日常生活に潜む恐怖と陰を、黒い笑いに包んで贈る現代劇。人間の本性に、おおらかに、そして深く迫る民話劇。異才、岡安伸治の、自在に広がる劇世界をあますところなく伝える、最新5作品を収載。
「学校数学」で泣いた人にも、もう一度やり直したい人にも、統計・確率の話から、単利・複利、ゲーム理論やコンピュータの数理まで“使える”数学読本。合理的な考えかたが身につき、キレる頭を育てる一冊。
幻舟は果たして危険な女なのか。
給食室がダイナマイトで爆発。1000このケーキがグチャグチャ。「きっとケーキが食べられないひとのしわざだわ」舞ちゃんの必殺・勘ピューターがさえる。ハチャメチャトリオ大活躍。
東京の大学に進学して半年、石川孝志は恋人真紀とのプラトニックな関係を続けながら、三人の女性とセックスライフを謳歌していた。そして今度は真紀の友人・絢子とも関係を持ってしまう。ある日、高校の同級生・水田がバーのママと同棲していると真紀に聞いた孝志は、翌日二人で水田に会い、彼の豊富な体験談に驚く。水田の話に刺激を受けた真紀は数日後、孝志に処女を捧げたいと言い出し…。長篇官能小説。
明美・知子との濃艶な愛戯、ちえ・雪子母娘とのひそやかな戯れー大学での2度目の夏休みを迎えた真吾は、東京の女人たちと綾なす性の饗宴にしばしの別れを告げ、婚約者の妙子が待つ郷里に向かった。久々の再会に、改めて自分が帰りつく場所は妙子の胸であることを確信する。が、その一方、帰省の車中で知り合った奔放な人妻・佳子との逢引きを企んで…。
昭和26年、宮崎真吾は大学2年生になった。性生活のパートナーは年上の女子学生・桜井明美と池永知子、旅館の仲居キク。加えて、これまで距離をおいてきた下宿先の未亡人ちえとの関係も新たな進展を迎えようとしていた。思春期に近づいたちえの娘・雪子も日に日に女らしくなり、真吾の心を妖しくくすぐるー。ますます多様に、華やかに繰り広げられるエロスの宴。
修練の上の修練完成の果ての完成。この後十年、著者に短篇小説を書かせなかった理由がここにある。丸山文学の頂点のひとつを示す最終巻。
コンビニエンスストアは、いまや私たちにとってなくてはならない存在となった。本書は、そのコンビニのアルバイトやパートさんのマル秘お仕事マニュアルだ。全国のさまざまなコンビニから集めた、知られざる“ウラ技”とエピソードを満載。もちろんウラ技だけでなく、コンビニ仕事のイロハもしっかりフォロー。コンビニのお仕事が丸ごとわかる。この一冊で、店長さんは人づかいの名人に、慣れないアルバイトやパートは仕事のプロに、隠れコンビニファンは“ウラのウラ”事情ツウになること間違いなし。
1979年より花火を特殊な技法で撮影して16年になった。本書に集められた花火の写真は、夢の花をテーマにした全国各地の花火の瞬間造形美の厳選である。今回は、花火の瞬間をテーマにした作品集にした。