多文化共生を目指す社会にある当事者という定義をさまざまな状況から再考し、偶発的な出会いが生み出す学習のありようやコミュニティの再編の方途を検討する。
はじめに
第1部 共生の創成過程において当事者性を問う意味
第1章 多文化共生をめぐる今日的課題と学習論的アプローチの必要性
第2章 当事者性をめぐる学習論とその枠組み
第3章 共生の創成過程において重視されるべき周辺的学習者
第2部 当事者性を軸とする共生の学習プロセスの実質化に向けて
第4章 当事者性の構造的課題と当事者性概念の再構築
第5章 〈当事者性の邂逅〉という現象
第6章〈当事者性の邂逅〉を基軸とする学習論
第3部 〈当事者性の邂逅〉を生む実践的環境
第7章 コンヴィヴィアリティと〈当事者性の邂逅〉
第8章 〈当事者性の邂逅〉を把持する観点
第9章 〈当事者性の邂逅〉仮説の援用可能性と今後の課題
おわりに
謝辞
引用・参考文献
索引
異年齢の子どもたちの集団での遊びが、飛躍的に学習能力を高めるのはなぜか。
狩猟採集の時代の、サバイバルのための生活技術の学習から解き明かし、著者自らのこどもの、教室外での学びから、学びの場としての学校のあり方までを高名な心理学者が明快に解き明かした。
生涯にわたって、良き学び手であるための知恵が詰まった本。
病児・障害児を遊びで支援する専門職HPSがなぜ日本の小児医療に必要か。第一人者である著者が豊富な実践と養成教育の歩みをもとにその普及の意義を紐解く研究の集大成。
心理専門職としての臨床心理士と公認心理師を対比しつつ、心理職における専門性について理解を深め、保健医療、福祉、教育、司法、産業・労働分野における心理専門職の実際のはたらきについて知るとともに、実践において求められる法制度の知識と、心理専門職としての倫理と基本的姿勢(基本的人権の尊重、守秘義務、安全保護義務、多職種連携、チームにおけるはたらき等)を学ぶ。
1.導入:心理職における専門性とは何か 2.心の専門家としての臨床心理士と国家資格公認心理師誕生の道のり 3.心理専門職の倫理を考える 4.心理専門職として出会う倫理葛藤 5.多職種連携における心理専門職の役割 6.医療分野における心理専門職のはたらき 7.教育分野における心理専門職のはたらき 8.福祉分野における心理専門職のはたらき 9.産業・労働分野における心理専門職のはたらき 10.司法・犯罪分野における心理専門職のはたらき 11.被災地支援における心理専門職の役割 12.地域における心理専門職の役割 13.心理専門職に求められる実践の基本姿勢 14.心理専門職にとっての生涯研修 15.心理専門職にとっての自己課題発見・解決能力
1:【第一部 教育法研究】
2:■1 小学校音楽科の意義
3:1 学校教育法から
4:(1)生活を明るく豊かにする音楽
5:(2)音楽文化の継承
6:2 音楽の特質,音楽活動の特質から
7:(1)音楽の特質
8:(2)音楽活動の特質
9:3 学習指導要領から
10:(1)生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質・能力の育成
11:(2)音楽科の学習と社会をつなぐ「音楽的な見方・考え方」
12:■II 小学校音楽科の目標と内容
13:1 改訂の背景
14:2 小学校音楽科の改訂の要点
15:(1)目標の改善
16:(2)内容構成の改善
17:(3)学習内容,学習指導の改善・充実
18:3 音楽科の目標
19:(1)教科の目標
20:(2)学年の目標
21:4 音楽科の内容の構成
22:(1)表現(歌唱,器楽,音楽づくり),鑑賞の事項
23:(2)〔共通事項〕
24:5 各領域及び〔共通事項〕の内容
25:≪「A表現」歌唱分野≫
26:(1)歌唱の活動を通して育成する資質・能力
27:1.歌唱で育む「思考力,判断力,表現力等」
28:2.歌唱で育む「知識」
29:3.歌唱で育む「技能」
30:4.歌唱で育む「学びに向かう力,人間性等」
31:(2)指導のポイント
32:1.唱法
33:2.読譜
34:3.変声期
35:4.音高や音程を正しく歌えない児童に対する指導
36:(3)実践事例
