで成長させた秘密を公開。「考え方×能力×環境」の組み合わせで、どこでも活躍できる人材をつくり、企業の成長ライバーにしていくCSA(キャリアセレクタビリティ)経営を同社の事例を交えて紹介する。人づくりをベースにした新しい経営論。
第1章 社員のCSAを考え続けた40年
第2章 経営者を飛躍させるCSAを支える7つの「考え方」
第3章 どこででも通用するための20の「能力」
第4章 考え方と能力を高める4つの「環境」
将来の人口減少下で日本の成長には人材育成としての教育の政策効果を最大化することが欠かせない。限られた資金をどのような制度の下で配分すれば、教育・研究の費用対効果を高められるのか。財政的・経済学的視点から国・地方自治体の責任主体別費用と財源の構造を明らかにし、効率的で公平な教育財政・資金配分制度を提案する、画期的な解説書。
・ わが国の将来を担う「人財」の育成と、科学技術開発をさらに発展させるための研究には、国からの十分な教育予算が必要であることは間違いない。一方で、教育支出の拡大にはそれなりの財源が必要となる。国は財政状況を意識しながら予算配分を設定するのだが、現在のわが国の財政状況は世界でも突出した債務を抱えており、予断を許さない。
・ 教育・研究開発を進化・充実させる方法としては、教育のための資金投入を増やすほかに、教育の質を高める方法もある。それは、教育支出の費用対効果を高めることである。現在の教育支出が真に費用対効果が高いかたちで配分され、使われているのか、費用対効果を高めるためにはまず何ができるのかを検討する必要がある。
・ 本書は、日本の将来に向けて、どの程度の教育支出を国が設定し、その予算をどのように配分していけば効果的な人材育成と教育の質の向上が図れるのかを検討する解説書である。国および地方自治体の主体別支出と財源構造を明らかにした上で、どこに無駄があるのかを洗い出し、よりよい投資支出を考える上での土台を提供する。現在本書のような財政的(経済学的)視点を伴った教育投資分析を試みた書物は少ない。
序章 教育財政の視点
1章 日本の教育方針と教育支出
2章 教育財政の姿
3章 国立大学(高等教育)における財源構造
4章 公立小中学校(義務教育)における財源構造
5章 公立大学(高等教育)における財源構造
6章 公立小中学校(義務教育)における費用構造
7章 公立大学(高等教育)における費用構造
発足当時から社会科教育の役割は変わった。世界的な現代的課題をふまえ,持続可能な社会を構築する能力をどう育成するか? Well-beingをキーワードに新たな社会科教育の構築をめざす28の実践例。
サービスを科学する。「能登加賀屋の成功」「堀川高校の奇跡」「矢祭町の繁栄」…すべて「サービスサイエンス」がカギだった。
研究実践学の視点から、「スモールビジネス・マネジメントの創造と国際企業家育成の研究」をテーマに、
国際的企業家、国際的企業家精神をもった企業家に率いられたスモールビジネス・マネジメントの
経営実践原理を明らかにする。
それらのスモールビジネスが、社会・経済から期待された役割を果たすために必要な、
従来の経営学の殻を打ち破る新しいスモールビジネスのマネジメント、その経営実践原理を探求していく。
研究概要
第1章 スモールビジネスとオープンイノベーションー中小企業と大企業との産産連携を中心にー
1 はじめに
2 最近のオープンイノベーションの動向
3 オープンイノベションの現状と課題
4 事例分析
5 おわりに
第2章 もの作り中小企業における経営力創成への挑戦ー高塩技研工業(株)のケーススタディを中心としてー
1 国内外の環境変化への対応
2 高塩技研工業(株)の特色あるもの作りへの挑戦
3 ユーザーサイドに立脚した製品づくり
4 新たなビジネスモデルの構築とその創造
5 製品に対する国内外からの評価
6 今後の課題と展望
第3章 タイにおけるもの作り SMEsの組織化ーThai Subconの形成と展開ー
1 はじめに
2 「中所得国の罠」の原因
3 Thai Subconの形成と展開
4 Thai Subconの活動と成果
5 「中所得国の罠」脱却の条件
6 おわりに
第4章 不確実性下の退出基準
I はじめに
2 確実的状況下の退出基準
3 リアルオプションモデルの退出基準
4 退出基準の特性
5 退出のタイミング問題
