悔いのない恋愛をするために。男の品定めをやらせたら天下一品、男心の裏の裏まで見通し力作。
モテたい。相手がいてもいなくても、いつも切実なこの願いをしっかり体得するにはどうすればよいか。お金や車や時間の、一見無駄なようでも、実は賢い使い方をはじめ、モテるためのあらゆる要素をレクチュアする、必勝!恋愛講座である。基本はまず、まめさ。それも押したり引いたりのメンタルなテクニックをかねそなえたまめさ。もうひとつは、即座に口説く。それも言っている自分がはずかしくなるほどに。出会から別れまで、状況にそった男性側アドバイスの決定版。女性側の「恋はビジネス」と併読すれば、もう万全の態勢に。
各大学の現役学生・先輩たちの実際の体験談を集め、どうやったらいい恋愛ができるかの知恵と情報を集大成したのが、この本である。
天野川を下った町のはずれに、邦子の嫁いだ小さな造り酒屋がある。子供もできず、平凡な暮らしに追われる毎日。そんな邦子の生活に、かすかな小波を立てたのが、月形霧玄だった。日本舞踊の月形流七代目家元にほのかな憧れを抱いていた彼女は、思いがけず京都月形会館の峻工式に招かれ、心をときめかせる。京都で霧玄とともに瑳峨野を訪れる邦子。小波はもはや、大きな波紋となって拡がっていた…。夫や義父母にうしろめたさを感じつつ、霧玄への愛を止められなくなってしまった彼女は、純愛を貫こうと決意したのだが…。
「金太が好き!」大胆にも、クラスメートの前で佐斗子にライバル宣言してしまった結花。どうしようとあわててみても、あとの祭。好奇の視線がちょっぴりユーウツな毎日なんだ。おまけに、噂を知ってか知らずか、肝心の金太は以前とちっとも態度が変わらない。それが答なの?友達のままでいようってことなの?結花の中でだんだん不安が大きくなり…。好評『黒板にハートのらくがき』の続編。
美弥は名門進学校の落ちこぼれ。そんな美弥の前に登場した転校生・紡伊太人くんは、すごい秀才でとびっきりの美少年!すっかり夢中になってしまった美弥を彼が案内してくれた所は、なんと地獄。ボウイくんの正体は悪魔のプリンスだった。いっしょにいられるのは幸せだけど、秘密の儀式で美弥の心臓が生贄にされちゃうなんて!愛の呪文をとなえたら、大好きな君、助けにきてくれますか?地獄入門編の始まりはじまり。
25歳の夏の終わりに、綾子は恋人の牧野から結婚を申し込まれ、「いまのままが、私はとてもいいの。…自分がいま結婚をしなければならないという必要が、どこにもないの」それが綾子の返事となった。ふたりの関係はそのままさらに二年続き、やがて牧野の結婚によって、お互いに居心地のいい恋人としての関係は終わったが…。(「赤い靴が悲しい」より)快適な恋愛関係を求める美と才能に恵まれた女のさまざまなあり方を、鮮やかに描く恋愛小説の傑作。
1世紀以上の歴史をもつ日本の近代科学-その長いあゆみは、輝かしい研究と発見のつみかさねばかりではない。閉ざされた科学者社会の粋をこえ、新聞などで社会の注目を集めた26の事件を通じて科学者の実像に迫る。
愛の歓び、恋の苦しさー恋愛は人生の中で最も甘美で危険なものの一つであろう。恋愛と性の自由を謳歌する戦後日本の数多くの恋愛論の中から、恋愛の諸相を論じ、その本質に迫る傑作・問題作を精選。森瑤子から石川淳まで一九人の名手が語る恋愛論の饗宴。