37:1.低学年
38:2.中学年
39:3.高学年
40:≪「A表現」器楽分野≫
41:(1)器楽の活動を通して育成する資質・能力
42:1.器楽で育む「思考力,判断力,表現力等」
43:2.器楽で育む「知識」
44:3.器楽で育む「技能」
45:4.器楽で育む「学びに向かう力,人間性等」
46:(2)指導のポイント
47:1.留意点
48:2.楽器の奏法のポイント 旋律楽器/打楽器/和楽器
49:(3)実践事例
50:1.低学年
51:2.中学年
52:3.高学年
53:≪「A表現」音楽づくり分野≫
54:(1)音楽づくりの活動を通して育成する資質・能力
55:1.音楽づくりで育む「思考力,判断力,表現力等」
56:2.音楽づくりで育む「知識」
57:3.音楽づくりで育む「技能」
58:4.音楽づくりで育む「学びに向かう力,人間性等」
59:(2)指導のポイント
60:(3)実践事例
61:1.低学年
62:2.中学年
63:3.高学年
64:≪「B鑑賞」≫
65:(1)鑑賞の活動を通して育成する資質・能力
66:1.鑑賞で育む「思考力,判断力,表現力等」
67:2.鑑賞で育む「知識」
68:3.鑑賞で育む「学びに向かう力,人間性等」
69:(2)実践事例
70:1.低学年
71:2.中学年
72:3.高学年
73:≪共通事項≫
74:(1)〔共通事項〕の基本的な捉え方
75:(2)指導のポイント
76:●コラム「体を動かす活動の重要性」
77:■III 学習指導計画の作成
78:1 学習指導計画
79:(1)学習指導計画の意義
80:(2)音楽科の学習指導計画作成における基本的な考え方
81:●コラム「Q&A方式による 音楽科教師としての心構えと指導力を高める方法」
82:2 幼保小・小中連携
83:(1)幼稚園・保育所との連携
84:(2)中学校との連携
85:3 特別な配慮を必要とする児童への指導
86:(1)一般的背景
87:(2)音楽の授業での困り感を知る
88:(3)通常学級における配慮とは
89:(4)配慮の実際
90:(5)授業のユニバーサルデザイン
91:4 音楽科の学習指導案
92:(1)総論
93:(2)低学年における学習指導案の例
94:(3)中学年における学習指導案の例
95:(4)高学年における学習指導案の例
96:5 「 主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善
97:(1)「主体的・対話的で深い学び」の視点とは
98:(2)音楽科における授業改善
99:(3)授業に関するこれまでの考え方の継承
100:●コラム「ICTの活用」
101:6 音楽科の評価
102:(1)「価値付け」「戻り道」としての教育評価
103:(2)通知表と指導要録
104:(3)「目標に準拠した評価」の実施
105:(4)学習指導要領と評価
106:【第二部 教材研究】
107:■I 教材研究
108:1 音楽科の「教材」
109:2 音楽科の教材研究の困難
110:3 教材研究をするということ
111:4 教師としての学びを広げる
112:●コラム「発達段階に合った教材選択」
113:■II 歌唱教材(小学校共通教材)
114:うみ
115:かたつむり
116:ひのまる
117:ひらいたひらいた
118:かくれんぼ
119:春がきた
120:虫のこえ
121:夕やけこやけ
122:うさぎ
123:茶つみ
124:春の小川
125:ふじ山
126:さくらさくら
127:とんび
128:まきばの朝
129:もみじ
130:こいのぼり
131:子もり歌(律音階)
132:子もり歌(都節音階)
133:スキーの歌
134:冬げしき
135:越天楽今様
136:おぼろ月夜
137:ふるさと
138:われは海の子
139:[国家]君が代
140:■III 器楽教材
141:こいぬのマーチ
142:茶色の小びん
143:威風堂々
144:■IV 鑑賞教材
145:1 鑑賞教材として考えられる曲一覧表
146:2 鑑賞教材の解説
147:(1)我が国や郷土の音楽,諸外国の音楽
148:(2)実践事例
149:≪付録≫
