銀細工師フランに北の地図を作ってもらえることになったロレンス。これでホロとヨイツまで行けると思ったのも束の間、再訪した町レノスで禁書にまつわる騒動に巻き込まれてしまう。その本にはヨイツを窮地に陥れる技術が記されているらしい。しかし禁書を手に入れようとすると、行商路に戻らねばならないロレンスは、ホロと一緒にヨイツへ向かう時間がなくなってしまう……。
苦渋の決断を迫られたロレンスの出した結論とは!? 絶好調の新感覚ファンタジー、シリーズ第14弾!
現場での試行錯誤を許す「実験的領域」はいかに成立するか。救命病棟、原子力発電所、学校等、組織での学習を解く理論的枠組みを示す。解説 熊谷晋一郎===医療現場、原子力発電所等、一つ間違えば大きな事故が生じうる組織において、学習はどのようになされるかーー。失敗を含む「日常的実験」の繰り返しこそ、現場での学習の資源である。本書では、このリスクを伴う試行錯誤を許す空間を「学習の実験的領域」と呼び、法的・経済的諸条件に影響され、組織ごと、状況ごとに変動するその不安定なありようを明らかにする。フィールドワークや豊富な民族誌的資料をもとに、学習を社会科学のテーマとして扱い、状況的学習論といった従来の理論モデルを超える新たな枠組みを示した。事故と安全、科学技術、組織といった具体的文脈のもとでの学習を考える、数々の概念装置を与える書。 解説 熊谷晋一郎===医療現場、原子力発電所…… 失敗が許されない組織で学習はいかにして可能か===【目次】はしがき文庫版のための序I 実践から日常的実験へーー学習理論の再検討第1章 野生の知識工学ーー暗黙知の民族誌のための序論第2章 状況・行為・内省ーー共同体神話を超えて第3章 空洞の共同体ーー教育研究における徒弟制モデルの功罪第4章 学習の実験的領域ーー試行・コスト・免責II 組織というレッスンーーリスク・知識・テクノロジー第5章 組織、リスク、テクノロジーーー高信頼性組織研究について第6章 アメリカン・アサイラムーー精神病院民族誌と科学社会学の起源第7章 野生のリスク管理ーー病棟のダイナミクスを観る第8章 救命救急センターにおける組織と学習あとがき 実験というルートメタファー文庫版のための解題 文庫版へのあとがき 解説 周縁者が参加できる組織の条件(熊谷晋一郎)
はしがき文庫版のための序I 実践から日常的実験へーー学習理論の再検討第1章 野生の知識工学ーー暗黙知の民族誌のための序論第2章 状況・行為・内省ーー共同体神話を超えて第3章 空洞の共同体ーー教育研究における徒弟制モデルの功罪第4章 学習の実験的領域ーー試行・コスト・免責II 組織というレッスンーーリスク・知識・テクノロジー第5章 組織、リスク、テクノロジーーー高信頼性組織研究について第6章 アメリカン・アサイラムーー精神病院民族誌と科学社会学の起源第7章 野生のリスク管理ーー病棟のダイナミクスを観る第8章 救命救急センターにおける組織と学習あとがき 実験というルートメタファー文庫版のための解題 文庫版へのあとがき 解説 周縁者が参加できる組織の条件(熊谷晋一郎)
年間160万人が亡くなる「多死社会」日本。多くの人はどのように死を迎え、その過程で何が起こっているのかーー
現役の検視官として3年間で約1600体の遺体と対面した著者が、風呂溺死から孤独死までさまざまな実例を紹介し、現代社会が抱える課題を照らし出す。
死はすぐ隣にあり、誰もが「腐敗遺体」になる可能性がある……この現実をどう受け止めるべきか。そのヒントがここにある
【目次より】
第1章 多死社会と検視官
1 日本の死の現状/2 検視のしくみ/3 検視官への道
第2章 ドキュメント検視官24時
