第46回サントリー学芸賞作(政治・経済部門)
歴史・文化・社会的に形成される男女の差異=ジェンダー。その差別は近年強い批判の対象だ。
本書は、実証経済学の研究から就業・教育・政治・解消後の可能性について、国際的視点から描く。
議員の女性枠導入=クオータ制が、質の低下より無能な男性議員排除に繋がる、女性への規範が弱い国ほど高学歴女性が出産するエビデンスなどを提示。旧来の慣習や制度について考える。
【書評掲載案内】
・毎日新聞(朝刊)12月16日/大竹文雄(大阪大特任教授・経済学)
・週刊現代 2023年12月23日号/石戸諭(ノンフィクションライター)
・朝日新聞(朝刊)11月25日/神林龍(武蔵大学教授・労働経済学)
・週刊文春 2023年11月23日号/吉川浩満(文筆家)
・週刊東洋経済 2023年11月11日号/原田泰(名古屋商科大学ビジネススクール教授)
・日本経済新聞(朝刊)2023年10月28日/児玉直美(明治学院大学教授)
・熊本日日新聞2023年9月14日
【目 次】
はじめに
序 章 ジェンダー格差の実証とは
第1章 経済発展と女性の労働参加
第2章 女性の労働参加は何をもたらすか
第3章 歴史に根づいた格差ー風土という地域差
第4章 助長する「思い込み」-典型的な女性像
第5章 女性を家庭に縛る規範とは
第6章 高学歴女性ほど結婚し出産するか
第7章 性・出産を決める権利をもつ意味
第8章 母親の育児負担ー制度はトップランナーの日本
終 章 なぜ男女の所得格差が続くのか
あとがき
化石採集の達人が北海道から九州まで野山を駆けまわって集めた、研究に役立つ代表的な化石を厳選し、時代・産地別に解説。さらに、化石採集の心構えから方法と道具、クリーニングの極意、保存方法までの基礎をすべて詰め込んだ充実の入門書が誕生!
<b>第20回小林秀雄賞受賞作!</b>
《「音楽」というものの生々しさと理念を情熱的に撚り合わせながら、コロナ禍という盛り上がれない時代の中で、音楽の未来を探った。アクチュアルであり、「時間論」としても優れた論考。》
(文責・新潮文芸振興会事務局)
集うことすらできないーー。2020年代の世界を覆うパンデミック。「密閉・密集・密接」の営為が軒並み「不要不急」のレッテルを貼られ、音楽ライブやコンサートも次々と中止に。交響曲からオペラ、ジャズ、ロックに至るまで、近代市民社会と共に発展してきた文化がかつてない窮地を迎えている。その一方で、利便性を極めたストリーミングや録音メディアが「音楽の不在」を覆い隠し、私たちの危機感を麻痺させている。終焉か、それとも変化の契機か。近代文化の象徴たるベートーヴェンの≪第九≫を導きの糸に、コロナ後の音楽のゆくえを探る。
全音ピアノ連弾ピース2番 軍隊行進曲 第1番/シューベルト
【紹介文】
27の目的・6つの気持ちから学校を見つけよう!
★「好きなこと」「やりたいこと」ができる学校に行きたい
★自分の生活リズムに合う学校で学びたい
★やりたいことがわからない、決まっていない
…
『進路相談室』は、自分の目的・気持ちから学校を探せるガイドブックです。
高校でやりたいことが決まっている人はもちろん、まだやりたいことがわからない人も、今の自分の「気持ち」から学校探しができる内容となっています。
収録している学校の多くは、個々の状況に応じて、登校日数や時間帯が選べるところばかり。
自分のペースで無理のない学校生活が送れ、好きなことややりたいこともできる、そんな理想の学校を本書で探してみてください。
●「好きなこと」「やりたいこと」から学校を探してみよう!
・音楽、スポーツ、芸能、マンガ、ファッションなどの興味関心に関する項目
・少人数・個別指導、習熟度別授業、進学、留学などの学び方。
・カウンセリングや起立性調節障害などの生活・心理面のサポート
などなど、全27の項目別に自分に合った学校が見つかります。
●「やりたいことがわからない」人もOK!
今の“気持ち”から進路を考えられる!
