奉行所跡でロドリゴ神父の踏絵シーンに泣き、大浦天主堂でキクの哀しい最期に泣き、浦上村でサチ子の被爆悲話に泣く…。作家は雨の街角で、狭い路地で、何を考え、何を見出したか?「沈黙」、「女の一生」の足跡を辿るー。
天才的な落語の才能を持ちながらも“とあるトラウマ”を抱えて伸び悩む前座の高校生・浮乃家陽太の前に現れたのは……
「どうして魔王のワシが落語を修行するハメになるんじゃ!?」
……魔王を名乗る謎の美少女!? ひとつ屋根の下、兄妹弟子として彼女と共に前座修行をすることになった陽太だったがーー
「ちゃんと兄さんって呼べよ!」「嫌じゃ。ヨタはヨタじゃ」
常識知らずな妹弟子の世話に悪戦苦闘(たまにドキドキ)する日々の中、次第に天賦の能力を開花させていく魔王に刺激され、陽太の中に眠っていた落語家としての『異次元の資質』がついに目を醒ます!
現役の落語家が紡ぐ、超本格《落語》物語ーーここに開演!!
身の回りの「色」のフシギを徹底解剖!
「しゃぼん玉が虹色に見える仕組みは?」「あの色は動物にどう見えている?」
「なぜ4色だけでカラー印刷ができるの?」「日本の伝統的な美意識と色はどんな関係にあるの?」などなど、
工学(テクノロジー)と芸術(アート)の視点から、色の世界を巡る知的探求図鑑。
「色はどうやって感じるのか?(第1章)」「色はどう再現されてきたのか?(第2章)」の2章構成で、
「色」を科学と技術、そして文化芸術の側面から徹底的に解剖し、その全貌を明らかにしています。
色の名前 -外来語編ー
はじめに 色彩の科学とこれから
■第1章 「色」はどうやって感じるのか?
電磁波と可視光線
(1)電磁波ってなんだろう?
(2)電気と磁気は作用しあう
(3)太陽からの電磁波と色
(4)可視光線とは?
(5)光によって色が生まれる
構造色
(1)物理的な構造が色を生む
(2)空の色はなぜ青いのか
《コラム》金属の色
色を感じる人体の仕組み
(1)眼球の構造
(2)色を感じる細胞
(3)脳内での視覚処理
(4)5種類の色覚類型
動物の色覚
(1)人と動物の色覚比較
(2)グラフで見る色覚
動物・昆虫の目
《コラム》しゃぼん玉の色
■第2章 「色」はどう再現されてきたのか?
「色空間」とは?
絵の具
(1)絵の具の歴史
《コラム》絵の具以外の画材
(2)絵の具の種類
(3)絵の具の材料
カラー印刷
(1)現代のカラー印刷の基本
(2)カラー印刷がはじまるまで
(3)バクスター法
(4)カラー木口木版
(5)カラーリトグラフ
(6)写真製版技術と輪転印刷機
(7)現代の業務用カラー印刷機
(8)パソコンとプリンターの普及
(9)江戸時代のカラー印刷
(10)江戸時代の木版画の制作手順
カラーフィルム
(1)カラー写真(映画)の撮影
(2)初期のカラー撮影 リップマンのカラー撮影
(3)初期のカラー撮影 ルミエール社のオートクローム乾板
(4)初期のカラー撮影 三色分解撮影の時代
(5)初期のカラー撮影 六桜社式天然色印画法
(6)現代のカラー撮影 光と色材の三原色
(7)現代のカラー撮影 感光材料の製造
(8)現代のカラー撮影 カラーフィルムの構造
(9)現代のカラー撮影 カラーフィルムの色の再現
(10)現代のカラー撮影 フィルム工場の仕組み
ディスプレイ
ディスプレイで表示するには
ブラウン管テレビ
液晶ディスプレイ
《コラム》量子ドットディスプレイとは
有機ELディスプレイ
ディスプレイの中で色と世界を作る
日本の伝統と色 〜能の衣装の質感表現〜
能の衣装を顕微鏡で見る
和の色と陰翳
和の色の名前
