大平内閣当時の「一般消費税」構想から中曽根「売上税」、そして今次の竹下内閣の「消費税」提案に至る間、大型間接税は税制改革の主役であり続けた。筆者は、導入の必要性を認めながらも、登場して来る新税の中身には常に強い疑問や懸念が消えない、現実の「政治」の中ではスジ論の表明が不可能に近い、抜き読み型の“改革”では必ずゆがみやひずみを生じる、との立場から、今回の税制改革を検証する。
消費税のもたらす経営上の問題点、税額計算および仕入税額控除のポイント、会計処理、資金繰り等を踏まえ、生き残りのための経営対策を説く。全117問のQ&Aによる決定版。
本書は、国民注視の税制改革を一問一答形式で、分かり易く、しかも、賛否いずれの側にも片寄らず、公平に解説している。特に、消費税の仕組みと内容、消費者税導入の国民生活に及ぼす影響に焦点を当てており、税制アレルギーがうまく解消できるよう工夫されている。
平成元年4月1日から施行される「消費税」につき、昨年12月30日公布の政・省令・取扱通達を析り込んで解説した“決定版”。その基本的な仕組みと実務上の処理の仕方と対応策までわかりやすく理解できるよう豊富なデータと図表・具体例を基に構成され、独自の創意工夫によって解説。
「新税」の仕組み、特徴が数値・図解入りで平易に解説されていてわかりやすい。「新税」の計算の仕方が、取引の流れに即して説明されているので実務対策に役立つ。「新税」理解のための「用語解説」も織り込まれているので初心者にもわかりやすい。
消費税情報のオモテ・ウラをかみくだき、今、採るべき具体策を明快に示します。
本書は、消費税の法令、通達について必要な規定がもれなく簡便容易に把握できるよう関係条項ごとに、法律、施行令・施行規則、取扱通達を3段に分けて収録してある。
消費税は、わが国にとっては全く新しい税制であり事務処理や価格決定の面で、困難を伴うことも考えられます。そこで、消費税法では中小企業者には、特例を設けて事務処理の負担の軽減や税負担の軽減を図っているわけです。本書は、これらの特例を用いた中小企業者の会計処理の方法、価格転嫁の対応策や一般的な節税策を説明しています。
本書は、新しいタイプの間接税である「消費税」について、その概要、特徴、消費税施行後の経営戦略、会計の実務について、多くの事例に基づいて、マルチプランを使用してわかりやすく解説をしている。
本書は自分の会社の場合の計算ができるようにそれぞれの箇所にフォーマットを織り込みました。これを活用していただいてスッキリしない部分を解消していただきたいと思います。
本書は、今回の税制改革の最大の関心事である消費税について判り得る範囲の実務上の対応をも含めて詳述した実務書です。なお、細部の取扱いを定めた政省令、取扱通達は、本書の印刷開始直前に公表されたため、最低限必要な範囲でしか取り込むことができず、巻末に政令原文を付して補完しております。
経営者が日常知っておくべき消費税の基本的な知識をわかりやすく解説してあります。