20世紀を浴衣がけの自律に生きた詩人・金子光晴の写真集。
御用とお急ぎでない方は見ていって頂戴ョ。知らなくても困らないが知ってトクするのがこのお祭り屋台虎の巻。
霞ヶ関は皇居、丸の内とあわせて独特の美しい景観を誇る、世界に例をみない中央官庁街である。近代国家の象徴として官庁街建設に夢をかけた政治家や、さまざまな工夫と試行錯誤を繰り返した有名無名の建築家・技術者、異国に活躍の場を求めた明治期の「御雇外国人」など、彼らの織りなす人間模様を描きつつ、今も時代の変化を映し続ける霞ヶ関を、個性的な近代建築の来歴で描き出す。写真多数収録。
ご飯にみそ汁、焼き魚。そろそろ普通の食事をしませんか。カフェ、大衆食堂、洋食屋…都内60軒の定食屋がこの中に。
江戸はこんなに生きている!東京からTokyoへ激しく相貌を変えても、この町の根っこはいつだって江戸にある。日々地下鉄に揺られタクシーに沈む現代の東京生活者に贈る、江戸三百年への熱くやさしいオマージュ。
函館っ子の息遣い、心意気を伝える113話。
明治40年の東京市十五区番地界入地図や明治・大正セレクト散歩8コースなどを収録。
権謀術策うずまく覇権争いの舞台から、霊験あらたかな信仰の世界まで、伝説や説話が語り伝えてきた歴史の真実とは…写真家とめぐる鎌倉の歴史浪漫。
脳の老化は20代にすでに始まっている。しかし、食い止めることはできる。今からでも遅くない。「観察・映像化・接続」の3ステップで、記憶力をきたえよう。
文芸の海に俳句を投じ、その魅力を専門俳人よりも明晰に語る、俳句の時代にふさわしい一書。小説家による俳句論・俳人論、それがおのずから俳句史になっている。
ウォーキング・ブームに乗って、両国や深川など、夫婦や仲間で「江戸情緒」が残る地を訪ね歩く人が増えている。しかし、既存のガイドブックでは、1日ではとても踏破できないコースが紹介されていたりする。そこで本書は、都内各所を歴訪してきた「江戸を歩く会」のメンバーが、半日で江戸情緒を満喫できるコースを厳選して紹介。地図や写真が満載の、便利なポケットガイドブック。
パリ好きの人のための虫眼鏡的街案内。水を吐く装置、馬車の車輪除け、置き去りの料理ストーブ、セーターを脱ぐ木、教会の怪獣、ビルの谷間から覗くエッフェル塔…魅力的な“パリの部品”が満載。