1 検視官の勤務/2 ある日の現場/3 変死事案が止まらない夜/4 死はすぐそばにある
第3章 意外な死因、さまざまな現場
1 入浴のリスク/2 致命傷になりうる頭の怪我/3 火災の検視は現場第一/4 川を流れてくる遺体/5 自殺者の想いと最後に見た風景/6 ゴミ屋敷とセルフネグレクト
第4章 死後の自分はどう扱われるか
1 街なかに数多く眠る腐敗遺体/2 遺体の早期発見のために/3 人生のエンディングの準備/4 デジタル遺品という悩み/5 引き取り手のない遺体の行方
第5章 大規模災害、そのとき多数遺体はーー
1 大規模災害が起きたら/2 日本の多数遺体対応の歴史/3 死因究明制度の問題点
アラブについて記された最初の石碑は紀元前9世紀に遡る。メソポタミアとエジプトの両文明に挟まれた砂漠に誕生した諸国家は交易と遊牧で栄え、互いにしのぎを削り、エチオピアやインドとも交渉を持った。西暦7世紀にはこの地にイスラームが誕生し、世界史に大きな影響を与えることになる。20世紀以降、石油資源を元に近代化を進めるが、政治的安定にはほど遠い。中東の核心地帯の三〇〇〇年を追う。
世界各国と軋轢を起こす中国。その特異な言動は、米国に代わる新しい国際秩序への野心、国益追求、さらには中華思想だけでは理解できない。本書は、毛沢東・トウ小平から習近平までの指導者の意志、民族の家族観、秩序意識、イデオロギーの変遷、キメラ経済、政治システムなどから、現代中国の統治の中心にある中国共産党の行動原理について明らかにする。彼らはどのような意図、ルールのもと、国家を動かしているのかを描く。
“習得・活用・探究”の新しい学力観による授業展開のスキル、新教材の解釈と準備のポイントなどを明示。
初の「平民」首相として、本格的政党内閣を率いた原敬。戊辰戦争で敗れた盛岡藩出身の原は苦学を重ね、新聞記者から外務省入省、次官まで栄進する。その後、伊藤博文の政友会に参加、政治家の道を歩む。大正政変、米騒動など民意高揚の中、閣僚を経て党の看板として藩閥と時に敵対、時に妥協し改革を主導。首相就任後、未来を見据えた改革途上で凶刃に倒れた。独裁的、権威的と評されるリアリスト原の軌跡とその真意を描く。
今こそ見直したい日本文化。互いを尊敬してやまない96歳の偉人二人が、日本人の感性から文学、あの世とこの世のことまでを語り合った“空前絶後”の対談集
「言いたいことを上手く伝えられない」「相手に誤解されてしまう」といった悩みを抱えるあなたも、日本語の構造や特徴さえ押さえれば、話の筋はクリアに、「頭がよく」見えるようになる! 「文章を短く区切って、大事なことから」「事実と非事実を分ける」「『論理的相槌』を打つ」等々の齋藤式メソッドを身につければ、真意が十分に伝わり、人間関係や仕事がスムーズになる。『言いたいことが一度で伝わる論理的日本語』を増補した決定版。
○漢字は一語で意味を表せる便利な言葉。漢字熟語を上手に使うことで、複雑な内容を要領よくシンプルに、しかも効果的に伝えることができる。
○漢文や英語などの外国語は大変論理的な構造をもっている。そこで、やさしい英語の構文を例にとり、論理的な話し方に有効なポイントをあげて、日本語に応用できるようにする。
○数学の考え方は、あいまいさを排除して、物事の起点と終着点、プロセスを明快にするために有効。また、条件や関係性を図やグラフで示せば、言葉を尽くして説明するよりも一目瞭然。
