点眼薬は眼科領域の疾患に対する検査及び治療のための投薬手段として簡便かつ有効な優れたシステムだが、使用法によっては有効に働かなかったり、逆に眼に障害を起こしたりする場合もある。本書は眼科で用いられる頻度の高い点眼薬について使用法と使用上の注意をまとめたものである。
呼吸器、循環器、消化器、肝・胆・膵、血液、内分泌・代謝、神経、腎臓、膠原病、アレルギー、感染症などの内科系疾患をとりあげたコンパクトな処方集。外来で遭遇する機会の多い、精神科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、皮膚科、産婦人科、中毒についても収載。約300疾患別症候に対して、約1000の処方例をあげて解説した。医薬品索引付き。
本書のねらいは、医師やコ・メディカルスタッフに対する抗菌薬の選択と治療を中心にした、感染症診療と検査の便覧を提供することである。
最新の診断技術と膨大なゲノム情報のもと、「温故知新」医療と創薬を進めるには、病気の地下茎に注目する必要がある。病気と薬を横から見るという新しい切り口で、病気の地下茎についてわかりやすく説明した小読本。
・はじめに
・糖尿病
・動脈硬化性疾患
・痛み
・ガン
・炎症
・不安とうつ病
・感染症
・「温故知新」創薬
・さいごに
折込資料 「病気の地下茎マップ」、「病気と薬マップ」
●はじめに
1 感染症と微生物の関係
1 感染症の捉え方
2 微生物とその特徴
3 感染症と微生物を取り巻く環境
2 微生物検査の基本
1 微生物検査の重要性
2 微生物検査の対象者ー感染症を疑う時
3 微生物検査の種類ー検査の特徴とメリット・デメリット
3 微生物検査の臨床応用
1 臨床応用のための検査プロセス
1 検査のオーダーー検査内容の組み立て方
2 検査のタイミングー検査結果への影響
3 検査前や検査途中の情報収集ー結果が出る前でも得られる情報
4 臨床応用のためのコツ・工夫ー現場活用に備えた事前措置
5 検体の取り扱い方ー正しい採取・正しい保管
6 検査室の動きー検体の受け取りから結果報告まで
7 検査結果の報告ー結果の示され方
8 検査のフィードバックー検査結果はどう伝え、どう共有するか
9 検査過程における注意事項
10 外部委託による検査とその注意点
2 診断・治療への応用
1 原因微生物の推定ー検査結果の治療への影響
2 感染巣の判定
3 感受性検査結果の読み解き方ー耐性菌を見逃さないための注目ポイント
4 抗菌薬選択への活用ー『抗菌薬の適正使用』に向けて
5 2回目以降の微生物検査の活用ー経過観察における検査実施
3 感染対策への応用
1 検査結果の共有ーサーベイランスの活用
2 感染対策への応用と考え方
3 微生物検査の患者対応への活用と実際
4 感染源の特定と感染伝播遮断への活用ーアウトブレイクに際して
4 臨床応用の実際
1 薬剤感受性検査による診断確定例
2 抗体検査による診断確定例
3 遺伝子検査による診断確定例
4 抗菌薬選択への活用例1(de-escalationの実際)
5 抗菌薬選択への活用例2(系統変更)
5 微生物検査のこれから
● 感染症診療・院内感染対策における微生物検査のこれから
[特集]2020年通常国会 成立・注目法案の影響度
趣旨:2020年通常国会に提出された法案のうち、ビジネス分野において注目すべき法律をピックアップ。影響度が一目で分かるように「◎〇△」等で示しつつ、改正の中身を分かりやすく解説します。
[解説]個人情報保護法 影島広泰・弁護士(牛島総合法律事務所)
[解説]特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律
平山賢太郎・弁護士(平山法律事務所)
[解説]著作権法 池村聡・弁護士(三浦法律事務所)
[解説]労働基準法 町田悠生子・弁護士(第一芙蓉法律事務所)
[解説]公益通報者保護法 山口利昭・弁護士(山口利昭法律事務所)
[特別Interview]
・「公正取引委員会が果たすべき役割と今後の展望」
公正取引委員会 菅久修一・事務総長
[Topic]
・カルロス・ゴーン事件をどう見たか
元検察官/刑事弁護人/欧州系企業法務責任者/米国法人法務担当者
[実務解説]
・企業で導入が検討されている“恋愛禁止規定”とは?
