複言語主義について、CEFR以前にこの思想が形成されていたイタリアの言語事情とその展開、複言語教育の創造的アプローチ、CEFR補遺版が着目した媒介をひとつの概念装置として文学や思想の翻訳を分析する営みへの活用など、多角的に動態を解明する。
言語表現の背後には、普段あまり意識されることがない多種多様な要因が複雑に絡み合っています。本書は主に英語を考察対象言語とし、好まれる表現と好まれない表現について、語・句・節・談話の各レベルに加え、文化的側面にも踏み込んだ研究を含むものです。形式化には馴染みにくい、構造構築のレベルを超える接近手法の面白さと可能性を感じていただければ、執筆者一同の喜びです。
第1章 大津由紀雄・吉田研作
第2章 尾島司郎・中川右也
第3章 柴田美紀・冨田祐一
第4章 白畑知彦・松村昌紀
1:【第一部 教育法研究】
2:■1 小学校音楽科の意義
3:1 学校教育法から
4:(1)生活を明るく豊かにする音楽
5:(2)音楽文化の継承
6:2 音楽の特質,音楽活動の特質から
7:(1)音楽の特質
8:(2)音楽活動の特質
9:3 学習指導要領から
10:(1)生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質・能力の育成
11:(2)音楽科の学習と社会をつなぐ「音楽的な見方・考え方」
12:■II 小学校音楽科の目標と内容
13:1 改訂の背景
14:2 小学校音楽科の改訂の要点
15:(1)目標の改善
16:(2)内容構成の改善
17:(3)学習内容,学習指導の改善・充実
18:3 音楽科の目標
19:(1)教科の目標
20:(2)学年の目標
21:4 音楽科の内容の構成
22:(1)表現(歌唱,器楽,音楽づくり),鑑賞の事項
23:(2)〔共通事項〕
24:5 各領域及び〔共通事項〕の内容
25:≪「A表現」歌唱分野≫
26:(1)歌唱の活動を通して育成する資質・能力
27:1.歌唱で育む「思考力,判断力,表現力等」
28:2.歌唱で育む「知識」
29:3.歌唱で育む「技能」
30:4.歌唱で育む「学びに向かう力,人間性等」
31:(2)指導のポイント
32:1.唱法
33:2.読譜
34:3.変声期
35:4.音高や音程を正しく歌えない児童に対する指導
36:(3)実践事例
37:1.低学年
38:2.中学年
39:3.高学年
40:≪「A表現」器楽分野≫
41:(1)器楽の活動を通して育成する資質・能力
42:1.器楽で育む「思考力,判断力,表現力等」
43:2.器楽で育む「知識」
44:3.器楽で育む「技能」
45:4.器楽で育む「学びに向かう力,人間性等」
46:(2)指導のポイント
47:1.留意点
48:2.楽器の奏法のポイント 旋律楽器/打楽器/和楽器
49:(3)実践事例
50:1.低学年
51:2.中学年
52:3.高学年
53:≪「A表現」音楽づくり分野≫
54:(1)音楽づくりの活動を通して育成する資質・能力
55:1.音楽づくりで育む「思考力,判断力,表現力等」
56:2.音楽づくりで育む「知識」
57:3.音楽づくりで育む「技能」
58:4.音楽づくりで育む「学びに向かう力,人間性等」
59:(2)指導のポイント
60:(3)実践事例
61:1.低学年
62:2.中学年
63:3.高学年
64:≪「B鑑賞」≫
65:(1)鑑賞の活動を通して育成する資質・能力
66:1.鑑賞で育む「思考力,判断力,表現力等」
67:2.鑑賞で育む「知識」
68:3.鑑賞で育む「学びに向かう力,人間性等」
69:(2)実践事例
70:1.低学年
71:2.中学年
72:3.高学年
73:≪共通事項≫
74:(1)〔共通事項〕の基本的な捉え方
75:(2)指導のポイント
76:●コラム「体を動かす活動の重要性」
77:■III 学習指導計画の作成
78:1 学習指導計画
79:(1)学習指導計画の意義
