都会の中にビオトープを創りたいという望みは、新しい庭園を生み出すという最終目標を掲げることでもあります。ホタルが飛ぶことで最大の難関はクリアし、せせらぎに雑魚(川の小魚たち)が遊ぶようになって、ほぼ骨格は出来あがりました。維持管理で重要な議論の一つは、雑草をどうするかということでした。雑草は除去するのが従来の庭園技術ですが、ビオトープという考え方からすると自然に委ねるべきものです。せせらぎを中心とした渓谷のような自然を生み出そうとするとき、雑草はどうするのか話はまとまりません。このような議論と実践の中で少しずつビオトープ庭園の姿が出来上がってきて、まとめたのが本書です。
三遊派正統の伝承者と言われた昭和の名人・三遊亭圓生、没後30年記念の集大成シリーズ下巻。1970年代に収録された落語映像の最高峰たる古典ネタの数々がここに蘇る。「文七元結」はじめ、完熟した至芸を満載。
水の都として知られる江戸ー東京とヴェネツィアの人びとは、古くより水とともに生き、文化・コミュニティを育み、経済活動を営んできた。建築学、歴史学、社会学、文学、ガバナンス、アートといった学問領域を横断し、二つの巨大な〈水都〉の過去・現在・未来を一望する論文集。生活が一変したコロナ禍の世界において、豊かでサスティナブルな都市の姿をふたたび描き出すための手がかりがここにある。
序──二つの水都を比較する意味(陣内秀信)
イントロダクション
江戸における水辺の文化 (田中優子)
ヴェネツィアと海──コスモポリタンな商業都市 (ドナテッラ・カラビ)
第一部 場所の記憶、水の記憶
地誌と絵本挿絵のなかの江戸 (小林ふみ子)
都市の娯楽と記憶──『むだ砂子』考 (マスキオ・パオラ)
水辺の記憶──神田川周辺の失われた水流空間の痕跡 (ローザ・カーロリ)
視覚的記憶と水面──ヴェネツィアを見つめた写真家のまなざし (アンジェロ・マッジ)
第二部 地図学と地理学における水都
現代に継承された江戸東京の庭園──水系と地形の多様性が生み出すユニークさ (畠山望美)
絵地図における首都東京の風景表象──江戸から明治へ (米家志乃布)
第三部 建築遺産と未来
効果をあげないヴェネツィア保全のツール──その理由は? (ジョルジョ・ジャニギアン)
“地域の生態系”の維持や継承──東京の「銭湯」の例 (栗生はるか)
ヴェネツィアと東京の比較研究の意義──歴史の継承と保存問題 (マテオ・ダリオ・パオルッチ)
第四部 水都をとりまく環境
ヴェネツィア──水のテリトーリオ (フランコ・マンクーゾ)
水に映しみる墨東の変貌 (ポール・ウェイリー)
江戸東京の聖地から浮かび上がる都市と環境の領域 (高村雅彦)
ラグーナのブドウ・オリーブ栽培──伝統とリキッド・モダニティ (フェデリカ・レティツィア・カヴァッロ/ダヴィデ・マストロヴィト)
第五部 グローバル都市の住民──経済・文化・ガバナンス
水都東京の再生プロセスと今後への展望 (陣内秀信)
「大都市圏ヴェネツィア」に関する議論における水とウォーターフロント、もしくは欠けている論点 (ステファノ・ソリアーニ/アレッサンドロ・カルザヴァーラ)
団地とタワーマンション:周縁と中心、内陸とウォーターフロント──東京圏の集住の起源と現況を概観する (渡辺真理/木下庸子)
結び──水都の再発見、回復、レジリエンス(ローザ・カーロリ)
林家三平と並んで歌奴時代に、桂文楽をして「寄席にはああいう化物が出なくてはいけません!」と言わしめた圓歌(昭和45年襲名)の昭和55年に収録された独演会シリーズの4作は、もっとも脂の乗っている頃の録音だ。【壱】の新作落語「浪曲社長」と「月給日」では圓歌の浪花節の名調子と、克服した吃音ぶりがふんだんに披露されている。広沢虎造や相模太郎の節回しを知っていると面白味が増す。【弐】の身投げ屋噺の「白髭橋」と、西行の出家は“あこぎ”という言葉が分からず失恋したからという噺の「西行」、【参】のサゲまで演じている芝居噺「宮戸川」と「品川心中」などの古典演目を、圓歌は勉強し直したという。【四】の「坊主の遊び」と“山のあな、あな”のフレーズと浪花節で一世を風靡した代表作「授業中」など、鮮明な口調でテンポのいい噺となっている。
昭和の大名人、圓生による古典落語全集のCD化第2弾。オレがいうのもおこがましいが、このヒトの噺からは江戸文化のイキな部分がヒシヒシと伝わってくる。ちなみに「鶉衣」は宇野信夫作品。篠山紀信によるジャケット写真も最高で御座います。
1:早い決断
2:インディアンプリンセス
3:旅立ち
4:風の歌
5:アイルランド人の幸運
6:インディアン「ナバホ族」の伝説
7:アンスクウェアダンス
8:思い出
9:アンダンテコンモート
10:小さなトッカータ
11:トランペットのひびき
12:スペインの娘
13:コンピューター1087型
14:フランス庭園にて
15:スコットランドのダンス
16:霧の港
17:ロシアのお祭り
★ 一度は行きたい老舗の名店から、本当は教えたくない穴場まで「全57軒」! !
