辺境伯領での戦いに無事に勝利したぼく。ただ戦いの後にもうにゅ子(※宿敵の吸血鬼が何故か銀髪幼女になりました)が残ってしまった。
彼女の正体を知るため、ぼくは諸外国を巡ることになりーー
「ならば相棒も一緒に行かねば仕方あるまい!」
「もちろんわたしもご一緒します、兄さん!」「うにゅー!」
……そんなこんなでぼくは妹たちと旅に出た。道中で無数の
メイドたちと出会ったり(※ご主人様として認められたらしい)ユズリハさんの里帰りに付き合ったり(※ついでに混浴温泉で兄さんを誘惑しました)していると、うにゅ子の正体が次第に見えてきてーー!?
無自覚無双×女騎士ハーレム、第三弾!
くまたくんは、ぴかぴかの赤い自転車を買ってもらいました! 初めて自転車に乗った胸のときめきを感動的に描きます。
ぼくの前に突然現れたシロは、あるおじさんが飼っていた犬だった。
理由も分からずおじさんに怒られたのをきっかけに交流を絶つが、大雪の日に再会。
半ば強引に連れて帰るが、しばらくして飼い主が見つかったと連絡が入る。
おじさんにどんなに怒鳴られるのだろう、と思った矢先の意外な展開。
犬を通じて、本当の「好き」を見つめる物語。
えんそくの日、ぼくたちがおとずれたのは楽器はくぶつかんでした。世界中から集められためずらしい楽器を、先生といっしょにみてまわったのです。骨でつくった笛、大蛇のようなセルパン、ステッキ・ヴァイオリン、アルマジロのギター、とうめいにんげんがかなでるオーケストリオン…。エレキ・ギターにもさわってみました。音の振動がえがきだす砂のもようも見ました。よくさがしたら、君の家にも楽器がたくさんあるんだよ。
1944年、ポーランドのユダヤ人居住区に住むマックスは、ナチス兵の目を盗み、妹とともに脱走する!緊急事態への対処のしかたが身につく、新しいサバイバル・シリーズ!
ブドウ栽培・ワイン醸造・ワイナリー経営の学校「千曲川ワインアカデミー」を主宰する、ヴィラデストワイナリーのオーナー玉村豊男が絵と文で指南する「貧乏なワイナリーオーナーになる方法」。
土と太陽をメディアにして自己を表現するワインづくりというアートの魅力。生きている実感を抱くことができる、充実した後半生を求める人たちへ。
ぼくらは、外国人の林さんを助けることになった。林さんは、密入国組織に命をねらわれている。ところが、ひとみとひかるが捕まって誘拐された!? 監禁された場所をつきとめ、ぼくらは総攻撃。しかし、英治の家に殺し屋から電話がかかってきた。家も知られ、英治まで命の危険が迫り……。ぼくらは秘密結社KOBURAを結成する! BOKURAを並べ替えてKOBURA。廃ビルを仕掛けがいっぱいの秘密基地に改造し、国際犯罪組織との戦いが始まる!
一章 いたずら誕生パーティー
二章 逃亡者
三章 おとり作戦
四章 大島攻撃
五章 隠れ家
六章 秘密結社KOBURA
あとがき
少年の憧れだった海の世界はやがて彼を海洋写真家へと導いた。思い続ければきっとかなう。海とクジラを追いつづけた少年の物語。
ダンゴムシは、暗くなるとぞろぞろ動きだす。どこへいくんだろう。あっ、夜の森で枯葉を食べはじめたよ。森ではダンゴムシのほかにも、ワラジムシ、ミミズ、カタツムリ、ダニ…たくさんのちいさな生き物が枯葉を食べ、うんちをして、土を豊かにしている。ダンゴムシの赤ちゃんはどうやって生まれるの?ときどき皮をぬいで、だっぴをするって本当?精緻な絵で、夜行性であるダンゴムシの昼間は見られないリアルな生態がわかる絵本。
こうちゃんなんか転校してこなければよかったのにーーなんでも一番だったぼくがはじめて抱く嫉妬の感情。友情と成長をえがいた物語。長年、学校教育にたずさわっていらしたくすのきしげのり氏ならではの作品です。はじめて抱く嫉妬の感情をうけとめる少年の気持ちを、やわらかく受けとめた、心温まる友情と成長の物語をどうぞお楽しみください。
「ぼく、『やまの こうさく』です。よろしくおねがいします。」
十月。
ぼくらのクラスにてんこうせいが、やってきた。
○
こうさくくんは、まえにかよっていた小学校のせいふくを、それも、こうさくくんのからだよりもすこし大きなせいふくをきていた。
ぼくは、せきがえでこうさくくんのとなりになった。
先生から、しんらいされているようで、すごくうれしかった。
ぼくは、はりきってこうさくくんに、いろんなことを教えてあげた。
でもーー。
こうさくくんが、「こうちゃん」とよばれるようになり、どんどんクラスのにんきものになると、だんだんとおもしろくなくなっていってしまう。
これまでは、ぼくがなんでもいちばんだったのに。
ふたりですることになった、がくしゅうはっぴょうかいでのしかいのれんしゅうちゅう、こうちゃんに、むしゃくしゃしたきもちをぶつけてしまったぼくは、おもわずがっこうをとびだしてしまった。
ちゃんと、あやまりたい。
どうすれば、なかなおりできるかな??