80:(2)音楽科の学習指導計画作成における基本的な考え方
81:●コラム「Q&A方式による 音楽科教師としての心構えと指導力を高める方法」
82:2 幼保小・小中連携
83:(1)幼稚園・保育所との連携
84:(2)中学校との連携
85:3 特別な配慮を必要とする児童への指導
86:(1)一般的背景
87:(2)音楽の授業での困り感を知る
88:(3)通常学級における配慮とは
89:(4)配慮の実際
90:(5)授業のユニバーサルデザイン
91:4 音楽科の学習指導案
92:(1)総論
93:(2)低学年における学習指導案の例
94:(3)中学年における学習指導案の例
95:(4)高学年における学習指導案の例
96:5 「 主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善
97:(1)「主体的・対話的で深い学び」の視点とは
98:(2)音楽科における授業改善
99:(3)授業に関するこれまでの考え方の継承
100:●コラム「ICTの活用」
101:6 音楽科の評価
102:(1)「価値付け」「戻り道」としての教育評価
103:(2)通知表と指導要録
104:(3)「目標に準拠した評価」の実施
105:(4)学習指導要領と評価
106:【第二部 教材研究】
107:■I 教材研究
108:1 音楽科の「教材」
109:2 音楽科の教材研究の困難
110:3 教材研究をするということ
111:4 教師としての学びを広げる
112:●コラム「発達段階に合った教材選択」
113:■II 歌唱教材(小学校共通教材)
114:うみ
115:かたつむり
116:ひのまる
117:ひらいたひらいた
118:かくれんぼ
119:春がきた
120:虫のこえ
121:夕やけこやけ
122:うさぎ
123:茶つみ
124:春の小川
125:ふじ山
126:さくらさくら
127:とんび
128:まきばの朝
129:もみじ
130:こいのぼり
131:子もり歌(律音階)
132:子もり歌(都節音階)
133:スキーの歌
134:冬げしき
135:越天楽今様
136:おぼろ月夜
137:ふるさと
138:われは海の子
139:[国家]君が代
140:■III 器楽教材
141:こいぬのマーチ
142:茶色の小びん
143:威風堂々
144:■IV 鑑賞教材
145:1 鑑賞教材として考えられる曲一覧表
146:2 鑑賞教材の解説
147:(1)我が国や郷土の音楽,諸外国の音楽
148:(2)実践事例
149:≪付録≫
150:1 日本における音楽教育の歩み
151:2 楽典
152:3 音楽史年表
153:4 小学校学習指導要領 総則
154:5 小学校学習指導要領 音楽
155:6 中学校学習指導要領 音楽
156:7 幼稚園教育要領(抜粋)
高齢者・障害者などの当事者だけでなく、建築主や運営主体など施設にかかわる人々も含んだ、
利用者の視点に立った施設のあり方を、事例をとおして紹介。
解説では、どういったユーザーニーズが求められているのか、加えて建築的な解決方法について説明。
事例では、どのユーザーのどの点を考慮して計画した結果、どの使われ方が実現したかなどを示す。
はじめに「利用者本位の建築デザイン」を問い直す
1章 住まい手のちからを引き出す住宅
2章 ケアを必要とする人たちの共同の住まい
3章 在宅生活を支援する地域施設
4章 日常生活の延長にある医療施設
5章 多様性をはぐくむ教育施設
2015年9月の国連総会で決定した持続可能な開発目標(SDGs)は、ミレニアム開発目標(MDGs)に代わる国際開発目標として、2030年の世界のあり方を導こうというものであり、本書はSDGsに関する概説書である。従来型の開発パターンから、グローバルガバナンスの変革を促すために必要なことは何か。特徴や内容紹介のほか、扱う課題などを分かりやすく解説する。
日本のソーシャルワークは危機的な状況にある!
