屈指の高齢社会である日本では、老化への関心も高い。加齢に伴って人間の記憶や認知はどう変わるのか、それらを司る脳にどのような変化が生まれているのか、そして、変化する記憶機能といかに向き合うべきか。加齢をネガティブにばかり捉えず、正しい知識で向き合うための一冊。
夏緑、秋映、冬恋、紅の夢……実は全部りんごの名前! 北大農学部出身の小説家が、半年間毎日食べ比べ(きき酒ならぬ、ききりんご)をし、りんごへの驚き・発見・愛着を、文系理系両視点から綴る。
<big><strong>Pythonでアルゴリズム!</big></strong>
15の課題でアルゴリズムとデータ構造を学ぶ。各章の前半で具体的な事例から原理を理解する。確実に身につけるために各章に練習問題とその解答を配置。また後半ではPythonを使ってアルゴリズムのプログラムを組み、実際にどのように動くかを体験できる。
原理部分の理解と、プログラミング部分が分かれているので、原理が理解出来ていないのか、プログラムが理解出来ていないのかが、明確に区別できる。
Pythonを使用しているので初学者にも最適の書である。
1.なぜアルゴリズムが重要か
2.アルゴリズムを表現する様々な方法
3.アルゴリズムを比べる方法
4.アルゴリズムを思いつく方法
5.アルゴリズムを改良するコツ
6.アルゴリズムを設計する方法
7.問題に適した設計法とは
8.設計法を応用した並べ替え
9.分割統治法によるソートの分類
10.データ構造はなぜ重要か
11.データ構造に依存したアルゴリズム
12.データ構造を応用した並べ替え
13.データ構造の変更に応じた改良
14.条件に応じた探索の改良
15.目的別のアルゴリズムとデータ構造
付録 Python を使うために!
冷戦後にアメリカがとった一極覇権戦略は破綻した。習近平の中国とプーチンのロシアが勢力圏を拡大し、インド、イラン、サウジアラビア、トルコなどが主要な勢力となる無秩序な世界が到来している。歴史上、多極構造の世界を安定させるため、諸国はバランス・オブ・パワー維持に努めてきた。ヨーロッパ外交を牛耳ったビスマルク、悪辣政治家タレーラン、哲人政治家ドゴール。明晰な頭脳とパワーをもち合わせた三賢人が実践した「リアリズム」は、国際政治学最強の戦略論であり、日本が冷酷な世界を生き抜く方策となる。
新学習指導要領のキーワードを「書き込んで覚える」問題集です。
学年,分野ごとのキーワードが比較できるよう構成しています。
何を覚えればいいのかがひと目で分かるので,効率よく学習することができます。
また,トピック別に各教科からの関連事項をピックアップした特別資料付き!
本試験で必出の新学習指導要領対策は,この1冊でOK!
地元の医者は逃げ、インフラは停まり、遺体が道に転がる中、僕はリベリアに派遣されたーー引継ぎゼロ、報酬1ドルもなんのその!ウイルスでパニックになった世界を救う感染症専門家のドキドキ・アウトブレイク奮闘記。
老(おい)が身の
値(ね)ぶみをさるるけさの春 一茶
「値踏みをする」は「値段を見積もる」という意味です。老人である一茶に対して、世間の目はあたかも商品の値段を付けるかのようであるというのです。一人住まいの貧しい老人である自分は価値のない存在としてみられている……一茶は、そんな世間の冷酷な視線ですら面白がり俳句にしてしまいます。いったいどうやったら、そんなことができるのでしょうか。
本書は、一茶の生涯をたどり、彼が遺した俳句を味わいながら、つらいことばかりが多い人生と向き合い、世間という荒波の中でどのように暮らしていていけばよいのか、生きるヒントを探る旅のガイドブックのようなものなのかもしれません。
〈数多の茶人の手を経て受け継がれた名物茶入の物語〉
〈茶人たちは、なぜ、名物茶入に魅了されたのか〉
2016年に『淡交』で連載し、非常に好評を博した「名物茶入の履歴書」の新書版化。「濃茶を入れて点前に用いる陶製の器」である茶入は、「一国一城に替る」と評されるほど高い価値をもち、中でも「名物」と評価されるものは数多の茶人の手を経て茶の湯史を彩ってきました。本書では、名物茶入の来歴や見所、逸話などをイラストや表を多用して紹介するとともに、中興名物を選定した小堀遠州に私淑し、数多くの中興名物を蒐集した土浦藩主・土屋政直を通して茶人が名物茶入に対して抱いた想いについても概観します。また、巻末には稽古などにも役立つ茶入に関する付録などを豊富に掲載し、ハンディで、実践にも役立つ一冊とします。
生物は、遺伝子に偶然生じた突然変異によって進化する。だが、突然変異の多くは有害だ。偶然にまかせていては、進化どころか絶滅してしまうのではないか?この矛盾を解く鍵は、DNAが自己複製の際に見せる奇妙な不均衡にあったー。カンブリア爆発の謎から進化加速の可能性まで、生物進化の見方を劇的に覆す画期的な新理論。
海跡湖に共通して見られる砂州、湖岸低地、三角州に注目し、第1部から第3部では、上記の3種類の地形について、それぞれ最初の章で、その地形が最もよく発達している湖を紹介し、なぜそこでそのような地形が作られたのか、地形学的な視点からその謎を探る。続く章で、その地形と人々が具体的にどのように関わってきたのかについて解説する。第4部では、海跡湖の起源と生い立ちを探り、砂州、湖岸低地、三角州における人為的地形改変の影響を検討し、生物多様性の保全や自然再生の取り組み、地球温暖化と海面上昇に伴う自然災害への対応策について考察する。
第1部 湖と海をへだてる砂州
第1章 サロマ湖の砂州は、なぜ日本一長いのか?
