同心は岡っ引きの過去と向き合わねばならぬ
岡っ引きになる前の五六蔵を手助けしていた伊蔵が浪人の姿をして現れた。かつて仲間であった三治が殺されたので、急ぎ報せに上方から戻ってきたと言う。下手人は五六蔵に底無しの恨みを抱く殺し屋〈雲の翔〉らしい。大昔に関わった事件が今となって蘇り、息を呑む五六蔵。そしてさらなる凶報が届いた。定町廻り同心夏木慎吾の大先輩で、祝言を挙げたばかりの中村広茂お菊夫妻が何者かに襲われたというのだ。
いったいなぜ?
己の過去に堅く口を閉ざす五六蔵に、これまで全幅の信頼を寄せていた慎吾はいら立ちを隠せない。下手人捕縛に焦りがつのる中、またもや悪い報せが……。慎吾と五六蔵の仲が試される、疾風勁草の第五弾!
●夏木慎吾……江戸北町奉行所定町廻り同心。天真一刀流免許皆伝。父親は北町奉行の榊原主計頭忠之だが、正室の子ではないため母の実家夏木家で育ち、祖父の跡を継いで同心になった。
●五六蔵……深川永代寺門前仲町の岡っ引き。慎吾の祖父に恩がある。若い頃のことは今のところ謎で、やくざの親分だったとの噂もある。
●国元華山……霊岸島川口町に診療所を構える二代目の町医者で、腑分けに長けた女性。
【編集担当からのおすすめ情報】
時代小説好きで知らない人はいない人気シリーズ、「公家武者信平」「浪人若さま新見左近」の著者が筆を揮う、王道の捕物帳!
(小学校中学年から)剣術と学問を学び、咸臨丸で日本人として初めて太平洋を渡った勝海舟。開国をせまられる幕末の日本を率いた立役者の生涯を描きます。
本書は、働く人のストレスの改善に向けて、日本を代表する自動車会社・グループ会社に勤務していた専門分野の異なる3人の執筆者が、それぞれの視点からマネジメントの方法を展開しています。
田村隆はメンタルヘルスとストレス分野での理論と実務経験、井上有史はレジリエンスや会社を元気にする改善活動、東出和矩は方針管理、日常管理、ナレッジマネジメントというマネージメントスキルの経験を結びつけることによって、読者、特に管理職の方に役立つことを目的として執筆しました。
目次
第1章 新しい流れ
3つの課題/心の病の広がり
第2章 投資回収の仕組み
メンタルヘルス、メンタルマネジメントからウエルビーイングまでの費用/どのようにリターンが得られるようにするのか
第3章 実務的方法【対個人編】
他人の意見も聞いてみよう/できるかどうかではなくどうすればできるかを考える/見方を変えてみよう 他
第4章 実務的方法【対組織編】
メンタルマネジメント中期計画/プロセスを責めて人を責めない考え方/上司の仕事は従業員の仕事を支援すること 他
第5章 日常の行動指針【管理職編】
ワンランク上を目指す上司が常用する 脱!指示命令策 STEP1〜STEP5
第6章 日常の行動指針【担当者編】
「会議時間半減だ!」と、上司から(会社の方針や空気が変わり)/何の方策も示さずに、いきなり指示される/たかが会議、されど会議、やり方改善で驚くべき多様効果が! 他
第7章 推進方策
コミュニケーション/43. V字回復したい会社の方へ!成功パターンから学べる勘・コツ その1〜その6 他
約50年、貝類と環境との関係を調べることをライフ・ワークにしてきた研究者の、その研究成果と現場で経験してきたさまざまな情報が詰まった渾身の力作研究書である。本書はアサリだけでなく、東京湾の環境や漁業、ノリやハマグリなどについても触れつつ、過去から歴史をたどるように書かれている。
