宝塚歌劇団雪組の高嶺ふぶきが思うところを詰め込んだエッセー集。
「著名な実業家ハスケルの娘アン、自宅で泥酔して転倒、頭を打って死亡」-新聞記事を読んだマイロは驚きを隠せなかった!マイロ・ターナーは、名うての詐欺師。死んだ女は、アンになりすましていた、マイロの詐欺の師匠の養女だった。マイロと同業の彼女は、事故で死んでいたアンになりかわり、死期の近いハスケルの遺産をいただこうとしていたのだった。アンの母は、ハスケルと別れた時、妊娠の事実をつげず、彼は娘の存在を知らないでいたらしい。ハスケルは、訪ねてきた偽者のアンを娘と認め、まもなく死を迎えた。彼女の死は、その二日後のことだった。大事な時に彼女が泥酔する訳がない、ハスケルの他の相続人が彼女を殺し、相続権を失効させたに違いない-そう考えたマイロは、綿密な計画を基に、一世一代の復讐・遺産横取り作戦に取りかかったが…?天才詐欺師マイロの愛と復讐を描く異色のサスペンス!
ある朝、町中の時計が5時45分で止まってしまいました。町は大さわぎです。キティたちは、原因解明に走りまわります。
主人公は15歳のアレックス。彼とその仲間たちは、外見に気を配り、最新ファッションにも敏感な典型的なティーンエイジャーだ。しかしなにをしても退屈な彼らは、ドラッグを常用し、暴力やレイプなどの残虐行為に歓びを見い出す。相手の苦痛こそが自らの快楽そのものなのだ。その極悪ぶりでアレックスは刑務所へ送られ、国家による治療、いわゆる“教化療法”を受けることになるのだが…。著者が造り出した言語“Nadsat”を自由に操るアレックス。その彼が大人になる過程を描くと同時に、管理社会の醜悪さと現代社会における「自由」の意味を問いかけたバージェスの最高傑作。
時計職人ハーマックスの暮らすピンチェスター。街いちばんの劇場、ヴァーミント・ヴァラエティ・シアターでは夜ごと、魅惑のショーが人気を集めていた。ある日、ハーマックスに劇場主から謎めいた手紙が届く。-わたしを殺そうとしている人物をつきとめてほしい。美容業界の大物タッカ・マーツリンの悪だくみなのか?姿を消した伝説の女優ヌレラ・ピンチの復讐なのか?一方、ハンサムな映画監督に飛行クルーとして雇われたリンカ。シアターを舞台に思惑と愛がからみあい、事件は意外な結末へーロマンチックでスリリングなネズミの冒険物語、第3弾。