〈男は外、女は内〉伝統的な性差による役割分担に固執する夫。「子供のような大人」でありつづける夫。そして変わろうとしない夫に対する不満は、同時に多くの夫婦がかかえる共通の悩みでもある。本書は、さまざまなケースに触れながら、これらの問題に具体的手だてを示し、世の男たちに勇気を与える。ベストセラー『ピーターパン・シンドローム』の著者による最新話題作。
爆発するごみ、生命を脅かす究極のごみ-。始末の問題から大量廃棄の根本へ、そして循環社会の構想へと、ごみ問題からの新たな切り口を問う。
人生は幾つになっても「これまで」ではなく「これから」です。これまで何をしてきたかよりもこれから何をするかを考えてー。
本書は、「建築物環境衛生管理技術者」の国家試験について、受験の方法と基礎について、解り易く解説したものである。試験問題は最新出題傾向を考慮し、解説事項を多くして、読者の理解と知識の発展を促すように特に配慮した。
20世紀の北海道を支え、死んだ「たくぎん」は、およそ百年という時間をいかに生きたのか。百年史編纂プロジェクトで「たくぎん百年物語」を担当していた著者が、その一部と“死んだ日”以降の同行への想いを綴る。
本書は、「建築物環境衛生管理技術者」の国家試験について、受験の方法と試験問題について内容を改訂し、問題を最新のものに入れ替えて解説を行った。平成4年計量法が改正され、7年の猶予期間を経て平成11年から従来の工学単位系から国際単位系(SI)に改定される。本書の内容は、SIと工学単位を併記して読者が理解しやすいように配慮した。なお、関係法令は法改正で単位がSIに改訂されるまで、従来の工学単位のままとした。
著者はいつの頃からか大学で過ごした日々について、その記憶を辿りながら文章に書き残しておきたい、という思いを抱くようになった。それにはいくつかの理由が考えられるが、まず第一に、私の過ごした大学生時代が現在のそれとは想像も及ばないほど異常なものであったことが挙げられよう。時代の流れの中で避けることのできない必然的なものであったにせよ、あまりに衝撃的で過酷なものであった。また他の理由としては、第二次大戦後次々と大学が増設され、人々にとって「大学」そのものがかなり身近な存在になったとはいっても、やはり「大学」は、広い社会の中でのある限られた存在であり、特殊な社会といっても過言でないほど、そこでの生活に関しては知られていないことが多いと考えられる。そこで、人生の大半を、それも戦後の五十年間を、たまたま「大学」という組織のなかで過ごすことになった著者の、「大学」における生活をありのままに物語風に綴ってみた。