第1章では、東京湾の開発に翻弄されるアサリ漁業とノリ養殖業の変遷を詳細に解説。第2章では、アサリが大量死する原因である青潮の発生機構や出水による淡水や浮泥の影響について。第3章では、東京湾のハマグリについて。第4章では、アサリを捕食する生物や寄生生物、迷惑生物などについて。第5章では、冬季にアサリが大量死する原因を餌不足、波浪による海底面の浸食から説明。第6章では、アサリの成長に関する因子として海水の流れの重要性を指摘。第7章では、アサリの生き残りを妨げる要因への対抗策とその方策を網羅的に紹介。第8章では、東京湾の環境がどのように変化してはているか、生態系の位置づけも加えて、私たちが何をすべきかを示唆する。
全国各地でアサリの生産が激減し、それぞれの地域に適合した方策をどう取るべきか、その最適な増殖手法は何であるかを、基本的な理論と先人の経験と知恵を通して理解するための絶好な教科書となっている。
ある民族で生まれた宗教は時代の移り変わりとともに生き物のようにその中身が変化する。
ある宗教が他国に伝播した際もその国の文化に順応するようその宗教は変貌する。
キリスト教などの宗派についても「宗教名が同じだから信仰形態も同じはず」という考えは全くの誤り。
一宗教は分派分裂によって様々な宗派が生まれ、信仰形態も宗派により異なり、
革新派が新宗教を生み出すこともある。本事典はその時代・民族・文化の背景と関連づけた解釈も加えながら、
世界のありとあらゆる宗教・宗派の生成経緯を網羅解説する。
ペリーの黒船が来航し、驚天動地の騒ぎのさなか、
蘭学者・兵学者の勝海舟は冷静に先を見通した。
尊攘倒幕の志士にも、佐幕派の浪士にもならず、
動乱のなかに国家統一の構想を固め、自らの使命を求めて動く。
有力な幕臣となった勝は、複雑で重い運命を背負い、
薩摩の西郷隆盛との大交渉劇「江戸開城」を演じる。
「公」は「私」を超えるという信念のもとに交渉を進め、
江戸は焼かれず、近代国家の首都、東京に継承された。
勝は倒されるべき旧い国家を担い、その幕引きを行ったーー。
日本の近代史を動かした巨大な交渉人・勝海舟の航跡を生き生きと描く。
序章 濱御殿の焚火
「徳川の政治と思うから、間違っておる。天下の政治でござる」
第一章 砲艦外交
一触即発の「浦賀」/高野長英の来訪/修行の日々、剣術と禅、そして蘭学へ/「勝海舟」の誕生/黒船来航/「手抜きを見逃せと、袖の下を持ってきたのかえ」/密航計画、破れる
第二章 咸臨丸で海を渡る
「甲板で火を焚くな」/膚の潔き雪をも瞞むく、愛妾お久/あわや海の藻屑に……/薩摩の英明藩主、島津斉彬と会う/二転、三転する遣米使節の「別船」/厳冬の北太平洋、荒れ狂う波濤/武士階級のないアメリカ社会の衝撃
第三章 薩長同盟へ
尊攘激派/「天下でおそろしいもの」横井小楠/興国の飛び道具、坂本龍馬/生麦事件処理で「必敗開戦論」を説く/日本(ニッポン)を今一度せんたくいたし申候/八月十八日の政変/「玉=天皇」を奪い合う/薩長の盟約成る/崩れゆく幕府のなかで
第四章 江戸開城の大交渉
駿河湾から軍艦砲撃で官軍に勝てる、が、しかし……/「おれは常に一身を死生一髪という際においていた」/時勢の奇跡、海舟、鉄舟、益満の出会い/攘夷の激情と外国人襲撃 /虎穴に入って虎児「降伏七条件」を得る/「江戸焦土作戦」を支える下層の力/パークスの衝撃、江戸進攻を支持せず/江戸開城と武装解除の行方
第五章 非戦を貫く
海軍の申し子、榎本武揚の大脱走/「あなたの徳で、善い家来を持ったなどと思いなさるな」/旧幕臣の救済に奔走する/西郷との再会、「廃藩置県」の大変革/長崎の落とし子が氷川邸に現れる/「征韓論」で廟堂大分裂、海舟は参議兼海軍卿へ/西南戦争、さらば西郷/「脱亜入欧」と密通スキャンダル/行蔵我に存す、毀誉は他人の主張、我に与からず……/一つ、大本を守って、それから、変化していくのだ
勝海舟略年譜
勝家系譜
保証付融資の採上げ・管理が正確にできる。
生成AIの次のトレンドをご存じですか?