第2章 サロマ湖の砂州に付されたアイヌ語地名
第3章 人は砂州をどのように利用してきたのか?
コラム1 悩ましい砂州と砂嘴
第2部 湖岸をふちどる段丘と湖棚
第4章 霞ヶ浦にはなぜ、多くの湖水浴場があったのか?
第5章 海跡湖の湖盆を取りかこむ更新世段丘と湖岸低地
第6章 人は湖岸をどのように改変してきたのか?
コラム2 タイ・ソンクラー湖と八郎潟の浜堤列
第3部 湖奥にひろがる三角州
第7章 網走湖にはなぜ、日本一の鳥趾状三角州があるのか?
第8章 海跡湖に特徴的な鳥趾状三角州
第9章 人は三角州をどのように広げてきたのか?
コラム3 沙漠や火星にもあった鳥趾状三角州
第4部 湖の生い立ち
第10章 海跡湖の起源ー海跡湖は、いつ生まれどのように変化してきたのか?
第11章 ヒューマンインパクトー人為的地形改変による湖沼環境への影響
第12章 海跡湖の今後ーこれから海跡湖とどう付き合うのか?
「もっと勉強すればよかった」「あの一言を言わなかったら」…人生は後悔の連続である。後悔は嫌な感情で、後々まで尾を曳く。できれば後悔しないで生きたい。しかし一方で、後悔は自分の思考や行動を変えるきっかけとなり、人生の糧ともなる。やらないで後悔するのとやって後悔するのとどちらがマシか、後悔とうまく付き合うにはどうすれば良いのか等、さまざまな意思決定と対処法を解説する。巻末にチェックリストも掲載。
現場に関わる担任教師、教育相談担当、生徒指導主事、進路指導主事、保健主事、
スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーなどが、学校心理学的視点から、
子ども一人ひとりに対する援助サービスを充実させ、心身の成長発達をより促進し、
学校生活の質(QOSL)を高めるための理論と方法を論じる。
【執筆者】
山口豊一、永作 稔、小菅清香、都丸けい子、藤枝静暁、高橋 誠、原田恵理子、水野雅之
序 章 学校心理学の理論から創る生徒指導と進路指導・キャリア教育
第1部 生徒指導の理論と方法
第1章 生徒指導の意義と原理
第2章 生徒指導の現代的課題
第3章 学校心理学と生徒指導
第4章 児童生徒理解と発達・教育課題
第5章 生徒指導体制と心理職の活用
第6章 生徒指導と授業
第7章 教育相談の意義と特質
第8章 教育相談の限界と他機関との連携
第2部 進路指導・キャリア教育の理論と方法
第9章 進路指導とキャリア教育
第10章 進路指導・キャリア教育の理論
第11章 就学前から始まる系統的・体系的取り組みとしてのキャリア教育
第12章 小学校における進路指導・キャリア教育の実践と現状
第13章 中学校における進路指導・キャリア教育の実践と現状
第14章 高等学校における進路指導・キャリア教育の実践と現状
第15章 進路指導・キャリア教育における心理的支援
第16章 大学における進路指導・キャリア教育とキャリア・カウンセリング
体の模様・色はなんのためにあるのか、
浮袋が先か肺が先か、
ナマズはハトの捕まえ方をどのように学ぶのか、
群れの中で魚どうしぶつからないのはなぜか、
大きな口で丸呑みする捕食者からいかに逃れるのか、
フグはなぜ自分の毒で中毒しないのか。
世界の海に潜って調査する気鋭の魚類学者が自らの体験をまじえ、
魚の進化・分類の歴史、紫外線ライトで見る不思議な海の世界、
群れ、音、色、狩り、毒、魚の思考力など、
魚にまつわるさまざまな疑問にこたえる。