第5章 創業者のビジョンと企業ドメインの形成
1 はじめに
2 企業ドメインと創業者のビジョン
3 事例:株式会社ウッドワンの企業ドメインの確立
4 おわりに
第6章 企業家育成における企業家の意思の意義
I はじめに
2 企業家教育における企業家の意思
3 企業家の意思の促進要因
4 考察
5 おわりに
第7章 起業家精神と起業家教育
1 はじめに
2 各種報告書にみる日本の起業動向
3 起業動機の要因
4 アントレプレナー(entrepreneur) の登場の背景
5 起業家(精神)教育の基盤
6 日本の起業家教育の現状と課題
7 米国にみる体験型起業家教育モードの実践
8 起業家教育プログラムへの起業家精神概念の導入
9 体験型起業家教育モードの実例にみる起業実態
10 おわりに
第8章 中小企業の企業家育成基盤としての経営体制
1 はじめに
2 イノベーションの視点からみた中小企業
3 中小企業のイノベーションと組織間関係
4 企業家機能と経営機能
5 中小企業の経営体制と企業家的経営者
6 おわりに
あとがき
標準的なケアから抜け出し、個々のニーズに応じたケアを即実践!歯科衛生ケアプロセスは歯科衛生士の科学的な問題解決過程であり、患者さん中心の、包括的なケアをめざすためのツールです。歯科衛生ケアプロセスの概念や各ステップをわかりやすく解説。疫学や予防の考え方、保健行動・歯科衛生理論が即活用できます!専門職として、他職種と連携し協働していくために役立つ一冊。
『社会保障裁判ーー戦後社会保障権運動の発展』(小川政亮編・ミネルヴァ書房・1980年)の続編。裁判の背景・原告の思い・実務家等との協働を重視する「現場主義」に基づき1980年以降の社会保障をめぐる裁判を分析する。
また、困難を抱えている人々の生活と法制度の実態を解明し、すべての人が人間の尊厳に値する生活ができる社会を創ることを目的とした学問体系である「創造的法学」の視座・手法を裁判研究を通して提示。
単なる判例分析に留まらない人権保障のための学問のあり方を、自分たちの裁判活動を含む研究活動を以て示した一冊。
世界の企業はどのようにビジネスにAIを活用し、成果を出しているのか
AI活用の世界的権威バーナード・マー氏による、100以上の事例に基づくインサイト
本書は、さまざまな分野における生成AIの実践的なアプリケーション、応用に焦点を当てている。つまり、企業や組織がどのようにこのテクノロジーを活用しているかを探りつつ、読者が自らの組織に適した潜在的な活用事例を見つけ出す手助けをするためだ。
第1部では、その導入として、この強力で革新的なテクノロジーの概要、その動作原理、世界やビジネスのあり方をどう変えるか、そして個々人の仕事に与える影響についてみていく。また、生成AIに関連するリスクや課題についても正直に向き合い、解説する。
第2部では、企業や組織の生成AIの導入事例と、そこから得られる教訓を紹介する。続く第3部では、生成AIを企業や組織に導入する際に重要となる成功要因について解説し、さらに生成AIの将来予測についても紹介していく。(「序章」より)
第1部 AI革命の幕開け
第1章 生成AIの解明ーー新たなフロンティア/第2章 生成AIの進化の軌跡を辿る/第3章 社会とビジネスエコシステムの革新/第4章 生成AIのリスクと管理すべき4つの課題/第5章 生成AIが職業に与える影響
第2部 生成AIの活用
第6章 メディアとエンターテインメントの新時代/第7章 広告とマーケティングーー創造性とAIの架け橋/第8章 インテリジェントシステムを通じた顧客エンゲージメントの再構築/第9章 新たな小売業の世界ーーバーチャル試着、AIショッピングアシスタントの台頭とその先/第10章 パーソナライズされた学習ーー教育の未来/第11章 医療の変革ーーパーソナライズされたアドバイスから業務改善まで/第12章 ビデオゲームの設計とテストーー生成AIアプローチ/第13章 法律分野におけるAI活用ーーAIによる文書作成とレビューの支援/第14章 未来を創るーーデザインと開発におけるAIの活用/第15章 銀行業と金融サービスーーAIの持つ破壊的な力/第16章 コーディングとプログラミングーー生成AI導入による革命/第17章 生成AIの力を活用して得られるデータインサイト
第3部 生成AIとの前進
