理論よりも教育技術の説明を重視し、キーワード→問い→今後の学習→参考文献の解題の流れで受講生の能動的活動を導き出せるよう編集。
本書は大学の教養課程、あるいは短期大学に在籍する学生を対象に、日本語表現法のテキストとして学べるように、大学生・短大生として必要な、さらには社会人としてビジネスマンに必須の日本語の表現力の養成を主な目的として、表現の技術力の向上を重視して編集されている。本書の内容は、形式が重視される手紙や実務文書の作成、レポートや論文のまとめ方など「書くこと」が中心になっているが、スピーチなど「話すこと」や、近年のパソコンの著しい発達・普及を踏まえて「情報機器」についても重視し、技術力のアップという実践的な見地から述べている。
人物でたどる近代日本語の成立史。明治という激動の時代、日本人のコトバもおおきく変わった。現代日本語の礎を築いた人びとにスポットをあて、日本語の近代化にたちむかった彼らの奮闘ぶりを描く。
人間の判断は誤りやすい。
東海地方を詠ずる、万葉人の歌声に親しむ。散策・探訪に便利。「地名案内」つき。
「田舎の高等学校を卒業して東京の大学に這入った三四郎が新しい空気に触れる。同輩だの先輩だの若い女だのに接触して色々に動いてくる。」永遠の青春文学『三四郎』を研究者はどう読んでいるか。
深刻悲痛なるユーモアの苦さと現実超脱の夢を抱いて疾風荒れ狂う吹きさらしの荒野へ!虚空につるされた人間が“生きる”ために希求した文学。漱石解纜のドラマを追尋した論集。