悲しさや苦しさを、いっぱいにかかえた子供たち。その心をやさしく包みこみ、確かな愛で子供たちに命を与え続ける。祖父江園長の感動的活動日誌。
外を吹き荒れていた風がやんだ瞬間、野原の呼吸が止まった。野原は動かない。もう二度と動かない。光は失われたのだ-。海で空で街で、すべてのものが泣き叫んでいた。『世界の終わり』が始まったのだ。その時、陽花、クリス、麻夏たちに、謎の言葉が伝えられた。「終末と非常手段」-。野原を甦らせる方法が残されているのだろうか。一方、海に沈んで行方不明になった星一の運命は…。
初恋の女と不倫する夫に官能を刺激され、妻も夜は激しく燃え上がる…。長編愛欲ロマン。
「生活との関わりの中から気象や天候についての文章を書くことは、私にとって“空への恋文”“季節へのラブレター”を送るようなものである」と、倉嶋厚氏は語ります。気象キャスターとして、また、コラムニストとしても著名な氏の文章は、気象現象を分かりやすく解釈し、実生活に生かす知恵に満ちた、味わい深い深い名文ぞろい。本書は、その粋を集めた珠玉の“気象エッセイ集”です。
あたし、吉田彩。2月14日に大好きな浩平に告白したら言われちゃったの。“大切な友だち”だって。彼のことが忘れられないまま季節は流れて、夏休み。あたしは憧れのスタイリストのお手伝いのバイトをすることに-。そこで出会ったのが、浩平にそっくりな圭介っていう男のコ。でも性格は超三枚目で。最初はヘーンなヤツなんて思ってたあたしだけど、そのうち彼から目が離せなくなって…。
季節によって感情や行動はゆれ動く。人間の“季節感”を精神医学の視点から解明し、抑うつ症状の臨床例から光治療の有効性を検証する。
あらゆる感覚の乱用によって真実を見る者となり、彗星のように飛び来て、翔け去った若き天才詩人。「ランボオの詩は、その組み合わされた言葉だけで例え地球が滅亡しても成立する」(村上龍・鑑賞より)その魅力を余すところなく伝える粟津則雄訳の決定版ランボオ詩集。
旬の野菜は身体への“クスリ”。野菜のうまみだけで調理できる簡単料理を全編イラストで紹介。
一人前を目指すなら、生活的自立宣言。ターニングポイントで考えた仕事・生き方・結婚・家族・「私」。
一人の日本人青年が青春の彷徨の末にボランティアとしてたどりついたバンコク。難民、環境破壊、貧困など東南アジアの矛盾が凝縮する都市スラムには目ざましい活動を続けるプラティープ女史の姿があった。二人はやがて恋におち結婚。そして暗転、92年5月、民主化を求めるデモと流血の弾圧の中へ…。真の国際協力とは何かを考えさせる貴重な記録。
山咲真琴、通称マコは、マンガ家志望のハリキリ中学1年生。チビで丸いのが悩みのタネ。平凡で、コンプレックスいっぱい。だけどあこがれもいっぱいのマコが、教育実習の恭介先生に恋をして…。だけどこの恋、ホントなの?ちょっぴり背のびの不安な季節。“ときめき時代”のはじまりです。
アメリカと日本。2つの光源から日本社会・永田町政治の闇を照らす、著者渾身の32編。21世紀日本の輪郭が見えてくる。
政治は変わるか?私はなぜ政治家を決意したのだろう。しっとりと綴る、心の軌跡。
夫の死後、鎌倉で独り暮しを続ける七十八歳の苑子。五十代ともみえる若々しさは、魅力にあふれていた。五人の子供たちは、それぞれに独立。或る日、彼女のもとに、二人の男性から結婚の申し込みがあって、子供たちは大騒ぎ。老齢化社会の恋、性、結婚をユーモラスに描く長編小説。