食事、入浴、トイレなど、日常生活で必要な動作を意識したレクや、お花見、お誕生日会、クリスマス会、新年会など、非日常生活である行事やイベントを楽しむレクの実際を、イラストを交えわかりやすく紹介。日常生活のレクには、対応の目安となる介護度、痴呆の症状を明記してありますので、指導する際、とても便利です。レクの方法やねらい、配慮すること、進め方、アドバイスの他、指導のセンスを高めるコラム、レクの導入に役立つ豆知識なども充実。レクのスタッフとしての心構え、レクのチェックリストも具体的に紹介。場面や個人能力に合ったレクが選べる一覧表付き。
この本で紹介する手づくりおもちゃの数々は、自分で作る料理と同じです。自分が食べたい物、仲間と食べたりする物を、自分の手で、自分たちの手で作り上げるように、手づくりおもちゃを作り上げるための手引書、案内書です。
「札幌美術展」は札幌芸術の森美術館が毎年開催している企画展。
2021年10月からの同展では、北海道千歳市に生まれ、現在札幌市と石狩市を拠点に活動する佐藤武を取り上げます。
本書は、2021年10月9日〜2022年1月10日開催の同展の図録としてつくられました。
佐藤武は1980年代前半より、荒涼とした大地に塔や遺構を配した無人の都市風景を描いています。
本展では、人物像や室内画を手掛けた初期作品をはじめ、作家の代名詞ともいえる、ある一瞬をとらえた都市風景や、上空を切り裂く一筋の線を中心に展開する最新作に至るまでを紹介し、画家の歩みを振り返ります。
また絵画のみならず、立体作品や写真、詩をあわせて展示することで、作家の制作に通底する世界観を提示し、多彩な創作活動を続ける作家の全貌に迫ります。
〔佐藤武(さとう・たけし)略歴〕
1947年北海道千歳市生まれ。独学で油彩画に着手して以来、北海道における具象絵画の分野を牽引し、常に高い評価を得ている。また若い頃より詩作にも熱心に取り組み、幅広い分野で才能を発揮している。
ごあいさつ
「時空を彷徨い終わりを凝望するとき」佐藤武
「崩壊とポイエーシスー佐藤武の絵画世界」佐藤友哉(札幌芸術の森美術館 館長)
「佐藤武ー終わりのかたち」坂本真惟(札幌芸術の森美術館 学芸員)
第1章 画家として
第2章 記憶の交点
第3章 終焉へのまなざし
第4章 追憶/未知の空へ
第5章 死を見つめて
第6章 不可視の彼方に
第7章 夜半の月 小品と版画
第8章 広がる世界 立体作品と写真
年譜
参考文献
出品リスト
「げんこつやまのたぬきさん」「いないいないばあ」などの身近なあそびや、「今日は何を食べたの?」など日常生活で体験したことを題材にしたり、子どもたちの大好きな絵本や歌を使った、0歳からできるリトミックあそびを紹介。
第一部 再現する都市大坂を目指すために
大林剛郎(大林組代表取締役)VS 菅谷富夫(大阪中之島美術館館長)
第二部 大阪中之島美術館開館に寄せて
青芝フック、朝原宣治、有栖川有栖、池田知隆、今井祝雄、上田恭規、上野公嗣、
浮舟邦彦、梅本史郎、大久保英治、大澤辰男、大林剛郎、小笠原由祠、奥野卓司、
尾崎裕、越智裕次郎、織作峰子、桂南光、桂米團治、加藤義夫 ほか
第三部 座談会 大阪中之島美術館を語る
大林剛郎、越智裕次郎、喜多俊之、北川淳一、島敦彦、出川哲郎、延原武春、堀井
良殷、呂太夫、和田誠一郎
特別インタビュー:山本雅弘(毎日放送最高顧問)に聞く
生命力あふれるプリミティブな絵画と造形
四半世紀の活動を網羅する作品集
1990年代より欧米・アジア各国で精力的に発表を重ねてきた加藤泉。その全貌に迫る展覧会が、ハラミュージアムアークと原美術館で約半年間にわたり開催される。本書は、それら2つの展覧会の出品作品をフルカラーで網羅し、ビブリオグラフィ、バイオグラフィ、論
評とともに掲載。これまでの約四半世紀にわたる活動の歩みをたどる一冊となる。
○ 作家・原田マハによるエッセイを収録。
○ 代表作から未発表作まで約200点を掲載。
○ ハラミュージアムアーク、原美術館 両館での展示風景を撮りおろし掲載。
