静寂と風情をつくる植物の、たくましく奥深い生き方。
新進気鋭の研究者がユーモラスかつ真面目に綴る、コケ入門の決定版!
コケは厳しい自然環境に耐え、あるときは健気に、
またあるときはたくましくしたたかに生きている。
こうしたコケの生き方は、困難に耐えたり、
あるいは葛藤を抱えたりして生活するわたしたちヒトの生き方と妙に重なるときがある。
これに気がつくと、ちょっぴりコケに親近感さえ感じてしまう。
場合によっては、コケの生き方に励まされた、
なんてこともあるかもしれない。--本文より
初期の陸上植物の面影を残す植物、コケ。花を咲かせず地味な存在と思われがちだが、その清楚でみずみずしい姿は「わび・さび」に代表される日本の美意識に深く関係し、生き方に目を凝らせば、環境に応じて変幻自在にスタイルを変える知恵が満載だ。
岩や樹木になぜ生える?「苔のむすまで」はどれくらい?
コケを愛してやまない気鋭の研究者が、200点以上の美しいカラー写真とともに語る、小さなコケの壮大な物語。各章間の小話も充実!
序章 なぜにコケは美しい
都市の章 健気に、時にしたたかに
庭園の章 コケが醸し出す「わび・さび」の風情
農村の章 のどかな土地の熾烈な戦い
里山の章 運命に抗わず、コツコツと生きる
深山の章 細く長く生き、森の主役に
高山の章 厳しさがコケを強くする
水辺の章 柳のようにしなやかに
味わう章 五感でコケを感じる
終章 小さなコケが教えてくれること
公共工事に伴う「造園工事」の現場で、中心的な業務に携わる者として必携の資格である、「造園施工管理技士」になるための技術検定試験を受験される方のテキスト&問題集です。
学科試験の出題分野は、「庭園の歴史」、「原論」、「造園材料」、「造園施工」、「造園施設」、「植物管理」、「土木工学」、「建築」、「測量・契約」、「施工管理」、「法規」、さらに学科試験に合格した者が受験する「実地試験」まで多岐にわたります。
本書は各分野ごとに精通した4人の著者が過去の問題から重点的に「出題傾向」を分析。「チェックポイント」は、豊富な写真とイラストを取り入れ丁寧に解説しました。過去問題を徹底チェックし、厳選した問題の選択肢すべてに詳細解説しています。今年度版では、「実地試験・経験記述例文」を新たに掲載しました。巻末には、平成27年度の「学科試験」の問題と解説・解答、「実地試験」の問題と解説・解答試案を掲載しています。この1冊で出題傾向の把握と内容を理解し、そして合格へと導きます。技術検定試験受験者のほか、「庭園愛好者」にもお勧めできる内容です。
本書は、イメージと違って、六代目三遊亭円楽の貧乏な子供時代、東京下町の貧しい暮らしから世渡り上手になっていく様、五代目圓楽から乞われて弟子になった入門を機会に、周囲から期待され、乞われて、最後には師匠から名前を生存贈与される落語家人生をふりかえるものです。そして、その人生が上へ上へ漂着するような人生だったと判断した円楽は、六十九歳にしてはじめて、自分の意志で、“止め名”となって封印されている三遊亭圓生という大名跡を襲名することを決意いたします。
国鉄の新大久保駅に勤務し、昭和20年に二代円歌に入門し、45年に三代目圓歌を襲名した圓歌の、芸能40周年企画CDが4枚同時発売。昭和59年にテープで発売されたものの初CD化で、選りすぐりの落語が楽しめる。
日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。
温かい雰囲気のグラフィックに感動的なストーリー、自由度の高い斬新なゲーム・システムが加わった期待の大作RPGのサントラ。矢野千代によるメイン・テーマも3ヴァージョン収録した豪華2枚組。
巨匠ビリー・ワイルダー監督がジョーン・フォンテーン、ビング・クロスビー主演で撮り上げたミュージカル喜劇。米国人セールスマンが、オーストリア皇帝に蓄音機を売りつけようとする騒動記を賑やかに描く。
【読者のみなさまへ】
●谷田貝公昭(目白大学人間学部教授)
幼児期には、どうしてもやらなければならないことがいくつかあります。
なかでも大変重要なのが、基本的生活習慣の確立です。幼児を持つ親は、この習慣を
確立させてやれば、ほかのことはしなくてもよいといっても過言ではありません。
●しつけとは、「人としてどう生きるか」を乳幼児期から身につけさせることです。(加藤敏子)
●是非乳幼児期に生活リズムの確立を!(藤島妙子)
●子どもはひとりひとりが特注品です。手間ひまかけて、ゆっくり育てましょう。(岡本美智子)
●子どもは、いろいろな人から愛されれば愛されるほど、心豊かに育つものです。(世取山紀子)
●「じぶんがされて嫌なことは人にはしない。いわれて嫌なことはいわない」これが最低のルールです。(上野通子)
1章 食事の習慣
2章 睡眠の習慣
3章 排泄の習慣
4章 着脱衣の習慣
5章 清潔の習慣
この圓生百席もついに44作目。この「吉住万蔵」は、解説の宇野信夫曰く“当代といわず、あとにも先にも、私共の知る限りでは、こうした噺のできるのは、まづ圓生をおいて一人もいないといっても過言ではありません”というくらいの圓生百席独断場の人情噺。
スタジオ録音落語のもはや古典的名作待望のCD化。「お化長屋」は下まで入っているし「おかふい」なんてなかなか聴けないしで、圓生師のやる女性は珍妙であったり過剰に色気があったり薄幸そうだったりするが、どれも独自のおかみさんであることが凄い。
前作「Gift」から2年半、待望の5thアルバムがついにリリース
前作「Gift」から2年半、織田かおり待望の5thアルバムがついにリリース!
CD初収録となるタイアップ曲や新曲も収録!
京都には季節ごとに見たい庭、食べたいお菓子があるー京都の庭園デザイナーによる新・京都案内
京都人が愛する、庭園、そしてお菓子には京都の歴史や文化、美意識が宿っています。
さまざまな国を旅する著者が、これほど美しい庭園とお菓子に出合える場所はそうない、
と語る京都の魅力はどのようなものなのか。
特別で、それでいて京都人にとって日常の京都の庭園とお菓子を24編からなる本文とコラムで紹介します。