「好きなことを楽しみたい!」「勉強をしっかりしたい!」「安心できる環境で過ごしたい!」など、6つの“気持ち”から学校探しができます。
「今の気持ちもわからない…」という人も安心。心理カウンセラー監修の「学校選びの前の気持ちの整理」で質問に答えていくと、学校探しのヒントが見つかります。
全ページフルカラーで、楽しみながら学校探しをできる本です。
生きる姿勢を決める。これこそ決意中の一大決意。日々の心の姿勢が、 知らぬ間に将来の自分を選び取っているのだ。平安で力強い日々の心を獲得するにはこうすれば良いと、 無理のない具体的な指針を全編にわたって示す。
人生の達人の言葉は、当たり前なことを言ったとしても、そこにその人の全人格の裏打ちがあるから、強くこちらの胸に迫る。一読、真の勇気と永遠なる平安を与えられ、読み返すたびに、私たちは浄福感に満たされるのである。
著者が五井先生から時折り拝聴した言葉の数々を書き留めたもの。何気ない言葉の中に、五井先生の人格や思想が偲ばれる好著。
短編370篇
著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!
〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、
読書においてはどのように作用しているのか。
本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、
テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、
ほとんどフォーカスされてこなかった。
生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。
【目次】
プロローグ
第1章 ニュースを無料で読む人たち
--無料ウェブメディアの行き詰まり
第2章 本を読まない人たち
--〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉
第3章 本と出合えない人たち
--無料抜粋記事と電子書籍の限界
第4章 本屋に行かない人たち
--聖域としての書店
終 章 紙の本に集う人たち
--読者と消費者
大幅リニューアル!【P49→P65に!】
より内容を充実させ、便利になりました!
広島と並ぶ平和学習の好適地であり、異国情緒にあふれる歴史と文化の街・長崎を多数の写真と共に紹介!
内容
観光・修学旅行の重要地・長崎。中世から世界との貿易の拠点であり、物品や食はもちろん、学問、宗教、技術など、様々なモノを日本にもたらした場所。その利点から幕末から明治にかけては近代化がいち早く進み、製鉄や造船業など様々な産業が発展しました。
本書は日本の近代化、異国文化と平和学習という特色あるエリアを詳細な地図とともに観光・学習施設約50件を掲載。
特色
各観光・学習物件の歴史・由来等に重点を置いて解説。 平和学習として、コラム『平和への祈り』では当時の世界情勢を交えて原爆投下までのいきさつや、原爆開発の経緯も紹介。
目次
長崎概略 1
長崎県内全図(長崎にあるふたつの世界遺産) 2
長崎市内中心部図 4
市内路面電車 6
お得なチケット 7
文化施設一覧 55~57
長崎開港、貿易そして長崎キリシタン受難の歴史年表 58~63
年中行事 64
長崎観光・交通問い合わせ先 65
奥付 65
物件ガイド
中央地区【地図 8〜9】 10~24
出島(出島和蘭商館跡)・唐人屋敷跡・思案橋・丸山町・長崎市 中の茶屋・ 高島秋帆旧宅
梅園身代り天満宮・長崎県美術館・長崎新地中華街・日本二十六聖人殉教地・日本二十六聖人記念館・サント・ドミンゴ教会跡資料館
長崎歴史文化博物館・福済寺(長崎観音)・聖福寺・諏訪神社・松森天満宮・ シーボルト記念館・シーボルト宅跡
長崎県防空本部跡(立山防空壕)・崇福寺・興福寺・眼鏡橋(中島川石橋群)・風頭公園・長崎市亀山社中記念館
中国文化の影響 13
長崎くんち 16
シーボルト 17
東山手・南山手地区【地図25】25~37
オランダ坂・長崎市東山手地区町並み保存センター・長崎市東山手十二番館・ 長崎市古写真資料館・埋蔵資料館・長崎孔子廟・中国歴代博物館
長崎市南山手地区町並み保存センター・長崎市須加五々道美術館・長崎市べっ甲工芸館・長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館
軍艦島デジタルミュージアム・大浦天主堂・グラバー園・祈りの丘絵本美術館 ・大浦国際墓地・鍋冠山展望台
信徒発見と浦上四番崩れ 24
浦上地区【地図 39】 38~46
