過去の録音音源から選りすぐったベスト・アルバムだが、「私には夢がある」と「シルヴィアのために」は、このアルバムのための書きおろし。いずれもひたむきな歌唱が魅力。心から歌われた歌といった感じに、カレーラスの美声と音楽がぴったり寄り添っている。
ファン待望の新録音。ベル・エポックの時代に光を当てた選曲が注目される。生真面目なサティの歌唱スタイルは幾分異質だが、タンゴのリズムに乗ったガルデルなど舌を巻くほど巧い。“良き時代”の雰囲気が漂うカレーラスならではの粋なCDに仕上がっている。
LEON×NIKITA創刊編集長 岸田一郎氏が監修、「オペラ通はモテる」?をコンセプトにワザあり選曲で厳選した究極のイタリア・オペラBEST!「オペラってなんだかとっつきにくい」、「オペラは小難しそう」と思っている皆さんに向けて、オペラ・アリアのメロディーの美しさ、身近な男女の色恋沙汰といったテーマの親しみやすさ、登場人物の現代的なキャラクターなどなど、興味深いエッセンスを分かりやすく、面白く、"ちょいモテ"視点でナビゲートした、周りに差をつける"出し抜き"アイテムです! もちろん入門編としても最適で、「いきなりあの熱唱は重い」というオペラ初心者のために、メロディーの美しさと親しみやすさを基準に選び抜かれたインスト編と、インスト編に対応した歌唱編というワザありな2枚組構成。インスト編はヒーリング系音楽ファンにもオススメです。オペラ・トリビアも満載のちょいモテ ライナー・ノーツに加え、岸田氏による各曲"おせっかい解説"もついているので、これ一枚で貴方も素敵な異性をオペラ会場に颯爽とエスコート出来るように? アフターオペラでは嫌味にならないスマートなオペラ解説をしてあげて、彼女(彼)の知的好奇心を満たしてあげましょう!
2008年の歌手生活50周年を記念して企画されたベスト盤。ドミンゴ、フリットリ、ヘンドリックス、エヴァ・リントといった歌手たちとの共演曲を収録している。カレーラスのビロードのような声が堪能できる一枚だ。