加藤泉(かとう いずみ)
1969 年島根県?まれ。東京と?港を拠点に活動。1992 年武蔵野美術?学造形学部油絵学科卒業。「リトルボーイ:爆発する?本のサブカルチャー・アート」ジャパン・ソサエティー・ギャラリー(ニューヨーク、?国、2005 年)、第52 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展「Think with the Senses?Feel with the Mind. Art in the Present Tense」(キュレーター:ロバート・ストー / イタリア館、ヴェネチア、イタリア、2007 年)を契機に、国際舞台でも活躍。
本書は、東京都現代美術館にて開催中の「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」展と時期を合わせて、ARTISTS’ GUILDとNPO法人 芸術公社が協働して制作した書籍です。近年、様々な業界で議論となっている「自主規制」の問題を取り上げています。
本書の制作にあたっては、ARTISTS’ GUILDのメンバーでアーティストの田中功起と、NPO法人 芸術公社のメンバーで編集者の影山裕樹が協働して編集を行い、英文はARTISTS’ GUILDのメンバーでアーティストの奥村雄樹と、Art Translators Collectiveが担当。主に、ARTISTS' GUILDのメンバーである田中功起、藤井光、小泉明郎、津田道子、増本泰斗らによる、柳澤田実(哲学、キリスト教研究)、大谷芳久(現代美術画廊「かんらん舎」オーナー)、圡方宏史(東海テレビ『ヤクザと憲法』監督)、高山明(演出家、Port B)、岡啓輔(建築家、蟻鱒鳶ル)へのインタビューと、その5つの対話に結びつく「自主規制をめぐるキーワード」などによって構成されます。「キセイノセイキ」展とは異なるもう一つのプロジェクトとして、一冊に纏め上げています。
【主な構成】
倫理について:田中功起→柳澤田実(哲学、キリスト教研究)
(自己)検閲について:藤井光→大谷芳久(「かんらん舎」オーナー)
問いかけることについて:小泉明郎→圡方宏史(『ヤクザと憲法』監督)
演出について:津田道子→高山明(演出家、Port B)
作ることについて:増本泰斗→岡啓輔(建築家、蟻鱒鳶ル)
『クラシック不滅の巨匠たち』(2019年4月)の続編となるムック。『不滅の巨匠たち』では物故した不滅の巨匠50人に絞って紹介したが、こちらは『不滅の巨匠たち』で紹介できなかった巨匠たち(物故者を中心に存命演奏家も含む)86名を、浅里公三、満津岡信育両氏の監修により『レコード芸術』誌が選定。彼らの人と音楽、そして名盤をそれぞれ2〜4ページで紹介する「名演奏家大全」。取り上げる巨匠は、シューリヒト、ヨッフム、クリュイタンス、ケンペ、チェリビダッケ、プレヴィン、マゼール、ブリュッヘン、ケンプ、アラウ、シェリング、グリュミオー、ビルスマ、ブレイン、ホッターなど。
執筆者は『レコード芸術』誌を中心に各紙誌等で活躍する音楽評論家やジャーナリストなど、この道のスペシャリストを擁する豪華な布陣となっている。
『レコード芸術』読者を中心としたクラシックのディスクの愛好家、収集家を中心に根強い人気を誇る必携の一冊。
ここには、とっておきのパリ時間があります。ルーヴルもオルセーも大好き。ポンピドゥも行きました。そんなあなたにお薦めする個性派ミュゼをたっぷり紹介。街中にひっそりたたずむ歴史ある邸宅や元修道院。ちょっと足を延ばして郊外の現代アート系や古城美術館へ。二度目三度目のパリでは、住人たちがこよなく愛する“ふだん着の美術館”で、かけがえのない時間を過ごしてください。
「日曜美術館」の歴史が詰まった永久保存版の1冊!