平和公園・長崎原爆資料館・国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館・如己堂・永井隆記念館・山里小学校(防空壕跡)
長崎原爆遺跡旧城山国民学校校舎・浦上天主堂・長崎原爆遺跡旧長崎医科大学門柱・山王神社・坂本国際墓地
平和への祈り47~51
長崎港西側【市内中心図参照】 52~54
稲佐山・長崎ロープウェイ・悟真寺・稲佐国際墓地・日本の近代化と三菱長崎造船所
大学をはじめ学校の運動部出身で特有の価値観・行動様式を持つ体育会系。
厳格な上下関係、規範意識の高さなどを特徴とし、爽やか、暴力的、勉学が苦手、就活に有利など様々に語られてきた。
本書はその起源から、先輩・後輩関係の分析調査、スポーツ推薦入試の軌跡と現状、就職後のキャリア形成の困難まで、彼らを多角的に描く。
近年、話題となる不祥事の歴史も追い、日本社会で500万人以上とも言われる日本独自の体育会系の実態を描く。
序 章 近代スポーツの誕生と展開
第1章 学校主体の日本スポーツ明治から現代まで
1 体術・体操から体育へーー昭和戦後までの道程
2 「生涯スポーツ」という考えーー1960年代以降
3 改革の試みと挫折
第2章「体育会系」の起源ーー対全共闘の大学運動部
1 右翼、暴力組織の代名詞へーー大学当局への協力
2 拡大する批判ーー部内事件・入試優遇・セミプロ化
3 特権喪失、日本スポーツ界の低迷へ
第3章 絶えない不祥事1962〜2025年
1 続発する事件暴行ーー不正入試・わいせつ・薬物
2 特異な先輩後輩の世界
3 対応策の模索ーー不揃いの大学当局
第4章 スポーツ推薦入試の軌跡ーー1967年以後の拡大
1 学力検査の免除ーー文部省の公認
2 筑波大の積極的導入、早大の「体育特選入試」
3 過剰な運動部強化へーー知名度アップの弊害
第5章 スポーツ推薦入試の実態ーー拡大した姿
1 243大学の内実公開に否定的な制度
2 競技実績と募集競技大学ーー当局の強い意志
3 アスレティックラシーの可能性ーー新しい実績主義
第6章 キャリア形成の難題ーー競技活動中心の功罪
1 競技引退後を見据えた悩み
2 セカンドキャリア志向ーー単一路線型の危うさ
3 スポーツ推薦入試入学者の脆さ
終 章 体育会系の現実
あとがき
参考文献
体育会系 関連年表
教育相談の必携書がリニューアル!新生徒指導提要に対応
不登校、いじめ、児童虐待、貧困など、子どもたちを取り巻く問題に向き合い、子どもの気持ちに寄り添うには、教育に加え、心理学や福祉、医療など幅広い知識が求められます。教育相談を担当する先生方に向け、カウンセリングの基礎、子どもの精神疾患や発達障害、心理検査の概要をわかりやすく解説した『これ一冊でわかる「教育相談」』を、さらに、コロナ禍の影響や令和の日本型教育、不登校やいじめに関する法改正、生徒指導提要の改訂など、最新の教育現場の動向を踏まえた内容にアップデートした改訂版。教育相談コーディネーターや特別支援教育コーディネーター、カウンセリングに関心のある先生方に最適な一冊です。
アニメーション、それはより純粋な虚構。
あなたはその魅力に抗えるか?
拡張される世界。強まる虚構の力。
現実を守る観測者にとって、虚構は敵だ。
……少し前までは。
強大になっていく虚構に対抗するためには、もうそれ自体を利用するしかない。
今や虚構は隣人となり、時には共闘し、時には敵対する。
現実と虚構が真の意味で手を取り合えたならば、次の時代へと辿り着けるかもしれない。
虚構体観測者の作成ルール、300種類以上の追加データ、アニメ作品を題材とした全6話のキャンペーンシナリオなどを収録。実写とアニメが織りなす虚構世界へようこそ。
国や地域別の幸福度ランキングが、しばしば注目を集める。
だが、そもそも幸せの基準は文化によって異なる事実を文化心理学が実証した。
一例として幸福感は、欧米では個人的な達成感、日本では対人関係と関連する。
本書は国際比較を通し、日本社会における幸せの特徴を探る。
また、個人の一時的な感情にとどまらず、地域コミュニティ、職場、学校などの現場における持続的な幸福(ウェルビーイング)についても考える。
幼い頃に見た古き良き日本や東京の情景。著者の撮る写真には、記録性、技術の確かさに加え、温かい眼差しが感じられ、ほかに得難いものとなっている。それはひとえに、著者自身の、浅草の片隅で日々フライパンを振っている庶民の視点、温かい人柄、年齢を感じさせない感性の瑞々しさにほかならない。
読売新聞都民版で八年三〇〇回を数える名物連載「秋山武雄の懐かし写真館」から、選りすぐりの写真と逸話を通し、今は失われた、懐かしいあの頃が甦る。