150:1 日本における音楽教育の歩み
151:2 楽典
152:3 音楽史年表
153:4 小学校学習指導要領 総則
154:5 小学校学習指導要領 音楽
155:6 中学校学習指導要領 音楽
156:7 幼稚園教育要領(抜粋)
オープンサイエンスや、研究データといったトピックスを交えながら、高等教育機関、自然史・理工系博物館、研究機関が開発・運用している各種データベースやWebサイトを紹介し、天文学、生物学、地球惑星科学、環境学など、自然科学分野における取り組みの事例を一望。
今後の研究の一助となる情報が満載の一冊。
序論 自然史・理工学デジタルアーカイブの今日的意義 井上透(岐阜女子大学)
第1部 研究データの活用にむけて
1.科学データのデジタルアーカイブにおける必須条件「オープンデータ」 大澤剛士(首都大学東京)
2.研究データ利活用の国際的動向ー世界の自然史・理工学DA活用 南山泰之(国立情報学研究所)
第2部 自然史・理工学DAの社会的活用
3.オープンサイエンスと天文学 玉澤春史(京都市立芸術大学/京都大学)
4.自然史博物館×デジタルアーカイブーオープンサイエンスを拓く一例としての魚類写真資料データベース 大西亘(神奈川県立生命の星・地球博物館)
5.自然史情報のデジタルアーカイブとその社会的問題への利用ー地球規模生物多様性情報機構GBIFの機能とそのデータの利用 細矢剛(国立科学博物館)
6.環境学×教育ー森の感性情報アーカイブ・サイバーフォレストを用いた環境教育 中村和彦(東京大学)
第3部 自然史・理工系研究データの学際的利用
7.南方熊楠データベースー文理統合・双方向型デジタルアーカイブ 岩崎仁(京都工芸繊維大学)
8.異分野融合で切り拓く歴史的オーロラ研究ーオーロラ4Dプロジェクトの経験から 岩橋清美(国立国文学研究所)
9.東京大学工学史料キュレーション事業の展開ー工学・情報理工学図書館を実例に 市村櫻子(東京大学)
あとがき 中村覚(東京大学)
発足当時から社会科教育の役割は変わった。世界的な現代的課題をふまえ,持続可能な社会を構築する能力をどう育成するか? Well-beingをキーワードに新たな社会科教育の構築をめざす28の実践例。
将来の人口減少下で日本の成長には人材育成としての教育の政策効果を最大化することが欠かせない。限られた資金をどのような制度の下で配分すれば、教育・研究の費用対効果を高められるのか。財政的・経済学的視点から国・地方自治体の責任主体別費用と財源の構造を明らかにし、効率的で公平な教育財政・資金配分制度を提案する、画期的な解説書。
・ わが国の将来を担う「人財」の育成と、科学技術開発をさらに発展させるための研究には、国からの十分な教育予算が必要であることは間違いない。一方で、教育支出の拡大にはそれなりの財源が必要となる。国は財政状況を意識しながら予算配分を設定するのだが、現在のわが国の財政状況は世界でも突出した債務を抱えており、予断を許さない。
・ 教育・研究開発を進化・充実させる方法としては、教育のための資金投入を増やすほかに、教育の質を高める方法もある。それは、教育支出の費用対効果を高めることである。現在の教育支出が真に費用対効果が高いかたちで配分され、使われているのか、費用対効果を高めるためにはまず何ができるのかを検討する必要がある。
・ 本書は、日本の将来に向けて、どの程度の教育支出を国が設定し、その予算をどのように配分していけば効果的な人材育成と教育の質の向上が図れるのかを検討する解説書である。国および地方自治体の主体別支出と財源構造を明らかにした上で、どこに無駄があるのかを洗い出し、よりよい投資支出を考える上での土台を提供する。現在本書のような財政的(経済学的)視点を伴った教育投資分析を試みた書物は少ない。
序章 教育財政の視点
1章 日本の教育方針と教育支出
2章 教育財政の姿
3章 国立大学(高等教育)における財源構造
4章 公立小中学校(義務教育)における財源構造
5章 公立大学(高等教育)における財源構造
6章 公立小中学校(義務教育)における費用構造
7章 公立大学(高等教育)における費用構造