田辺総合法律事務所 弁護士 東浩
[特別企画]
・新型コロナウイルス感染症と法律相談
西村あさひ法律事務所
大震災、新型感染症などの災厄に襲われたとき、どのように社会の期待に応えるかーーーー。
AI、生命科学、宇宙科学の急速な進展のなか、いかなる規範を自らに課すべきかーーーー。
「科学者の責任」をめぐる13の視座。
〈目次より〉
【第1部 社会に開かれた研究倫理】
●第1章 野家啓一(東北大学名誉教授)
「3.11以後の科学と倫理」
●第2章 酒井邦嘉(東京大学大学院総合文化研究科教授)
「ロボット三原則と科学者三原則」
●第3章 廣野喜幸(東京大学大学院情報学環/総合文化研究科教授)
「科学者の社会的責任ーー専門知の失敗と責任システム」
【第2部 これからの生命・AI・宇宙時代に問われるもの】
●第4章 須田桃子(NewsPicks副編集長)
「合成生物学の倫理とデュアルユース性」
●第5章 小川眞里子(三重大学名誉教授)
「感染症の科学と倫理」
●第6章 鈴木邦彦(米国ノースカロライナ大学名誉教授)
「遺伝病医療の倫理」
●第7章 前野隆司(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)
「AI時代の科学技術倫理」
●第8章 江間有沙(東京大学未来ビジョン研究センター特任講師)
「『本人らしさ』の探求と演出ーー人工知能技術による『よみがえり』をめぐる論点」
●第9章 神崎宣次(南山大学国際教養学部教授)
「人類の生存と宇宙進出の問題」
【第3部 文化としての科学倫理思想】
●第10章 村田純一(東京大学名誉教授)
「科学の創造性と倫理性ーーベーコン的科学の行方」
●第11章 岡本拓司(東京大学大学院総合文化研究科教授)
「原子爆弾と『聖断』」
●第12章 正木晃(宗教学者)
「宗教由来の倫理は科学の倫理に応用できるか ? --嘘(捏造)をめぐる考察」
●第13章 安藤礼二(多摩美術大学美術学部教授)
「エコロジー思想の起源とその両義性」
あとがき 金子務先生を偲んで 酒井邦嘉
『住まいと人と環境ープロフェッショナルからの提言』に続く第2弾。
今回の刊行物では、ゼロエネルギー住宅、健康快適性、脳卒中予防、新型コロナ感染防止の換気設計、断熱改修などに関して、興味深い論考が含まれている。
01 脱炭素と健康快適性を両立させた住宅づくりを目指して
02 暑さ寒さと人間の体温調節反応
03 鳥の目と虫の目で見たヒートショックの実態
04 就寝中の寝室環境にも目を向けよう
* * *
05 環境過敏症としての電磁過敏症の実態
06 空気清浄機のタバコ臭除去効果に及ぼす イオンの効果を調べる
07 新型コロナウイルスにどう対応するか -感染予防のための換気ー
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08 湿度の適正範囲について考える
09 湿害リスクを軽減するための防露の方法とは
10 床下空間のカビ汚染と湿度のコントロール
11 安定した温湿度管理を目指して
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12 高齢者の終の住処「ちいさいおうち」
13 夏の遮熱効果が期待される通気下地材の開発
14 床下エアコン暖房は基礎の形状が大事!
15 プラスエネルギーハウスを目指して(1)
16 プラスエネルギーハウスを目指して(2)
17 気密性能をもっと簡易に測れないだろうか
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18 断熱改修した古民家の熱環境は向上したか?