○
長年、学校教育にたずさわっていらしたくすのきしげのり氏ならではの作品です。はじめて抱く嫉妬の感情をうけとめる少年の気持ちを、やわらかく受けとめた、心温まる友情と成長の物語をどうぞお楽しみください。
てんこうせい
こうちゃん
てんこうして こなければ
ちぎれた けしゴム
きいろい おりづる
こうちゃんと ぼく
ペーテルに、いもうとができました。おとうとのいるともだちがうらやましかったペーテルは、おおよろこび。あかちゃんは、ちいさくて、なんてかわいいんでしょう。でも、しばらくすると…おとうさんもおかあさんも、あかちゃんにかかりきり。ぼくのこと、もうすきじゃないのかな…。妹や弟ができたとき、だれでも感じる、うれしさや不安。“子どもの本の女王”リンドグレーンと、「ロッタちゃん」のシリーズの画家ヴィークランドが、子どもの気持ちを、あたたかく描きます。愛情あふれる、スウェーデンの絵本。
2020年に創業50周年を迎える、伝説のジャズ喫茶「ベイシー」店主・菅原正二の“原点”とも言える名著が復活!
これまでの版のすべての「あとがき」に加え、尾崎世界観の書評も加えた、ファン必携の愛蔵版です。
日本だけでなく世界中に多くのファンを持つ、“生よりもすごい音”が聴ける「世界一音のいいジャズ喫茶」、それが「ジャズ喫茶ベイシー」です。菅原さんの魅力はそれだけではありません。洒脱ながら物事の本質を突く“スガワラ節”とでも呼ぶべき名文もまた、多くの文化人を虜にしています。「ジャズの世界遺産」とも呼ぶべき「ベイシー」とその店主の魅力がたっぷりと詰まった名著を、こころゆくまで楽しんでください。
ある日、ぼくはいけちゃんに出会った。いけちゃんはいつもぼくのことを見てくれて、落ち込んでるとなぐさめてくれる。そんないけちゃんがぼくは大好きで……不思議な生き物・いけちゃんと少年の心の交流。
美しい自然が残る里山の近くで暮らす小学生・大窪博士。読書が何より好きな博士だったが、放課後や夏休みには近所の野山を駆け回る日々。ちょっと変わり者のクラスメイトのサンペイ君や妹と、UFOを見に行ったり、「オオカミ山」に住むオニババを訪ねたり、小さな冒険を重ねる。しかし、ある日なぜか博士はクラス中から無視され始めて…。懐かしい昭和の風景の中で語られる少年の爽快な成長物語。
勘違いから始まる、青春恋愛4コマ!
片想いの春川さんに渡すはずだったラブレターを、
間違えて冬月さんに渡してしまった高校生・夏目くん。
なぜかOKされて、二人は付き合うことに…!
間違えたと告白したいけど、冬月さんはとってもいい子。
彼女の事を知るにつれ
なんだか不思議な気持ちになって…!?
勘違いから綴られる、ちょっとおかしな恋物語!!
大地震で町がメチャンコになった!そのときのことをぼくはえにっきにかいた。
こども目線で淡々と描かれる厳しい場面が、阪神淡路大震災、東日本大震災を経験した今、リアルに迫ります。
本書は、1989年に刊行された第36回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作。東日本大震災から10年以上が経過し、災害に遭ったことのないこども達に、この作品はノンフィクション以上にリアルに大切なことを伝えてくれる事でしょう。
今こそこどもたちに読んでもらいたい、という思いから新装版として刊行します。
阪神淡路大震災より前に書かれた、SF童話の新装版!
生い立ちから映画論まで、縦横に語った決定版!
映画とともに生き、道なき道を切り拓いてきた著者・大林宣彦監督が、70歳を機にその半生と映画論を語った「自伝のような一冊」。生い立ち、自主製作時代、尾道三部作、これからを生きる人へのメッセージ……すべての人の背中を押す、勇気の書。長年親交のあった赤川次郎氏が、惜別の想いを込めて綴った文庫版解説「『ふたり』の思い出」を収録。
2020年7月31日劇場公開予定・大林宣彦監督作品「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」と併せて読みたい一冊。
解説 赤川次郎
装幀と絵 和田 誠
日曜日、ぼくのおばあちゃんとぬいぐるみのポーポが結婚する。
ある夜ぼくは見てしまった。二人がキスするところを…。
村田沙耶香と米増由香が魅せる、新しくて美しい結婚。
約2,000年前の少年マーカスの目の前で、緑ゆたかなベスビオ山が、ふん火した!緊急事態への対処のしかたが身につく、新しいサバイバル・シリーズ!