不確実性が高く、グローバル / ローカルな出来事やクライシスがビジネスと社会相互に大きな影響を与えあう現代、企業はどのような価値観や倫理観をもって経営を行わねばならないのか。自社の利益の最大化を目指すというこれまで主流だった企業の価値観が、環境汚染や長時間労働による従業員の疲弊、広がり続ける経済格差、深刻化する気候変動といった、現代的な課題をもたらしているといえるのではないだろうか。成長第一主義を目指す従来型資本主義の矛盾と限界が表面化したのが、現代社会だと言えよう。
2000 年代に入り、企業は CSR や SDGs などに関わる社会的課題解決にコミットする姿勢を見せている。しかし、このような「社会貢献活動をしておけばよい」、すなわち単に「責任を果たす」という姿勢では、本当に社会のためになっているのか判然とせず、また企業にとっての経済的価値創造にもつながらないことが多い。
そもそも、この社会は企業中心にあるわけではなく、社会には、例えば非営利組織、学校、政府、メディア、人(従業員、株主、地元住民、顧客等 )、人以外(動物、自然、技術等 )など数限りないものが、対等なアクターとして存在している。このことを、企業も忘れてはいけない。
一方で、様々なアクターをつなぐ役割を果たせる可能性を秘めているのも企業である。企業は、その一員として社会を、そして地球を、他の組織や人々と共に守るという価値観によって、他を尊重し、関係をつくり、共に活動することで、Business for Society 型のビジネスを行うことが、今こそ必要なのではなかろうか。そのような、利益創出が第一目的ではないマネジメントが、長期的にみると、企業の価値創出にもつながりうる。
このような考え方に基づき、本書は、日本や世界の様々な興味深い事例を紹介しながら、社会と自社、双方にとって明るい未来につながる、これからの企業のあるべき姿と役割を考える
序 章 変わりゆく「企業と社会」の関係
第1章 人間中心のマネジメントー利益志向から人間志向へー
第2章 教育とコミュニティベースの成長戦略ーパーパス・倫理の意義ー
第3章 新たな連関構築と公共への貢献ー遠回りな利益創出ー
第4章 「人が人を呼ぶ」ソーシャル・イノベーションーつなぐプロジェクトの創出ー
第5章 「小さい」「地方の」先進的コミュニティとビジネスー弱い紐帯の強さー
第6章 企業と従業員と社会の関係性ー働きがいと働きやすさー
終 章 共創時代の Business for Society 経営
SDGsを「知る」から「実行する」へとステップアップするために必要な考え方・動き方を解説。システム思考、シナリオ・プランニング、異分野コミュニケーション、環境倫理、感情知性、統合報告などを使いこなし、組織・分野を超える環境・社会・経済の統合的イノベーションを実現する「ソーシャル・プロジェクトの担い手」の思考法がこの一冊でわかります。20世紀型思考を超え、持続可能な世界を創る一員となりたい方は必読です。
情報技術によるネットワーク化と経済のグローバル化が進むいま、建築や都市はどのように変化したのか。建築家は何ができるのか。超高層ビル、巨大モール、物流倉庫など現代特有の建築の分析を通して、新しい建築・都市の原理を鋭く捉える。気鋭の建築家の鮮烈なマニフェスト。
序 章 1995年以後の日本から考える
第1章 1995年以後の都市と建築
第2章 アーキテクト2.0
第3章 批判的工学主義
第4章 超線形設計プロセス論
第5章 建築プロジェクトーー引き出される固有性
第6章 教育・政治への応用
第7章 新しい都市設計の原理ーー列島改造論2.0に向けて
・森と私たち人間のかかわりを、写真やイラストを交えながらオールカラーでわかりやすく説明。
・生態系・環境、教育やレクリエーションでの活用、サステナビリティとの関係、新素材としての木材など、さまざまな側面から森林をとらえる。
【主な目次】
第1章 森は生きている:森林エコシステムのしくみ
コラム 森林科学の魅力
第2章 森に守られる:森林と環境
コラム 砂防や山地災害に関する新しい動き
コラム 熱帯林の保全
第3章 森を育てる:サステナブルな森の活用
コラム スギ・ヒノキ花粉症はなくなるのか?