★ 心満たされるひと時が愉しめる、こだわりの味とすてきな空間を詳しくご紹介します。
★ お値打ちの本格コースメニュー
★ 心に残る洗練された逸品
★ 一度は訪れたいスペシャルな空間
★ ここだけの格別素材を味わう
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
北側に響灘や関門海峡、東側に周防灘が広がり、南は英彦山や耶馬渓に至る美しい山々に囲まれた北九州市。
海の幸だけでなく山の幸にも恵まれている食材豊富なエリア。
日本の近代化を牽引してきたこの街で発展していったのは産業だけでなく、独自の食文化もまたその一つ。
多様な食文化と食材に惹かれ集まった数々の料理人たちが、匠の技術で新しい“北九州の食"を作り上げている。
飛行機や新幹線で客がやってくるほどの有名店をはじめ、
祝いの食事はここでという特別な一軒、地元客が毎日のように訪れる老舗など、
名店ぞろいの北九州のなかでも、特に人気の57軒を厳選しました。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ 個室でのんびり
* 日本料理 古仙
* フランス料理 ル・ド・ファコン
* 田舎庵 小倉本店
・・・など全14軒
☆ 景色・設え・庭園の美しさが自慢
* 観山荘別館
* 小倉 匠のパスタ ラ・パペリーナ
* 湖月堂 喫茶去
・・・など全13軒
☆ 大人数でにぎやかに
* 中国料理 耕治
* 四季鮮彩 柚香
* THE HOUSE OF LINDOMAR
・・・など全13軒
☆ カウンターも選びたい
* LA NATURE OHNO
* 御料理 まつ山
* えしぇ蔵
・・・など全17軒
『イリスのアトリエ グランファンタズム』のゲーム中に流れる、ハイ・クオリティな50曲以上のBGMを2枚組で完全網羅。計4組の人気アーティストたちによるヴォーカル曲も惜しみなく収録。
“笑点”で人気を博した 六代目三遊亭円楽 独演会を初CD化!
収録演目全て初蔵出し!
六代目 三遊亭円楽が2017〜2021年に行われた独演会の中から選りすぐりの29席をCD15枚、BOX3つにまとめて初CD化!
腹黒&毒舌キャラで人気を博した“笑点”やテレビ・ラジオでは味わえなかった本物の話芸を一挙に収録!
昨年9月にお亡くなりになった円楽の名席をご堪能ください。
『六代目 三遊亭円楽 独演会』 CD-BOX其之壱 ※CD1〜5
船徳、藪入り、一文笛、たがや、死神、猫の皿、御血脈、豆狸、ねずみ、火焔太鼓
『六代目 三遊亭円楽 独演会』 CD-BOX其之弐 ※CD6〜10
浜野矩随、禁酒番屋、欠伸指南、寝床、お化け長屋、豆屋、ちりとてちん、孝行糖、寿限無、初天神
『六代目 三遊亭円楽 独演会』 CD-BOX其之参 ※CD11〜15
唐茄子屋政談、つる、目黒のさんま、そば清、狸、らくだ、宗論、蒟蒻問答、芝浜
〔曲目〕アルプスの山々で/彼方の岩にもたれて/私のおや指をとびこせ/村のあちこち/田舎の庭園/時のおどり/クリスマスキャロル/遠くの鐘の音/小山羊と赤シャツ/教会の中で/速度の遊び/他
イタリア・ルネサンス発祥の地、古都フィレンツェ。ユネスコ世界遺産に指定されたこの都市を三つの視点から、街がもつ本当の豊かさ、奥深さとは何かを探る。
桂歌丸入魂の圓朝怪談!落語三遊亭派宗家の全面協力による口演の口伝書!
三遊亭圓朝とは、幕末から明治期に活躍した江戸・東京落語界の大名跡。
「芝浜(異説あり)」「牡丹灯籠」「鰍沢」「真景累ヶ淵」など、数多くの名作落語を創作した圓朝は、言文一致の創始者となって、二葉亭四迷等に影響を与える。
現の日本語の祖とも云われる。
「真景累ヶ淵」は圓朝の代表作であるが、現存する速記本は新聞連載のスタイルで編集された一大長編小説で、現在まで落語家の口伝によって伝承されている落語の内容とは異なる部分が多い。
本書は、晩年に「圓朝怪談」の口演に心血を注いだ桂歌丸師匠の口演を元に、三代目落語三遊派宗家・藤浦敦氏の手によって落語本として構成されている。
圓朝怪談の代表作『真景累ヶ淵』(歌丸口伝版全七席)に加え、こちらも名作怪談の『江島屋怪談』(歌丸口伝版全一席)を収録。