元雪印種苗(株)の橋爪健氏が飼料作物の最新品種を紹介。トウモロコシから,ソルガム・スーダングラス,北海道・寒地型牧草のチモシー,オーチャードグラス,ペレニアルライグラス,メドウフェスク,ケンタッキーブルーグラス,スムーズブロームグラス,都府県・寒地型牧草のイタリアンライグラス,トールフェスク,フェストロリウム,ムギ類のエンバク,ライムギ,オオムギ,暖地型牧草のギニアグラス,ローズグラス,バヒアグラス,パリセードグラス,セタリア,マメ科牧草のアカクローバ,シロクローバ,アルファルファ,ガレガまで。
【目次】
特集 最新・飼料作物便覧
▼トウモロコシ・ソルガム類
トウモロコシ,ソルガム・スーダングラス
▼寒地型牧草(北海道)
チモシー,オーチャードグラス,ペレニアルライグラス,メドウフェスク,ケンタッキーブルーグラス,スムーズブロームグラス
▼寒地型牧草・ムギ類(都府県)
イタリアンライグラス,トールフェスク,フェストロリウム,エンバク,ライムギ,オオムギ
▼暖地型牧草
ギニアグラス,ローズグラス,バヒアグラス,パリセードグラス,セタリア
▼マメ科牧草
アカクローバ,シロクローバ,アルファルファ,ガレガ
●飼料作物の栽培・調製技術
トウモロコシの栽培技術
スーダングラス・ソルガムの栽培技術
チモシー・オーチャードグラスの栽培技術
アルファルファの栽培技術
イタリアンライグラス・ムギ類の栽培技術
牧草サイレージの調製技術
●草地の維持管理
牧草地の植生悪化と簡易更新技術
放牧による省力化とコスト低減
堆厩肥の有効利用と効率的な施肥方法
特集 最新・飼料作物便覧
▼トウモロコシ・ソルガム類
トウモロコシ,ソルガム・スーダングラス
▼寒地型牧草(北海道)
チモシー,オーチャードグラス,ペレニアルライグラス,メドウフェスク,ケンタッキーブルーグラス,スムーズブロームグラス
▼寒地型牧草・ムギ類(都府県)
イタリアンライグラス,トールフェスク,フェストロリウム,エンバク,ライムギ,オオムギ
▼暖地型牧草
ギニアグラス,ローズグラス,バヒアグラス,パリセードグラス,セタリア
▼マメ科牧草
アカクローバ,シロクローバ,アルファルファ,ガレガ
●飼料作物の栽培・調製技術
トウモロコシの栽培技術
スーダングラス・ソルガムの栽培技術
チモシー・オーチャードグラスの栽培技術
アルファルファの栽培技術
イタリアンライグラス・ムギ類の栽培技術
牧草サイレージの調製技術
●草地の維持管理
牧草地の植生悪化と簡易更新技術
放牧による省力化とコスト低減
堆厩肥の有効利用と効率的な施肥方法
※初回仕様は終了いたしました
★仕様/特典 通常盤
■カップリング曲「Cannonball」 収録
■シャララ∞エイトリボン ※初回プレス分のみ
■∞エイトステッカー[がむしゃら行進曲Ver] ※初回プレス分のみ
■3タイトル連動応募券(チラシ封入) ※初回プレス分のみ
美しいこの世界に声を枯らし唄う 君たちが明日の"ヒカリ"だ 輝き続けてくれ“INFINITY RECORDS” 3 ヵ月連続リリース第三弾!!
「がむしゃら行進曲」は、丸山隆平主演の日本テレビ系土曜ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』の主題歌!がむしゃら度が100%凝縮された関ジャニ∞流メッセージソング!
[初回限定盤]特典DVD には、「がむしゃら行進曲」Music Clip & Making 収録。さらに“丸山先生の「がむしゃら行進曲」振り付け完全指導テキスト”を封入!
解説を読んでMusic Clip を見てマスターしたら、みんなで歌って踊って盛り上がろう![通常盤]にはカップリング曲「Cannonball」収録のほか、
初回プレス分には“シャララ∞エイトリボン”を封入。身につけて踊れば、振り付けが一層楽しくなるはず!
さらに[初回限定盤]・「通常盤」初回プレス分のみ、3タイトル連動応募券封入!