コラム 森林の長期モニタリング
コラム 森林で活用される先端技術
コラム 小田原の木の地産地消による人のつながり
第4章 森とつながる:森林サービスの可能性
コラム 森林での野外教育ってなんだろう
第5章 これからの森の可能性
コラム 都市の中での木材利用
コラム 宇宙から見た森林
第1章 森は生きている:森林エコシステムのしくみ
コラム 森林科学の魅力
第2章 森に守られる:森林と環境
コラム 砂防や山地災害に関する新しい動き
コラム 熱帯林の保全
第3章 森を育てる:サステナブルな森の活用
コラム スギ・ヒノキ花粉症はなくなるのか?
コラム 森林の長期モニタリング
コラム 森林で活用される先端技術
コラム 小田原の木の地産地消による人のつながり
第4章 森とつながる:森林サービスの可能性
コラム 森林での野外教育ってなんだろう
第5章 これからの森の可能性
コラム 都市の中での木材利用
コラム 宇宙から見た森林
持続可能なキャリアという新たなパラダイムが注目を集めている。キャリアの見通せない人生百年時代を生き抜くためには、何が必要か。最新の研究動向から新時代のキャリアを考えるヒントを掴む。
第 1 章 持続可能なキャリアというパラダイム
第 2 章 持続可能なキャリアを支える心理的資源
─ キャリア・アダプタビリティ ─
第 3 章 キャリア・アダプタビリティの事例研究
─ 転職を重ねて経営幹部職に就いた人材に焦点をあてて ─
第 4 章 持続可能なキャリアにおける成長のチャンス
─ キャリアショック ─
第 5 章 持続可能なキャリアを導く自己概念
─ 暫定自己と仕事における未来自己 ─
ムササビを追って日本から台湾へーーそこには豊かな自然のなかに魅力的な野生動物の世界が広がっていた。日本人の研究者として永年にわたり台湾の大学で教鞭を執りながら、情熱をもって取り組んできた野生動物の研究・教育・普及について、さまざまな台湾事情を交えながらいきいきと語る。
はじめに
第1章 なぜ台湾なのかーー東京の高尾山から台湾の渓頭演習林へ
1 ホオジロムササビとの出会い
2 いざ台湾へ
第2章 台湾の自然ーーその成り立ちと特徴
1 地史ーーいつ形成されたのか
2 地勢ーー山脈と河川
3 気候ーー熱帯から亜寒帯まで
4 動物ーー多様な哺乳類
第3章 台湾の哺乳類ーー多様な自然史
1 滑空性リス類ーームササビとモモンガの進化
2 樹上性リス類ーー低地と高山の森に暮らす
3 ネズミ類ーー高山の草地と森に暮らす
4 トガリネズミ類ーー台湾の固有種
5 食肉類ーーイイズナ・ベンガルヤマネコ・ウンピョウ
6 鱗甲類ーー絶滅危惧種ミミセンザンコウ
第4章 台湾の哺乳類研究ーー次世代へ向けて
1 台湾の哺乳類研究
2 台湾の哺乳類学教育
3 これからの哺乳類学
おわりに
生きる力が湧く、心にしみるー激動する時代を生き抜く糧となる賢人たちの肉声。
日本経済はなぜ衰退したのか? 物価や賃金はなぜ長期間低迷し続けたのか? 政府の巨額の借金をどうすべきか? 日本経済が抱える課題を「自分ごと」として捉えて,少子化対策や財政健全化,生産性向上などの解決策を読者自身が考えながら学べる新しい入門書。
第1部 何が問題?
第1章 衰退途上国──親より良い生活はできない!?
第2章 安いニッポン──物価と金融政策
第3章 働き方が問題だ──労働市場
第4章 日本の借金は世界一!?──財政政策
第5章 格差拡大の真実──所得格差と貧困問題
第6章 国民生活は安心なのか?──社会保障
第7章 日本企業はどこへ?──国内投資と競争力
第8章 地球が直面する問題──気候変動とエネルギー問題
第2部 解決できる?
第9章 誰もが希望を持てる日本へ──少子化対策
第10章 人々の可能性と活力を生かす社会へ──労働市場改革
第11章 将来にわたっての安心を──財政健全化
第12章 人々の可能性を引き出す──教育改革