支援を受ける人が抱える生活困難が社会構造とどのようにかかわって生じているのかを読み解き、
与えられた制度の枠内で社会資源と結びつけるだけでなく、社会変革を現実のものとするために働きかけていくこと…
日本のソーシャルワークがその本来の姿に回帰するきっかけとなることを願って、「ソーシャルワークのいま」を問い直し、今後のあり方を模索する。
「他者」との協同的な学習が推奨される教育現場で、いかに効果的な学習を促し、学習者の自律と社会的な共生を促すことができるのか。アクティブラーニングなどの実践から「多様性」が拓く学修の可能性を検討し、大学での教養教育デザインを再考する。
第1章 「他者」と学ぶ教育原理とアクティブラーニングの授業デザイン[佐藤智子]
1 大学教育におけるアクティブラーニング
2 大学生の学修の実態
3 アクティブラーニングの定義と課題
4 デューイの教育論からみるアクティブラーニングのあり方
5 授業の実践例:「学習理論入門」
6 アクティブラーニングの限界を超えた授業デザインへ
第2章 社会的マイノリティとの「対話」に向けたボランティア学習[江口怜]
1 ボランティア学習は世界を開くか
2 授業の実践例:「共生社会に向けたボランティア活動」
3 学生Aさんの学びの軌跡─野宿者支援の現場と向き合って
4 他者との出会いから学びを生み出すために
第3章 言語と文化の違いを超えて学生が学び合う国際共修授業[高橋美能]
1 国際共修授業発展の背景
2 東北大学の現状
3 国際共修授業における教育実践上の工夫
4 学習テーマとしての「人権」
5 別のテーマで実践した事例
6 学習テーマの選定と多様性を生かす教育実践
第4章 「言語の壁」を超えるトランス・ランゲージングの学び合い[島崎薫/プレフューメ裕子]
1 国際共修におけることばや言語の問題
2 「言語の壁」とは何か
3 トランス・ランゲージング
4 実践例:「Humans of Minamisanriku」
5 トランス・ランゲージングにおける学び
6 国際共修におけるトランス・ランゲージングの意義と今後の展望
第5章 コミュニティとの協働から学ぶサービス・ラーニング[菊池遼/藤室玲治]
1 サービス・ラーニングがコミュニティで果たすべき役割とは
2 被災地域のコミュニティとのサービス・ラーニング授業の成立経緯
3 授業の実践例:「被災者の生活再建・コミュニティ形成の課題とボランティア活動」
4 サービス・ラーニングはコミュニティにとって有効か
第6章 アートプロジェクトから学ぶ教養としての創造的思考[縣拓充]
1 アートプロジェクトと学び
2 教養としての創造的思考
3 千葉アートネットワーク・プロジェクト(WiCAN)
4 ワークショップ体験授業
5 アーティストとの協働によるプロジェクト
6 アーティストからの学びの機会をより有意義なものにするために
シミュレータの効果的な活用法、指導のポイントをわかりやすく紹介。新人看護師の実践力の向上に!看護学生の教育効果のアップに。
1on1、OKR、同一労働同一賃金……
最新キーワードをコンパクトに解説!
働き方、そして働くことについての価値観が多様化するいま、
旧来の「人事の常識」が通用しない場面が増えています。
コロナの影響によるリモートワークの定着。
働き方改革関連法、パワハラ防止法、女性活躍推進法改定など、新たな法律の枠組みの登場。
通年採用の普及やシニア雇用など、様変わりするキャリアや組織のあり方……。
次々に登場するこうした新しい「人事の常識」について、わかりやすく紹介したのが本書です。
人事部に配属された若手や、異動してきたひとたち、
「新しい言葉についていけない」職場のマネジメント層でもわかるように、
重要なキーワードを短く、ビジュアルに解説。
この1冊でひととおりの知識が身につきます。
第1章 採用と人材の戦力化
第2章 育成と能力開発
第3章 組織開発と関係性構築
第4章 人材マネジメント
第5章 働き方とキャリア
健常者が障害の問題を自らに関わる問題として認識する当事者性を獲得するための学びとは何か。知的障害児者に関わった人々が、学校教育での排除や卒業後の自立の問題に対していかに当事者性を獲得し問題解決への運動を展開したのかを日英の事例から探究する。
ホンモノ(人や物)を通して異文化と出会う学びの場を、
教育現場でいかにつくりあげるか。そこでは、どんな学びを目指し得るのか。
本書はワークショップを切り口に、体験を通じた学びの意義と手法が学べる一冊。
桜美林草の根理解教育支援プロジェクトの四半世紀の実践・研究の成果として、
8つのワークショップをオールカラーで一挙紹介!
【序章】桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクトとは
【第1章】ホンモノを活かす教育支援の仕組み
【第2章】大公開!草の根プロジェクトのワークショップメニュー〈モノ編〉
【第3章】大公開!草の根プロジェクトのワークショップメニュー〈ヒト編〉
【第4章】人材・実物を活かした学びづくりのヒント
【第5章】ワークショップとはーーーーヒト・モノを活かすための教育手法として考える
【第6章】異文化とともに生きるために
協同組合の新たな一つのビジョンは、現代の協同組合人自身による「コミュニケーション・コミュニティとしての協同組合」の理念と実践の想像と創造にかかっている。「2012国際協同組合年」をふまえ協同組合運動の新たなビジョンをめざした3年にわたる研究成果の集大成。
今日的な青少年の問題行動への精神医学的アプローチ。行為障害、ADHD、薬物乱用、不登校、引きこもり、家庭内暴力など50例を超える事例を掲載。精神科医・心理士はもちろん、教育・司法関係者にも好適の書。