将来、予想もできない業界改編が起こるかもしれない。
そんな世界を変えうるテクノロジー、その最先端をのぞいてみませんか。
本書は、その入門書です。
テレビにもニュースにも出てこない、今、「熱い!」研究、新技術を厳選して紹介します。
著者の橋本幸治氏は、テレ東BIZ「橋本幸治の理系通信」でおなじみ。
「超わかりやす理系オタク」という愛称があるほど親しまれ、同配信動画は大人気。
一部、YouTubeにも配信されており、600万回再生以上の動画も。
本書は、特に「日本」の「未来を変える」、「最新」の科学技術をピックアップしています。
「日本の研究、すごすぎる!」
「夢のような技術に、未来が変わる予感がする!」
「今、この研究がすごい!」
読み進めるうちに思わず、こうもらしてしまうかもしれません。
第1章 驚きはすぐそこに! 身近にある科学技術
第2章 ニッポンの底力! 産業維新を牽引する科学技術
第3章 地球と人類を救え! 課題に挑む科学技術
第4章 歴史に名を刻むか! 壮大な夢を追う科学技術
武士はどのようにして誕生したのか。平将門の乱から源平合戦までを通じて、古代社会に登場した武者が地方豪族に代わり地域支配を担う集団へ成長、さらには武家として政治権力を確立するまでを描く。中国・四国・九州地方の武士団などにも言及し、全国的な視点から武士のあり方を問う。これまで語られてきた武士誕生の歴史に一石を投じる注目の書。
プロローグ 武士とは何か/天慶の乱と武者の生成(九世紀の社会変動/平将門の乱/藤原純友の乱/武者種胤の誕生)/武者の展開(源頼親と大和源氏の展開/源頼信と河内源氏の立場/平維衡と伊勢平氏の行方/刀伊の入寇と西国武者の生成)/東国・奥羽の兵乱と武者(平忠常の乱と源頼信/前九年合戦と武力/延久二年北奥合戦/後三年合戦と奥州(平泉)藤原氏の成立)/武者から武士へ(源義家と河内源氏の推移/伊勢平氏の台頭/相撲人と武者・在庁官人/西国と九州の武士団)/保元・平治の乱と平氏の権勢(天養事件と大蔵合戦/保元の乱と武力/平治の乱と後白河・清盛政権/伊勢平氏の力)/治承・寿永内乱と武家政権の成立(以仁王の蜂起と諸国源氏/治承・寿永内乱の広がり/平家滅亡・義経問題と守護・地頭設置/奥州合戦と「日本国」の成立)/エピローグ ルサンチマン(ressentiment)としての武士
CO2削減のキーテクノロジーとして、潜熱蓄熱・化学蓄熱・潜熱輸送の理論、材料・技術開発、応用事例を解説した1冊!
鳥羽・伏見の戦で「朝敵」の汚名をこうむったことで、天朝への恭順の意を固めた徳川最後の将軍・慶喜の代ににわかに幕府の全権を担い、誰一人理解者のいないまま江戸城無血開城、幕府消滅まで戦意を秘めつつ「鎮静」を貫き、見事火消し役を務めた勝海舟。新政府での立身を福沢諭吉に批判されながらも国家安寧を支え続けた、維新の陰の立役者の真の姿を描き出した渾身の力作評論。
江藤淳が惚れ込んだ「生得の政治的人間」が思い描いた国家像とは?
鳥羽・伏見の戦で「朝敵」の汚名をこうむったことで、天朝への恭順の意を固めた徳川最後の将軍・慶喜の代ににわかに幕府の全権を担い、誰一人理解者のいないまま江戸城無血開城、幕府消滅まで戦意を秘めつつ「鎮静」を貫き、見事火消し役を務めた勝海舟。新政府での立身を福沢諭吉に批判されながらも国家安寧を支え続けた、維新の陰の立役者の真の姿を描き出した渾身の力作評論。
◆ 平成29年民法改正に完全対応
過去問題集の最新版がついに登場!
準1級・2級・3級問題を、直近開催3回分(第25回・第26回・第27回)、全900問掲載。
一気に難易度が上がる準1級も、3回分300問掲載で、頻出問題や出題傾向がよくわかる!
上位級の難問には、受験者必読の加藤理文先生による解説付き!
準1級合格者のみに受検が許される、超難関の1級のチャレンジ問題も16問掲載。
日本100名城めぐりがさらに楽しくなる、お城好きに大人気の「日本城郭検定」に、あなたもぜひチャレンジしてみてください!
【掲載問題】
・3級問題(第25回、第26回、第27回)
・2級問題(第25回、第26回、第27回)
・準1級問題(第25回、第26回、第27回)
・1級問題(第26回より16問)
出逢いと別れの異世界修学旅行、最終日!
異世界修学旅行、そして伝説へ!
修学旅行の最中に突如飛ばされてしまった異世界で、王女プリシラと共にクラスメートを捜しながら修学旅行を続ける沢木浩介たち二年一組。
ついに、残るクラスメートはあと一人。
そしてその最後の一人、山田という少年は、大方の予想通り、浩介たちより先立ってこの世界にやってきて、魔王を倒し、世界を平和に導いた勇者となっていた。
世界を救った勇者は、やがてもとの世界へーー日本へと還っていく。
そんな、この異世界で何度も繰り返された筋書きをなぞるはずだったが、事態は予想外の方向に進んで……。
「ぼ……僕は、日本には還らない! この異世界で、これからも勇者として生きていくんだ!」
帰還を拒否する勇者山田を何とか連れ戻そうと、異世界を巻き込んだ最後の大騒動が幕を開ける!
そしてその最中、浩介は旅の終わりが近いことを意識する。
「おぬしらは、日本へ還っていってしまうんじゃよな。妾を置いてーー」
クラス全員揃っての日本への帰還ーー異世界修学旅行の終わり。
それは、プリシラとの別れでもあった。
異世界から日本へ還ってゆく修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第七弾!