第18章 生成AI導入の成功の鍵/第19章 生成AIの進化の未来
アートをベースにするとはいかなることか。最新の研究動向をとらえ、美術研究者・芸術家がアートベース・リサーチを多角的に分析。
アートベース・リサーチ(ABR)をめぐる状況は、ここ数年で大きく展開している。ABRは従来の人文社会科学の研究にアートを入れることで、言語的な記述や客観的な分析だけでは捉えきれない、人間の感情や身体的感覚に迫っていく。また、アート活動そのものが研究でもある。アートベース・リサーチの現在地がわかる一冊。
大阪・保育所聖愛園の「障害」児共同保育50周年を記念して刊行するブックレット(インクルーシブ(共生)教育研究所双書)。本書は,長年にわたる保育実践の研究成果をまとめたもので,子どもたち一人ひとりが, 民主的な社会を担う人として生きていってほしい,との願いをこめて記した子ども讃歌。
まえがき
序章 認知心理学の概要と この学問を論証基軸に選んだ理由
第一部 認知システム
第一章 個体認知システムと集団認知システム
第二章 現代社会における個体&集団認知システム
第三章 異質認知システム
第四章 結論ー教育の論理
第二部 インターネット成育環境
第一章 インターネット認知システム
第二章 インターネット認知システムと脳科学
第三章 インターネット認知システムと言語環境
第四章 インターネット成育環境の実際
第五章 インターネット認知システムと広汎性発達障害
第六章 結論ー入試制度が主導するインターネット成育環境
第三部 入試制度文化ー入試制度が生む集団認知システム(言語・信仰・習慣/慣習)
第一章 思考力低下の文化
第二章 タテ認知システム文化
第三章 カタルシス文化
第四章 教育エネルギー非効率文化
ヨーロッパ6カ国における中国系新移民の第2世代(1.5世代含む)を調査し、コミュニティの形成過程とその変容、社会統合(教育や政治参加)のあり方、アイデンティティ形成を分析。第2世代をめぐるトランスナショナルなダイナミズムを重層的に描き出す。
心理面接においてクライエントが抱える課題への作業が進展するには、セラピストが自分を懸けてクライエントと真摯に向き合い、柔軟な判断力や感性、自由な精神を最大限に生かすことが重要となる。本書では、そうした生きた存在としてのセラピストのあり方を切り口に、多様な事例に即して、心理臨床の基底部で動く真に治療的な現象の本質を探る。独自のコンセプトに基づいた活動で創設50周年を迎えた山王教育研究所からの発信。
オープンサイエンスや、研究データといったトピックスを交えながら、高等教育機関、自然史・理工系博物館、研究機関が開発・運用している各種データベースやWebサイトを紹介し、天文学、生物学、地球惑星科学、環境学など、自然科学分野における取り組みの事例を一望。
今後の研究の一助となる情報が満載の一冊。
序論 自然史・理工学デジタルアーカイブの今日的意義 井上透(岐阜女子大学)
第1部 研究データの活用にむけて
1.科学データのデジタルアーカイブにおける必須条件「オープンデータ」 大澤剛士(首都大学東京)
2.研究データ利活用の国際的動向ー世界の自然史・理工学DA活用 南山泰之(国立情報学研究所)
第2部 自然史・理工学DAの社会的活用
3.オープンサイエンスと天文学 玉澤春史(京都市立芸術大学/京都大学)
4.自然史博物館×デジタルアーカイブーオープンサイエンスを拓く一例としての魚類写真資料データベース 大西亘(神奈川県立生命の星・地球博物館)
5.自然史情報のデジタルアーカイブとその社会的問題への利用ー地球規模生物多様性情報機構GBIFの機能とそのデータの利用 細矢剛(国立科学博物館)
6.環境学×教育ー森の感性情報アーカイブ・サイバーフォレストを用いた環境教育 中村和彦(東京大学)
第3部 自然史・理工系研究データの学際的利用
7.南方熊楠データベースー文理統合・双方向型デジタルアーカイブ 岩崎仁(京都工芸繊維大学)
8.異分野融合で切り拓く歴史的オーロラ研究ーオーロラ4Dプロジェクトの経験から 岩橋清美(国立国文学研究所)
9.東京大学工学史料キュレーション事業の展開ー工学・情報理工学図書館を実例に 市村櫻子(東京大学)
あとがき 中村覚(東京大学)
疼痛マネジメントの教科書として臨床現場で長年受け継がれてきたあの“赤本”が、内容をアップデートし装いを新たに再登場!