クマのプーさんは児童文学史上最も愛され、成功したキャラクターのひとりです。ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催された大規模な展示に合わせて刊行された本書では、作者のA.A.ミルンと挿絵のE.H.シェパードが力を合わせてプーと仲間たちの物語を創り出した背景にどんな秘話があったのかを探っていきます。初版の原画を使用した挿絵や、原稿・書籍からの引用などをふんだんに盛りこんだ『クマのプーさん原作と原画の世界』を読めば、クマのプーさん人気が衰えない理由がおわかりいただけるでしょう。
どこまでも続く広大な砂漠の果て、そこには古今東西の知識のすべてが収められ、至りし者が神に等しい力を手にできる図書館があるというー長い旅路の末、たどり着いた旅人がひとり。鎖に縛められたその扉を開かんとする彼に守人は謎をかける。鎖は十本、謎も十問。旅人は万智の殿堂へたどり着けるのか!?知の冒険へ誘う傑作長篇!
ナチスは迫害行為を正当化するため、ヨーロッパ全土のユダヤ人から蔵書や文化的財産を略奪し、ドイツ国内のユダヤ民族図書館へと移送した。しかし、ドイツに送られるのはほんの一部。残りの大半は焼却され、神聖なトーラーの巻物はナチス兵の革靴に再利用された。最も激しいホロコーストがあったリトアニアの首都ヴィルナ(現在のヴィリニュス)で、自分たちの文化が踏みにじられるのを許すまいとした通称「紙部隊」-知識人ら40名のユダヤ人たちが命を懸けて闘った、知られざる歴史の記録。全米ユダヤ図書賞受賞!
三つの”大図書館の羊飼い”がPlayStation4で一つに
■ あらすじ「汐美学園を、もっともっと楽しくしませんか?」
何か悪いものでも食べたのか、彼女 -- 白崎つぐみは言った。
前振りがあったわけでもない。それ以前に、彼女と知り合いだったわけでもない。
唐突に、白崎は言ったのだ。
「そういう話なら、生徒会に掛け合った方がいいと思うけど」
と、喉まで出かかった言葉を腹の底まで押し戻したのは、俺 -- 筧京太郎の悪癖だった。
情に棹させば流される、とは有名な小説の一節だが、しばらく後の俺の心境はまさにそれだ。
川の果てまで流れ流され、河口付近を漂っていた俺の周囲には、同じように流された奴らが集っていた。
桜庭玉藻、
御園千莉、
鈴木佳奈、
高峰一景、
そして、なぜか通りがかる、小太刀凪。
最高の読書空間だった部室は、もはや昼休みの教室と変わらない有様だ。
「ええと、今日の活動ですが、カフェテリアの・・・・・・」
聞き慣れた台詞を、白崎つぐみが口にする。
「あ、そういえば、カフェテリアの新メニュー食べました?」
「おっ、佳奈ちゃんも気になった? あの子、可愛いよね。俺、スレンダーな子が好みでさ」
「話を逸らすな。あと高峰、鈴木はウェイトレスの話なんてしてないし、お前の好みはどうでもいい。そもそも・・・・・・」
「玉藻ちゃん、話題が余計に逸れて・・・・・・。ほら、御園さんがこっちを怖い目で」
「睨んでます。なので筧先輩、ここで目の覚めるようなオチを一つお願いします」
「いや、オチとか関係ないし」
今日もまた、寄り道だらけの活動が始まる --
©ARIA/AUGUST
三つの”大図書館の羊飼い”がPlayStation4で一つに
■ あらすじ「汐美学園を、もっともっと楽しくしませんか?」
何か悪いものでも食べたのか、彼女 -- 白崎つぐみは言った。
前振りがあったわけでもない。それ以前に、彼女と知り合いだったわけでもない。
唐突に、白崎は言ったのだ。
「そういう話なら、生徒会に掛け合った方がいいと思うけど」
と、喉まで出かかった言葉を腹の底まで押し戻したのは、俺 -- 筧京太郎の悪癖だった。
情に棹させば流される、とは有名な小説の一節だが、しばらく後の俺の心境はまさにそれだ。
川の果てまで流れ流され、河口付近を漂っていた俺の周囲には、同じように流された奴らが集っていた。
桜庭玉藻、
御園千莉、
鈴木佳奈、
高峰一景、
そして、なぜか通りがかる、小太刀凪。
最高の読書空間だった部室は、もはや昼休みの教室と変わらない有様だ。
「ええと、今日の活動ですが、カフェテリアの・・・・・・」
聞き慣れた台詞を、白崎つぐみが口にする。
「あ、そういえば、カフェテリアの新メニュー食べました?」
「おっ、佳奈ちゃんも気になった? あの子、可愛いよね。俺、スレンダーな子が好みでさ」
「話を逸らすな。あと高峰、鈴木はウェイトレスの話なんてしてないし、お前の好みはどうでもいい。そもそも・・・・・・」
「玉藻ちゃん、話題が余計に逸れて・・・・・・。ほら、御園さんがこっちを怖い目で」
「睨んでます。なので筧先輩、ここで目の覚めるようなオチを一つお願いします」
「いや、オチとか関係ないし」
今日もまた、寄り道だらけの活動が始まる --
©ARIA/AUGUST
初回限定版 同梱特典内容
・特典1 『大図書館の羊飼い LibraryParty』べっかんこう&夏野イオ ビジュアルブック「カラフルコレクション」《追補版》
・特典2 『大図書館の羊飼い LibraryParty』オールヒロイン コースターセット
・特典3 『大図書館の羊飼い LibraryParty』一之江金魚のおやすみボイスCD
・特典4 『大図書館の羊飼い LibraryParty』小説 「金魚のAfterParty」※PSVita版と同一仕様
イライラくんがそばにやってくると、みんなふきげんになります。さいしょはちいさなおんなのこ。おつぎはおかあさん。そのつぎはルーさん。いっぽう、こえだちゃんをひろったひとは、みんなごきげんになりますよ。あなたも、イライラくんやこえだちゃんにあったことがありますか?
日本各地の魅力的な地域と生活の情報を発信【特集】カフェと本がなくちゃ息もできない人へローカルカフェと、本屋案内。縁もゆかりもないまちへ移住したとき、ふと心の拠りどころになるのが「カフェ」。見知らぬまちに、自分の気持ちにぴったり合う「カフェ」があったら、とても心強いはず。そんなローカルカフェを紹介します。そして、カフェのお供は「本」がいい。地方の本屋さんはただ本を売るお店ではなく、まちに知識を蓄え、まちの文脈を継ぎ、地方のまちのカルチャーを刷新していく。そんな“カフェ”と“本”をフックに、移住したいまちを再定義します。☆ローカルカフェが教えてくれることカフェ、託児所、イベント開催、地域おこし協力隊の募集等にも関わっているなど、双方向にまちに開かれた場所。そして、メニューのクオリティも高い! そんなカフェを紹介。〇岡山県瀬戸内市「山の上のロースタリ」 〇岩手県盛岡市「Caf? Living Uchida」 ●各地30年続くローカルな喫茶店&カフェ ●カフェと文学のしあわせな関係●本屋案内〜 本のある人生のススメ〜〇北海道砂川市「いわた書店」 〇宮崎県都城市立図書館「Mallmall」●わたしのまちのおススメ本屋&図書館2019【地域ルポ&首長対談】秋田県大館市