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誰が約束することもなく、一年に一度だけ神奈川県の箱根のホテルで顔をあわせてきた集まりがあった。それは通称「七夕の会」といい、都内の老舗旅館の息子や金満家の老人、カメラマンなどメンバーは様々である。だがーそのメンバーの関係人物が次々と呪われるように死んでいく奇怪な事件が発生した。一方、新宿に住みつく「総理」と渾名される浮浪者が殺害された。そこには、途方もない悪の構図が描かれていた。人間の絆の怖さを描く本格推理の力作。
 
 
 
 
 
「ネイチャーマインドブック」は、自然が人の心に与えてきた影響を、写真とともに紡ぐシリーズです。
本書では、「虹」をテーマに、虹の言い伝え、虹の夢占い、虹色占いなど、多様な視点から虹の神秘に迫ります。写真家・高橋真澄氏の美しい写真とともに、虹がもたらす幻想的な魅力を感じられる一冊です。
 
 
 
返せぬ借金心に背負い、今日もさすらう旅の空。天に輝く不幸の星を、タメイキ混じりに見上げる男ー。ご存じ、冴木忍の人気シリーズ(貧乏)「道士リジィオ」の災難がミニ文庫に進出だ!幼なじみの借金取りスティンの魔手を透れ、ただひとり危地に乗り込むリジィオ。おかしくも情けない、リジィオの秘密が、今、明らかに。
 
 
志賀重昂の思想形成の原点を、札幌農学校時代の若き日の日記に探る。