※「がむしゃら行進曲」はアルバム「関ジャニズム」には収録されません。
<収録内容>
01:がむしゃら行進曲(作詞・作曲・編曲:Peach)
02:次の春です。(作詞:SAKRA / 平義隆 作曲:SAKRA 編曲:山路一志)
03:Cannonball(作詞:TAKESHI 作曲:Susumu Kawaguchi / Joakim Bjornberg / Christofer Erixon / Atsushi Shimada 編曲:Atsushi Shimada)
04:がむしゃら行進曲 (オリジナル・カラオケ)
05:次の春です。 (オリジナル・カラオケ)
06:Cannonball (オリジナル・カラオケ)
明治維新後、欧米をモデルに近代化した日本。他方で中国はその停滞から一転し蔑視の対象となった。
日清・日露戦争、満洲事変、日中戦争と経るなか、それは敵愾心から侮蔑、嘲笑へと変わっていく。
本書は、明治から昭和戦前まで民衆の対中感情を追う。
世論調査がない時代、民衆が愛読した少年雑誌に着目。
赤裸々な図版から、古代中国への変わらぬ思慕とは対照的に、同時代中国への露骨な差別意識、感情を描く。
図版100点収載。
第1章
日清・日露戦争の明治期ー同時代中国への蔑視
1 反中感情の高揚、激化する敵愾心ーー日清開戦
2 メディアを覆う蔑視、対朝鮮感情との類似と差違
3 蔑視から嫌悪 悪人へー北清事変 日露戦争の時代
第2章
「一等国」意識の大正期ーー「負」の象徴と「日中親善」の声
1 悪人、滑稽の定着と道徳心ーー中華民国の成立と戦間期
2 世界での「負」の感情ーー映画・漫画のなかの中国
第3章 満洲事変・日中戦争の昭和期ーー慢心と嘲笑
1 頻出する「小癪な」の意識ーー降伏しない中国への感情
2 滑稽と東洋道徳の根源の共存ーー国民大衆雑誌『キング』
おわりに
好評テキスト「造林学(三訂版)」の後継本。〔内容〕樹木の成長特性/生態系機能/物質生産/植生分布/森林構造/森林土壌/物理的環境/生物的要因/環境変動と樹木成長/森林更新/林木育種・保育/造林技術/熱帯荒廃地/環境造林
第1章 造林学の対象と今日的な役割 [丹下 健・小池孝良・山本福壽]
1.1 森林と人間
1.2 造林学の位置付け
1.3 造林学と造林技術
1.4 森林を造成する目的と求められる技術
第2章 樹木の成長特性
2.1 材形成 [大澤 晃]
2.2 材の成長
2.3 芽の性質と成長 [山本福壽]
2.4 根の成長 [大澤 晃]
第3章 森林の物質生産 [丹下 健]
3.1 光合成と再生産過程
3.2 森林帯と生産量
3.3 森林の発達に伴う現存量と純生産量の変化
3.4 森林の現存量調査法
第4章 森林の構造と環境 [小池孝良]
4.1 葉の空間配置
4.2 林床の環境
4.3 二酸化炭素濃度と光合成応答
4.4 更新稚樹の応答
第5章 森林土壌 [丹下 健]
5.1 森林の成立基盤としての森林土壌
5.2 土壌生成作用と土壌特性
5.3 土壌の物理的性質
5.4 土壌の化学的性質
5.5 土壌特性と林木の成長
第6章 樹木の成長と物理的環境 [小池孝良]
6.1 物理的環境と森林樹木の分布
6.2 温度と植生分布
6.3 光
6.4 水分養分条件
第7章 樹木の成長と生物的要因
7.1 樹木の成長と微生物 [肘井直樹]
7.2 昆虫哺乳類による食害
7.3 植物間の競合:種間競争(雑草木管理)、種内競争(密度管理) [宮浦富保]
7.4 森林の混み具合を相対的に表す指標
第8章 変動環境と樹木の成長 [小池孝良]
8.1 環境の時空間的変動と森林の応答
8.2 対流圏オゾンの物質生産への影響
8.3 環境変動に対する光合成応答
8.4 環境変動下での森林管理の方向
第9章 森林の更新方法
9.1 更新方法の種類 [吉田俊也]
9.2 人工更新
9.3 天然更新
9.4 林木育種 [白石 進]
第10章 木材生産のための造林技術 [千葉幸弘]
10.1 人工造林の基礎
10.2 生産目的に応じた造林技術
10.3 環境保全的な人工林施業
第11章 熱帯荒廃地と環境造林 [則定真利子・小島克己]
11.1 熱帯荒廃地
11.2 環境造林
11.3 熱帯荒廃地における環境ストレス
11.4 環境造林の方法
11.5 環境造林の今後の課題
バルセロナを中心にスペイン随一の繁栄を誇るカタルーニャは、かつてイタリアやギリシャまで地中海全域を支配した大帝国だった。建国の父・ギフレ「毛むくじゃら伯」、黄金時代のジャウマ「征服王」や、騎士・錬金術師・怪僧らが地中海せましと活躍する栄光の中世から、長い衰退期と混乱をへながらも再生への努力を続ける現代まで。20世紀初頭のバルセロナの繁栄、スペイン内戦から、21世紀の独立運動までを増補した決定版