1976年の放送開始から2500回を超える長寿番組、NHK「日曜美術館」の50年展、公式図録兼書籍。50年間で紹介してきた作家と名作、多様な出演者の言葉がつむぐ“美”を堪能できます。本書は、「第1章 語り継ぐ美 〜時を超えて美を語る言葉・語らせる作品」「第2章 日本美の再発見 古代から明治まで」「第3章 工芸 伝統と革新」「第4章 災いと美」「第5章 作家の生き様と美 〜アトリエ&創作の現場」の5章で構成されています。本文中には出演者の放送場面や言葉も掲載され、懐かしい映像の記憶がよみがえります。また、各章末には作家や司会者、美術館学芸員のコラムを掲載。それぞれの視点による「日曜美術館」が綴られています。巻末には歴代司会者の番組エピソードや思い出、初回から今年2月までのおよそ50年間の放送リストも掲載。
いまだ多くのオーディオファンの心をつかんでいるオーディオ評論家 長岡鉄男氏。オーディオ機器の批評にとどまらずソフト紹介も盛んに行い、音や映像の質がよいディスクをオーディオ誌などで発表していました。自らあまのじゃくという長岡氏は、一般の人にあまり知られていない作曲家の音楽などが紹介されました。それらをまとめた書籍は数多く出版されましたが、今回は単行本化されていなかった「レコード芸術」誌1987年1月号から始まる長岡氏の連載「レコードえんま帳」を上下巻2冊にまとめました。ディスクのいい面だけでなく、悪いところもズバズバと書き綴った、まさにディスクの「えんま帳」は、各回の切り口もユニークで「ソフトのCPを考える」(上巻に収録)という長岡氏らしいテーマでタブーに斬り込むなど、時には厳しく、時にはジョークも交えて紹介していきます。下巻は連載第78回から亡くなる直前の執筆となった2000年6月号掲載回までを収録しました。
連載第78回〜159回
映画、インスタレーション、演劇的パフォーマンスなどジャンルを横断する表現活動を行い、シンガポールを代表するアーティスト、ホー・ツーニェン。
その新作《ヴォイス・オブ・ヴォイドー虚無の声》は、西田幾多郎や田辺元を中心に京都帝国大学で形成された知識人のグループ「京都学派」を主題とし、VRとアニメーションを用いた映像インスタレーションです。この作品は、山口情報芸術センター[YCAM]をはじめとする多くのコラボレーターたちと共に制作されました。
本書は、2021年に同名のタイトルのもとYCAMで開催された展覧会の記録に加え、脚本、アーティストやコラボレーターによる対談・座談会、哲学研究者の論考を収録し、作品の背景や制作プロセスを読み解きます。
【展示情報】
ホー・ツーニェン「ヴォイス・オブ・ヴォイド──虚無の声」
京都
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭
会期:2021年10月1日(金)〜24日(日)
場所:京都芸術センター
https://kyoto-ex.jp/shows/2021a_ho-tzu-nyen/
山口
会期:2021年4月3日(土)〜7月4日(日)
場所:山口情報芸術センター[YCAM]
https://www.ycam.jp/events/2021/voice-of-void/
【ホー・ツーニェン Ho Tzu Nyen】
シンガポール出身。ホー・ツーニェンは、歴史的、理論的テクストとの出会いから出発して映画、インスタレーション、パフォーマンスを制作している。近年の作品には、トラ人間(《一頭あるいは数頭のトラ》、2017年)や三重スパイ(《名のない人》、2015年)といった変容する人物たちが登場するが、進行中のプロジェクト《東南アジアの批評辞典》(2012年〜)がこれらの作品を包括している。
個展を豊田市美術館(2021年)、山口情報芸術センター[YCAM](2021年)、エディスーラス・ハウス(オルデンブルク、2019年)、クンストフェライン・ハンブルク(2018年)、 明現代美術館[McaM](上海、2018年)、アジア・アート・アーカイブ (香港、2017年)、ビルバオ・グッゲンハイム美術館(2015年)、森美術館(2012年)、サブステーション(シンガポール、2003年)等で開催している。第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2011年)では、シンガポール館代表として個展を開催。近年参加した主なグループ展には、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」、第12回光州ビエンナーレ(…
プロのオリジナル技法による“小物”作りを紹介。
帯留、オブジェ、ほか