19 登録文化財を高断熱高気密補強しました
20 断熱改修された古い木造建物の熱環境の実態
21 北海道における断熱改修の現場から
22 省CO2に貢献する百年建築のはなし
* * *
23 省CO2型住宅の設計支援ツール「涼暖ナビ」
24 災害時にも機能する建築設備のあり方
25 原発事故による建物内の放射能汚染
26 災害に強いシェル構造の魅力
27 「COOL CHOICE」をご存じですか
28 近世民家にみる江戸時代のサステナビリティ
ベストセラーポケットマニュアル、待望の改訂。感染症診療に必要かつ不可欠な内容をハンディサイズに収載。必要な情報のみに絞ってまとめ、臨床における迷いを払拭する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の記述を大幅に刷新。新規ガイドライン(敗血症など)と、臨床に直結する新旧の主要論文約150本の情報を更新するなど、Dr.岡+新たな執筆協力者27名の布陣による大改訂。全体で約40ページ増。既刊『ASM臨床微生物学プラチナレファランス』と『微生物プラチナアトラス』とリンク継続。拡大版(Grande)も同時発売。若手・ベテラン問わず、医師・ナース・コメディカルのみなさまに。
「薬効別編集」で、理解しながら暗記できる!
国試対策、CBT対策、実務実習にも役立つ!
薬剤師国家試験によく出題される医薬品の特徴や作用機序をコンパクトにまとめた、単語帳形式の医薬品暗記帳。2024年に行われた第109回薬剤師国家試験までの過去10年の出題傾向を踏まえ、収載薬剤を大幅に見直した最新版!
【本書の特長】
○「国試」に合わせて絞り込んだ内容
○「重要度」マークで学習効率アップ
○今後出題が予想される「新傾向」を収載
○「重要語句」は赤字印刷で赤字シートに対応
○作用機序などの理解を助ける「薬学用語集」
○掲載医薬品の「一般名索引」と「商品名索引」付き
※本書に赤シートは付属しておりません
第1章 自律神経系に作用する薬
第2章 体性神経系に作用する薬
第3章 中枢神経系に作用する薬
第4章 循環器系に作用する薬
第5章 泌尿器系に作用する薬
第6章 呼吸器系に作用する薬
第7章 消化器系に作用する薬
第8章 内分泌系に作用する薬
第9章 代謝系に作用する薬
第10章 血液系に作用する薬
第11章 眼に作用する薬
第12章 抗炎症薬
第13章 免疫系に作用する薬
第14章 感染症の薬
第15章 抗悪性腫瘍薬
第16章 医薬品の理解に必要な薬学用語
一般名索引
商品名索引
第16章薬学用語索引
令和3年10月に一部改正されました「結核医療の基準」(平成21年厚生労働省告示第16号)の解説本です。
緒言 加藤 誠也
1 結核医療の基準と改正の概要 加藤 誠也
(1)「結核医療の基準」とは (2)「結核医療の基準」と「学会」による指針・勧告 (3)「結核医療の基準」に基づく適正医療 (4)「結核医療の基準」と感染症審査協議会の役割(5)改正内容の概要1)ベダキリンの追加、2)LTBI,MDR治療レジメンの改正(6)今後の課題
2 医療基準に基づく結核医療 斎藤 武文・野中 水
(1)結核の感染と発病 (2)診断 (3)薬剤耐性 (4)治療
3 潜在性結核感染症治療の改正 加藤 誠也
(1)潜在性結核感染症とは (2)今回の改正の背景と考え方 (3)潜在性結核感染症の診断 (4)治療適用の妥当性 (5)治療法の選択 (6)特別な条件での治療 (7)服薬支援と経過観察 (8)今後の課題
4 多剤耐性結核治療の改正 吉山 崇
(1)改正の背景 (2)新基準に基づく多剤耐性結核治療 (3)今後の課題
5 結核医療に関する課題 露口 一成
(1)薬剤感受性結核 (2)薬剤耐性結核の治療 (3)潜在性結核感染症の治療
付録
・感染症法:24条、37条、37条の2、38条
・感染症法施行規則:第20条の2
・感染症指定医療機関担当規則:第2条の2、第2条の3
・結核の届出基準(平成18年3月8日健感発第0308001号)健感発第0607001号,
平成19年6月7日改正
・「結核医療の基準」の一部改正について(健感発1018第1号令和3年10月18日)
・「結核医療の基準」(令和3年10月18日改正後前文)
本書は、197題のQ&Aから成っています。すべての領域を網羅することよりも、まず基本的な知識を整理することを目的とし、問題を精選しました。病理学総論の重要事項はもれなく収載しています。