1543年、ニコラウス・コペルニクスが地球中心説(天動説)から太陽中心説(地動説)へと理論を革新させた、科学史第一級の古典全6巻をここに完訳。さらにコペルニクスが太陽中心説の構想を初めて著した未刊の論考『コメンタリオルス』、ヨハン・ヴェルナーの著作を批判した書簡を収録し、コペルニクス天文学のすべてを凝集する。コペルニクスはいかにして、そしてなぜ地動説へと辿りついたのか?全篇に付した精緻な訳注、天文学史を古代から“コペルニクス以後”まで詳細に綴った訳者解説「コペルニクスと革命」によって明かされる、革命の全貌。
哲学、経済学、古代史、文章作法を物理学者が読み解く!!
長きにわたって第一線で活躍し、数々の賞も受賞している長唄三味線奏者、今藤政太郎の初のCDアルバム・シリーズ第1弾。長唄界・邦楽界の若手が揃って出演しているのも魅力。
科学知識のデータブック。(地学部)「日本付近のおもな被害地震年代表」大改訂。西暦416年から現在に至るまでの被害地震記録を再調査、全面的に見直し。(物理/化学部)アジア圏初の発見で話題となった113番元素「ニホニウム」。同時決定したモスコビウム、テネシン、オガネソンとともに新4元素のデータを掲載。
先生…、地球みたいな星ってほかにもあるんですか?30の質問で学ぶ、超わかりやすい宇宙講義のはじまり!
太陽の次に近い恒星プロキシマ・ケンタウリまでは月ロケットで10万年かかるが、これを21年に超短縮するプロジェクトがある!?土星の表面では常にジェット気流が吹きすさび、海流が轟々うなっている!?重力波が日本のセンター試験に及ぼしてしまった意外な影響とは?元NASA研究員の著者が、最先端の宇宙ニュースの中でもとくに知的好奇心を刺激するものをどこよりもわかりやすく解説。現在、人類が把握できている宇宙とはどんな姿なのか、宇宙学の最前線が3時間でざっくりわかる。
「やさしいソルフェージュ全4巻」を少し高度にまとめた問題集。音楽教室などで不可欠な知識を網羅し、小学校高学年から中学生、さらには高校生でも使えるようにまとめた。教師の資料としても活用できる。
図には言葉では説明しきれない、決定的な情報が盛り込まれている。本書は一見に値するような図像を一〇〇点あまり揃え、科学史発展のストーリーの中でそれらを位置づけ、図の背景にある科学の内容や人間模様を解き明していく。天文・気象・地質・動物と植物・人体・生命科学・分子、原子、素粒子の七つの自然科学の分野で、それぞれの転機をなした図像とはどのようなものか。科学史の重要な局面を生んだ図像から、歴史のダイナミズムをつかむ科学史入門の決定版。
吉野ケ里・宗像・出雲を結ぶ古代海人の壮大な航跡を復元する天文考古学の試み。大宰府庁と「気」で通じ合う「5つの鴻臚館」の謎に挑む未踏の先史時代学。